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皆さん、こんばんは。いわみTVの日高です。
11月30日、夜10時になりました。
この番組は、日々のニュースを取り上げて、皆さんに改めて安全運転に考えていただく番組となっております。
といった感じの挨拶をですね、何か喋った方がいいかなと思いまして、ちょっと思いつきで喋ってみました。
実はYouTubeの方ではですね、毎回こういった挨拶をしているんですが、
スタイフでも何か言った方がいいのかなと思って、とりあえずまだ確定ではないんですけど、思いつきで喋っております。
そんな感じの番組に今のところなっているんじゃないかなと思います。
ということで、今日も早速ニュースを一見なんですが、
HTB北海道ニュースより、29日夜、札幌市中心部の交差点でバスとタクシーが出会い頭に衝突し、タクシーの運転手は怪我をしました。
29日午後10時半ごろ、札幌市中央区北2条西1条目の交差点で、空港連絡バスとタクシーが出会い頭に衝突しました。
それぞれの車に乗客はおらず、タクシーの40代の男性運転手は軽い怪我をしました。
警察は当時の信号の状況など事故の原因を調べています。
といったニュースとなっております。
今回は死亡事故ではなく、軽い怪我ということでそんなに大きな事故ではないのですが、
なぜこれを取り上げようと思ったかといいますと、北海道って結構出会い頭事故が多いと言われているのです。
今回の事故に関しては、警察が信号の状況を調べているということなので、おそらく信号のある交差点だと思います。
ただ、北海道って信号のないところでの出会い頭の事故が非常に多いと言われているのですね。
北海道って、これは私の勝手なイメージかもしれないのですが、結構畑とか田園とかが広がっていて、見通しがいい場所が多いと思うんですよ。
そんな見通しのいい交差点にもかかわらず、お互いが速度を落とさずに交差点に入っていてガチャンとぶつかっちゃうという事故が多いと言われております。
これがなぜかというのを研究した方がいらっしゃいまして、もう十何年ぐらい前の話だと思うんですけど、
この事故の原因が、どうやら人間の目の錯覚が影響しているということを突き止めたんだそうです。
その現象が名前がついておりまして、コリジョンコース現象と言います。
これですね、学科教本、我々指導員が使う学科教本ってちょっと解説などが織り混ぜてあって、
教習生の皆さんが持っているものよりもかなり分厚い教科書があるんですね。
それにはかなり詳しく書いておりますので、ちょっと長い文章なんですが、読み上げてみます。
コリジョンコース現象について、見通しが良い交差点でそのまま進行し続けると、
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交差道路を接近中の他者と衝突する恐れがあるのに、その存在を見落としてしまったり、
相手の車が動いていないように錯覚してしまうという現象である。
この現象によって起こる事故を、周囲にほとんど障害物のない見晴らしの良い電園地帯のような場所の交差点で事故が発生することから、
電園型交通事故、トカチ型交通事故とも言う。
コリジョンコース現象に陥ると、進行中の双方の相対位置が変化しないため、
お互いの運転者の目には相手が動いていないように映る。
すると、人間の目は動いているものに比べて停止しているものは見つけにくいという特性があるので、
接近に気づかないまま交差点で衝突してしまう。
このような事故を防止するためには、交差点に接近するときには、
たとえ見晴らしが良く、他者の存在がないと思われても、そのままの速度で交差点に侵入するのではなく、
速度を落としながら、本当に接近する他者がいないのか、
首を動かして何度も左右を確認するべきであるという内容でございます。
皆さんイメージできましたかね。
これちょっと動画も使って、YouTubeで取り上げるべき案件だったかもしれないですね。
交差点がありまして、自分が交差点に近づいていきます。
その交差点で交差する道路、右か左かどちらからか、他の車が同じ交差点に近づいていって、
その車が自分と交差点との距離が同じぐらいで、自分と同じぐらいのスピードで進んでいくと、
どうなるかというと、ずっと自分から見て斜め45度の角度から位置が変わらないんですね。
そうすると、実際には横の車も交差点に近づいてきているにもかかわらず、
自分から45度の角度というのが変わらないから、動いているように見えないんだそうです。
止まっているものというのは人間は見つけにくい。
だから、動いてきているのに発見できない、あるいは発見が遅れてしまうという現象です。
目の前というか、視界の中には間違いなく車がいるのに発見できないという、
非常に恐ろしい現象じゃないかなと思うんですよ。
じゃあ、これを防ぐためにはどうしたらいいかというと、
先ほど紹介した文章の最後の方にも述べてあるんですが、
やっぱり車がいないと決めつけてそのまま行くんじゃなくて、
車がいないと思っても本当にいないのかというのを少しスピード落としたりであるとか、
あるいは左右首を動かしてみるというのがキーポイント、重要なポイントじゃないかなと思います。
首を動かすことによって、相手の車の見え方というのが斜め45度からちょっと変わりますので、
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車がいるじゃないか、近づいてきてるじゃないかというところに気がつけるんじゃないかなと思います。
あるいは交差点って、だいたいどっちかが優先というのが決まっているところがほとんどだと思います。
優先じゃない道路、非優先の道路は、大抵一時停止の標識があると思います。
その一時停止のある交差点では、車がいる、いないにかかわらず、
しっかり止まるというのが、この事故を防ぐポイントの2つ目とも言えるんじゃないかなと思います。
皆さん改めて、交差点を通るときには、車がいる、いないにかかわらず、
左右首を振ってみる、そして自分が止まるべきときはきちっと止まる、
この2つをぜひとも実践して、コリジョン・コース現象に陥ってしまうようなことがないように気をつけていただければと思います。
といった感じで、今日は7分弱ニュースについてしゃべりましたが、
後半はフリートークという形で、これまでは進めております。
このフリートークって、YouTubeではどんなことをしゃべろうかなと、
だいたい頭にイメージして始めるんですけど、
私ともう一人指導員がいるので、相手との会話だったり、あるいはライブ配信なので、
視聴者さんからコメントが入ったりするんですよね。
それに合わせて話をしていると、配信を始める前に思い描いていた、
こういうことをしゃべりたいなというのが、なかなかしゃべり出せなかったりとか、
忘れちゃったりとかするんですよ。
このスタイフ一人配信なら、そんなこともないだろうと思っていたんですけど、
これは収録で録音したのを配信という形でやってはいるんですけど、
いざ録音ボタンをポチッと押すと、意外と飛んじゃうんですよね。
こんなことを話そうと思っていた内容がなんだったっけ?
収録なんですけど、ほぼ一発撮りのような感じで、
編集もすることなくそのまま10分間しゃべり続けていますので、
忘れながらもなんとか繋いでいるという状態なんですが、
皆さんこういうことをしゃべってほしいなというのがありましたら、
レターで送っていただければと思います。
もちろん運転に関すること、自動車学校に関することでもいいですし、
全然関係ないことでも結構です。
これはよその自動車学校さんでもやっていらっしゃるんですけど、
人生相談みたいな話とか恋愛相談みたいなレターとか、
結構皆さんこういうことを聞きたいというのが幅広いなと思って、
そんな内容でも全然構いません。
何か自動車学校の指導員に聞いてみたいなということがあれば、
どんどんレターを送っていただければと思います。
ゆくゆくはそういった形で若い方、免許を取る前の方であるとか、
免許を取りたての方、あるいは教習所に今現在通っているよという方と
つながっていけたら嬉しいなと考えております。
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第1回目の放送、シャープゼロでも、シャープという言い方でいいんですがね、
よくわからないままつけてるんですけど、
1回目の放送でもしゃべったんですけどね、
やっぱり自動車学校って入る前に怖い人がいるんじゃないかとか、
失敗したら怒られるんじゃないかというネガティブなイメージを
持っている方が多いと思うんですけどね、
そんな人ばっかりじゃないんだよというのが、
どんどん広まっていってほしいなと思います。
ということで、どんどんレターをお待ちしております。
レターといえば、私が送ったレター、まだ読まれてないですね。
今日も朝、通勤の車の運転の中で10分間聞いてみたんですけど、
まだ私のレターにはたどり着いてないようで、
何日後になるでしょうか。そちらもお楽しみですね。
教習所チャンネルさんですね。
やっぱりレターがどんどんたまっていってるんじゃないかなと思うんですよ。
うちもそうなると嬉しいなと思います。
それでは今日はこのあたりで終わりにしましょう。
ありがとうございました。おやすみなさい。