慢性腎臓病の重要性
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします。
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県の情報をお伝えします。 今日のテーマは、3月第2木曜日は世界腎臓デーということで、慢性腎臓病についてお話しをお伺いします。
お話しいただきますのは、県庁健康長寿社会づくり推進課の松本さんです。 おはようございます。よろしくお願いします。
おはようございます。県庁健康長寿社会づくり推進課の松本です。 よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。 まず慢性腎臓病とはあまり聞け慣れない病気なんですが、こちらどんな病気なんでしょうか?
腎臓は血液をろ過して体の中のいらないものを、尿と一緒に体の外へ出してくれる働きがあります。 この腎臓の働きが健康な人の60%未満に低下するか、あるいはタンパク尿が出るといった症状が続く状態を慢性腎臓病と言います。
進行すると腎不全となり、人工透析が必要となったり、腎筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まります。 慢性腎臓病は英語の頭文字をとってCKDとも言います。
はい、そうなんですね。 こちら慢性腎臓病の患者はどのくらいいるんでしょうか?
日本では成人の約5人に1人が慢性腎臓病であると言われています。
はい、およそ5人に1人ですか。思っていたよりも多く身近に感じますね。 こちらどんなことに気をつけたら良いでしょうか?
慢性腎臓病の発症には高血圧や糖尿病などの生活習慣病が深く関係しています。
日頃からバランスの良い食事や適度な運動をして生活習慣病を予防していくことが大切です。
そして慢性腎臓病は初期の段階では症状がないため、自分の腎臓の状態を知るためにも定期的な健康診断が大切です。
年に1回は健康診断を受け、慢性腎臓病の早期発見に努めていただきたいと思います。
はい、日々の生活習慣と定期的な健康診断の受診が重要ということですね。
県民公開講座の開催
毎年3月の第2木曜日は世界腎臓デーと定められているとのことですが、
これに合わせて今年は3月8日土曜日に安中市文化センターで慢性腎臓病に関する県民公開講座が開催されます。
このイベントはどのような内容なんでしょうか?
こちらは慢性腎臓病について楽しく学べるようにブース出展や講演会をご用意しています。
会場ロビーでは薬剤師や看護師、栄養士などの専門職による相談会や血圧測定などの体験コーナーをご用意しています。
普段なかなかじっくり話を聞くことができないお薬や食事のことなどについて相談できます。
そして午後1時30分からはホールで講演会が開催されます。
専門の医師や管理栄養士から慢性腎臓病や糖尿病、食事療法のコツなどについて分かりやすく学べる内容となっています。
退場された方には県公式アプリDWALKPLUSのポイントを申請するほか、様々な啓発グッズをプレゼントさせていただきます。
ぜひ多くの方のご来場をお待ちしています。
わかりました。ありがとうございます。
まず慢性腎臓病に関する県民公開講座は3月8日土曜日午前11時から午後5時まで、講演会は午後1時30分からとなっております。
場所は安中市の安中市文化センターです。
この機会にぜひ慢性腎臓病について考えてみませんか。
詳しくは県のホームページをご確認ください。
本日は慢性腎臓病について、県庁健康長寿社会づくり推進課の松本さんにお話を伺いました。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。