2026年11月前半から後半にかけての星空案内です。
日本の火星衛星探査機MMXが無事打ち上げられました。明け方の空で地球から離れていくロケットの姿を見た人もいることでしょう。火星の衛星・フォボスからのサンプルリターンを目指し、2031年に地球へカプセルを届ける計画です。
土星が南東の空で見やすくなっています。土星の環は氷のかけらが回りあってできているもの。太陽系のあちこちに水の氷は存在していますが、液体の水があることは稀です。そんな中、土星の衛星エンケラドゥスは、氷で覆われた表面の地下に潮汐力で温められて液体の海があり、さらにここには有機物が含まれていることもわかっています。地球の深海のような環境で期待されるのは生命の発生。もしエンケラドゥスで生命が見つかったとしたならば、太陽系の中で異なる2つの生命が発生したことになり、それがわかれば宇宙には生命がたくさん生まれていても不思議ではなくなります。遠い氷衛星の地下海にいるかもしれない生命を想像してみては。
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