新年の読書習慣
すみだすがわらの、ほにゃラジオ!
この番組は、毎日一冊本を読み、本の魅力に取り憑かれた読書フリック、Buddha Studio, Inc代表のすみだと、
本は読まなきゃいけないなぁと思いながら、読めない読まない罪悪感に苛まれる日々を過ごす読書挙露中のすがわらが、
直近読んだ本についての感想や考察を、ただただゆる〜く話す番組です。
はい、ということで、新年明けましてを前回やりましたけれども、新年明けまして初本回になりますね。
はい、本回。
本回はもうだいぶ進んできて、今まで何線とやってきたパターンもありましたが、今日はなんか一冊もので行くとのことで。
そうですね。一冊もので行きます。
一冊もので。じゃあもう早速と言いたいんですけれども、
鼻風邪を引きまして。
もしかしたら今日あの、あれかな、鼻声かなっていう感じなんですけど。
全然気づかなかった。今言われるまで。
ああ本当に?じゃあ大丈夫か。あの、鼻風邪を引いたんですよ。
はいはいはい。
なんかもう、今、右はもう一生開通しないみたいな。
全然なんかいつも通りだけどね。
ああ本当に?じゃあ良かったです。お聞き苦しいこともあろうかと思って、先にお伝えしようかなと思ったんですけど。
もちろん顎関節症の方が心配だけど。
そうなんです。あの、実はあの、前回の収録で、僕がマイクの電源を入れ忘れて没になった回があったんですけれども、
で、その没になった回の一番最初に顎関節症になったっていう話をしてたんですよ、実は。
うんうんうん。
で、そうなんです。顎関節症になりまして。
それは引きたたき今も?
今もです。
ああでもそればっかり治んないだろうね。
なんかまあ、年末に一応病院は行ったんですよ。
うんうん。
まあ顎が痛いんで。
で、えっと、あ、そう、顎関節症って何かっていうと、口を開けると顎の、なんて言うんだろうな。揉み上げの辺りっていうのかな。
うん。
が、あの、顎がちょっと関節が外れるというか。
ああ。
で、ガコッて音がするんですよ。
うん。
口を大きく開けると。
で、それで病院に行こうって言って年末に行ったんですけど、やっぱさすがに年末、12月30日とかに行くと、その、まあ専門の先生がいないんですよ。
うんうん。
病院自体はやってる病院に行ったんですけど、ちょっとその専門の病院、あの、あれがいらっしゃらないっていうことで。
で、まあちょっとそこから年始は行けてないんですけども、引き続き痛いです。ただ、なんかね、マウスピースを作るぐらいしかないんじゃないかな。ちょっと調べた感じだと。
はいはいはいはい。こうなんだ。
はい。なんで、マウスピースを作るか、まあそのまま治るのを待つかみたいな。
うんうん。
感じにはなるんじゃないかなと思って。
まあでもなんか最近その口を開けずに喋ることが慣れてきちゃったんで、もうここ、年末の27日とかになったんで、まあ言って10半月ぐらいはもうなんかあれしてたらそんなに不便もなくなってきちゃったんで、もういいかなと思って。
うん、まあ全然違和感ないよ。
そう。ただ、ただあの、あれが一番痛いですね。えっと、全く警戒をしてない時に大きなあくびをしてしまった時が。
ああ、そうね。
やっぱり人ってあの、こう、予期せぬ痛みって痛いじゃないですか。
なんかね、大きいあくびって首をつりそうになることがめっちゃある。
はいはいはいはいはい。で、もうそこであくびをした瞬間カコーンってなって、痛っ!みたいな。
いや痛そう。
パターンとかは結構あるんですけど、まあでも、なんかその頻度みたいのは少なくなってきたんで、まあ、このまま治るんじゃないかなと思ってます。顎関節症。で、今あの、鼻風邪に悩まされているという。
はいはいはい。
鼻水だけすごい出る。熱もなければその他の倦怠感も何もないという感じですけど。
それはお大事に。
というところで、はい、すいませんまた雑談を挟んでしまったんですけれども、じゃあ早速今日の本会の本を紹介いただけますか。
藤原一博の本の紹介
はい。えっと、まあ2025年になって、なんか周りの友達とかと話してると、毎年なんかあるあるだと思うんですけど、
今年は読書をちゃんと習慣化させたいみたいなのを、やっぱりよく聞くんですよ。
はいはいはい。
月に一冊は読もうとか。
まあ年100冊読むぞとか。
言いますよ。
まあいう話をよく聞くわけですよ。
はいはいはい。
で、まあまあ本のラジオをやってる手前、そういう話を一発目に持ってこようかなと思って。
今回は読書術みたいな話ではなくて、本のタイトルは、本を読む人だけが手にするものっていうタイトルなんですよ。
本を読む人だけが手にするもの。あーでもなんか気になる内容ですね。
気になる内容、気になるタイトルですね。
で、著者は藤原さんだと思ってたけど、調べたら藤原さんって書いてあるから、たぶん藤原一博さんなんだけど、読み方は。
ちょっと5、6年前ぐらいにすごい話題になってた、100万人に1人の逸材になるためにはみたいなプレゼン知ってますか。
存じわけないですね。
藤原一博流100万人に1人の存在になる方法、みたいなのがたぶん調べると。
100万人に1人の逸材とかで調べるとたぶん出てくるんですけど。
はいはいはい。1人の。
この人は、肩書きとしては教育者とか、作家とか、そういうことを名乗っている人なんですけど。
100万人に1人の存在になる方法かな。
かな、たぶん。
うーん。
あったあった。
それの内容は、100人に1人の武器みたいなのを作って、100人に1人の武器を3つ掛け合わせると100万人の1人になるから。
あー、なるほど。はいはい。
だから、100人に1人の希少性をまず磨こうぜ、みたいなところから。
じゃあ、100人に1人ってどうやったらなれるんだろう、みたいなのは、
だいたい1つのことをこれぐらいの時間かけると、だいたい100人に1人ぐらいのスキルになりますよ、みたいなことを話してて。
それを1個だけだと、なかなか弱いから2つ3つ掛け合わせて、
それぐらい掛け合わせてくると100万分の1の人材が出来上がりますよ、みたいなのを講演されてた。
それが一番有名な話なのかわかんないけど、この人の。
僕が見たことあったのはその話で。
その人が書いている本を読む人だけが気にするものっていう本で。
これ多分昔、書店じゃなくて図書館でたまたま見つけて手に取ったやつで。
本を読む意義
だいたい図書館でバーッと書いてきて、面白かったらその後家用に購入する、みたいな風呂を取ることが多いんですけど。
これは購入した本だったんですよ。
なんでこの本をもう一回読み直したかっていうと、さっき話してた年を明けて、今年は読書しようみたいなことを言っている人たちが周りに多かったのと。
あとは、もともと本が好きだから、めっちゃ本を普段から読んでるけど、
ふと自分の子供に、パパなんで本読んだほうがいいの?って聞かれたら、なんて答えるのがいいんだろう?って聞いたことがふとあって。
読んだほうがいいという確信はあるんだけど、どうやったら一番子供に伝わるんだろう?みたいなのがよくわかんなくて。
で、この本を思い出してもう一回読んだんですよ。
その答えは見つかったの?
その答えはね、この本はわりとロジカルに、結構細かく、こうこうこうだから本は読んだほうがいい、みたいな書いてて。
そこはね、うまくお伝えできるかはわかんないんですけど、自分としては、いややっぱなんか腑に落ちる内容だなと思ったんで紹介したいなと思います。
じゃあその内容が。今日はパンチラインとかはあるんですか?
パンチラインは特に決めてなかったけど、自分がメモしてた中から、今カット目についたところでいうと、一文あって。
これこの人の、この著者の方が書いてた内容というよりかは、この本の中で紹介されてた別のテレビ番組かなんかの一文みたいなのを抜き出してるやつなんだけど、この一文っていうのは、
本を読むという行為は、決してその本から情報を得たいというためにやることではなくて、むしろ自分の中からどのぐらい引き出せるかという営みなのです。っていう一文があって。
なるほど。
今パッと言っても何のことかわかんないかもしれないんですけど、確かにこの感覚めっちゃ僕もあるんですよ。
僕も感覚として、感覚としてはわかったみたいな感じですね。
この本から得る知識ももちろんあるけど、新しく得た知識を元に自分が何を考えるのかみたいなのは、普段本読んでてすごい確かに意識してるなと思って。
パンチラインで挙げるとしたらこれですかね。
自分もこれめっちゃ意識してるというか、本読むとき確かにそうだなと思ってるのは、その本を読んで、もちろん知識はインプットするんだけど、その本に書いてあること。
そこに書いてあったAを吸収して、なるほどAかが一番の価値というよりかは、その本に書いてあったAを吸収して、今まであったBとかCとかDの自分の中の知識と掛け合わせて新しい自分なりの考えをひねり出すみたいな。
多分そんなようなことをこの一文は言ってて。っていう意味で一番目についたのはこのポイントだったかな。
なんかイメージで言うとあれなのかな。要するにその本でこう、本で自分の脳みそだったりとか知識経験を刺激するみたいな。
あーまさにまさに。
あーでもなんかそれはそうだね感覚的にはあって、自分たまにその自分ってこうだよなって思っている思想のことが書かれてそうなタイトルの本って結構目につきやすいんですよ。
例えばなんかこんなにニッチなものはないけど、Aという辞書に対しての解はBだみたいな本が仮にあってそれがその自分の思想にあった時に、なんかその思想が自分としてなんかどういう立ち位置の思想なのかみたいな。
それが一般的な思想なのか、なんか結構そのなんて言うんだろう、得意的な思想なのかみたいな。答え合わせのために本を読むみたいな。
あーいやわかるわかる。
でなんかそれが、それもなんかその一つだなと思っていて、その自分の引き出しをどんどんどんどん刺激されて、で確かに自分はこの思想を持ってたけど、そのバックボーンというか背景としてはこういうことを思ったからだったそういえばみたいな。
でなんかその思想がより強固なものになるというか、なんかこうなんとなくこうと聞かれたらこうと答えるだろうなーって思っていたものが、なんかこういうものだという体系化がされるというか、具体性を持つみたいな。
あーそうだね。なんかこの本に書いてあるその本の価値。本を読む人だけが手にするものの一つに、他人の脳の欠片を自分の脳につなげるみたいな表現で書いてあるところがあって、これはめっちゃ同感なんですよ。
一冊の本に書者がめちゃくちゃ長い時間かけて、場合によっては人生をかけて調べ上げたこととか哲学みたいなものが書かれてて、これは自分の人生だけじゃ経験できないけど、その本を読めばその人の脳の欠片の一部でも自分の脳みそにつなげて拡張できるから、これはめっちゃ価値だよねみたいなことが書いてて。
多分そういうものに近しいんだと思う。
確かにそうだね。なんか脳みそをお借りするっていう感覚が近いかもしれないね。
そうそうそうそう。っていうようなことがいろいろと書いてある本で。本自体もめっちゃ読みやすくて、多分2時間もかかんないかな?
4分の3ぐらいはその本を読む人が、なぜ本を読むといいのかみたいなことが書かれてて、残りの4分の1ぐらいは後半も、この書者の方のおすすめ本が結構な量書かれてて、例えば、仕事のこととかビジネスについて学ぶんだったらこれを読んだほうがいいよとか、
古典系の本を読むんだったらこの辺がいいよとか、みたいなことが書いてあるので、本編の4分の3ぐらいを読もうと思ったら、多分1時間から2時間ぐらいで読めるかな?
だいぶライトだね。
てな感じの本です、全体としては。
はいはい。じゃあ、冒頭の娘に聞かれた時の回としては、いわゆる内省みたいなものに近くなるのかな?内省というか、真との対話っていう答えになるのかな?
そうだね、それが近しいかも。
自分の中にある引き出しをひっくり返してみる作業みたいな。
あとは、世の中に対する偏見みたいなものをできるだけなくすために他人の脳みそを借りるというか。
なるほどね。
これ、この本に書いてあったことじゃないんだけどね。これは持論だけど。
偏見をなくすため。
知識欲求の源泉
ストレングスファインダーとかやっても、僕は上位5つぐらいに大体知識欲求とか、そういうものが入ってたじゃないですか。
はいはい。
知識欲求の源泉なんだろうって思ったの、前に考えた時にパッと出たのは偏見をなくしたいからだったのね。理由として。
はいはいはい。
その偏見をできるだけなくした上で自分の意見を持つみたいなものを作り上げるためには、やっぱ本は読んだほうがいいよねみたいなのはこの本にも多少書いてあった。
偏見という言葉は使ってなかったけど。
例えば具体例を挙げると、この本に書いてあった具体例で言うと、じゃあ日本人の自殺についてどう思うかとか。
赤ちゃんポストって知ってる?
あー、ありますね。
赤ちゃんポストとか、あと、原発を稼働させるか否かとか。
はいはいはいはい。
自衛隊は強化したほうがいいのかどうかとか。
こういうものって普段マスメディアのマスコミでの報道とかめっちゃされてるけど、その報道を一つ鵜呑みにして自分の意見こっちですみたいなのって、かなり偏見入ってるよねみたいな。
いわゆるメディアリテラシーの部分だね。
例えば原発は稼働したほうがいい、はなくすべきだ。みたいなのって、両方の知識とか視点をちゃんと獲得した上で自分の意見を持ったほうが、自分の意見としては正しいよねっていう。
じゃあ、その知識どうやって得ようかってなったら、やっぱり両極端のプロフェッショナルが書いた本を読むのが結局は一番効率的だよねみたいな。
なるほどなるほど。
っていうのが、偏見みたいな話でいうと書かれたものだね。
情報のインプットソースとして、その両極端の情報を手に入れるためには本がいいよねっていう話だよね。
日本人の幸福観の変化
今ちょっと断片的にパラパラと行ったり来たりしながら説明してるので、
本のストーリー的にどうなってるかみたいな話をしたいんですけど。
冒頭は幸福論みたいな話が出てて。
これは別に難しい話じゃなくて、この本で一番最初に書かれてるのは、20世紀から21世紀にかけて、
日本人の社会構造みたいなものはめっちゃ変容してますよねみたいなことが書いていて。
もうちょい分かりやすく言うと、20世紀は成長社会、高度成長期だよね。高度経済成長期から21世紀になって成熟社会になりました。
前提として、1997年を境に日本の一人当たりのGDPはずっと下がっていますと。
20世紀と21世紀の変換みたいなものがあって。
この中で、日本人の幸福みたいなものの捉え方、マジョリティとしてね。
どう変わったかというと、20世紀型のイケイケドンドンの高度経済成長期は、
みんなこれが幸福だよね、みたいな像が割と一般的に固定化されていて。
例えば一つの企業で定年まで働いてめちゃめちゃ出世して、ある程度の給料を持った上でローンで、
でかい家と車を買って、退職金で一気にそのローンを支払う、みたいな。
ということができれば、一般社会全体で見たときは、それは幸せと言えるよね、みたいな。
そこが21世紀の成熟社会みたいな、現代もそうだけど、に突入したことで、こういうものがだんだんと崩壊してきたというか。
だから高い車持ってても高い時計持ってても、別に幸せと言えるかというのが違くない、みたいなのを若者が思い出してるのは良いものじゃないですか。
そうだね。
もちろんそれが幸せな人もいるし。
もちろんそれが幸せな人もいるけど、そうじゃないよね、みたいな。その多様性がすごい生まれてきたのが今だと思う。
一人ぼっちでいることが幸せな人もいるし。
別に結婚しないことが幸せでもあり、子供がいなくても幸せだし、とか。
っていうのが、社会が成熟して経済の成長がある程度停滞してきたタイミングで、やっぱりこういう幸福論の考え方になるべくしてなっていて。
ってなった時に、それでも生きる上では幸せになりたいわけじゃないですか。
もちろん。
じゃあどうするかって言ったら、それぞれ一人一人が自分オリジナルの幸福論。
どうやって生きてたら幸せか、みたいなのをちゃんと考えないといけなく、良くも悪くも考えないといけなくなってきたよね、みたいな話が書いてあって。
読書の価値
その幸せの軸みたいなもののある教養を、じゃあどこで獲得するのか。
ってなったら、やっぱ読書が最適なんじゃないか、みたいな話をしていて。
そういうことね。
多様な価値観だったりとか、幸福観みたいなのを、フラットにいろんな角度から収集できるっていうことだよね。
自分オリジナルの幸福論みたいなものって、自分オリジナルだから学校の先生は教えてくれないし、
出世の仕方みたいなのを教えてくれるかもしれないけど、別にそれが自分オリジナルの幸福論かと言われるとそうではない。
そうだよね。
親が教えてくれるわけでもないし、自分自身のインプットから出てきた価値観からしか生まれないから、
よくも悪くもインプットの質をどうやって高めるかみたいなことを考えないといけなくなってきました。
インプットの質をどうやって考えようかみたいな話が面白かったんだけど、
4小弦でこの人がインプットの質みたいなのを対別してて、1,2,3,4って感じで対別してるんだけど、
これ多分画像がないとちょっと分かりにくいところもあって、
ポッドキャストを聞いてる人は分かりにくいかもしれないんですけど、
画面これ共有すると、これかな?これ見れる?
今見れました。
この人はインプットの質をこの4小弦で表してて、一応口でも説明すると、
横軸にリアルな体験、リアルに経験する体験か、メディアみたいなものを通じた体験。
リアルかメディアかみたいなのが横軸にあって、
縦軸に個人的な体験なのか組織的な体験なのか。
自分が個人としてインプットする体験なのか、それとも組織から受動的に入ってくる体験なのかみたいな。
っていうこの4小弦で表してて、
人生の時間の使い方をどういうふうにするべきだろうかみたいなことを考えたときに、
ここに書いてるんだけど、
例えば、今僕たちが31歳じゃないですか。
31歳で残りあと50年ぐらい、80歳ぐらいまで生きるとしたら、
1日24時間のうち、眠ってる時間大体8時間と仮定して、
起きてる時間が16時間ですと。
この16時間かけるの1年間365日で、1年だと大体約6000時間ぐらい。
僕たちがあと50年生きるとしたら、この1年の6000時間かける50年で、
残りの人生は約30万時間ぐらい。
この30万時間をどういうインプットに使って、どういうアウトプットに使うのかみたいな話なんですけど、
さっき言ってた縦軸の個人的な体験。
一つ目の証言は、人との出会いとか旅行とか遊びとか仕事なんですよ。
これが一番右上に来るところで、これはリアルな体験かつ個人的な体験。
これは人間にとっては一番強烈にインパクトを与えます。
個人的に人と会ったり、遊びをしたり仕事をしたりみたいなものが、それがリアルな場で起きてるっていうこの体験は一番インパクトがある。
そうだね。思い出にも残りやすいというか。
残りのその人生30万時間、50年間で使える30万時間を考えたときに、やっぱりここにどれだけ当てられるかはやっぱり大事だよねと。
一方で、リアルとはいえ組織的な体験。
それは学校とか会社とか家族とか。
こういうものはもちろんリアルな体験で、それはそれで人生彩るものだけど、どうしても受動的になっちゃうと思う。
学校とか会社とかから一方的に与えられる情報みたいな組織的なものは、リアルだけど多少受動的になる。
一方で、テレビとか新聞とかマスメディアとか広告みたいなメディア媒体からさらに一方的に入ってくる情報。
これをメディアを通じた体験かつ組織的な体験って言ってるけど、これは一番偏りがちというか。
もちろんこれ自体が悪いものではないけど、どうしてもかなり一方的な情報になるから、ここに寄せすぎるとあんまりよろしくないよね。
個人的な体験かつリアルな体験みたいなものを、もう少し時間を増やしたいってなったときに、
やっぱ読書とか、自分から取りに行く知事情報とか、そういうものの価値が高くなるよねみたいな話がある。
考えたときに、やっぱり一方的な立場で書かれている本とかも知るほどたくさんあると思うけど、
そういう意味で読書みたいなものは、メディアを通じた体験ではあるけど、あんまりたくさん読んでおけば偏りがなくなるというか、自分の中では。
っていう個人的かつ質の高いインプットとしては、読書がめちゃくちゃ最適なんじゃないかみたいな。
これがここで話されてたことだね。この4事象で話されてたこと。
確かにそうやって区分してみると、自分にとって重要なコーツの付け方みたいなのもできるだろうし、なんかちょっと面白いなと思いましたね。
ちょっとね、口で説明するのを話してて難しいなと思ったけど。
これあれなのかな。なんかでググったら出てくるのかな。
どうなんだろう。本読んだらその本の中に載ってるけど。
読んでみてください、これは。
いやでもこの4事象の区分けは確かに、自分の普段、まず割り振ってみてどんだけの時間を過ごしているかとかを振り返るのにもすごくいい4事象だなと思って。
僕自身も今澄田の説明を聞きながら、じゃあ自分だとどこにどれぐらいの具体の時間をかけていて、どこにどれだけの普段の意識を寄せているのかみたいな。
多分そこにもきっと乖離があって。
そこを具体ファクトベースに当てはめた時に、さあ自分はどうするんだっけみたいなところとかを振り返るのにもすごくいいなぁと思いました。
話しててめっちゃ伝えるの超むずい気がしたから、これは読んでみてください、興味があったら。
ぜひ読んでいただいて。
確かに文字を追って、グラフというかマトリックスを見た上で入れ込んでいくのが確かにイメージは湧きやすいんだろうなっていうのは今思いましたね僕も。
すごい雑な表現でポッドキャストとして伝えるとしたら、受動的ではない情報をどれだけ自分から能動的に取りに行こうかと思ったら読書は最適だよねっていう話だと思うんですよ。
はいはいはい。
ネットの記事とかももちろん大事だけど、とはいえネットはメディアとしての、その中の一つの記事だから多少のバイアスがかかってるわけで。
考えるときにやっぱ本はある程度、その著者の調べ尽くした事柄を1000円2000円ぐらいでアクセスできる手段だから、やっぱここは質高いよねっていう話かなと思う。
そうだね。なんか僕とかも普段メディア事業やってると思うことというか、常に気をつけることではあるけれども、やっぱバイアスってめっちゃかかるじゃないですかメディアって。
うん、どうしてもね。
そう、からなんか僕の感覚で言うと、メディア事業ってどこまで行ってもエンターテイメントなんですよ。
あー、確かに確かに。
で、逆に言うと僕らはそのエンターテイメントの域を超えるべきではないと思っていて、その会社組織として特にメディア運営をする場合ってもちろんお給料が出るわけですから。
だからやっぱりそのニーズがあるコンテンツを出さなきゃいけないし、例えばそれが一つグルメメディアを一つ取ってみても、
めちゃめちゃフラットに押し締めなく満遍なく必要な情報を届けられるかといったらそこにはやっぱり限界があって、
ある程度、じゃあ例えば季節的にとか、そういったところでこの時期はこういうのが読まれるだろうというその時点でバイアスがかかったものを、
いかに公平に情報を集めて公開していくかっていうような形になるので、そういった意味ではやっぱりそのメディア事業ってあくまでエンターテイメントなんだよなーってすごく思う。
確かに確かに。
なのでそういう観点でいうと、やっぱ本とかっていうのって、まあ多少ね、やっぱりその出版社的にもこの本は売れる売れないみたいなのもあると思うけれども、
ただその一つの事象、一つの事柄については満遍なく情報を伝えられるっていうのがメディアと違うところだと思うし、
そうなると、よりフラットで民視的な情報の取り方みたいなのが本の方ができるんだろうなっていうのが、逆に僕がメディア事業をやっているからがゆえ、すごくイメージが湧きましたね。
うんうん、確かに。それはめっちゃわかりやすい。
そうなんですよね。
読書の価値
今の話と冒頭に話してた話に戻るんですけど、他人の脳の欠片を自分の脳につなげるみたいなところの話で、
情報の質みたいなところと同じような話だと思うんですけど、やっぱり一冊本作るみたいなのってめちゃくちゃその著者が長い時間かけて、
いろんなことについて調べ上げて、それをどうやったらわかりやすく伝わるだろうっていうある程度の文字数の制約を作って、
編集者がさらにわかりやすく編集をして出版されてるわけじゃないですか。
つまりこの本に書かれてたのは、本を読むみたいなことは、著者の人生を読むことにもつながっている。
なぞらえることっていう。
これは他人の脳で考えられてたことを、ある程度簡単に自分の脳みそにインプットすることですよね、みたいなことが書いてあって。
一人の人生で自分が見て得て獲得できる、証言で言うと一つ目のリアルな個人的な人との出会いとか旅行とか仕事とか。
一人の人生がそれを、そこに当てられる時間みたいな限りがあるから。
そうだね。
けどやっぱりそういうものは人生にとって価値があるインプットで、それをどうやって拡張していこうかと思ったら、人の人生をなぞらえて、
人の人生から拝借したものを自分の脳にくっつけていくみたいな作業ができるっていうのは、
多眼的に、複眼的にいろんなことを、いろんな方面から見えるような視点を手に入れられますよねっていうのが、
他人の脳の欠片をくっつけるみたいな証言をしてて。
限りがあるからね、人生で経験できることもね。
それがでも、あれのさっきのマトリックスの時間に当てはめると、よりわかりやすいかもね。
話してて思ったけど、超シンプルに自分の人生で自分で経験できることは限りがあるから、
人の経験を本で取り入れて、自分の脳みそにくっつけましょうっていう話だ。
それが、本を読む人だけが手にするもの。
これがその他のメディア媒体と比較すると、割と本は質が高いんじゃないか。
そういうのが、この著者の主張だし、僕もめちゃくちゃ同感するところ。
読むのはめんどくさいんだけどね。
まあね、ちょっとこう年始本を読みたいという、本を読まねばっていう、
普段の僕の読書挙露中感覚が、世の中的に強くなる時期だからこそですね。
まあとりあえず、この本を買ってみるっていうところから始めるのもいいかもね。
話してみてて思ったけど、なんかめっちゃ解説しにくかったから、読んでみてください。
めちゃめちゃもともこもないけど。
今年は本を読むぞって思ってる人は、間違いなく面白いと思う一冊だと思うんだよ。
しかも読書欲求みたいなのは足りたてられそうだよね。
読書習慣の形成
本を読むぞってなった時に、なんで本を読んだ方がいいんだっけみたいなのを、
ちゃんと自分の中で定義しとかないから続かないと思うんですよ。
なんか本って読まなきゃいけないもんだよね。っていうものから、どういうメリットがあるから読むべきものなのか。
まあ別に本、読んでも読まなくてもどっちでもいいじゃないですか。自分の人生だから。
まあ別に生活はできますから。もちろん。
せっかく読もうって思うんだったら、じゃあなんで読んだ方がいいんだっけみたいなのは、
ある程度これを一冊目二冊目で読んどくと、その後の読書は変わるかなと思ったんで。
なんで今回この本を持ってきました。
なるほど。ちょっと本を読みたいなと思っている人は、確かにメリットの具体言語化は大事だと思うので。
それこそ、隅田じゃないですけれども、じゃあなんで本を読んだ方がいいのかっていうところの結論付けみたいなのを、
ノートとかに書いておくといいかもしれないですね。
この本を読み終わって、こういうことだから本を読んだ方がいいのかっていうのを、ただなんとなく感覚に留めておくだけじゃなくて、
ちゃんと自分の日本語にしてどっかに残しておくとかだと、本を読むという習慣が、自問自答がそこで成り立ちますから。
なんで本を読まなきゃいけなかったのか。あ、ここに書いてあった。これだったみたいな。
これも大事かもしれないですね。
はい。
はい。ということで、新年一発目の本界は、本を読む人だけが手にするものという本でございまして、
なぜ本を読んだ方がいいのかっていうところをしっかりと再自覚、もしくは発見するような本だったのかなというふうに思いますが、
はい。じゃあちょっとお時間の方も幕引きのお時間になりますので、ここまでとさせていただければと思います。
はい。
はい。というところで、新年一発目本界のお相手は、お相手はじゃないですね、お相手もいつも通り菅原と澄田でございました。ありがとうございました。
はい。ありがとうございました。