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Ep.187 人生のJOYを見せてくれる稀有な本
2026-10-02 20:12

Ep.187 人生のJOYを見せてくれる稀有な本

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ヴァージニア・ウルフの本をご紹介。世界の手触りを楽しんでいるような、生きることを祝福するような、そんな素敵な本です。


【紹介した本】

・ウルフ (著), 土屋 政雄 (翻訳) 「ダロウェイ夫人」光文社古典新訳文庫


【よりぬき】

・夜逃げ書房でポッドキャストスタジオ始めます
・1920年代にタイムスリップするような本
・世界とじゃれつくみたいな書きぶり
・世界の本質は祝福

感想

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サマリー

横浜・丹町の本屋「ヨニゲ処方」を、ポッドキャストやビデオポッドキャストの収録スタジオとして使えるよう準備していることが紹介されます。後半では、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』について、1920年代のロンドンの一日を多様な人物の意識の流れで描く小説として語ります。重い時代背景を扱いながらも、世界の手触りや人間の滑稽さを軽やかに楽しむ文体が、生きることの喜びや祝福を感じさせると評されています。

ヨニゲ処方の収録スタジオ準備
生物学者と書店員のインターネットラジオ 本の虫のススメ
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が 本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします
はい今回も始まりました本の虫のススメ なんですけれども今回はちょっと初めての試みをねやってるんですよ
動画と音声を両方撮ってみるということをやってみてます
そうなんですよ実はあの今準備中なのでこれから詳細はあの 本の虫のススメとかヨニゲ処方のウェブサイトであのお知らせしていきたいなと思って
いるんですけど私たち本の虫のススメが運営している ヨニゲ処方っていう本屋さんあの横浜の丹町にあるんですけれどもそこをあの今回新たに
ポッドキャストとかあとはあのビデオポッドキャストって言ってあのまあ youtube みたいな感じですね
スタジオとして使っていただけるようにちょっと準備を進めていまして その一環で今回テストも兼ねて初めてあの私はちょっと今シンガポールに住んでるんで遠隔になっちゃうん
ですけれども 動画と一緒にその収録っていうのを
初めてちょっとチャレンジしているというところです そうですねなので動画の中にサトゥーだけが今映ってる状態
2人ではないんですがはい お店の音雰囲気とかも感じてもらえるもらえるんじゃないかないかなうん
あのポッドキャストのススメのパネルがあの カバーアートのパネルがあるんですけれどそれをちょっとこう
あの前に追い進め アホの私なんて言った今
ポッドキャストのススメ おしい違います本の虫のススメのカバーアートをあの立てかけて撮影しているので一人であの
絵には写ってるんですけどちょっとこう 椿さんもね一緒にいるような感じで撮影しています
そう結構やっぱ今のすごいね本当にカメラとかもさ うん
なんかもうめっちゃ素人丸出しなんですけど いやほんと進化がすごいなぁと思いながらこのカメラとかあの機材のセッティングっていうのは
そのちょっとあの名前出していいかわかんないんですけれどもまぁお付き合いのある あのそういったスタジオ設営とかに詳しいあの
会社の方に手伝っていただいたんですけれどもなので結構その 初めてそういうことをやるにしてはすごい本格的なその説に本当に本格的というかもうね本当に本格派というかプロが使うレベルの機材を揃えてるんで
そうなんですだからまたあのスタジオで使いたいよっていう方いらしたら あのちょっとまだねあの
メニューとかは公開できてないんですけれどもその事前の相談とかも受け付けて ますのであのぜひぜひご連絡いただければと思います
はいお待ちしております 本に囲まれてねあの収録ってあんまりないかなと思うので
活用していただければ嬉しいですそうですね あの youtube の方でねあの動画の方は公開する予定なのでそちらを見ていただければと思うん
ですが すごい素敵な
空間になっているので いいんじゃないかなってなっていると思うすごく
なんかレトロな店内 本のある空間の中に
こう最新機材みたいなのがガッガってこう入っているのがなんかかっこいいなぁと思って ねそうだよねちょっと私たちもねセッティングしながらめっちゃなんか思ったよりいいなぁ
ねえねえそうすごい映えるよねー そうそうそういいよね
でもしあのご自身が本出された著者の方とかだとあの後ろに行こう ドンとあの持っていただいたご自身の著書を並べていただいたりとかもできるかなと思うので
あのいろんな使い方していただければ嬉しいなと思ってますはいよろしくお願いします
『ダロウェイ夫人』が描く一日のロンドン
というわけで佐藤さん本の虫のすすめですよ 本の虫のすすめですよ
私の私の読んだ本の話していい今日もちろんもちろん そういうのあかんとかないよな
そういうことを話すね番組ですのでね そうそうね
結構これさ有名な作品というか有名なあの作家さんで私もいつか読みたいなと思いながらずっと伸び伸びになっていた本
著者さんなんですけれど バージニアウルフ
聞いたことあるそうだよね多分一番有名なのが灯台絵だと思うんだけど
私が今回読んだのはダルウェイ夫人という作品で翻訳は土屋正男さんがされた公文社から出ている文庫版の方を読みましたわ嘘やな今実は読んでるところなんですけど
これがもうなんか 思ってたんと違うみたいな
もうどういう方向に思ってたのと違ったんやろ すごいいいのよもうすごいって何って感じ
語彙力を失ってるすごいんや
そうなんかあのあらすじっていうかはなんかちらっとどっかで見たことがあって
であの このタイトルにあるダルウェイ夫人っていうのがあのイギリスに住んでる
なんやろすごいあの上流階級の女性なんだけどでまぁそれの人が主人公といえば主人公でその
その女性の視点から見たそのロンドンに住んでるんだけどそのロンドンの
1日みたいな だからすごいその長編の一応小説ではあるんだけれどもその
何か大きな事件がすごく起こってっていうのではなくてその
1日の中でそのツラツラと考えたこととかあと視点がすごいこうパパパッと映っていくんよね
例えば飛行機雲を見た人がいたりしたら別にそのダルウェイ夫人じゃない人でもその飛行機雲を見た花屋さんが
それを見ながら考えたこととか
歩いてる人が何かそれを見て思い出したこととか他の人と何かちょっと
喋ってるシーンとかがだからちょっとあの一応そのダルウェイ夫人っていう主人公はいるんだけどそれに固定してるっていうよりもなんかすごい
ポツポツポツって繋がっていって全体が繋がることで自分がこう
これ書かれたのが1920年代なので一時大戦の後ぐらいの時代なんだけれど
だからその時代のロンドンにふっと自分がタイムトリップしたみたいに感じる本で
もうその何か時間の浮遊感みたいなのもすごい楽しいし
しかもその中に出てくるダルウェイ夫人もなんだけどいろんな人物がその回想が挟まるのよね
見たものからこう連想するような形でそうなるとなんかその
舞台になっているその1920年代もしかしたら10年代かもしれないんだけれども
ロンドンからまたその人の
その喋ってる人の人生を振り返るみたいになるからまたちょっと時間の縮尺が伸びたりしてさ
その感覚もなんかすごい面白いし
世界とじゃれつくような文体
結構その出てくる題材が時代のやっぱり背景もあって
対戦で夫を失った夫人とか明るい話題ばかりでは全然ないんだよね
でもなんかその文体とかその軽やかに視点が移っていく感じもやし
それがなんかすごいその重い題材っていうのも普通に扱いながら
でもなんか世界の手触りをすごい楽しんでるっていうか
なんかこの背景なのになんかその世界は残酷だみたいな方向に行かなくて
いきそうやね
そうそうそうそうすごい時代背景もいきそうやし出てくる人一人一人を取ったらすごい重たい人も多いからさ
なんやけどなんか人間ってこんな風に考えてこんな風に生きてるの面白いみたいな
ちょっとなんかバージニアウルフの海で生子をつっついてるみたいな感じで
人間を楽しみおかしいなって思いながらこうじゃれつくみたいに
世界とじゃれつくみたいな書き方で
だからなんかすごい重い題材でもなんかなんやろ前編にすごいキラキラしてるっていうか
なんか生きるって生きてるよね私たちこうやって生きちゃってるよねみたいな
なんかそういう小説ってあんまり読んだことがなかったからさ
特になんかもうバージニアウルフとかもう誰でも知ってるみたいなさめっちゃ有名な著者で
でなんか文学の金字塔みたいに言われてるからなんかなんやろ勝手にね勝手にやけど
そのその時代のこうアンブじゃないけどそのいろんなこう重苦しいものを抱え込んで
それをこう文学で表現してるんかなってなんかふわっとそんなイメージがあったんやけど
いろんな読み方があると思うんですけど私は読んですごいなんかその
どんな状況でも人がなんかクスクス笑いながらなんかあの嘲笑じゃなくてなんかちょっとこう
一瞬おかしくなっちゃうとか
他の人がこうちょっと滑稽に見えたりとか
悲惨な中でもなんかなんか手を取り合って生きるとかじゃなくて
なんか一瞬のその
なんか辛い中にあるからこそなんか小さいものが輝くっていうんじゃなくて
もうなんか世界の手触りをもうなんかきゃー生く気持ち悪いみたいな言いながらでもなんか
なんかそれが気持ち悪くておかしくってクスクス笑っちゃうみたいな
だから本当になんだろうその世界と自分との接触面を確かめて
でなんかそれがすごいいろんな手触りがあってすごい世界って面白いみたいな
生きるって結構いろいろあるけどなんか本質はすごいジョイというか祝福というか
なんかそういう柔らかさしなやかさっていうのをすごい読んでて感じる本で
生きることの喜びと読書体験
読み終わりたくないっていうすごい珍しい読書体験で
これは今まで読んでなくて損したって感じ
読み終わりたくないっていいよね本でね
もう読み終わっちゃうもうあともうちょっとで読み終わっちゃうっていう
そうそうなんかねあんまり私結構その勢いに乗せてブワーって読む派やから
あんまりその読み終わりたくないってないタイプなんですよ
そうなんや早く読み終わりたいみたいなむしろ
先が気になっちゃうのよすごい
でなんかもうどうあるんやこれみたいな感じになっちゃいがちで
でもなんかそのダロウェイ夫人はその本当に何が起こっても起こらなくても
なんかこの視線に寄り添う時間っていうのをすごいなんか楽しむ感じの読書体験で
そういう本もたくさんあると思うんですけどその中でもなんか私が今まで読んだ中でも結構衝撃的に楽しくって
なんか一緒にじゃれあいしてる感じをずっと見ていたいみたいな
灯台絵とか他も読んでないのでぜひぜひ読んでみたいなってすごい思いましたね
バージニアウルフって女の人は自分だけの空間を持った方がいいみたいなことをおっしゃってた
なんかフェミニズムとかの文脈で語られる人じゃなかったっけな
でもそうだと思うそうだと思う
そうだよね確か
その当時の時代としては先駆的な自分の文章で身を立てるっていうことをされてたっていう
だから自分自身で生きていく道をずっと立ててた人というかさ
ダルウェイ夫人の名前はクラリッサっていうんだけど
クラリッサ自身がすごい女性とキスをしてすごい高揚感を描いてるシーンとかがあったりとか
確かになんていうかそのなんだろうそこもさなんかあの近畿を犯したみたいな感じじゃなくて
なんかすごい軽やかなんよなんか世界がその一瞬すごい全部なんか自分がつながってなんかなんだろう
高揚感ってそうじゃんなんかその何かが解決したとかじゃないけど
ふわっと気持ちが浮き上がってすごいキラキラするみたいな
そういう形で描かれてたりとか
だからそれがでもだから大事件じゃないのよ
ああなるほどね
だからそのそれこそ生子をつついて遊んでるような軽やかさがあるってことだよね
そうそうそうそう
すごいねその描きぶりっていうのがなんか気に入って
こんななんていうか小説ってこんなことが100年前にできてたんやみたいな驚きもあって
ぜひぜひもうなんかこれは本当に体験読書体験だなと思うので本当にぜひぜひ読んでほしい
バージニアウルフその著者が書いた
なんていうのそのエッセイとかそういうものは読んだことがあったけど物語とか
エッセイなるほど
そうそうエッセイっていうのかな読んだことあったけど
物語は読んだことなかったからなんかすごいぐっと気になりましたね
ぜひぜひ本当にあのそういうなんだろうちょっとなんか現代の文脈で
フェミニズムとかまあそれももちろん重要な側面ではあるんだけれども
そういうなんか論考とかそういうのでは全然なくて本当になんかこう
軽やかにこう生きるということと関わるっていうことが可能なんだなじゃないけど
もうなんか楽しく楽しくなるって言ったらあれやけど
私も生きようってなんか楽しくなる
なるほどね
何かがすごく解決するとかそうじゃなくてもこれだけこう
生をキラキラしたものとして受け取れるんだっていうところが
なんかあれやねその戦争があったりとか色々社会情勢が楽しいばかりじゃない
結構厳しい状況がある中でその上位の部分を人生の楽しさとか
人生っていいよねっていう部分を見せるってすごく難しそうに感じるんだけど
それを成功させてるっていうのはすごいことなんじゃないかっていう気がする
いやもう本当になんかもう読んで読んでとしか
すごい読んでってなるよね
いや久々にすごいなんていうかあんまりこう類を見ない
なんかこれに似てるよっていう本がちょっと私は思いつかない本だったなと思います
めちゃくちゃ気になるね
ぜひぜひ読んでほしい
なんかバージニアウルフのエッセイを読んでバージニアウルフをなんとなく知ったような勝手に気持ちになってたけど
何も知らなかったんだなっていうことがその椿さんの話を聞いててちょっと思いましたね
やっぱ作品を読まないと
それはそうやね
分からない部分はあるよね
私も他の作品読みたいなって本当に本当に思ってます
というわけで今回は何でしょうね人生の上位の部分を見せてくれる
慶運な小説っていう感じですかね
いや本当にあのもうね有名な作品やから
いや読んだよっていう方もたくさんいらっしゃるかもしれないんですけれども
読んでない方はぜひぜひ
もし読んだ方はまた多分全然私と違う感じ方をいろんなその読み方がある本かなと思うので
どう思ったよみたいなのも教えてもらえると嬉しいななんて思ってます
はいでは来週も楽しみにしていただければ幸いです
良い読書体験を
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