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2021-11-12 04:26

#198 カナダで11月に入ると目にする赤いポピーのお話し

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今日の配信の中に出てくるポエムはこちら
https://en.wikipedia.org/wiki/In_Flanders_Fields
00:05
こんにちは、カナダのトロントからクラフトとポケットスクラップブッキングを楽しむヒントをお伝えしているOKEです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
今回で198回目の配信となります。
今日は、リメンバランスデーのお話をしたいなというふうに思います。
ここカナダで11月に入ると皆さん胸元につけるものっていうのがあって、それが赤いポピーなんですね。
例えばテレビのホストの方とか、政治家の方たちも皆さんつけていらっしゃいますし、
あとはこうやってカナダに暮らす私たちもですね、胸元に赤いポピーをつけるというこういう習慣があります。
まず、赤いポピーのお話の前に、11月11日のリメンバランスデーについてお話をしてみたいと思います。
これは第一次大戦で亡くなった兵士の人たちを追悼する日というふうになっていまして、
このリメンバランスデーのシンボルが赤いポピーなんですよね。
先ほど言った第一次大戦ですごく激戦となった場所というのがフランダースフィールドというふうに呼ばれている場所で、
場所的にはベルギーの南の辺りに位置する場所になります。
カナダの軍人でもあり、詩人でもあるジョン・マグレーという方がいらっしゃるんですけれども、
彼が書いたフランダースの野にというのは大変有名なポエムがあります。
このポエムの中にこの大戦で命を落とした兵士の人たちが眠る、先ほどお話したこのフランダースフィールドという場所にですね、
たくさんの花を咲かせる赤いポピーというのが出てきます。
そこからこの赤いポピーがリメンバランスデーのシンボルになったというふうに言われているんですよね。
この時期になると募金箱と一緒に赤いポピーのピンというんですかね、
そういうのが例えばお店のキャッシャーの脇とかに置かれていたりします。
私もそこに毎年コインを入れてそのポピーをいただいていたんですけれども、
このポピーはプラスチックでできているようで、そのことが問題になっているというのが最近知りました。
あともう一つがこのポピーには問題点がありまして、
それはこのポピーの裏側に簡単な針みたいなのが付けられているんですね。
一番近いのが赤い羽毛巾みたいな感じの作りですかね。
要は安全ピンみたいにはなっていないんですよね。
付ける場所も私はジャケットとかに付けたりとかしていたので、
そうすると着たり脱いだりよくするじゃないですか。
そのうちに針の角度が変わってですね、何かの表紙に直接肌に、
ふひゅふひゅに刺さるみたいな経験をすることがあって、
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使う時はもうかなり注意しながら使っていました。
というわけで今回ニットで編んで赤いポピーを作ってみたんですよ。
今日冒頭に載せている写真が作ったものになるんですけれども、
もちろんこれだったら刺さることもありませんし、
何回も使えるかなと思っています。
今年はお店の脇の募金箱にはコインだけ入れて
ポピーはいただかないという形にしてみました。
トロントはお休みの日ではないんですけれども、
今日が11月の11日、リメンバランスデーになります。
この赤いポピーをつけるというのは、カナダだけではなくてですね、
イギリスと関係の深い国は同じように赤いポピーをつける
こういう習慣があると思います。
もしかするとどこかでこの赤いポピーをつけているというのを
見かけることが将来あるかもしれないですよね。
その時には今日の配信の話を思い出してもらえたらいいかな
なんていうふうに思っています。
198回目の配信はリメンバランスデーのお話と
そのシンボルでもあります赤いポピーのお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダ・トロントから。
オケでした。
04:26

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