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[シン・中学生でもわかる著作権#37]「JASRAC包括契約」どこまで許される?
2026-05-18 13:02

[シン・中学生でもわかる著作権#37]「JASRAC包括契約」どこまで許される?

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サマリー

本エピソードでは、著作権と著作隣接権の違い、特にJASRACとの包括契約について解説しています。YouTubeやTikTokなどのプラットフォームはJASRACと包括契約を結んでいるため、楽曲の歌詞やメロディをカバーすることは可能ですが、レコード会社が管理する公式音源の使用は著作隣接権の侵害にあたる可能性があるため注意が必要です。プラットフォームごとに対応が異なるため、利用規約を確認することが重要です。

著作権と著作隣接権の基本
弁護士のキタガワです。 YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで法律の解説をさせていただいております。
金髪頭のおじさん弁護士でございます。 さて、連日ですね、シン・中学生でもわかる著作権と題しまして、
生成AI時代にきちんと勉強しておいていただきたい著作権ですね。 がっつり解説をさせていただいております。
ここ最近ですね、著作隣接権なるお話をさせていただいていたと思うんですけども、今回もですね、その続きですね。
今回はあの結構大事というか、皆さん結構ね、あの、何でしょう、注目してるんじゃない? これどういうことなの?ってね、分かってないかもしれません。
例えばYouTubeとかね、TikTokとか、あとはInstagramとかね、あとこの音声配信でもそうですけども、著作権、著作隣接権、
ね、扱いどうなっているのかについてお話をさせていただきたいなと思います。 これまでのおさらいね、ちょっとしていきたいなと思います。
著作権法の中には、著作権、著作者人格権、 そして今説明している著作隣接権があるよというふうにお話しさせていただいております。
例えば有名アイドルの楽曲あるんだとしたら、当然これは作詞家さん、作曲家さんがね、そのクリエイトをしてますよね。
コンテンツを作っています。なので著作権は歌詞の方は作詞家さんが持っていて、メロディーの方は著作権、作曲家さんが持っているということでございます。
この方たちがね、コンテンツクリエイターさんですね。 そしてこれをアイドルの方に歌ってもらうわけですね。
歌って、ちゃんと公式音源としてレコード会社でね、高価なね、あの、ちゃんとした高性能の機材を使ってレコーディングをしてもらうわけです。
で、作品をね、実際このね、あのアイドルの人、そしてレコーディング会社、ね、コンテンツを作ったクリエイターさんではないけども、作品を届けるのに重要な役割を果たしていますよね。
歌手、アイドルの人、レコード会社、この方たちがね、いるおかげでね、クオリティの高いね、
この楽曲を届けることができているわけです。この方たちにもですね、一定の権利を与えましょうよ。
著作権はね、さすがにクリエイターさんではないからあげられないんだけども、著作隣接権、隣に接する権利、作品を届けるのに重要な役割を果たした人、この方たちにもあげましょうよという、これが著作隣接権でしたよね。
はい、そしてこのレコード、音楽の場合は割とね、この歌手さん、歌手の人とレコード会社の方の著作隣接権でね、これバラバラになっちゃうとややこしいので、結構権利関係の契約をしていてね、あの一人の方が持ってますよ、レコード会社が持ってますよ、みたいなね、
事務所が持ってますよ、みたいな形で合意することが多いです。で、今回はですね、わかりやすく説明するために、このね、例えば音楽のCDとかね、公式音源、著作隣接権を有しているのはレコード会社だけというふうに思っておいていただければなと思います。
歌手さん、アイドルの方の権利もレコード会社が持っているというふうなのがシンプルなので、そういうふうに説明させていただきます。
JASRACと包括契約の役割
さて、YouTubeとかですね、あとインスタとかでもですね、素晴らしい最新のね、楽曲ね、これを歌ってみたとかね、アカペラでね、歌っている方もいれば、その最新のね、例えばドラムとかね、ギターとかピアノとかで弾き語りしてみてるみたいなね、そういった動画結構見るんじゃないかなと思います。
これ、これって、もちろんですね、この歌っている人、歌ってみた、やってる人はですね、その歌詞とメロディーをね、まあ拝借してね、使ってますよね。そしてドラム、ギター、ピアノを弾いている方はね、そのメロディーをね、勝手にね、利用させていただいてますよね。
これ多分ですけど、いちいちね、そのYouTubeに動画を上げる時に、作詞家さん、作曲家さんにね、許可とってね、アカペラで歌っていいですかとかね、あのドラム叩いていいですか、ピアノ弾いていいですかなんて許可とってないですよね。
だけど、これYouTubeにね、そのまま残っていてね、もう何百万回再生みたいなのもあったりしますよね。さあ、これ著作権侵害じゃないの?というふうに思われるかもしれません。
ね、これ皆さんね、JASRACって言葉聞いたことありますか?JASRAC、J・A・S・R・A・Cですね。
はい、これ日本音楽著作権協会みたいなね、まあ機関があったりするんですけども、要はですね、この著作権をですね、音楽の作品の著作権ですね、一括して管理している団体っていうところだと思ってください。
私たちもね、SNSで発信する時に、日常的にね、あのなんか最新のね、なんでしょうね、あのミセス・グリーン・アップルのこのね、歌詞がエモい最高ですとかね、
このメロディーが最高です、聴いてみたみたいな感じでね、あのSNSで発信することあるじゃないですか。
その度に、いちいちね、この歌詞が最高、この曲が最高みたいな感じで、作詞家さん、作曲家さんに自分のSNSにね、アップロードしていいですか、公開していいですか、使っていいですかみたいな
許可取ってないですよね。というか、いちいち許可取るの面倒じゃないですか。そこでこのね、JASRACという団体が、この音楽作品の楽曲の著作権を一括で管理しているということです。
その作詞ね、あの言葉も、曲、メロディーもそうですね。なので、全世界にいる作詞家さん、作曲家さんの許可をいちいち個別でね、
メールしたり電話して許可を取ることなく、JASRACにこの曲使いたいんですけど、この歌詞使いたい、このメロディー使いたいんですけど、というふうに申請をしてOKが出れば、自分たちのSNSで発信ができるということでございます。
いちいち個別のね、作詞家さん、作曲家さんに連絡を取らなくていいということでございます。ただ、皆さんね、当然JASRACに電話してました?
ね、メールで連絡しました?許可取りました?取ってないですよね。YouTubeとかTikTokとかにアップロードできてると思うんですけども、
いちいち許可取ってないですよね。これはなぜかというと、JASRACにね、あの直接連絡取ってないけどOKなのはなぜかというと、そもそもYouTube
というプラットフォーム、あとはTikTokというプラットフォームを運営している、Google、バイトダンス、
ね、あのインスタだとメタかな?はい、そこの会社自体が、会社そのものが、そもそもJASRACとあらかじめ包括的に契約をしてくれているわけですね。はい。
一括契約してくれているわけですよ。ですので私たちは、いちいちJASRACに許可を取らずして、ね、YouTubeでアカペラを歌っている動画を披露したり、
あとはピアノをね、メロディーね、奏でてたりする動画をするね、ことをアップロードすることができるわけですね。
あとは動画でね、有名な楽曲のね、なんか歌詞の解説、この歌詞、泣ける歌詞を解説しますみたいなね、歌詞を、例えばブログとかでもね、書いたりすることがあることあったりしますよね。
そこはブログの運営会社がJASRACと包括契約を結んでいるということなんですよね。 なのでYouTube、TikTok、Instagram、
Facebook、メタ社もそうだと思うんですけど、この辺はあらかじめね、JASRACと包括契約をしているという感じだと思います。
JASRACと包括契約をしていないプラットフォーム
他方で、これね、実はあの包括契約をしていない会社もあったりします。 例えばXとかはそうなんですね。実はXはですね、あの旧Twitterの頃もそうでなんですけども、
これJASRACと包括契約をしていません。 あとはね、あの音声プラットフォーム、ボイシーとかもそうなんですけども、これはですね、JASRACと包括契約をしていなかったはずです。
ですので、Xとかの方で独自にね、例えばアカペラの歌っている映像をアップロードしたりとかね、
ボイシーという音声プラットフォームでアカペラを披露したり、音楽を弾き語りみたいにやってしまうと、これね、JASRACで登録している楽曲を使用すると、これは著作権侵害になっちゃうということでございます。
気をつけてください。よろしいでしょうか。 ここまでよろしいですかね。今著作権の話をしています。
SNSのプラットフォーム会社ですね、JASRACと包括契約をしているかどうかがポイントです。
包括契約をしているのであれば、アカペラで歌詞をね、まあ普通にね、歌ったりとかね、そういったことができますし、音楽をね、奏でることもできるギターとかピアノの弾き語りができるよということでございます。
YouTubeとかTikTok、Instagramとか、そういったプラットフォームはJASRACと包括契約をしているため、ね、あの歌ってみた、アカペラで歌ってみたみたいなことはできるんですが、
Xとか、ボイシー社ではですね、2026年時点ですね、4月時点ではおそらくJASRACと包括契約をしていないので、
歌ってみた動画とか、歌ってみた音声とかをね、上げるのは禁止ということでございます。注意してください。
著作隣接権と公式音源の利用
さて、今は著作権の話をしました。じゃあ今度は著作隣接権の方ですね。公式音源、マスターテープ、原版権でございます。
こちらを使うとね、どうなのかということなんですけども、これJASRACというのはあくまでね、
著作権を一括管理している団体であって、著作隣接権の方はJASRACでは管理していません。
JASRACで管理しているのは歌詞とメロディだけなんですよね。ですので、レコード会社がね、あの高性能なね、機器で録音した公式音源を、
例えばCDの音源ですよ。これをYouTubeとかTikTokとかInstagramにアップロードしてしまうと、これは著作隣接権侵害、
レコード会社の原版権、マスターテープを持っている権利を侵害しちゃう、著作隣接権侵害になっちゃうので、よろしくないよということでございます。
もう1回大切なんで言いますね。YouTubeとかTikTokとかではアカペラ、メロディでピアノで弾くだけはOKなんですけれども、
レコード会社から出している公式音源をそのままBGMにして、例えばダンスで踊ってみたとかやってしまうと、これはね、
歌詞とメロディは著作権JASRACで契約しているのでOKなんだけど、そもそもレコーディングしているマスターテープ、公式音源も流れちゃいますよね。
これはさすがにJASRACで一括管理していませんので、包括契約をしていないところの公式音源を使っちゃったらダメだよということです。
個別にレコード会社にコンタクトを取って、BGM、踊ってみたのBGMとして使っていいですかというふうに許可を取らない限りはよろしくないということですね。
プラットフォームごとの対応と注意点
ここにJASRACに関する大きな勘違いがあるということでございます。JASRACが管理している著作権と、JASRACの管理の及んでいない著作隣接権は別物だよということでございます。
アカペラメロディ使うのはOKです。YouTubeとかTikTokでね。だけど公式音源、カラオケの音源とかもそうです。これはJASRACで管理してないので勝手に無許可でやっちゃうとNGだよということでございます。
ただ、YouTubeに関してはですね、今コンテンツIDと言ってね、AIのシステムが充実していて公式音源を使った動画を使ってしまった
いたとしても一律に削除、バンされるということではありません。この音源を消してミュートにして動画だけ残すとか、広告だけは剥がすみたいな、そういった選択ができたりします。
他方でFacebookとかInstagramですね、メタ社が運営しているプラットフォーム、これはおそらくですね一律にこの動画は著作権を侵害するコンテンツのため表示できませんみたいな形になってしまうということなんですよね。
この辺のですね、要はコンテンツIDですね、公式音源を無断で使う使わないというところの対応については私のYouTube動画で解説していますので、興味ある方はですね、そっち、コンテンツIDみたいな形でチェックしていただければなと思います。
よろしいでしょうかね。各種SNSでできるもの、できないものがあるよというところを把握しておいてください。
JASRACと包括契約をしているかどうかここがポイントですね。
仮に包括契約していたとしても、さすがに公式音源は使えないよということですね。
これは著作隣接権の問題なので、これはちゃんとレコード会社に許可を取りましょうということでございます。
この違いしっかり覚えておいてください。最後までお聞きくださりありがとうございました。また次回一緒に勉強していきましょう。
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