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邪宗門、晩秋、北原白州、観那月。末の七日、山茂に入り引きばみて。
晩秋の唐風ひかり、もず泣かず、木の葉沈まず。空高き柿の穂杖を、実はひとつ赤く落ちたり。
刹那、野を帰たえ、人玉、鐘打ちぬ。遠く詩の唄、君しに来、かかる夕べに。