にんにくの健康効果
おはようございます。蜜のあじ子です。
長引く残暑。9月も半ばだというのに、暑さが衰えをみせません。
今更ながら少々夏バテ。 幸い、食欲はあるので、
栄養ぐらいはしっかりとらなきゃな、と、 元気が出そうな、
あの食材をとってます。 今回のテーマは、
にんにく。 先日、カルディで手に入れた、
青いにんにく辣油。 辣油っていうと、
赤い唐辛子のイメージなんですが、 この辣油、
青唐辛子とわさび菜が入っていて、 青いというか、
緑色してるんです。 大人気なようで、
おひとりさま2個まで、というポップが貼ってありました。 ちょうど辣油がなくなったので、
おいしいという噂を聞いて、 買ってみました。
これがね、 瓶の中、開けると、
にんにくの生のスライスがたっぷり入ってるんですよ。
わぁ、におい、大丈夫かな? と、
思ったんですが、 休みの前日に、
スパゲティにのっけて食べてみたら、 思ったほど、
にんにくの香りが強くなくて、 翌日も全く気になりませんでした。
にんにくのにおいの原因は、 硫化アリル。
この硫化アリルの中でも、 アリシンという成分が、
あの強烈なにんにく臭の原因です。 皮付きのにんにくを、
におってみても、 そんなににおわないな、とは思うんですが、
にんにくに含まれている成分は、 アリインという名前で、
にんにくを刻んだり、 すっておろしたりすると、
アリシンに変化をします。 このアリシンが、
化学反応によって、 二硫化アリルに変化すると、
なかなかとれないにんにく臭に変わります。 玉ねぎや、
青ネギにも含まれている成分ですが、 料理をすると、手にもにおいが残って、
2、3日取れなかったりしますよね。
なので、 セラピスト現役時代は、本当にお休みの前日にしか食べれなかったし、
料理することもできなかったです。 ただ、この二硫化アリルは、
強い抗菌作用を持っているので、 大腸がんの予防になったり、
循環器疾患の予防にもなる、という文献が 発表されています。
その分作用が強いので、 生で食べると胃を荒らしたり、
青いにんにく辣油の使い方
お腹が痛くなって、トイレにかけ込んだり、 っていう人もいるかもしれないです。
以前、青森のにんにくをいただいた時に、 大粒でホクホク美味しいのに、
ほとんどにおいが残らなくて、 びっくりしたことがあるんですが、
にんにくにもいろいろ種類があって、 このにおいの元となる、
アリインをアリシンに変える酵素が少ないもの、 今は作られているようです。
ということは、 この酵素を働かなくしてあげれば、
美味しく、においをあんまり気にせずに、 にんにくを摂ることができるんです。
その方法とは、 丸ごと加熱すること。
酵素はにんにくを切ったり、おろしたり、 組織を壊す時に出てくるので、
薄皮のついたまま、 油で揚げるとか、
もっと簡単にレンジでちょっと加熱してあげると、 酵素が不活化され、
アリシンの量をグッと減らすことができます。 アルコールや酢につけるのも、
効果的なようです。 では、食べた後、
どうすればいいか。 これは皆さんよくご存知の牛乳。
牛乳の脂肪分でにおいをコーティングする方法や、
リンゴジュースも効果的と言われてます。 ただ、個人的には、
そこまで効果は感じなかったです。 国産のにんにくの方が、なんとなくにおいが残らないな、
ということに気がついたので、 我が家では、
小さめのにんにくを買って、 においが気になる日は、
できるだけ切らずに調理することにしています。 にんにく使うと、
美味しくなりますよね。 ちなみに、
カルディの青いにんにく辣油、 いろんな使い方があると思うんですが、
一番美味しかったのは、もやし炒めに入れることです。 味気のないもやし炒めが、ちょっと緑に色づいて、
見た目も鮮やかな、とっても美味しい一品ができます。 おすすめです。
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お相手は、蜜のあじ子でした。 今日も暑そうだけど、
美味しいご飯食べて、がんばります。