明日もゲイ #97

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これがグルーヴフェイン

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明日もゲイ

あ、もう誕生日だな、やっぱ。

誕生日です。

まあ一人になって、

まあ一人で部屋でロウソクでも灯そうかな。

しんみり。

何その動揺さ。

いや、どう言うてんの。

またなんか、

個人的なお便りもらってる。

味しめてるパターン。

こわっ。

なあ、ほんまにどうしようかな。

まあゲーバーとか出ようかな、たぶん。

いやあ、まあちょっとでも、

俺めっちゃ安心しとったんですよ。

ほんま。僕も全然安心してたわ。

なんか。

まあまあ、そういう話はええねんけど。

40代、どんな40代になりたいですかっていうかね。

この岩井さんが書いてる、ちょっとミドルライフクライシスっていうか、

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ミドルエイジクライシスみたいな。

もうピークは終わったんかなっていう感覚って、

なんかあるんですよね。

あれある。僕でもね、なんかその、

いや僕なんかね、それ自分も結構あるんですけど、

それが嬉しくってね、

あの、

やっぱりこう、飲みに行ったりとか、

周りとかも人いたりするけど、

なんかもう、あの、

無駄にざわついてたというか、

なんかこう、ドキドキしなきゃみたいな、

感覚みたいなのが、

別に相手がいる、いないっていうよりは、

なんかもう、そういうのからちょっと気持ちが抜けて、

なんかそういう、あんまりこう、

自分はゲイだからどうのこうのとかっていうところに

現れてるものがだいぶ薄くなってきてて、最近。

なんかすごく楽なんですよね。

なんかなんかこう、

無駄に着飾ったりとか、

なんかこう、よく見せなきゃみたいなもんとかは、

いかないのがね、いいなって思って。

なんかいい面で重ねて出てるんじゃないかと思ったんですけど。

ペンナーツカーソファーさんっていうのは。

いや、僕それはよくわからないけどな。

言ってる意味が。

小林さんが言ってるのは、何やろう、

いつの間にか、

一斉に活躍してる人が全部年下になってるっていうタイミングがあるんやんか。

例えばオリンピックでもいいんやけど、オリンピックとか。

すごいなんか、ちょっと上の人が金メダル取ったりしてたって見てた時期から、

追い越して、

その後からもう全然戻られへんっていうか、

もうそろそろ若いっていうのが、

実生活とかゲイバーとかそういう生活、恋愛とかでも、

だんだん実感してくるっていうのはすごいあるなと思って。

なんかその、やっぱりキラキラしてる、

なんかすごいこう、

っていうのは、もう来ないのかなっていうふうに思ったりするわ。

そういうのを頑張ろうと思って頑張るのがつらかって、

それを諦めれたから楽になったって話なのかな。

諦めるっていうかこう、通り過ぎたから楽になれたっていう話をやったかな、

今の道座の話は。

でもなんかね、その囚われなくなってね、

なんかすごくこう、生活の豊かになってる気がして。

なんていうのかな。

ゲイだからとかっていうのもそう。

あまりにも自分をこう、枠に入れすぎてたから若いときなんか、

もっと自然に生きれてるなっていう気がして、

歳とるっていいなと思ってるんですよ。

いやでもやっぱ若いのは素晴らしいなっていうふうには僕は思うんですよ。

どういうときに思うんですか?

もうぶっちゃけだからもう、なんか元気がないからな。

24:04

昔みたいな遊び方もできへんけど、

でもそこで見えてた景色はもう見られへんのかなっていうことかな、

だから言うたら。

そのとき、すごい絶好調で遊んでるとき見てた景色は多分もう見ないんだろうなっていうかね。

それはすごい思って、懐かしく思うって感じかな。

なんかその残念とか俊々とかいうことじゃないけど。

でも今と比較してそのほうのほうが良かったなって思う?

思ったりはしないけど、全く違う世界だったなっていうふうに思って、

懐かしく思って思ったりはする。

そういうのあると思うんですけどね。

例えば楽器やってた、ガンガン楽器やってた人とかやったら、

もうすごい絶好調で弾けてたっていうか演奏できてたときからちょっとブランク空いて、

久々に楽器をやったら全然昔のようにはできなかったりとか、

ああ年取ったなって思うっていうか、

あああの頃は戻らないのかなって思ったりするとか。

そういうのはあるかなと思うんで。

僕なんか逆にそれが嬉しくなるんですよね。

嬉しいと言うにはあんまりよく分からないけど。

どうですか?こうか?って言っちゃいますけど。

僕もだから言ったら、ほんまに1年の3分の1はライブしてる。

もうそこら中、日本中そこら中橋もあった。

もう2日に1回、3日に1回必ずライブしてたっていう時代もあったんで。

でももう流石に無理やなって思いますし。

でもふとそれが懐かしいというかさ、

もう1回あの景色が見たらどうなんかなと思うように思い出すっていう時はない?

ありますよ。今でもやっぱりちゃんともう1回バウンドやりたいなって思う時もあるし。

もう1タイトルがCD出したいなとか。

まあそんな感じと一緒かな。

なんかすごく悔しいとかさ、すごく残念に思ってるわけではないけど。

でも俺なんか別れってまた別れ話になるけど。

何?

その一瞬やってるなと思って。

すごい幸せとかさ、すごい楽しい時って。

あの時だけやってるなっていうのは。

もう付き合ってたらさ、また来るわとかさ。

またそういう時は来るなんて思ってるけど、

そういう時はすぐ来なくなったりもするっていうことですよね。

すごい実感した。

ほんで千住屋死んだ時も思ったけど、やっぱり生きてる時に喋ってたことが、

その一瞬がやっぱりそれがすごい大事な一言やったけど、

それってすぐ過ぎてしまって、また明日喋ったらいいわなと思ってても、

もうその一瞬は来なかったりするっていうかさ。

そういうことですわ。

何の話やろな。

だから結局でも同じように思ってた人とも10年後も、

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例えば僕50になった時に、

40の時のああいうのはもうできへんなって言って、

懐かしくちょっと残念というかちょっともやもやしながら、

また60に向かって生きていくのかなと思って。

明日もゲイ!

でも20代の時とかって、

食生活とかすごい適当だったりするじゃないですか。

でも30になったら今、

やっぱり食べるものを気をつけようとかっていう考えが出てきてくると、

そのことについてもっとじっくり知れたりとかね。

物ってどういう人が作ってどういう風にどうやって食べるのがいいんだろうと思うと、

年をとっていたわなきゃいけないっていう事実ができてきたからこそできることがいっぱいあって、

20代とかでは絶対に思いも及ばなかったこと、興味も持ってなかったこと、

どんどん興味が出てるのとかはやっぱり年取る良さやなと思うんですよね。

それはあるね。

全然いいことはいっぱいあるっていうか、

若い時のことを思い出してフッとなるっていうのはすごく分かるのかな。

あんまり僕はそういうのを思ったことがないと思うんだけど。

この間、名古屋は来ててね、法人の時に。

また例の。

名古屋が割としょっちゅう会うようになったらだんだん懐いてきて。

しゃあなしなのかな。

しゃあなしなのかもしれんけど。

割と楽になってきてね。

2,3時間やからな言うても。ずっとやったらしんどいと思うんだけど。

本来はチョコレートを食べ過ぎやってハイになりあって。

名古屋が。

もっそり踊りだしあったんですよ。

ああいうこともうできへんなと思って。

でも違うな。もっそり楽しそうやね。

ああいう瞬間って子供の時あったなとか思ったりするわけ。

恥ずかしいとか明日どうしようとかそんな関係なく踊りたいから踊るみたいな本能のままに。

もう全身で何かを表現してるわけよ。

ああいう景色は見られへんなというかね。

そんなのと一緒かな。

年取って老けて嫌だとか言うよりもその時その時で

通り過ぎた景色はもう見られへんねやろうなと。

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