発言の文化と背景
トークテーマ
前回からの続きです。
じゃあ、ちょっと本題戻しますか。
はい。あ、いきましょう。
発言を求められたときに、
「ありがとうございます」ってまず一言言うって話。
そこでしょ?
気にならない、そういうのに出会ったことある?
気になるかどうかはちょっとまた置いておいて、
すごいわかるよ、その場面は。
出てくるよね。昔からあった?
そうなんですよ。
昔は、先生って偉そうに…
コメントを求められた偉そうに、ゆっくりこう…
まあ、私は権威ですよ、教えてあげましょうと。
っていう雰囲気だったのは、やっぱそれじゃいけないってことで。
そうか。
偉そうじゃねえかって。
権威のある人が、偉そうって言われないために、
自衛的にやるんだったら、わかるんだけど、
そうでもない普通の会話、普通の会議とかで、
いちいちありがとうございますから始めるのって、
なんか違和感があるなって。
菅田さんは言います?
言わない。
ここで、佐野をどう思うよって言って、
佐野がいちいちありがとうございますって言うのと同じ感じじゃん。
言わないじゃん。
言わないですね。
僕、テレビかラジオに出たときに、
仕事で。
ここ、うちに取材に来てくれたことを、
ありがとうございますって意味で、聞かれたときに、
ありがとうございますって言って喋ったのを思い出して、今。
あれも…
でも、あれは…
あれは聞いてくれ…
聞いてくれてる人に向けてのありがとうございますみたいな。
ちょっと違う。
僕、あってるかわかんないけど、
割と思いついてることがあって、
言葉の使い分け
まず、発声の理由と定着の理由が両方とも思いついてて、今。
おぉ、発声。
まずね、発声はすごい、多分こうだと思うんだけど、
これはズーム、オンラインだと思う。
要は、このようになって、ズームっていうのが流行ってる。
浸透して、当たり前で使われるようになって、
そっちのほうが会議ではその場面が多くなってて、
ズームは明らかに、発言があなたの時間ですよっていう文化になってるわけよ。
特に会議とかなんか。
ファシリテーションがいてみたいなのが非常に明確なので、
そうなってくると、
当てられたときに、
あ、私にその時間を与えてくれてありがとうございますっていう。
これでね、多分発声したんだと思う。
なるほどね。
これが一つの作法みたいな感じで、
いろんなとこで使われ出して、
菅原が言う通りにね、
それが、そうじゃないところまで浸食しているみたいなのも、
実はよくわかる、感覚的には。
それはもっと適当な理由なんだけど、
使いやすいっていうことだと思う。
使いやすい。
だからね、まさにさっきチラッと言った、
そうですねが、その前の派遣を握ってたのはそうですね。
ああ、派遣ね。
で、このそうですねが逆にね、
さっきのトイレの話じゃないけど、
プレ野球選手とかのヒーローインタビューでさ、
今日はなんとかでした、そのときのお気持ちはどうだったですかって言われたら、
大体の人が、そうですねとか言って。
全部言う。
全部そうですね、菅原。
あれが僕は逆に耳についてて、
もうそうですねから始めるのやめたらみたいなことは実は思ってて。
なるほどね。
でもあれはね、野球選手とかね、
そういう人はしゃべりのプロじゃないから、
しゃべりのプロじゃない人に文句を言うのはすぐ違いなんだけども、
まあでもそうですねばっかりのところに、
あ、ありがとうございますっていうのが来たときに、
あ、使いやすいじゃんってなって、
なんかなんかあるときに、
ありがとうございますみたいなのが定着してきたみたいな。
だからね、やっぱり確かに今こう3人で話してるときに、
じゃあさんどう思う?って言ったら、
ありがとうございましたとは言わないけども、
もう全然ね授業とかでもなんでもないから、
みんなフランクなんだよ。
フランクだし、やっぱりたまについつい出ちゃう人いるもん。
ああー。
普通の平場で賢まってもないんだけど、
山田さんどう思います?とか、
最近山田さんどうしてます?って言ったときに、
ついつい、あ、ありがとうございますって言って、
話してくれる人が多いんですよ。
だからね、やっぱりね、
やっぱりね、
最近山田さんどうしてます?って言ったときに、
ついつい、あ、ありがとうございますって言って、
話し始める人みたいな。
それは多分普段そういうのをね、
慣れちゃってるというか。
そっか、まあ慣れちゃってんだなあ。
そっか、慣れちゃってんのか。
なるほどなあ。
しかも悪い気しないですもんね。
爽やかですもんね、なんか。
爽やかだよね。
ありがとうございます。
たぶん菅原は仕事がより多いんじゃない?
そういう場面が。
そうね、多いね。
経験を重ねれば重ねるほどさ、
だんだん気になってくるみたいな。
いや、だから本当に会議から、
イベントから、今テレビ番組ですら、
ありがとうございますっていうのを、
言うのが気になってたんだけど、
そうですねの代わりっていうところで、
すごく、そうかって今思ったから。
そうなると今度なんか、
謙虚の先生攻撃なんか言ってる自分が、
恥ずかしくなってきちゃったんだけど。
恥ずかしくはない。
謙虚さは僕はあんま感じはしないけどね。
無意識なんだもんね。
本人の中ではもうそうですねと変わらないかもしれない。
無意識かの中で当たり障りがないという意味では、
謙虚っていう要素も含んでいるとは言えると思うけどね。
まあね、そうね。
謙虚的な要素があるからこそ、
当たり障りがないわけだから。
やっぱすごいポジティブですよね。
僕今思ったんですけど、英語だと、
もしかしたらね、そうですねって、
レッツシーとか。
そうか、佐野は英語得意だもんね。
レッツシーじゃないですけどね。
そうですねがね、
えっとみたいなのがレッツシーって言うんですよね。
ちょっと下がるじゃないですか。
でもそれがセンキューって言って、
そしたらほら、そうですねとありがとう。
だからやっぱポジティブ。
日常の感謝の言葉
大丈夫だよこれ。コメントいっぱい来るんだよね。
佐野さん違いますって来ない?大丈夫?
全然違いますと。
いいよ今のはよく凍り込んだ。
ありがたね。世の中暗いじゃないですか。
だから少しでも明るくしたいから、
そうなって言ったのかなっていうのがありますね。
それがありがとうございますなの?
はい。
センキュー。
ありがとうございました。
でもやっぱりですね、少し議論があって、
ここに辿り着いたから良かったです。
すごい良かった。
これは素晴らしい。
ありがとうございます。
自然に出た今。
自然に出ました?
コウさんはどうでした?今の。
違った。
コウさんはヒントだけ出してくればいいです。
今のは俺の番だったか。
俺の番だったか。
もったいない。
もったいないな。
今のはもったいない。
コウさん今の気持ちどうですか?
ありがとうございます。
ちょっと無理だった。
もう無理だった。
もう無理。
もう無理だわ。
ありがとうございます。
ということで、そろそろ締めていくために、
リスナーとの対話
はい、じゃあ皆さん戦慮を考え始めてください。
チャット開きます。
はい、チャットどうぞ。
難しい。
難しい。
一回も考えてないんだよね、この時間。
全部足りない。
やなぁ。
お、出た。
これまずサノから出ましたね。
これ読みますね、僕。
はい、お願いします。
サンキューをあなたにあげる。
そうですね。
ちょっと意味がわかんない。
なんで考えちゃう、感じてください。
え、感じる?
あ、V3?もしかして。
これ全部カットでしょ。
Don't think. Feel.
なるほど。
考えてますか、コウさん。
え?
考えてるフリを今。
編集のことも考えてる。
どんどんチャット書いていこう。
あ、サノさん出ましたね。
じゃあ読みましょう。
怒られる。先回りしてありがとう。
お。
あ、菅原さんから出ましたね。
いいねぇ。これじゃない?
コウさん考えないよ。
コウさんがもうサジを思いやり投げちゃってるでしょ。
妥協の匂いがするんだけど。
これはだってすごくいいじゃん。
でも今日の話をこれ見たら思い出しますもんね。
そういうことなんだよ。だってこういうことなんじゃん。
だって今日の話の中にあったのは、
そうですねにしてもね、今回ありがとうにしても、
それがこう連続的に使われて、
それに接すれば接するほど、その言葉に対してね。
今までは普通に聞いてたのに、どんどん、
何それ、あれおかしいなって言って、
なんでそんなことばっか言うのって、耳についてきたわけじゃない。
コモディティ化してるからね。
常にそういうのってSDGsみたいな話もそうだったし。
そうだよね。
それに対するこうなんていうのを。
タノが言ったじゃん、ヒップアップじゃなくてなんだっけ。
ブラッシュ、ブラッシュ?
ブラッシュアップだっけ?
コウさんヒント。
アップ?アップじゃない。
アップデート、アップデート。
すげえ、ナイスヒンターだな。
スーパーヒンターやな。
グッヒンターやな。
グッヒン?
グッヒン?
グッヒン?
グッヒン。
なにこれ。
まあ、そういうことでしょ?
菅原がやってたのは。
そうだね。
はい、じゃあということで決まりました。
お別れを言って、お別れを言った後に最後に菅原に呼んでいただいて、今回は終わろうと思います。
今週もこの3人の雑談、バカ雑談にお付き合いいただきましてありがとうございます。
ありがとうございます。
投票も。
投票してくれた。
投票もしてくれてありがとうございました。
特に3名の方ね。
まず聞いてくれた人はもう皆さん嬉しいですし、さらに3名の投票をいただいた方は本当に嬉しいですし。
ただまあ聞いていただいて、暇だったらコメントみたいな。
そうだね。
もう一歩前に出てね、コメントしていただければ。
改めて気の押してもらってね。
ありがとうございますっていう気持ちになりました。
いいな、と言ってくれましたね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで、基本的には来週またよろしくお願いしますってことになると思います。
お二人とも今日もありがとうございました。
ありがとうございました。
また次回。
ありがとうございました。
さようなら。
またね。
そうですね。
ありがとうの次に来る言葉募集。