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2024-08-29 10:00

「好きを仕事にする」がダメな理由

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こんにちは、サチュアレコです。今日は、「好きを仕事にするのがダメな理由」というテーマで、ちょっと刺激的な表現になってますが、特に自分が好きだったこと、自分が好きなことを仕事にできてないんだよなぁって思われてる人に届けばいいなぁと思って今回お話しいたします。
海外の有名なマーケターも評価している本で、カルニューポートっていう方が書いた、「So good they can't ignore you」っていう、そんな要書があるんですけど
例えばちょっと前のyoutubeのキャッチコピーとかでも、「好きなことで生きていく」とかって言われてたり、「好きなことに対して情熱燃やせば遊んで暮らせるぞ!」みたいなね、そういう考え方って世の中にありますけど
実はそういうのって良くないアドバイスなんですよね、と言ってるのがこの本なんですよ
これは私自身の仕事での実体験ともすごくリンクしている考え方で、もし今聞いてくださっているあなたが、自分にとってぴったりな仕事ってなんだろうとか、どんなキャリアが適してるのかなとかって少しでも考えることがあるんだったら、お役立ていただけるかなと思います
まず、自分にとって有意義な仕事を見つけるためのポイントとして、自分のパッションに従わないことっていうのがあるんですよ
実はスティーブ・ジョブズもね、自分のパッションに従ってそうで、実は従ってないということがありまして
ジョブズって昔20代前半ぐらいの時に仏教の全集にどっぷりハマってたらしいんですけど
もし彼が自分のパッションに従っていたら、仏教の僧侶になってたかもしれないんですけど、実際彼はそのパッションには従わなかったんですよね
この本のタイトルがSo Good They Can't Ignore Youっていうので、つまり、もし他の人たちがあなたを無視できないくらいに優秀になれば、あなたの好きなキャリアとか仕事を見つけることができる
っていうことを表してるんですけど、重要なポイントとして、好きなことを仕事にしちゃうとすごく惨めになるっていうことなんですよ
え?なんで?って思いませんか?でも例えばゲーム実況っていう仕事、ゲーム実況とかね、ゲームが好きな人からしたらもう超楽しい人生やろうなって思いませんか?
好きなことで生計を立てられるとかめっちゃいいじゃんって感じするけど、海外のゲーム実況を仕事にしてる人たちのインタビューとかも聞いてると
趣味の時みたいに楽しんでるかっていうとそうではないんですよね。もうゲームの動画を作らなくていいんだったら何だってするっていうぐらいの話も出てたくらいで
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前はその自分のパッションをゲーム自体に注いでいたんだけど、今はそれを仕事にするためにそのゲームの動画を作ることに力を注ぐ形になってるんですよね、彼らも
これは私自身も経験したことがありまして、言うなら私も学生の時、もう音楽が大好きで特に洋楽が大好きだったんですけど
音楽仕事にできたらもう何もいらないっていうぐらいに考えてたんですけれども、いざ自分がラジオパーソナリティになってがっつり音楽を仕事にした時
どうなったかというと、もちろん音楽に携われる幸せもありました。ただ仕事にするからには自分が好きな音楽を聴いてるだけじゃ成り立たないので
自分がそこまで好きじゃない音楽も含めてしっかり勉強する必要もあったし
毎日仕事終わりにアーティストのライブ会場に足を運んで、本当はねライブって幸せなものなんですけど
なんか自分にとってこなさなければならないルーティーンみたいになっちゃっていたりして
あとインタビューもたくさん控えてるから、とにかく明日までにこのアルバムとこのアルバム、この音楽を聴き込んでいかなきゃとかね
やっぱり趣味で聴いてるのとでは全然違う世界だったんですよ
もちろん業界の中には本当に音楽が大好きで一日中音楽のことを考えてたいっていう人もいらっしゃって
それはとっても素晴らしいことだなぁって羨ましく感じてたんですけど
多分好きっていうだけじゃ長期的なスパンで人生を考えた時に
昔自分が楽しんでたことだからこそ苦しくなるというのが出てくるんですよね
私も昔は朝も昼も夜も音楽ずっと聴いてるような人間だったのに
それを仕事にした瞬間、家に帰っても仕事のための音楽鑑賞ばっかりになったから
もう音楽聴きたくないまでになったことがあるんですよね
すごく悩んだんですよ
音楽好きからしたらすごく不思議な現象なんですけど
あまりにも義務的なものが増えすぎちゃったかなって思います
なので音楽好きなのにもう聴きたくないってなっちゃって
でもね仕事だからいろいろ毎日こなさなきゃって苦しくなって
でもある時自分が好きな曲だけ聴こうって決めたらすごく楽になった瞬間があったんですよ
つまり私は音楽が好きとかその音楽の話を誰かに詳しくするのが好きとかというよりは
ただただ自分の好きなジャンルの音楽を自分の好きなタイミングで聴くのが好きだったんだなぁ
というめちゃくちゃ当たり前の事実に気づくわけなんですけど
ついねちょっと自分が楽しいって思えることが仕事になったらなって考えちゃうわけなんですよね
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ただしもう一つ重要なポイントとしてこの本で書かれてたことがあって
実はそのパッションを作り上げるのはある程度時間がかかるっていうこともあるんですよね
エイミーローゼンスキーっていう心理学者の研究があって
事務職の人たちを対象に研究されたんですけど
その業務に熱中している人とそうでない人の間にどんな違いがあるのかというのを調べられていて
その結果何がわかったのかというと
どれぐらいの期間その仕事に携わっているかっていうことだったそうなんですよ
そこなのって私思っちゃったんですけど
でも私自身これ実体験で確かになっていうのもあって
一般的に何かを長くずっと続けているとやっぱり人ってそのことが得意になって
その結果そのことにパッションを抱くようになるっていう理論があって
これはもともとあるパッションではない
後に自分で作り上げる後々できるパッションなんですよね
私も最初のキャリアとしてしゃべる仕事をするとき
もともと自分も話しべたしゃべるのめっちゃ苦手なのに
その分野にワーンって飛び込んでるから
最初は仕事内容も好きじゃないというか全く得意じゃないしパッションも何もなかったんですけど
やっぱり長く続けていくとそれが一個一個できるようになっていて
だんだん得意なものになっていて
自分はこのスキルで人の役に立って生活していきたいっていう
そんなパッションが私にもできていったんですよね
なので別に最初は好きじゃなくても
何かをするって決めたらそれが得意になるように
努力するっていうルートもあって
もちろんその途中で自分の考えを変えることも自由なんですけどね
私自身はやっぱり途中で苦手だから辛いから辞めたいってなったこともたくさんあったけど
今では11年仕事を続けてよかったなっていうのは思っていて
もし途中で苦手なまま喋る仕事を辞めてたら見られなかった景色もあったなとは思ってるんですよ
なのである意味この本はどっちにも背中を押してくれると思うんですけど
昔から自分が好きだったこと仕事にできてないなって思われてる人は
もしかしたらそれでよかったかもよということと
もし今から新しいキャリアを探す人も何か選んでそれにコミットして時間をかけさえすれば
自分にとっての転職にもできるし
ただ自分の好きなことを仕事にする場合はしっかり掘り下げた方がいいかなとは思います
自分は映画が好きだから映画仕事にしたいって思っても
もしかしたらね自分はシンプルに映画を見るのは好きだけど
誰かに映画のレビューを伝えたりとか仕事のために興味のない映画を見たりとかするのは耐えられないかもとか
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そういうのが私もあったので
掘り下げると見えてくるものがあるかなと思います
今回の内容もちょっとでも何かあなたの参考になっていれば嬉しいです
今回はもう一つ退屈な仕事に生きがいを見出す方法について話している回をチャプターに貼っています
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
それからアンドロイドの方はぜひスポティファイでモチベーションを高める生きがいと検索していただくか
概要欄の方のリンクからよかったら飛んでみてください
お手数おかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします
これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう
私さちあることはまた次の木曜日お耳にかかります
夏の終わり8月の終わりどう過ごしていけますか
最後の夏も楽しみましょう
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