サマリー
才能や努力に自信がない語り手が、過去の自分に囚われ、後悔に苛まれながらも、一人で温かいミネストローネを啜り、新しい朝を迎える決意をする物語。
自己肯定感の揺らぎ
鮮やかな世界が途端に白黒になる 才能なんてものはないし
人よりもこの道で努力してきたと胸を張って言えるわけでもない 細い糸を紡ぐように繋いでいくだけ
もしかしたらたまたま偶然に その先に誰かがいたらいいなって
なりたい私に 慣れない私に
慣れた気がして 楽しくて仕方がなかった
時間が溶ける 溶けて消えていく
本当にいいの? これでいいの?
石橋を叩くように慎重に 慎重に
それでも後悔は消えなくて ああ
過去への執着と涙
ダメだ 懐かしくて戻れなくて手放したのは私なのに
どうしようもなく泣きそうになって 人生間違い探しで
後悔ばかりで 悩んで止まって
少し進んでまた悩んで 悩んで悩んで
どうしたらいいかわからなくて 訳もわからず涙が出て
でも そんな姿誰にも見せたくないから
ミネストローネと朝焼け
今日も一人ベッドの上で温かいスープを飲む
いつもより少ししょっぱいのは たぶん気のせい
膝の上のクマのぬいぐるみが いつもよりぼやけている気がした
器の中にあるミネストローネが夜を溶かす 朝焼けが眩しい
ああ 起きなきゃ
02:48
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