もがく
作:弓枝ユズル @amanoharatsuki 様
BGM:魔王魂
https://x.com/amanoharatsuki/status/1928109768729583890?s=20
お借りしました!
2・4・6・12・14
16・18・22・26・28日更新予定
【活動まとめ】 https://lit.link/azekura
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00:06
アメリカの博物館には、とある犬のミイラが展示されているという、その両犬は、何か小動物を追いかけて、木のうろに入り込み、そのまま抜け出せなくなってしまったらしい。
木には腐敗を防ぐ探人が多く含まれていた。
また、入り込んだ場所が高い位置にあったこともあって、彼は他の動物に見つかることなく、ミイラになった。
そんな話を聞いたとき、私はその瞳を想像してしまった。きっとそれは、黒黒として、木の中で光っている。
深い悲しみをたたえた目だ。必死に追いかけていたのに、いつの間にか小動物はいなくなっている。
そこでようやく、彼は自分が動けないことに気がつく。
前足を動かしても、尻尾を振っても、木のささくれが柔らかな毛並みに刺さるだけだ。
一声泣いてみる。助けは来ない。
そうして、彼は自身の終わりを知る。
それはひどく静かな終わりだ。緩やかな終末だ。
気がつけば、私は彼になっている。
暗闇の中でもがき続けている。
いつか、その瞳だけが他者の心に残るのだろう。
02:00
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