蜆講
作:Ene @ene_oeuf 様
BGM:魔王魂
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【活動まとめ】 https://lit.link/azekura
サマリー
とある村では、毎年くじ引きで「蜆講」という行事を行い、その年の蜆(シジミ)の大きさを決めている。かつては罪人の始末が始まりと言われ、今でも慣習として続けられているが、地元民は気味悪がって食べない。観光客は喜んで買うが、その実情を知らないだけである。
村の奇妙なくじ引き「蜆講」
ああ、そうそう、あそこの村ね。 シジミでしょ。
ほら、当たった。 いや、そういう人多いから。
物好きだよね。 あれね、本当のことですよ。
よっぽど栄養がいいんだね、なんて観光客には適当なこと言ってますけど、 近くの人間はみんな知ってることだもん。
そう、くじ引きなの。 毎年ね。それで決めてんの。
昔は罪人だったんだって。 それの始末に困ったのが始まりとかね。
でも今でもやってんのよ。 子供は不参加でいいってんだから笑っちゃうよね。
面白いのはさ、今って養殖の技術も進んでるし、 わざわざそんなことしなくてもでかいシジミって作れるらしいんですよね。
でもね、あそこの村の人たち、やめないんですよ。
蜆講とか宗教じゃないですよ。ただの慣習、習慣。
昔からやってるからずっと続けてんの。それだけ。
意味なんかないんでしょうよ。
観光客なんかたまに来てさ、喜んで買ってくわけ。
知らないって幸せだよね。
地元民の不気味な認識
地元のもんは食いませんよ。あそこのシジミは。 だって、気味悪いもん。
ねえ。
01:48
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