キツネはいつも人を騙すイタズラをしては喜んでいました。
でも、人間もやられっぱなしではありません。
山の道で美人の娘がひとり蹲っているなんておかしいとおもった次助は、
送っていくふりをして娘を背中にくくりつけて村へと帰ります。
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迷惑なキツネを処分するか逃がしてやるかの二択とは極端に感じますが、
厳しい自然を相手に必死に生きていた昔の人たちにとっては、
たかがイタズラと笑って済ませられない問題だったようです。
しかし、キツネも自然の一部。
農村では稲荷信仰も盛んだったと思われますので、
不思議な力を持つキツネは神様のお使いの側面も持っていたのでしょう。
そして、悪事は一度は情けをかけて見逃すけれど、二度目はないよという、
これは村の中での掟の一つだったのかもしれません。
(福娘童話集から読ませていただいています。)
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04:28
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