00:10
いやー、けーちゃん。 前回の放送だけどさ、まあけーちゃんがさ、ちょっと名古屋で単身赴任してて、仕事に疲れてますと。
まあ冒頭そんな感じで入ってさ、まあ俺もさ俺で、「大丈夫だよ、けーたん。疲れてんのわかるよ。頑張ってるもんね。」って、まあそういう流れで言ったわけじゃん。
けーたん 大丈夫だよって疲れてるね。大丈夫大丈夫だったじゃん。 まあいいでしょう。 あんなん誰がおもろい。聞いて。誰が笑うあれ。 けーたん 申し訳ない。
けーちゃん。俺も大反省したよあれは。 けーたん そうですか。 オンエア聞いてびっくりしたもん。なんだこいつだって。
いやいや俺たちはさ、マイク一本、しゃべり一つで、リスナーをお元気くんにさせるんだろ? 俺たちが全然お元気くん足りなかったわ前回。 けーたん 確かに。申し訳ない。俺が疲れすぎとうわ。ごめん。
いいよいいよ。大丈夫けーちゃん頑張ってんだから。この流れがつまらんかったんだわ。 俺がけーちゃんにお元気くんあげなかったの。
そうよ。まあくんのせいや。 けーたん そうなんだよ。俺さもうちょっとさ、オンエア聞いてびっくりしたのよ。なんだこいつらつまんねえなって。でもちょっとね怒りで震えたね。
マジで。そうでしたか。 けーたん 6秒間頑張ったもん。アンガーマネージメント。6秒間でこのiPhoneぶっ壊してやろうかなと思ったけど我慢したもんね。
けーちゃんちなみにアンガーマネージメントとか使うことある?怒って。 けーたん いやないない。あんま怒らへんもんな。6秒とか関係なし。
まあ俺もあんまりないからさ、この話はちょっと一旦流しておいて。 けーたん え?だって出した。
まあ行きましょうか。 けーたん 行きましょう行きましょう。けーちゃんマー君のドタバタトーターン。
けーたん 改めましてけーちゃんでーす。 マー君です。 けーたん よろしくお願いしまーす。 マー君 よろしくお願いします。
いやいやもうね、題材がつまらんかった。仕事疲れてます。誰にもお元気くんあげね。 けーたん ごめんって。
木曜の朝5時、俺たち配信してさ、もう配信して1、2時間したら結構な数聞いてくれてるでしょ皆さん。
けーたん うんうんうん。 出勤中に聞いてくれてると思うんだ。 けーたん なるほどね。 お元気くんもらうために。
けーたん 確かに。 そんな時にさ、疲れたなの。しょうがないよけーちゃん頑張ってんだからさ。つまらん。
けーたん ちょっと待って、その甘い声なんだよ。 だから、今日俺がみんなをお元気くんにさせる題材、しゃべります。
03:01
けーたん さすがー。 けーちゃんはもう疲れてる。 だからもう今日ギャラリー、君もリスナーDから今日。
けーたん やったー。 俺がもうしゃべってあげるから。みんなを楽しませる題材をしゃべりますんでね。
けーたん はい。 いくよー。
けーたん はい。 あのー、祖母が亡くなりましてー。けーちゃんの顔よ。
けーたん いやいやいや。笑いにくい。笑いにくいし、いつの話ですか?
いやもう結構前なんだよ。全然ドタバタグッドボタン始まる結構前。
けーたん あーそうです。そっかそっかそっか。朝5時にね、みんなにお元気くんをあげるんだよね。今から。
けーちゃんの顔が今一番面白かったよ。まあまあおばあちゃんがね、亡くなったんすわ。
けーたん どっちの? 父方のおばあちゃん。で、まあ89歳まで生きたからさ、悲しいとか寂しいとかあんまなくて正直。
けーたん へー。 もうなんかね、おばあちゃんありがとうっていう感謝。感謝の気持ちしかなくてさ。
まあおばあちゃんはね、僕18歳まで。実家の時は一緒に住んでたわけですわ。
けーたん あーそうなんや。 そう、二世帯住宅だから18歳まで一緒に住んでたの。
けーたん あ、そうやね。おじいちゃんとなんかモーニング食べとったとか前回言うとったね。
そうそうそう。で、まあおばあちゃんさ、俺めちゃめちゃ可愛がってもらっとって。
っていうのも、まあおばあちゃんの旦那さん、俺からしたらおじいちゃんが俺にそっくりなんだよ。俺がそっくりなんだけど。おじいちゃんにね。
でまあうちのおじいちゃんっていうのは、もともと三重で漁師をしてたわけですわ。
けーたん へー。 で、大人になってから名古屋に引っ越してきたっていう人なんだけど、まあその三重のね、漁師時代にサメと戦ったんだろうね。
そのサメと戦いをね、まあ手を変え品を変え角度を変え、毎日のように俺に喋りかけてくるわけ。その話を。
武勇伝。この傷見てみ、サメに噛まれた後やでとか。本当かわからない。もはや。いろんなサメの戦い方の話を毎日のように喋ってくれてさ。
そう、俺もだからさ、幼稚園ぐらいの時か。おじいちゃんはどこからどこまでが本当の話で、どこからが作り話なのかよくわかんねえなって思ってたのよ。だから俺もうね、完全に覚醒遺伝なんだよね。
お父さんはそんなことはない? そう、親父はね、あんまりこういうのはなかったんだけど、まあじいちゃん、俺、息子も同じような喋り方をするから。だから遺伝だよね、こういうのは。息子とかもなんか、ああこいつ頭の中の絵本読んでるなってわかる時あるもんね。
おもろいねそれ。 DNAだなって感じなんだけど、まあそんなおじいちゃんのことをさ、亡くなったおばあちゃんは世界で一番面白いって言ってたの。で、俺のことは世界で2番目に面白いって言ってたの。
06:09
1番はおじいちゃんだけど2番目はマークンだよ。で、まあ小学校の多分4年生ぐらいの時におじいちゃんが亡くなったんですわ。で、おばあちゃん寂しそうにしとってさ、そっから俺の日課が増えたんだよ。それはその日小学校であったことをあの手この手手を変え品を変えおばあちゃんに話すっていう日課ができたんだよ俺には。
うわーすごい。 これがね俺ポッドキャストの原点だと思うんだけど。 思った俺も今思った。 もうあることないことを話しておばあちゃんに。で、おばあちゃんね半分以上意味わかってないのよ絶対。何の話してるのかわかんないんだけど笑ってくれて、マークンは面白いねマークンはユーモアがあるねって毎日褒めてくれるんだよね。
いいねいいおばあちゃんだね。 だから俺はそのおばあちゃんに褒められたくてさ、どんどんエスカレートしてくわけよねその話がね。 いいんかな。おばあちゃんが褒めすぎるからマークン嘘ばっかつくよだって。 嘘じゃないから。嘘じゃないから。 嘘じゃないですか失礼しました。
まあそんな幼少期を過ごしてたわけなんですわ。でまあ俺のなんて言うんだろうポッドキャスト以外でさそんなことって褒められることじゃないから別に俺のおしゃべりなんか。おばあちゃんが一番最初に褒めてくれた唯一ぐらいね。もう母親とかはわけわかんない話やめなさいとかすぐ言っとったからおばあちゃんは褒めてくれた。で俺はそれ嬉しくて毎日喋ってた。
でまあそんなおばあちゃんが亡くなったわけなんですけれども亡くなるね1週間から10日ぐらい前にもうおばあちゃん病院にいたんだけど俺奥さんとね平日の昼間に日程ちょっと合わして時間合わしてお見舞いに行ったわけよ。
でそのお見舞いに行く車の道中でさうちの奥さんが珍しく結構マジな顔でまあ君濃くなことを言うようだけどもうおばあちゃんと会えるのは毎回最後だと思った方がいいよって言ってくれた。っていうのもうちの奥さんは介護士なんだよ。
おじいちゃんやおばあちゃんのスペシャリスト。そんなプロまゆみが見てももうちょっとおばあちゃん長くないんじゃないかっていう。これ家族あるあるなんだけどこういう時って結構過度な期待をしちゃうんだよね。
おばあちゃんは今病院でいてほとんど寝てるけどこのままひくひく2,3年生きるんじゃねえかって俺結構マジで思ってたから。だけどうちの奥さんがさもう会えるのは毎回最後だと思った方がいいよこう言って言ってくれたわけなんですわ。
そういうそういうもんかねえと思ってありがとうありがとうって病院着いてさ面会時間15分ぐらいですわ。 ああそうなんや。 で毎回さあおばあちゃんもう結構寝てることが多かったから15分間まるまる寝てるだけとか。 ああそうなんや。じゃあ喋られへんや。 喋られんことの方が多かった。けどその亡くなる1週間から10日ぐらい前に行った時はおばあちゃん起きててしかも喋れるのよ。俺のこともわかるっていうことになってもう今日しかないと。
09:21
今だおじいちゃんがくれたこのアトラクショントークそしておばあちゃんが育ててくれた俺のこの喋りでこの死にかけババアをちょっと笑かしてやろうかと俺は思ったわけですよ。
ちょっと言葉は悪いけどいいよ。 1分未満30秒ぐらい。その話はね中学校の時に友達から借りたちょっとエッチなDVDを2、3枚俺がね自分の部屋の床に置いてたの。で眺めてたの。
ちょっと待ってDVDデッキに入れて見るわけじゃなくて。 パッケージをまず眺めてたの。
これプレステ2で見ても爆発しちゃりしないよなーっつって。そのパッケージを見てたの。大丈夫かなこれプレステ2でみたいな。見てたらおばあちゃんがご飯食べに行くよーっつってガチャって開けたのよ。
したらおばあちゃんが驚いてさメンタマとメガネ落としてたよそれ俺が拾ってあげたんだから覚えてるっていう話をしてさ。
奥さんにね病院なんだから声がデカすぎるって怒られながらもよ。 声のデカさじゃないの? 30秒ぐらいで。
俺が話したらさもうおばあちゃん耳聞こえてないのよほとんど。そして俺のねそのエッチなDVDを友達に借りたとか絶対覚えてない。
だけどニコニコ笑ってさおばあちゃんの枕元に立ってた奥さんの手をさパッて取ってギュッて握ってこの子はユーモアがあるでしょうって言ったの。それが俺とおばあちゃんの最後のやり取り。
ちょっと感動するやないか。 俺はね奥さんに感謝だね。俺奥さんにね行く道でもう最後かもしれないよって言われなかったら絶対喋んなかったし。
多分そのまんままたねバイバイって終わりだったと思う。3日後ぐらいにも行ったけどもう寝ちゃっててさおばあちゃん。そのまんま亡くなったのよ。
なるほどね。 お元気くーん。でまあ亡くなったらさ結構家族がバタバタするんだよね。
うんうんうんそうだよね。 亡くなったって決まった瞬間もう式場に電話とか。
はいはい。 で次の次の日かな。おつや決まっててさ僕が母主なんですわ。俺が母主なの。
そうなんや。 でも母主って別に大してやることなくて正直。
ああそう母主は忙しいって聞くで。 まあ雑用はねうちの妹や母親が全部やってくれて。母主はもうどんと構えときなさいと。
12:02
何にもやることないんだけどこれだけが母主の仕事ですっていうのがあって。それがおつやの後の挨拶とお葬式の後の挨拶。これが母主の仕事なんだけど。
それがもう喋ること決まってんのよ。台本もらえるから式場のお葬式の式場の方から。テンプレートがもらえるからそれを読むだけ。でそのおつやが始まる前にもリハーサルとかやるのよ。
まあ俺は母主だから一番前の席座っておつやが一通り終わったら式場の方がそれでは皆様へ母主様からご挨拶がございます。見たこと言われたら俺がすっと立ち上がって。前に1,2,3,4,5歩進んだらちょっと色の変わったカーペットがあるからそこで一回止まるのよ。
でくるっと振り向いて参列された方に深くお辞儀をする。で顔を上げたらうちポケットから台本を取り出して読む。これだけなんよ。楽勝じゃん。
まあまあ楽勝ですわ楽勝ですわって言っておつやが始まってさ。まあそれこそですわ友達だったからねおばあちゃんの。わんわん泣いてんのよやっぱ。
えーそうなんや。 そりゃそうだろ。ごめんごめんごめんごめん。
えーそうなんやじゃねえよそりゃそうだろ。 相槌が下手やったな。
でまあそれこそ喫茶店のマスターの夫婦とかね。実家の目の前の。参列してくれてさ。泣いててさみんな。お友達とかもいっぱい来ててさ泣いててさ。
おばあちゃんはいい人たちに囲まれたんだなと。でまあそのおつやっていうのは暗くて寂しくて静かに進んでくるんだけど。まあ一通り終わってねその式場の方がそれでは皆様へ。
お日様からご挨拶がございますって言われたからまあ俺はスッと立ち上がって。マー君の登場やな。
一二三四五歩進んだらちょっと色の変わったカーペットのところで立ち止まる。そしてくるっと振り向いて深くお辞儀をする。で台本を取り出して本日は祖母文子のおつや式にみたいな感じで読み終わったわけですわ。
でまあおつやが終わってさ。で今日が最後ですと。おばあちゃんと一緒にいれる最後の日なんでなるべく一緒にいてあげてくださいって言われたから。まあ親戚がその控室みたいなところでね集まって酒とか飲んだり寿司食ったりしてさワイワイ騒いどったわけですわ。
その時の俺さふと気になることがあって。まあポッドキャスト聞いてる方だったらわかると思うんだけど。俺って普通に喋るだけで元気な声してない。元気だしちょっと明るい感じに聞こえない俺の声って。
だからそれが気になってさ俺。ちょっと暗い声出すのって俺ちょっと頑張んなきゃいけないんだよね。だけどそのあれおつやの時の挨拶俺暗い声出したかなと思って妹に聞いたのよ。おい妹よ。お兄ちゃんはおつやの後の挨拶元気な声出てなかった?ちゃんと暗い声出てた?って聞いたら妹がいやお兄ちゃんそのテンションとか全く気にならなかったんだけど多分祖母のところ祖父って言ってたよ。
15:19
いやいやいやいやいやないないないないない祖母祖父間違うわけないじゃんと。祖母と祖父だよ。性別変わっちゃってんじゃん。いや冒頭風間違いません間違いません聞き間違いだって妹よ。絶対俺祖母って言ってる言ってるねおじさん言ってたよねって聞いたら山君祖父って言ってたなーって言ってて。なわけないじゃん。間違いない間違いない。
俺台本読んでんだ祖母文子のって。読んでる読んでる間違うわけないじゃん。みんなではめようとしてるこれみたいな感じで。俺ね式場の担当の人に聞きに行ったの。僕祖父って言ってないですよね。祖母って言ってましたよね。いやー祖父って言ってましたねーって。やっちまったなーと思ったんですけど止めるわけにはいかないですからねーって言い出してルビ打っとけよって。ルビ。
いやいやいやいや。総冒頭総風世界で一番間違いやすい。冒頭風が違うだけで性別変わっちゃうんだから。そうだね。おじいちゃんとおばあちゃん変わっちゃうんだからルビ打っとけよってなったんだけどうちの親戚って結構基本明るいからさいいじゃんいいじゃんっつって。うんうん。今日は言ったらリハーサルと明日のお葬式で間違えなきゃいいんだから。なるほど。
親戚集まりの面白ネタができたんだからいいじゃんって。そう言ってくれたわけですわ。でうちの母親にね。あんた明日間違うと偉いことだからさすがに。もう自分でルビ打っときなさいって言われたから。俺もその台本のね余白にもう嫌がらせのようにそぼーって書いた。大きく間違えないね。で次の日です。お葬式ですね。お葬式も滞りなく始まりまして終わります。終わりかけ。
もうおばあちゃんのね棺の中にお花をもうありったけ詰めて。こんなに今明るく喋ってるけどもうみんなしくしくですよ。ボロボロ友達とかもみんな泣いててさ。もちろん俺もいろんなこと思い出してね。おばあちゃんと一緒に住んでたわけだから。そうやね。もう泣いちゃって泣いちゃって悲しい空気。お葬式の世界で一番暗くて寂しくて静かでそんな空気の中。
質疑も完了し式場の方からの一声がかかるわけですわ。それでは母主様から皆様へご挨拶がございますって言われて俺がすっと立ち上がって一歩目を踏み出そうとした瞬間隣に座ってた息子がそぼねーとんでもない大きい声出したのにそぼねーって。
そのさ声がさその世界で一番暗くて寂しくて悲しい空気とは似ても似つかない。俺によく似た明るくて元気で大きな声でそぼねーって言われた瞬間俺吹き出しそうになって。
18:15
俺はその時息子抱きしめたかったよ。もう1秒前まで俺号泣してたんだから。俺ちゃんと読めるかなぐらい泣いちゃってて呼ばれた瞬間も俺深呼吸したんだから落ち着けって。
立ち上がって一歩踏み出そうとした瞬間そぼねーって俺さ吹き出しそうになったのよ。そんなねみんな泣いてる悲しい空気の中お前はよくこのタイミング声の大きさ言葉の切れ俺抱きしめたかったよ。それでこそ俺の息子だと。
だけど今ばあちゃんの葬式で俺はもし笑うわけにはいかないのよ。絶対に笑えない。いいわけないじゃん葬式だよ。そんなみんなで笑って送り出そうぜーじゃないよ。仏教の静かな誰も喋らないあの空気のお葬式だよ。
だけど一歩踏み出しちゃったからあと2,3,4,5で色の変わったカーペットこっち振り向かなきゃいけない。絶対我慢できんと思って俺一歩目普通に踏み出したんだけど2歩目から10歩に切り替えたんだよ。一歩目40センチぐらい踏み出したけどもう2歩目から3センチぐらい。
振り向いてニヤニヤしてるやばい奴と歩き方がやばい奴どっちがマシかなーって天秤にかけたところ歩き方がやばい奴に決めたのよ俺は。俺はじわじわじわじわって歩いたわけ。その間もずーっとそぼねそぼねーが頭でリフレインしてるわけですわ。
そぼねーそぼねーやばいやばいやばい絶対笑っちゃうんってなっちゃうわけじゃんもう我慢すればするほど面白いんだから。
確かにねそういうのあるよね。だからもう違うこと考えようと思って。我慢するときはおばあちゃんとお花畑のことを考えろって先輩が言ってたから俺はお花畑のことを考えたわけですわ。
一面に咲くチューリップ畑のことを考えたらみんなチューリップが一斉にくるっと振り返ってそぼねーって言ってくるわけ。全然そぼから離れられないの。やばいやばいこれどうしようともう神に祈る番ですよ。
いたいけな少女のように膝をつき神に祈るポーズで神様お願いです僕に今から感情を取り除いてくださいと3分間でいいので取り除いてもらえませんかもう神様でもデンデでも何でもいいですお願いしますって感じ。
おばあちゃんの葬式で笑うわけにはいかないですって。そしたらもうボンって出てきて天使の輪っかつけた白髪ひげもじゃ神様がそぼですよって言うわけですわ。
21:07
序盤だよもうどうしようもないから牛歩でも進んでるわけですわ全然進んでるよなんならもう時間が経ちすぎてつすり泣く声とかもなくなっちゃってるよみんなあれあれ何どうしたってなってるけど笑っちゃうんだから俺振り向いたらでカーペットあたり来たけどそこで立ち止まってたら笑ってしまうと思って俺は進み続けたわけですよ牛歩で。
もうどうしようもないと今日この場に来ている僕のすべての先祖様ご先祖様たちをお願いです僕はおばあちゃんのお葬式で笑いそうになっております皆様助けてくれませんかと僕は子孫で一番愚かでバカ野郎でございます僕の感情を今取り除いてくれませんかともう3分とは言わず一生でもいいです取り除いてもらえませんかと
言ってるけどもうさその明らかに時間が経ち続けてるんだよね
そんなに
だからもう振り向くしかないわけですわだからもうこれここで笑いこられたら俺はもう仏教の道に入ろうと頭も丸めますという気持ちで振り向いた瞬間やっぱ俺大人だね真顔でした
素晴らしい
完全に真顔だったのよで深深と礼です三列さんの人にじゃないよすべてのご先祖様に深深と礼をしてそして顔を上げ台本を取り出すときにですわ僕を含めてね妹母親おじさん二人母方のおばあちゃん
まあみんな似たような顔してるんだけどみんなね同じ首の角度同じ目の開き具合同じ口の開き方でひくひく笑うの我慢してんだよねひくひくひくひくってよっぽど俺の牛歩が面白かったんだよねひくひくひくひくって笑うの我慢してて何やってんのこいつらみたいな
でうちのかわいい息子ですよ祖母ねと言ったパパが大舞台でみんなの前で恥をかいちゃいけないと祖母祖母ってまっすぐ俺の目を見ながら口パクで言ってんの祖母祖母って何やってんのこいつ俺もまたフリーズですよ脳みそも真っ白何も動くことができない手は震えてる膝も震える手で台本を取り出しパッと開いたら
もう脳みそストップだけど読まなきゃいけない読まなきゃ読まなきゃ読まなきゃ本日はって俺普通に笑っちゃってそうなると不思議だねもう我慢できないんだね本日はってだから俺もうさ肩を震わせよ声を震わせ変なとこで間を取りどうにか号泣してるように見えねえかなーって
24:06
おばあちゃんがーつって
ではそのままですよ俺母親だからさ霊球車乗ってくわけ仮想場に
で親戚たちはバスで仮想場に行く
で仮想場でさ親戚たちと会ってもう俺奥さんに速攻聞いたのよ俺号泣してるように見えたって
そしたらうちの奥さんはさ結構怒ってて普通に見えるわけないじゃんって誰がどう見ても笑ってたよって
俺は言いたいねアンガーマネジメントなんかよりラフマネジメント必要だろう
おい怒りのコントロールそんなもん自分のせいだろうが俺不可抗力だったよ
息子の祖母ねえから始まり全然我慢できないんだから笑うの俺6秒以上違うこと考えようとしたよ笑いどんどん増幅されんの
どんどんどんどん面白くなってるの神様も祖母ですよ言ってるし
神様はあんたが出したの
親戚なんかヒクヒク笑ってんだ俺の牛歩見て
ご先祖様は助けてくれたけど一番近くの親戚が俺を殺しに来とったあれ
息子も相棒相棒ずっと口パクで言ってるし我慢できる人いますかあの状況で
我慢できますかあなたできますか
私はできますけど笑い転げとるけーちゃんあったら笑って立ち上がれんわたぶん膝ついて笑っとるわ
そんなこんなだったけどね俺は誰に謝ればいいか分かんなかったよこれもう
ただおばあちゃんだけはねユーモアがあるねって笑ってくれとったと思う
おばあちゃんそんなマークが見たかったんよ
空気すごかったよ空気なんで笑ってんのこいつみたいな
いやーでもマーク経験値を積んでますね
モシュ?
モシュモシュ
あー俺モシュ2回目だもん親父の時モシュだもん俺
あそうかそうかそうか
だからそんなリハーサルとかいらんかったよ正直
変にリハーサルとかしんほうがよかったわあんなもう祖父って言っちゃって祖母のこと
リハーサルってかおつややろ
おつやの前にリハーサルあるから
もうねずーっとずーっと祖母ねーが脳内リフレインしとったわもうずーっと言いとったわ
奥さんにはね仮想場でブチ切られたけど家帰ってからマジこれ笑いのネタでは
あの時その場でよう笑い転げんかったねみたいなぐらい
まゆみさんは笑ってなかった?
全然笑ってなかった
あそうなんや真面目
うちの親戚だけヒクヒクしとったもん
同じような顔でふざけんなよマジで
おじいちゃんのねおじいちゃんの血がつながった人たちが
27:00
ふざけんなよおじいちゃんと血つながってないつながってない
あつながってないおじいさんは
つながってないマジふざけんなよ
まーくんお元気くんをあげれましたか今日は
あげれたでしょ
あげれたでしょ
あげれたでしょ
あれでお元気くんあげたと思うけどちょっとジーンっともきたね
あー感動パート
そうそうそうドキュメンタリーって感じ今日は
テクニーク
テクニーク
もう引き出しが多いわまーくん
いやいやいや
また伏線もしっかり敷いて
伏線雑だったなー
雑確かに
超雑だったな
マンガーマネジメント唐突に出たもんね
ねじ込んだな
いやいや良かったんじゃないでしょうか
あー良かった良かった
お元気くんになってください
今日もねそう今日もお仕事みんな頑張ろう
頑張ろう
じゃあ終わりますよ
終わりましょう
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