こんにちは、つねぞうです。 DesignReview.fm 今回も始めていきましょう。
ちょっと最近ね、このやり方にハマってるというか、楽なのでやってますけども、今週あったことを振り返るような、そんな回となっております。
まずですね、インサイドトヨタっていうね、NHKの番組を見ました。 この中、なかなかね、あの
興味深い番組で、まだご覧になってない方は、NHKの配信サイトとかでまだ見れるのかなと思うんですけども、
結構ね、そのトヨタのね、新しい車、カロラの開発現場に入り込んだというか、
見せれるところだけ見せているとは思うんですけども、なかなかね、Xとかでも評判が良くてですね、結構議論が飛んでるんですけども、
その中で出図していいかみたいな話があって、その図面の受け取り拒否という仕組みなのかな、
そのとある設計レビューか何かの場だと思うんですけども、製造側が、今回この図面は受け取れませんと、
そういう場面がね、出てたんですね。 その図面の受け取り拒否というところは、
多分トヨタに限った話ではなくて、うちでもね、うちの工作機械メーカーでも似たような話はあって、
設計開発側が図面を書いて、一方的に出図するわけではなくてですね、
対象となる設計にもよるんですけども、結構重要なもの、大きなところであれば事前に設計レビューをやって、
その時はまだ図面は作ってないんだけど、設計レビューをして、3Dモデルなどを見せながら、今回こういう機械ですよと、
こういうところが違うんですよと、こういうところが製造上問題になるかもしれませんとかって話をいろいろしながら、
今回こういう形でいかせてくださいと、こういう設計でいかせてください、これで出図しますよと、いいですねというね、そういうレビューの場があります。
多分あのテレビで流れてたところも、多分そういう場面だったと思うんですね。
この図面じゃ受け取りねえよと言ってましたけども、それはもう設計側が一方的に図面を出図して、
その後の話ではなくて、こういう設計でいくけど、これで図面出しちゃうけどいいよね、いいかなっていうタイミングですね。
結構その図面って上流から下流に一方通行で流れていくイメージがあると思うんですけども、当然受け取る側にもこれはNOだという権利があるということですよね。
そこでやっぱりNOと言える、そういう仕組みがあるというのはやっぱり強い強みだと思うんですよね。
そういう現場レベルがそういうNOと言えるようなチェック機構を持っているというか、まあそういう設計段階でいろいろ話をできるっていうのが、
フロントローディングと言ったり、コンカレントエンジニアリングとかって言ったりしますけども、設計段階からそういう製造側にも入ってもらって、
作りにくいとか組み立てにくいとか、コースがかかるとか、そういうフィードバックをして設計を良くしていくと、そういう仕組みが働いている証拠だと思います。
あと印象に残ったのは会議で決まったことを、1時間の会議で決まったことを製造側は6年やるんだぞと、そういう場面もあって非常に良かったですね。
3Dプリンターが終わったよと言いましたけども、6年続くよと。この6年というのはトヨタ産の自動車メーカーなので、
車のライフサイクルというか、モデルチェンジする期間が大体6年ということで、6年と言っていると思うんですけども、
これもそうなんですよね。その1時間くらいの設計デビュー会議で決めてしまったこと。
ある意味設計はそのタイミングで、そこからは仕事的には大体手を切れるというか、完全には切れないんだけど、
あとはもう製造さん側またになっていくわけなんだけど、製造側はその設計を良くも悪くも6年間作り続けないといけないと。
途中その設計の見直しとか改善があったとしても、6年作らないといけないんだぞと。
かなり重みのある言葉ですよね。その製品のライフサイクルのコストの80%は設計段階で決まると言われてますから。
まさにそういう話ですよね。設計が良ければその後の製造工程にも、
製造工程でもそんなに無駄な工数かかんないし、メンテナンスでもかかんないし、
その後廃棄になってもかかんないしと。ただ設計が悪ければ組み立てにも時間がかかって、部品の製造にも時間がかかって、
その後お客様に渡した後のメンテナンスにも時間がかかって、廃棄する時の分解するにも時間がかかってと。
そういうふうに設計の良し悪しでその後のライフサイクル全体でのコストの80%が決まってしまうというところを強く印象づけるような言葉ですね。
6年続くんだぞと。我々の設計している、私の設計している工作機械で言えば6年は全然短くてですね。
普通に10年、15年、20年近く製造している機械も当然あるんですよ。
ただもう6年の日じゃないですよね。悪い設計をね。悪い設計の機械があったらそれをもう15年20年作り続けないといけないと。
当然作っている数は違うんですけど、そういうね責任を感じながら日々設計はしているつもりです。
というのをね、インサイドトヨタという番組を見ながら、天下のトヨタも規模は違えど、私たちと同じようなところ、同じようなことを悩んでいるというか、気にしているんだなと、そういうふうに改めて思わされましたね。
この絡みでたぶん盛り上がっていたと思うんだけど、そのリバースエンジニアリングという話題もあって、そのインサイドトヨタの中で中国メーカーのね自動車を分解して研究しているよっていう場面もあったんだよね。
あったんですよ。その絡みでそのリバースエンジニアリングやるなんて、消しからんみたいな、そういう反応がXであったみたいで、そのモラル的にね、
モラル的に問題があるよみたいな話があったらしいんですよ。 ただそれに対して、クニクニュさんって方だったかな。
いやそれはもう普通だよというポストをしていて、一般的なその製品を開発する上で普通だよという話をしてたんですけど、私も当然そう思って、もうリバースエンジニアリングっていうのは当たり前の業務の一部ですよね。
エンジニアっていう職業をやっている以上、他社製品、競合製品を研究するっていうのはもうどうしても必要なことですので、
分解したり、色々調べたりというのは当然やっていることで、
自動車とか、自動車が多分最大なんだろうな、そのB2Cというか、そのカスタマー向け、一般のお客様向けの製品としては自動車が一番大きい
複雑な機械だと思うんですけども、当然家電とかね、普通の洗濯機、冷蔵庫、炊飯器とかっていう家電とか、
スマホもね、すぐ分解されますよね。もう発売当日にパカッとiPhoneなんかね、蓋開けられて、
バッテリーがどうだとか、カメラがどうだとか、そういうね、リバースエンジニアリング当然やられてますし、自動車も
当然やってるわけですよ。分解して、もうよく堂々とやってますよね。テスラ分解とかね、
なんとか分解ってやってるわけです。皆さんやってるんですよ。当然工作機械もそれができればいいんですけど、
工作機械のようにそのB2CじゃなくてB2Bの、一般のお客様相手じゃない機械っていうのは、
それをやろうとしてもですね、なかなか厳しいというか、金額も金額ですしね、金額はね、まあ最悪どうにかなるかもしれないけど、
普通にその我々がね、DMG森さんに行ってこの機械ください、マザクさんに行ってこの機械ください、
オクマンに行ってこの機械ください、なんてことできないわけですよ。新品の機械を買おうと思ったら、会社のね、会社の設備機として入れるっていうのはできるんですけど、
そこにやっぱりそれ相応の理由が必要というか、うちであれば旋盤、ターニングセンターは作ってないので、そういうもので当然外からね、買ってこないといけないわけで、
なのでそういうものを作っているメーカーからまあそれは堂々と買うことができると。
あと検索関係、検索盤みたいな機械も持ってないので、そういうのはそういう専用のメーカーから堂々と買ってこれるわけです。
ただ、ただね、うちで持っている機械、例えば横型の横型マシニングセンターとか、縦型三軸マシニングセンター、縦型の五軸マシニングセンターという、本当にうちで持っている機械の強豪となる他社さんの製品っていうのは、
まあ設備機で入れたいと言っても、そこはね、正当な理由とは思われないよね。
自分で持ってんじゃんと、自分のどこでその機械持ってるよねと言われちゃうんで、そこはね、まあ多分売ってもらえないんですよ。
これから欲しいと言っても、そう買えないと思います。
っていうのがなかなかそのB2B製品だと難しいところで、
じゃあどうやってやってるのというと、もうね、やれるところでやるしかないんですけど、
例えばカタログとかね、カタログとかYouTubeの、最近だとYouTubeとかに上がってますから、そういう動画を見ながら、こういう構造をしているんだという研究をしたりとか、
最近であればSNSにね、結構そういう動画写真を上げてくれることがあって、当然公式が上げることもあるんですけども、
お客様がね、それを購入したお客様が、今この機械据え付けてますとか、この機械買いましたーみたいなね、そういう動画を上げてくれることが最近多くて、そういうのもね、非常にね、参考になるんですよ。
うん、ありがたいです。とてもありがたい。
メーカーとしてはあまりやってほしくないんじゃないかなと、私であればあまりね、ああーって思っちゃうんだけど、
そのね、構造がわかっちゃうような写真をSNSに上げちゃうと、ちょっとやめてよーって内心思っちゃうんだけど、そこは当然止められないというか、そういう契約をすれば止められるのかな、ちょっとわかんないですけどね。
そのお客様に機械を販売するときに、購入した製品の写真、外観はいいけどね、そういう内部構造がわかるような写真はSNS等にアップしないでくださいと、そういう契約をすればいいのかもしれないですけど、そういうことやってるって話はあまり聞いたことがなくて、たぶんね、そういうことはないんじゃないかなと思うんですよ。
でも、普通にね、写真上がってますからね。というとこは、SNSの写真も一つ重要な情報源だし、あとやっぱり展示会ぐらいですかね、展示会、今年ジムトフがありますけども、ジムトフとかIMTSとかエモとかAMBとかそういう、あとは中国のね、中国のシムトフとかね、そういういくつかの大きい
工作機械の展示会があって、そこでは競合の機械をまじまじとね、堂々と見れるタイミングですので、ただそういう展示会に出てくる機械ってやっぱり限られてるというか、ある程度運びやすくて、設置しやすくて、短い期間で設置しやすいという小型から中型ぐらいの工作機械に
限られるっていうのと、あとやっぱりどうせ展示するんであれば売れ筋のね、数が出る機械を見せたいでしょうから。そういう機械に限られるわけですよね。なので、あんまり数が出ない機械とか、大きすぎたりして、その末付けに時間がかかるような機械、あとは当然そのブースのね、面積も限られてるので、あまりその大きい機械は置いちゃうと、もうそれだけでいっぱいになっちゃうので。
大きさも限られていると。そういう機械はあまり出てこないので、そういう機械をやっている人はやっぱり辛いですよね。
その展示会行っても自分の競合機は見れないと。 じゃあどうするかというと、もうどうしようもないよねという話で、あとやっぱりお客様ですよね。お客様の工場。
競合の機械を持ってお客様の工場に行った時に、こうちょっとね、チラッと見せてもらうと。そういうことは、まあそういうことぐらいしかできないのかなという気がしています。
なので、なかなかね、その工作機械で言うリバースエンジニアリングっていうのは難しいですよね。難しい。
自動車みたいな感じではちょっとできないというので、地道に地道に地道に少ない情報から探っていくしかないというところがあります。
というところで、まあ何が言いたいかというと、まあリバースエンジニアリングってモラル的にどうなのっていうところがあったんだけど、まあそんなの普通にやってるよと。
皆さん普通にやってますよねというお話でした。
で、コロッと話を変えますけども、昨日その娘のね、あの水素音楽のコンクールがあって、そこに行ってきたんですよ。
で、まあ非常にね、あのやっぱりそういう専用のねホール、コンサートホールっていうのかな。
って聞くのやっぱり一味違いますよね。今年初めて行ったんですけど、まあ良かったですよ。
っていうのは置いといて。でね、ちょっとびっくりしたのが、コンクールのその会場でね、DVDを販売してるんですよね。
今日のその演奏の様子が入ったDVDをその場で売ってて、まあその場で売ってるっていうのは、まあその場でその手に入るわけじゃなくて、
予約みたいな感じなんですけど、今日1日分のすべての演奏が入ったDVDがいくらですとか、
あとはそのもうちょっとね細かい区切りで、何校だったかな、3学校3つ分だったかな、3校ずつで区切って、
まあ自分のそのね、自分の関係する娘とかね、自分の子供がいる、子供が演奏している学校が入ったDVDのその
部分だけね、買うとかっていう、そんな売り方をしてました。いくらだったかな、1日全部で6,000円、1枚6,000円で、ある区切ったバージョンで4,000円だったかな。
まあ結構いい値段するんですよね。でもうちょっとお求めやすいものだと、なんかその1個だけ、その自分の学校の
音源だけ、音源だけをダウンロードできるサービスもあって、それは1個で1,000円だったかな、その1,000円でダウンロードできるQRコードを販売しますよみたいな、
っていう感じでね、商売してまして、最近で私そのそういうコンサート、学校の推奨額の関係の
コンサート初めて行ったんですけど、こういう感じでマネタイズしてるんだなと思いましたね。
当然あのコンサート時代の入場料もあって、大人とか子供関係なかったかな、
1人1,000円入場料払ってるんですよね。それだけじゃなくて、そういうそのDVD販売とかでも、
マネタイズしてると、そういう業界なんだなと思いましたね。
で、これがなぜ成立するかというと、当然そのコンサート中は撮影禁止なんですよね。
動画写真撮影禁止で、それは当然だと思うんですけども、それのその
大義名分というか、コンサートというか、コンクールか、コンクールなので、当然その審査があるんですね。
あの先生方のその楽器、そういう楽器の演奏に精通した先生なのか、本当に演奏家の方なのかわからないですけども、
そういう審査員が何名かいらっしゃって、そういう方がそのコンクールで審査をすると。
なので、そういう変なね、スマホの着信音とかが鳴ってしまうと、その審査の邪魔になってしまうんですね。
なので、本当にしつこいくらいに携帯の電源を切り下さいというアナウンスはしてました。
で、そのコンクール3日くらいあった、私は昨日行ったんですけども、昨日土曜日行ったんですけど、
金曜日のね、その前の日の金曜日はやっぱり、あんだけしつこくアナウンスしてても、そのコンクール中に携帯を鳴らした人がいたみたいで、
まあね、いるよね。いるよね、と思っちゃうけど、まあそういうことはあったみたいで、なので当然その携帯の電源を切っておかないといけないので、
動画の撮影とか、まあビデオカメラとか持ち込んでの撮影もやっぱりダメなんですよね。
なので、そういうそのDVDで販売しますよ、音源を販売しますよっていう商売はもう非常に成り立つというか、
それを買わないと、まあ入手できないので、そこは非常にね、マネタイズが上手い仕組みになってるなと思いました。
で驚いたのがね、朝日新聞だったかな、新聞社もそこのブースに出してて、なんで新聞社出してんだよと思ったんだけど、
スポンサーなのかな、スポンサーなのかもしれないですけど、新聞社さんも出していて、でその新聞社は新聞の公読、公読の契約をしてくれたら、
その楽器のね、どれくらいだっけ、楽器の100ミリもいかないかな、50ミリから5、60ミリくらいの高さの模型というか、置物みたいなね、結構リアルにできている。
トランペットとかサックスとかホルンとか、そういうね、いろんな管楽器のミニチュアみたいなものをプレゼントしますよと。
公読の契約をここでしてくれたら、その楽器のミニチュアをプレゼントしますよと、そういうふうにやってまして、これはね、うまいなと思いましたね。
やっぱりそのコンサートで、コンサート、コンクールで演奏を聞いて、ある意味興奮状態で出てきたお客さんに対して、
ああ、あの楽器欲しいなと、思いますからね。
たぶん探せばね、Amazonとかで買えるんじゃないかなと思っちゃうんだけど、ああ、欲しいわってね、思う方がいらっしゃるんじゃないかなと。
その新聞の契約どれくらいの方がやってるかわからないですけど、それもね、ああ、そういうマネタイズしてるんだなと思いましたね。