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今日ののろぶは
今日ののろぶは
4月から新たな場所で
新たな生活
新たな心で
新たな生活、新たな時間を迎えるあなたに
浅野いにお先生
浅野いにお先生、ソラニンを
語りたい、教えたい、伝えたい
まあそうでしょうね
森屋くん、ソラニンは知ってますか?
ソラニン
ソラ豆と人参を
合体ですよね
合体
ダメー
ソラニンでございますけど
こちらね、漫画でございます
浅野いにお先生の作品でございます
2005年から2006年にかけて
週刊ヤングサンデで連載してました、全2巻
え、2巻しかないんですか?
そう、全2巻なんですよ
これね、たぶん1巻から読んでると
ある種、映画になったんで
どんな作品かって
ざっくり知ってる人多いと思うんですよ
そうですよね、作品は知ってます
でも、作品を1巻から追っていくと
そういう作品とは思わなかったってなるはずなんですよね
最初は
日常生活を描かれたよね
そこからその展開が起こって
こうなっていくんだという
非常に読み応えのある短編でございます
全2巻でございます、あらすじ
OL2年目で会社を辞めたメイコと
音楽への夢を諦められないフリーターのタネダ
この2人は恋人同士
一緒に暮らしてました
メイコの一言で奮起したタネダ
ある思いを込めて
仲間たちとともに空に
という曲を掛け上げます
で、コード会社を持ち込んでいくんですが
という話でございます
これね、いいんですよ
浅野英二夫先生の作品って
森屋君って読んだことあります?
僕ないかもしれないですね
おやすみぷんぷんとか
デデデとかね、デデデ
デデデ デデデ
デデデは知ってますけど
読んでないですね
僕らの年代、ちょうど30代くらいの
前半とか
20代後半とかは、もしかすると
この浅野英二夫先生を
通ってるか通ってないかで
ちょっと違うのかもしれない
そうかもしれないですね
だから兄ちゃん姉ちゃんがいた同世代は
通ってるイメージがありますね
そうなんだよね
僕は長男だったんで入ってない
僕は高校生の時に出会いました
浅野英二夫先生が好きなやついて
おやすみぷんぷんを
武室に持ってきてて
それを貸し借りしてたんですよ
その時の自分にはすごく
衝撃的だったんですよね
それを言うなれば
ゴーイングステディーとか
銀卵ボーイズを聴いた時の気持ちに近いっていう
やりきれない
人の営みとか
心とか
動きっていうところを
大人の汚さとか
大人の苦しさ
子供の気持ちとか
揺れ動きをすごく丁寧に描写している
なんかざらつきを
残すような表現が多くて
漫画としてもものすごく
斬新な表現をしてた先生で
おやすみぷんぷんとかは
ぷんぷんで主人公を落書きみたいな
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書き方をして
本当は普通の人間なんだけど
落書きみたいな書き方をして
すごくなんて言うんだろう
何なんだこれはっていう異物感を持って
読める ぷんぷんは一切喋んないんだよね
っていう話を書いていた
この浅野雲梨央先生の
代表作 初期代表作ですね
ソラリンでございます
映画にもなってね
宮崎葵さんがさメイクやってんのよ
映画見てる人多いでしょうね
多いと思います
この写真みんな頭で想像できないかな
ちょっと後ろから光があって
水色のムスタングをこうやってる
宮崎葵の写真がある
あれがね
当時の我々
モリガール全盛期ですよ
われわれにとってはね
アイコニックですよ
宮崎葵みたいな彼女が欲しいなんつって
言ってましたから
理想のカルチャー好きなやつ
音楽とかファッションとか
からするとある種の
通るようなものでないけど絶対通る道なんでね
浅野先生の作品は
その気持ちになったことあるみたいな
感じなんですよ
その浅野英男先生は空に
これねあらすじで話したように
メイコとタネタっていう
この二人を軸に進んでいく話でございます
で言ったら
楽曲聞いてもらうんですけど
タネタって男は
本当は本気でバンドをやりたい
って思ってる
でも挑戦する勇気はない
ある意味後戻りできない選択をする勇気はない
でメイコは
会社勤めてて
何とか暮らしてるんだけど
このままでいいのかなってぼんやり思ってる
でメイコはタネタに
音楽をしてほしい
好きにバンドをしてほしいって
思ってる だから
少しずつメイコの行動っていうのは
タネタを元気づけるじゃないけど
煽るようなというか
頑張って焚きつけるような行動になってくる
仕事辞めてんのも
言ったらタネタの方は
めちゃくちゃ稼いでるわけじゃないから
メイコの方の収入の方が多いから
ちょっと
メイコの方が仕事辞めると
タネタの生活ってのはちょっと変わってくるというか
安定した生活じゃなくなるみたいな
っていうのも含めてメイコは仕事辞めちゃうんですよ
メイコはなんで辞めちゃうんですか
それはねなんとなく辞めてる感じなのよ
見え方は最初
でも実はこれでタネタを焚きつけるために
辞めたんじゃないのっていうのは
後が分かるだけ
なんか辞めたかったし辞めたみたいな感じなんだけど
最初の空気は
でも本当は心の底ではタネタを焚きつけたかった
みたいなところがあるんですよ
このタネタって男がそういう風に
日常生活の中で一緒に
共に暮らすねメイコの
働きかけによってちょっと変わっていって
曲を作るわけですよ
でこれでレコーディングもして
一発撮りでレコード会社に送ったりするんだけど
レコード会社の人がさ
もともとバンドマンだった
みたいな人が
曲はいいけどもう歌わなくていいよみたいな
他のやつも歌わせるからさ
みたいなことを言うわけ
なんかその大人になってしまって
守るものが変わって大事なところが変わった
でも彼らにとってはずっと好きだったバンドマンだったのに
気づいてると
06:00
こういう風に変わってしまうんだなっていう
絶望感もあったりして
なんかこういう20代中盤ぐらいの
モナトリアムを延長してる
大学を卒業して間もない
1年2年
まだ社会に出る大人になるってことが
受け入れられないような
そういう男女たちの物語なんですよ
なるほど
なのでさっき燃え尽きたかもしれないみたいな話のときに
ここに出てくる人間たちはみんな
何かを選択する直前にずっといるわけ
なるほど
メイコもタネダもそれ以外のキャラクターたちも
この選択をしてこの先進むっていう勇気を
まだ持ってないみたいな状態
どうするのってときにタネダは1個前に出た
そしたらどうなるのっていう
ところが前半1巻のね
話でございます
なのでねこの
何て言ったんだろうね
大学生のときに僕は読んだんですよ
遅ればせながらというか
先にぷんぷん読んでたから
痛いほど分かった気持ちが
こんな風になるのかなと思ってた
20代中盤
そう卒業する前で
こんな風になるのかなと思ってたら
なったね普通に
このまま自分は勇気を持ってというか
この選択をした後恥も隠し
何か予想できるじゃん結末
タネタも自分で言うわけ
自分はすぐに結論を求めてしまう
こうなったらこうなるんじゃないかって
求めてしまうし
その不安から挑戦できないみたいな話があるわけ
そういう難しさみたいなところを
うまく表現するんですよ
で
それを
その気持ちタネタとかが
メイクから言われてやるぞ音楽ってなって
作った曲がソラリンって曲
これは実際に映画のタイミングで
アジアンカンフージェネレーションが
曲をつけていて
曲ありますよねソラリンって
でこのソラリンっていうのが
本当にこの作品を
表すような
最初にその曲のことを
知ったときに
読んだ後4分前
では全然意味が違って聞こえるし
没入感も変わってくるという
そんな曲でございまして
一回聞いてみますか
聞いてみましょうアジアンカンフージェネレーションで
ソラリン
お送りしたのはアジアンカンフージェネレーションで
ソラリンでございました
ということで作中で
ソラリンの歌詞に出てくるんですよ
で実際に楽曲聞くと若干
順番変わってたりして
曲のフレーズの
ここで入れるとかは変わってて
サージカンゴッチがきっと
作曲してる中で
組み替えたんじゃないかなっていう
ほとんどそのままですね
読み仮名として
昔住んでた小さな部屋は
今は誰かが住んでんだっていう
歌詞があるんですけど
それは漫画の中では他人って書かれてて
それを誰かって読むとかは
これゴッチときっと
イニョ先生が
話して決めたんじゃないかなとか
話して決めたのかなとか想像しちゃうみたいな
とってもねこの歌詞良くてですね
例えば
ゆるい幸せがだらっと
続いたとするきっと悪い
だからさよならなんだっていう
これサビなんですけど
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これがまさに彼らの状態を表している
ジャガイモ放置したら目が出てきて
毒を持った目が出てきて
っていう
このゆるい幸せ自体を受け入れ続けてしまうと
それはちょっと毒になってるんじゃないか
みたいなことを考えてしまうみたいな
話なんですよね
実際種田も作品の中で
この幸せが続いて欲しいと思ってるけど
っていうずっと葛藤し続けるわけです
はいはい
で作品としては山場が一個あって
これはもうネタバレなんてもんじゃないくらいネタバレなんですけど
言ったら映画とかも出てるし
有名な作品なんでお伝えします
お伝えしますが
聞きたくない方はここで一回
大きい声でわーってくださいね
種田がね
事故でなくなっちゃうんですよ
そう
種田が事故でなくなっちゃうので
その種田の代わりに
メイコがソラリーの曲聞いて
ライブをするっていうのが
このソラリーのラストなんですよね
ギターを練習し
歌を練習し
メイコがその種田の死を受け入れるために
曲を歌う
かといって
彼らがこのままバンドで
デビューしていくぞみたいな話ではない
っていうのがこのソラリーの肝なんですよ
創出をどう受け入れ
進んでいくのかっていうところを
表現していると僕は思っていて
このソラリーの歌詞っていうのが
種田が亡くなった後
種田はもう本当に多分どうしようもなくなってて
信号無視をしてしまって
死んでしまうの
なんならその事故直前に
メイコと電話してて
実は就職したんだみたいな
契約社員からだけど
この生活を大事にするよっていう
決断をした後に亡くなっている
ここの種田の
涙するシーンとかの描写がものすごい
ぜひ読んでほしいんだけど
その新生活とその生活をしたくないって
どっかで思ってんじゃないかっていう
その選択をすることが恐怖みたいなところで
信号を無視して
アクセルを踏んでるんじゃないかっていう
バイクのっていう風に感じてしまう
みたいななんとも言えない葛藤を感じる
シーンなのよ
でメイコは最初
この曲のことを知った時に歌詞見ると
これ失恋ソングじゃんみたいな
言ったら私を振るために作った曲なのかなっていう
振るためというか
私との別れを
題材にしたのかなって思うわけ
なんでかっつうと最後のフレーズで
曲の中の
さよならそれもいいさ
どこかで元気でやれよ
さよなら僕もどうにかやるさ
さよならそうするよっていう
さよならを連呼するっていうか
入ってくるフレーズがあるから別れの話をしてるのかなって思うんだけど
いやこれ違うぞって
メイコがその
実際にソラリンを練習してるうちに
気づくわけ
もしかしたらこれって
種田自身が
前の自分に対して
そういう風に思ってたのかなっていう
決断をする前の自分に対して
さよならを言ってるんじゃないかとかを
理解し始めるのも素敵なんだよね
そう
だからこの
ある種モラトリアムとかもそうだけど
いって慣れてくるじゃん生活に
12:00
で心地よい時間っていうのを扱えるときに
それを怖わずにいたいじゃない
どうしても
でも違う道を進む
選択をするとその
心地いいぬるま湯みたいな空間が
変化を始めるそのときにやっと
見える景色もあるんだよっていう
だからさよならって言葉を
このソラリンって曲をメイコが最初
聞いたとき見たときに
私が振られた曲だって思ってたのは
まだぬるま湯の中にいたからだよね
でも外に出たときに
違うわこの曲違う意味なんだっていう風に
思ったわけよ
その感じがこの
ソラリンっていう漫画全体のことなんじゃないかなと思っていて
ソラリンっていう漫画を
読んだ我々読者たちも
きっとこの作品見たときに
一回目はえもうみたいな
ってなるわけ
当時の自分はなんでこのまま
バンドしねえんだろうって思ってたの
バンドする流れじゃないみたいな
メイコがその
バンドに入って
3ピースバンドでデビューしていく流れの方が
綺麗じゃんって思ったわけ
でそのまま
やってて成功したよとかが
漫画的には気持ちいいじゃないって思ってたの
今回読んで思った
いや生活者なんだよな彼らは
特別な人間じゃなくて
で主人公の種田も音楽が好きだっただけ
めちゃくちゃ才能があってって話じゃなくて
音楽がとっても好きで
で自分の生活大事な人との
バランスっていうの取り続けなきゃいけないよっていう
この社会に対しての彼の考え方だったわけ
で
だからなんかこのまま
バンドしてなくてよかったなって思っちゃったの
今回読んだときは
彼らが生活に戻って
バンドしてくださいよって言われて
いやまあねみたいな感じで
月に2回だけ入るリハーサル
みたいな練習だけは
習慣化していくよねぐらいの
温度感これが心地よくてね
うわー
これやっぱ全然違う風に捉えたなーって
思ったの
最初のゾラリンとね
エモいの種類が変わったっていうか
あーこうやって自分らも生きていくんだよなっていう
何を取り
何を手放すのか
これちょうどね
あの森屋くんさっき言ってた燃え尽きだって
大相撲デカン発したけど
何を取り何を手放すのか
そうっすね
そうかな
大相撲デカンを手放し
大相撲の英雄を手に入れたってことで
そういうこと
でこのゾラリンやっぱり
映画見てほしいし漫画見てほしいなと思うんだけど
楽曲やっぱほんと素晴らしくて
そうっすよね
なんとなく曲は知ってます
なによりね
そもそも漫画の中の曲を
楽曲化していい曲になるって
すげーことだから
マジで
浅井の先生自体がもうすぐ作詞能力あるんだろうな
と思ったわけ
まず気持ちいいフレーズを入れないと
メロディーはまんないからさ
味噌のゴッチのゴーアンプリを
それを曲にするってことですね
めちゃくちゃゾラリンに合うわけ
よくこんなんできるなーとか思ったの覚えてる
ゴッチのね
ミュージックビデオに着てるナイロンパーカーを
みんな着がちっていうね
派手なね
15:00
あの時代流行ったよね
ナイロンパーカーね
ということでね
ぜひゾラリンも読んでほしいんですが
実はねこのアジアンカンフージェネレーションが
このゾラリンという作品に対して
もう一個書いて書かれます
聞いてください
アジアンカンフージェネレーションでムスタング
お送りしたのはアジアンカンフージェネレーションで
ムスタングでした
映画のエンディングということで
使ってるギターがムスタングなんですよ
種田明子が一緒に使ってるのね
水色のねムスタングね
結局かっこいいギターってかっこいいから
かっこいいギターの形ってかっこいいんだから
見た目がすか
全然詳しくないわけギター弾かないから
でもギター弾きによると
ギター弾きたちによると
全然音違うらしくて
これテレキャスっぽいねとか
あるらしいのよ
なんかボディが全部違うわけ
形が
そうすると音の鳴りが違うんだって
体を響かしてさ
音鳴るから
そうなんだと思って
入門編というか
ソラニンで
音楽を始めようと思った人は
ムスタング選ぶんじゃないかな
そうですよねたぶんそうなりますよね
そういう入り口あるよねきっとね
いやちょっとね
浅野井上先生の作品の話ももっとしたいなって思う
深井でしたね
いやソラニンちょっと読むべきだな
でも全2巻だから
そうっすね
こんな短い作品だと思わなかったです
映画してるからってこと
そうっすねもっと大作なのかな
とか思ったりしましたけど勝手に
大学生の時に
読むと胸が苦しくてしょうがなかったね
あーそうっすか
タネ田がだから
そうなっちゃうとかそういうことっすか
そうね
タネ田って
自分らが直面するんだろうなって思ってた
この現実に
当時付き合った彼女とかもいるわけじゃん
でもまた別れもあんのかなとか
設定としてはメイクとタネ田は
大学1年生の時に出会って
6年付き合ってんの
同棲もしててっていう関係で
こういうのってさ今の30代の我々からすると
眩しいし
通ってきた道じゃん
分かる分かるみたいな
あの時長く付き合ってた彼女と
同棲まで住んだけど
なんか結婚はしねーんだよなとか
なんか終わるかなー
とかなんだかあるよなとかあるよね
あんなに長く付き合ってたのにとかね
あるじゃない
通った道だから今はここは全然
つっかからずに読めんだけど
当時は自分事で
世界に出るとこうなんのみたいな
結構きついかもしんないですね
でもそのきつさが苦戦なのが
浅野井亮先生の作品
キューってなるわけ
うわーすげーこと言ってるぞこれ
とか
それこそ新井秀樹先生のさ
宮本から君へとかもそうだけど
痛みっていうのは
漫画において重要かなと思って
はいはいはい確かにね
痛みを体験するために
読んでる人もあるし
新井先生の痛みとはちょっと違う
浅野井先生の
浅野井亮先生の作品の痛みは
18:00
上がってくるっていうのをぜひね
チェックしてほしいです
いやー読みたいですね
ということでエンディングでございます
火曜金曜週2回ポッドキャス配信しております
ぜひオリンツ金曜のオリンツ聞いてください
あー
来週シーズン2最終回でございます
オリンツって言葉も
あと2回しか言えないってことですね
そうねシーズン1はインタビュー中心
はいはい
先生のインタビュー聞かせてもらいました
シーズン2は我々
オリンツ中心
オリンツ中心で森屋くんの話していきました
はいはい
来週何しますかねラスト
確かに来週大事ですね
どうしましょうか
漫画の話はしたいよね
あっそこっすか
漫画の話
たいていこういう時は振り返りがしたい
あーそうですね振り返りあんま良くない
じゃなくて
網田くじで決めたらいいんじゃないですか来週の
大相撲でかなるから
絶対に
まあ来週も漫画の話しますからね
皆さんお楽しみに
まあ区切って振り返ってせずに
どこかであいつら
漫画の話してらーで
そういう延年がやっていますから
ということで
ここまでのお相手は店長のドラゴンと
アルバイトのおじさん
また来週