WEBVTT

00:00:00.000 --> 00:00:01.640
FMヨコハマ

00:00:02.620 --> 00:00:03.180
podcast

00:00:04.760 --> 00:00:17.280
こんばんは、ジャバタフットボール会部のノルウェブです。COMIC ATLASでございます。神奈川県にゆかりのある漫画家の先生をゲスト招き、作品から多大なる影響を受けてきたノルウェブが、ロングインタビューをするというポッドキャストでございます。

00:00:17.820 --> 00:00:29.800
先生のね、過去の面白がり方から生き方のヒントを探っていこうという番組でございます。はい、ということでね、COMIC ATLAS第4回のゲストが闇金ウシジマくん。

00:00:29.800 --> 00:00:39.220
九条の大罪の著者、真鍋昌平先生でございます。たくさんね、COMIC ATLAS感想のポストとかDMもらってめちゃくちゃ嬉しいでございます。

00:00:39.820 --> 00:00:49.300
これからもぜひ、こう思ったよとか、こんな風に感じたよというポスト、DMお待ちしています。皆さんからの反応が我々のご褒美でございます。

00:00:49.960 --> 00:00:57.520
一緒にいろんな気持ちをね、シェアしていきましょう。 ということで、あのさっきからね、あいの手とかあいづち打ってくれてますけど、

00:00:58.020 --> 00:01:02.840
今回も導入編番組スタッフの森屋くんに参加してもらってます。よろしくお願いします。よろしくお願いします。

00:01:04.760 --> 00:01:19.240
ということで森屋くんを交えて、今回はゲスト、次のゲスト、真鍋昌平先生の闇金ウシジマくん、九条の大罪について、というか真鍋昌平先生の漫画について、どんな作風なのか作品なのかというのを紹介していきたいと思います。

00:01:20.120 --> 00:01:34.540
真鍋昌平先生はですね、神奈川県千ヶ崎市出身でございます。2004年より週刊ビッグコミックスピリッツにて、闇金ウシジマくんを連載、数々の賞を受賞し、ドラマ化、そして映画化もされて大ヒットしました。

00:01:35.020 --> 00:01:45.040
もう国民的な漫画と言ってもいいかもしれませんね。現在はですね、法とモラルの極限ドラマを描く九条の大罪を連載中でございます。

00:01:45.040 --> 00:01:47.920
こちらめちゃくちゃ面白いんでチェックしてみてください。

00:01:48.440 --> 00:02:05.460
とですね、真鍋先生の作品はですね、もう飛び抜けた取材力で描き出す、もう匂い立つようなリアルな表現と確信をつくような鋭い言葉選び、そしてね、真鍋先生自身の人生哲学っていうところが魅力かなというふうに思っております。

00:02:06.340 --> 00:02:12.420
闇金ウシジマくんをね、読んでる方はわかるかもしれないですけど、とにかく描写がリアルなんですよ。

00:02:13.080 --> 00:02:24.540
そのリアルさったらなくて、なんでこんなリアルなんだろうって不思議に思って調べると、今真鍋先生がとんでもない量の取材をしてると。

00:02:25.000 --> 00:02:30.560
闇金ウシジマくんって結構アウトロ系の漫画なんですよ。タイトルがね、闇金ですから。

00:02:31.680 --> 00:02:48.040
ヤクザとかハングレーみたいなところとか、もちろん借金を負っている人にもいろんな社会問題と密接に関わっている方がたくさんいるので、そういった方々ってなかなか自分の生活ではお会いしないじゃないですか。

00:02:48.260 --> 00:02:55.980
そういうところに真鍋先生が飛び込んでいってたくさん取材してるんですよ。話を聞きに行ったり、その人と同じ生活をしてみたりとか。

00:02:56.760 --> 00:03:15.900
取材をしまくって作品に昇華してる。なんかね、いろんなエピソードあるんですけど、軽いもので言うと、例えば新宿を舞台にした作品のときは、新宿の細劇っていうところの階段の上でちょっとネームを書いてるみたいな、その漫画の下書きみたいなものを書くとか、

00:03:16.380 --> 00:03:40.820
その街の空気を感じながら下書きを書いたりしてるらしいんですよ。現在も九条の大罪、法律の漫画、弁護士を主人公になった漫画なので、裁判所の近くでネーム書いたりしてるらしくて。それ以外もね、相当ディープなエピソード。インターネット上にもたくさんインタビューあると思うんで、ぜひチェックしてみると面白いなと思うと思いますし。

00:03:41.250 --> 00:03:53.600
本編でも、その取材に関しての話も聞いてますんで、ぜひ本編楽しみにしておいてください。本当に見る人が見ると、あるあるっていう箇所がたくさんあるんだって。

00:03:53.800 --> 00:03:55.800
ヤンヤン 知ってる人がってことですか。

00:03:55.800 --> 00:04:13.320
深井 そうそう。専門の人しかわかんないような、すっごい細かいこともしっかり描写してるから、そこに登場する人物たちに温度が宿るというか、本当にいる人間なんだなとか、本当にこういう人たちがいるんだなっていうのを感じさせてくれる。

00:04:13.660 --> 00:04:18.360
その世界に行ったことないし、その世界にいるわけじゃないのに、なんかそう思ってしまうような。

00:04:19.020 --> 00:04:26.260
マラメル先生自身も、その人たちがどんなふうに喋ってるかとか、どんなものを身につけてるかとか、そういうところをすごい観察してるらしいのよ。

00:04:27.080 --> 00:04:36.600
そうなってくると、あの業界の人はこういう人が多いなとか、こういう傾向があるなとかっていうところを、混ぜこぜにして作品に落とし込んでるみたいな。

00:04:37.440 --> 00:04:41.380
とんでもない取材力の下、描かれてるのがマラメル先生の漫画なんです。

00:04:41.930 --> 00:04:52.920
そして最新作、九条の滞在、そして闇金内島くん、こちらの作品の説明をしようかなと思ったんですが、これもやっぱり第1話読んでください、どちらも。

00:04:53.500 --> 00:05:04.400
この第1話っていうところがもう全てを語ってます。なので九条の滞在第1話に関してはリンク概要欄貼ってますので、ぜひ1話読んでみてください。

00:05:04.760 --> 00:05:06.380
これ衝撃の1話なんですよ。

00:05:07.860 --> 00:05:13.780
なんか交通事故を起こした半暮れの男が主人公の九条先生のところに泣きついてくるんですよ。

00:05:14.220 --> 00:05:15.600
どうすればいいですか?つって。

00:05:16.240 --> 00:05:29.300
で、どう考えてもその半暮れの男は悪いんですけど、飲酒運転をしてるプラススマホをいじってたみたいな人が親子を引いちゃって、自転車に乗ってる。

00:05:30.820 --> 00:05:35.940
でもこれがすごい意外な結末になって、別にそれに関して気持ちいいとはないです。

00:05:37.120 --> 00:05:44.120
すごい意外な結末を迎えるんですが、その被害者はどうなったのかとか、その判決はどうなったのかとか見ると、

00:05:44.620 --> 00:05:52.660
知らないってことはこんなに危ないことなんだって思わせてくれる物議を醸した第1話でございます。

00:05:53.920 --> 00:05:56.240
こちらぜひチェックしてほしいなと思うんですけど。

00:05:56.760 --> 00:06:03.860
その九条の滞在、そして牛島くん、僕ノルウォブが学部先生の作品をどう捉えてるか。

00:06:04.080 --> 00:06:08.700
これごく個人的な感想ですんで、いろんな捉え方あると思うんですけど、

00:06:09.160 --> 00:06:16.760
僕は一生懸命に生きようって思えるそんな漫画だなっていうふうに思っています。

00:06:17.640 --> 00:06:23.280
やはりちょっと怖いイメージもあったりするし、刺激的な表現多いんですよ、確かに。

00:06:23.640 --> 00:06:32.200
で、実際にこの世にある理不尽な暴力とか、そういう出来事っていうのを描いてることが多いんですが、

00:06:33.320 --> 00:06:38.140
それと裏腹にというか、僕はこの漫画を読んだ後どんな気持ちになるかっていうと、

00:06:38.660 --> 00:06:46.580
一生懸命生きていこうって思うんですよ。真面目に生きていこうと。コツコツやっていこうって思えるんですよね。

00:06:47.340 --> 00:06:52.720
これは多分読んだ方、みんなそう思うんじゃないかなって勝手に思っていて。

00:06:53.320 --> 00:06:59.480
まあ、丸見先生が描くのは、今日本っていう国に自分たちが生きていて、

00:07:00.200 --> 00:07:06.380
自分たちを取り巻いている社会問題って言われるもの。いろんな問題が今あるじゃないですか。

00:07:06.800 --> 00:07:13.500
年々変わっていってると思うんですけど、その社会問題が実はあなたも東洋史さんのうちの一人ですよ。

00:07:14.620 --> 00:07:20.680
それを認識する瞬間っていうのは突然来ますっていうことを描いてる。

00:07:21.220 --> 00:07:27.360
今普通に生きてて順風満帆だなとか、特に何も変化はないなって思ってるかもしれないけど、

00:07:28.020 --> 00:07:32.360
あなたもこの世界における当事者でとんでもないことが起こるかもしれません。

00:07:32.860 --> 00:07:38.440
そういう暴力や理不尽っていうものが自分にも起こるかもしれない。そういうことを描いている。

00:07:38.440 --> 00:07:46.020
で、たぶん読んでる読者の人も、もしかしたら無意識にそれが自分にも起こるかもって思ってるから、

00:07:46.300 --> 00:07:52.100
丸見先生の作品に控えてるのかもしれないなと思うんですよね。 そういう理不尽とか暴力に、

00:07:52.780 --> 00:07:57.260
自分が対抗するためには一生懸命生きることが大事だなと。

00:07:58.540 --> 00:08:02.360
近道しようとかズルをしようとか、なんかそういうことじゃなくて、

00:08:03.340 --> 00:08:07.000
一生懸命まず生きなきゃこの人生をっていうふうに思わせてくれる。

00:08:08.040 --> 00:08:12.060
なんかちょっと教訓めいたものを勝手に自分の中で生んでしまう。

00:08:12.960 --> 00:08:18.300
もちろん牛島くんが言う言葉とか、作品の中で出てくる言葉で心に響くものはあるんですが、

00:08:18.920 --> 00:08:23.940
読んでるうちに勝手に自分の中で、俺はこう生きるぞって思わせてくれる漫画なんですよね。

00:08:25.420 --> 00:08:28.420
本当に出てくる人たちとんでもない人たちばっかです。

00:08:29.240 --> 00:08:31.660
森屋くん読んだことないなとしたら衝撃を受けます。

00:08:32.300 --> 00:08:36.800
むちゃくちゃだなこいつって思うけど、こういう瞬間自分もあるかもって、

00:08:37.980 --> 00:08:38.980
そう思っちゃうんです。

00:08:39.480 --> 00:08:45.300
だからそれを見て、俺はどうしようかな、どう生きていこうかなっていうのを考えれるみたいな、

00:08:45.400 --> 00:08:47.280
能動的に思わせてくれる漫画。

00:08:48.420 --> 00:08:54.880
今回最新作九条の大罪は、九条先生がそこに少しだけ好きな手を伸ばしてくれるんですよ。

00:08:55.440 --> 00:09:02.100
俺も頑張ろう明日からとか、知らないってことはそういう理不尽とか暴力に対して、

00:09:02.480 --> 00:09:11.080
こんなに無抵抗でいいことになるんだ、じゃあ知ろう、学ぼうとかを考えさせてくれる、感じさせてくれる、そんな漫画なんです。

00:09:11.780 --> 00:09:14.680
なので、筆読です。

00:09:15.900 --> 00:09:20.800
そうですね、今聞いた中でもその第一話を読んでみたいなと思ってます。

00:09:20.800 --> 00:09:31.340
正直言って、どっちの車で引いてしまう、引かれてしまう、当事者になる可能性がやっぱりあるじゃないですか、車運転するの、人もしない人も。

00:09:31.340 --> 00:09:32.140
まさにまさに。

00:09:32.280 --> 00:09:37.340
ちなみに私はね、いつだってどっちがでもなり得る、被害者でも被害者でもなり得るっていうときに、

00:09:37.900 --> 00:09:44.400
じゃあどうすんだ、どう生きていくんだっていうときのヒントになる作品だなっていうふうに思います。

00:09:52.320 --> 00:10:01.800
そのどんな漫画かってお話ししたんですけど、最新作の九条の滞在の中で、コミックスに袖ってあるんですよ。

00:10:01.960 --> 00:10:10.940
開いたとこにカバーがペローってなるじゃないですか、袖って言われる部分があって、そこに先生がコメントを書いてるんですよ、毎巻。

00:10:11.400 --> 00:10:13.860
すごく印象的なコメントがあって、ちょっと読んでいいですか。

00:10:15.120 --> 00:10:27.440
ちょうどいいは奇跡、体の不調がないとき、無意識に呼吸をしているとき、心に余裕があるとき、余裕があれば不幸を身にまとった人にも少しは親切でいられる。

00:10:28.600 --> 00:10:33.660
サウナで整えるように強くいるには心にも体にもたまには痛みが必要。

00:10:34.720 --> 00:10:39.080
何も成し遂げられないと嘆く人は、できない言い訳を常に探している。

00:10:39.700 --> 00:10:55.740
どこかの誰かを叩く大声に、いいねしても、ガチャを回しても、手に入れられない宝物、一日一日を大切にして、本当に奇跡的な瞬間を生きているという貴重な実感を忘れないでって、手書きでコミックスの袖に書いてるんですよ。

00:10:55.780 --> 00:10:57.140
ヤンヤン それは毎巻違うんですか。

00:10:57.180 --> 00:11:03.200
深井 毎巻違います。毎巻違うメッセージがあって、それはすごく染みるんですよね。

00:11:03.780 --> 00:11:10.680
先生って本当最初話したように、日々とんでもない量の人に会ってて、触れ幅もすごいと思うんですよ。

00:11:10.840 --> 00:11:22.200
そこでいろんな人の価値観、考え方、感情っていうのを落とし込んで出てくる言葉って思うと、この言葉って絶望じゃなくて希望だろうし、

00:11:22.940 --> 00:11:31.440
そうやって先生が伝えたくなってるっていうのは、この世界捨てたもんじゃないなって思えるなって思うんですよね。

00:11:32.180 --> 00:11:44.380
真鍋先生の作品って見るときに、一生懸命生きていこうって思える。先生の袖コメントを見ると、またコミックスで手にも取りたくなるみたいなとこがあると思うんですよね。

00:11:45.000 --> 00:11:50.780
ぜひ、もにゃくん、九条の滞在、読んでみてほしいなというふうに思っております。

00:11:51.520 --> 00:11:58.700
第9巻が9月28日にコミックス発売するので、今だと追いつきやすいですね。

00:11:58.700 --> 00:12:07.160
これ、やみきん牛島くんみたいに完結してるものだと、ブワーって読んでいってゴールが見えるじゃないですか。

00:12:07.540 --> 00:12:18.040
今の九条の滞在みたいに、最新で出続けてる作品っていうのは、新しいのが出たときにどうしてるんですか?もう一回1巻から読んだりするんですか?

00:12:18.800 --> 00:12:24.000
そんなことはないですね。基本的に習慣で追ってるので、習慣で読んでます。

00:12:24.620 --> 00:12:31.660
なので、ちょうどこの収録日の前に最新を読んだんですけど、むちゃくちゃ暑い展開です。

00:12:32.500 --> 00:12:39.680
むちゃくちゃ暑いです。これ聞いてる人は、きっと九条の滞在、習慣で読んでる人もいると思うんですけど、めっちゃ暑いです。

00:12:40.080 --> 00:12:41.540
毎週追っていけるんですか?

00:12:41.540 --> 00:12:46.820
これはやっぱりリアルタイムで終える楽しさがあるんですよ。やっぱり驚きってものがあって、

00:12:47.540 --> 00:12:53.140
自分はその瞬間立ち会えてるっていう喜びもあるので、感動がことさら大きくなるんですよね。

00:12:54.080 --> 00:13:00.260
なんかあるじゃないですか、映画とか自分の好きな映画も、リアルタイムで見たかったなっていう不思議なあの気持ちがあるじゃないですか。

00:13:00.580 --> 00:13:05.000
多分それはその瞬間に立ち会えてるという喜びみたいなものがあるので、

00:13:05.520 --> 00:13:11.500
ぜひリアルタイムで連載中の九条の滞在に出会ってもらったほうが、そういう意味では新鮮かもしれないです。

00:13:12.120 --> 00:13:15.100
で、夢中になって待ちきれない、そのときは牛島くん読みましょう。

00:13:15.400 --> 00:13:19.160
なるほど。もう足りないですね、時間が。

00:13:19.160 --> 00:13:26.800
時間が足りないです。時間は足りません。素晴らしい作品が本当に世界にたくさんあるので、

00:13:27.540 --> 00:13:33.800
そうやってね、このコミックアトラスで出会ってくれたら嬉しいなと、そのきっかけの一つになったらいいなと思ってます。

00:13:34.460 --> 00:13:42.200
ということで、一生懸命生きてる気持ちになれる真部先生の作品、触れてもらい、ぜひ本編インタビュー楽しんでください。

00:13:42.900 --> 00:13:44.800
めちゃめちゃめちゃめちゃ面白いです。

00:13:45.580 --> 00:13:46.320
楽しみにしてます。

00:13:46.320 --> 00:13:50.460
ということで、お送りしたのはジャパタフットボール会場のロブと、番組スタッフの森屋でした。ありがとうございました。
