WEBVTT

00:00:00.000 --> 00:00:01.620
FMヨコハマ

00:00:02.180 --> 00:00:03.220
podcast

00:00:05.590 --> 00:00:07.890
コミックアトラス

00:00:09.010 --> 00:00:12.790
皆さんには耳なじみがない言葉じゃろう。

00:00:13.850 --> 00:00:19.710
これは様々な漫画家先生の巡ってきた道のりをお聞きし、

00:00:20.430 --> 00:00:28.490
現在までの地図をノルウォグとあなたが、ほんのちょっとだけ覗き見させてもらう番組じゃ。

00:00:28.490 --> 00:00:35.930
彼らが紡ぐ物語のように、辿ってきた道のりの面白がり方を知れば、

00:00:36.390 --> 00:00:40.310
あなたの世界の見方が変わるかもしれんぞ。

00:00:40.950 --> 00:00:50.490
ノルウォグと共に様々な世界の地図を収集し、自分だけの地図帳、アトラスを作るのじゃ。

00:00:51.070 --> 00:00:55.610
今回のゲストは、【恋は雨上がりのように】

00:00:55.610 --> 00:01:00.570
空論ジェネリックロマンスの著者、毎月純先生。

00:01:01.970 --> 00:01:07.170
彼らの地図を覗き見する旅へ、さあ行くもじゃ。

00:01:08.670 --> 00:01:11.690
お越しいただいたのは毎月純先生です。よろしくお願いします。

00:01:11.890 --> 00:01:12.810
よろしくお願いします。

00:01:13.230 --> 00:01:13.810
お忙しいのか。

00:01:14.330 --> 00:01:14.770
いえいえ。

00:01:14.970 --> 00:01:15.910
とっても嬉しいです。

00:01:15.990 --> 00:01:16.410
初めまして。

00:01:17.150 --> 00:01:23.670
だいぶお話しさせてもらって、気さくな方だなという印象を受けたので、

00:01:23.670 --> 00:01:25.990
とても落ち着いています。

00:01:26.130 --> 00:01:26.470
本当ですか。

00:01:26.490 --> 00:01:27.070
そういう意味では。

00:01:27.090 --> 00:01:27.710
よかったです。

00:01:28.770 --> 00:01:33.730
作品からも楽しそうな空気というか、

00:01:34.390 --> 00:01:38.010
楽しんで描いてらっしゃるだろうな、みたいな感じは受け取ってたので、

00:01:38.730 --> 00:01:39.510
そういう意味では、

00:01:41.450 --> 00:01:42.170
なんか、気に入っていたんじゃない?

00:01:42.170 --> 00:01:42.830
気難しくない。

00:01:43.290 --> 00:01:44.130
気難しくない感じ。

00:01:44.130 --> 00:01:45.130
そんなストレートに。

00:01:45.950 --> 00:01:46.650
そうですね、本当。

00:01:47.530 --> 00:01:48.450
包まないで言うなら。

00:01:50.310 --> 00:01:52.610
気難しくないというよりは、気さく。

00:01:52.710 --> 00:01:53.090
気さく。

00:01:53.090 --> 00:01:54.390
だなと感じます。

00:01:55.010 --> 00:01:55.950
ということで、よろしくお願いします。

00:01:56.390 --> 00:01:58.490
いろいろお話聞いていきたいんですけど、

00:01:58.990 --> 00:02:00.930
最初に聞きたいなと思ったのが、

00:02:01.610 --> 00:02:04.310
最近トキメキって、なんかありました?

00:02:04.630 --> 00:02:05.550
最近トキメキ?

00:02:06.190 --> 00:02:09.810
なんか、トキメキ結構見逃さないようにしてるっていうインタビューを、

00:02:09.910 --> 00:02:11.790
どっかで背景させてもらって。

00:02:11.910 --> 00:02:12.750
どっかで言ったかもしれない。

00:02:13.390 --> 00:02:17.850
でもそうですね、トキメキは常に、

00:02:17.870 --> 00:02:20.010
割と常に大事にしてるし、

00:02:20.010 --> 00:02:23.050
常にトキメキがないと嫌かもしれないです。

00:02:23.450 --> 00:02:25.850
でもそれはもう、あらゆるジャンル。

00:02:26.330 --> 00:02:29.930
人間関係であれ、物質であれ、もう何でもで、

00:02:30.530 --> 00:02:32.170
最近私引っ越したんですけど、

00:02:33.430 --> 00:02:35.690
広い部屋から狭い部屋に引っ越したんですよ。

00:02:36.870 --> 00:02:40.330
その今の狭い部屋がめちゃくちゃ居心地が良くて、

00:02:41.350 --> 00:02:42.530
断捨離をしてるんですよね。

00:02:44.010 --> 00:02:44.990
断捨離をして、

00:02:45.170 --> 00:02:49.410
もう自分の本当に好きなもので構成したいみたいな、

00:02:49.410 --> 00:02:51.790
もう本当に無駄なものをいらないっていう、

00:02:51.950 --> 00:02:53.610
だからもう、なんて言ったらいいんですか。

00:02:53.730 --> 00:02:56.750
もう全部一群みたいなもので固めてるんですよ。

00:02:57.370 --> 00:03:00.910
そうすると、もうね、常に家にいるだけでトキメキ。

00:03:01.410 --> 00:03:01.950
へぇ〜。

00:03:02.230 --> 00:03:03.750
もう全部、どこを見ても、

00:03:04.330 --> 00:03:06.890
全部自分の好きなものがすぐ目に入るみたいな。

00:03:07.990 --> 00:03:08.630
大事です。

00:03:08.650 --> 00:03:09.050
それは最高ですね。

00:03:09.890 --> 00:03:12.630
それは、引っ越した理由は別に、

00:03:12.710 --> 00:03:15.890
その、そういう風にしたかったからとかじゃないってことですか?

00:03:16.130 --> 00:03:18.590
あ、でも割とそういう風にしたかったからっていうのがあって、

00:03:19.250 --> 00:03:22.270
すごいもう本当に前の家って広くって、

00:03:22.370 --> 00:03:24.410
で、引っ越したかったんですけど、

00:03:24.530 --> 00:03:27.030
ちょっとコロナの関係とかでずっと引っ越せなくって、

00:03:27.170 --> 00:03:29.650
あとは物件がなかったりとかあったんですけど、

00:03:30.230 --> 00:03:33.710
もうこの度、もう本気で探したら出てきて、

00:03:34.750 --> 00:03:36.090
本当にちょうどいい。

00:03:36.150 --> 00:03:38.610
家移す時って本気じゃないとむずいですよね。

00:03:38.610 --> 00:03:39.650
やっぱりむずいですね。

00:03:41.090 --> 00:03:43.470
それは、まあコロナ禍前から、

00:03:43.990 --> 00:03:47.250
その環境を変えたいなっていうことを、

00:03:47.250 --> 00:03:48.550
なんかずっと思ってたんですか?

00:03:48.650 --> 00:03:49.050
そのなんか、

00:03:49.390 --> 00:03:51.550
なんでその環境変えたいと思ったのかなと思って。

00:03:52.310 --> 00:03:54.130
私、割と引っ越しする方で、

00:03:54.890 --> 00:03:57.930
大体まあ、2年契約じゃないですか、お部屋って。

00:03:58.350 --> 00:04:01.010
で、今まで私更新したことなかったんですよ。

00:04:01.970 --> 00:04:06.210
で、多分5軒ぐらいもう移り変わってるんですけど、

00:04:07.090 --> 00:04:10.970
毎回更新せずに新しいお部屋を探すっていうことをやってて、

00:04:11.330 --> 00:04:14.750
で、前住んでた部屋が初めて更新したぐらいだったんですよね。

00:04:15.090 --> 00:04:16.850
しかもそれも別に自分の意思というよりも、

00:04:16.850 --> 00:04:18.610
もうコロナのせいでみたいな感じ。

00:04:18.610 --> 00:04:19.210
仕方ないからってことなんですね。

00:04:19.210 --> 00:04:20.190
仕方なくって感じだったんですよ。

00:04:20.290 --> 00:04:22.330
じゃあもう移りたくて、移りたくて。

00:04:22.330 --> 00:04:22.790
漫画に移りたい。

00:04:23.170 --> 00:04:24.850
で、その理由が、

00:04:25.690 --> 00:04:28.430
新規一転したいなって思うのが、

00:04:28.590 --> 00:04:30.430
大体2年周期っていうのもあるんですけど、

00:04:31.510 --> 00:04:36.290
私その時描いてる漫画の雰囲気に似た場所に住みたいっていうのがちょっとあって。

00:04:36.410 --> 00:04:36.910
へー。

00:04:37.350 --> 00:04:41.290
で、前の前に住んでたところって、

00:04:41.730 --> 00:04:44.450
小屋名のラスト辺り描いてたんですけど、

00:04:44.450 --> 00:04:46.890
そこも別に広いとこじゃなかったんですけど、

00:04:47.070 --> 00:04:51.710
で、その土地も私が住みたいところとはちょっと外れたところで、

00:04:51.770 --> 00:04:54.870
で、なんかどうなのかなって感じがしたんですよ。

00:04:54.970 --> 00:04:58.530
でもその時に、夕方あたりにお部屋の中見に行ったんですけど、

00:04:58.690 --> 00:05:04.190
そしたらマンションの前を私立の女学生たちが制服着て、

00:05:04.430 --> 00:05:07.110
わー、キャーって感じで下校してたんですよ。

00:05:07.510 --> 00:05:08.610
私それ見た時に、

00:05:09.190 --> 00:05:10.970
なんかわかります?ちょっと小屋名の雰囲気。

00:05:11.110 --> 00:05:11.910
あー、わかりますよね。

00:05:11.930 --> 00:05:12.450
わかりますわかります。

00:05:12.450 --> 00:05:16.410
なんか学生の、その時ほんと中高一巻とかだったから、

00:05:16.570 --> 00:05:18.270
たぶんちっちゃい子もいて、

00:05:18.930 --> 00:05:22.130
なんかね、すごくいい波動を感じたんですよ。

00:05:22.430 --> 00:05:26.810
で、ものすごく小屋名のアキラちゃんとか、

00:05:26.970 --> 00:05:29.190
もうなんかああいう10代の子たちの、

00:05:29.850 --> 00:05:30.570
なんていうんですかね、

00:05:30.690 --> 00:05:34.970
ういういしくみずみずしくフレッシュな波動を感じて、

00:05:35.530 --> 00:05:38.730
その下校姿見た瞬間にここに決めますって言って。

00:05:38.910 --> 00:05:40.470
あー、なるほど。

00:05:40.470 --> 00:05:43.770
なんかその時に描いてる作品の雰囲気と、

00:05:43.990 --> 00:05:45.590
とても合ってるような場所を、

00:05:46.090 --> 00:05:47.650
結構意識してもそうだし、

00:05:47.750 --> 00:05:50.370
無意識にも選んでる感じがあって。

00:05:51.390 --> 00:05:54.650
確かにそうなると、今のこの映し方、

00:05:55.110 --> 00:05:58.970
家の映し方と先ほどおっしゃってた一群だけが周りにいて、

00:05:59.170 --> 00:06:00.270
狭い場所っていうのは、

00:06:01.250 --> 00:06:05.970
このクーロン・ディネリック・ロマンスの空気ともフィットするというか。

00:06:06.090 --> 00:06:06.870
確かに。

00:06:07.390 --> 00:06:09.390
で、やっぱ物って大事なんですよね。

00:06:09.850 --> 00:06:11.610
自分のそばに置く物って。

00:06:12.430 --> 00:06:19.530
なんか前にすごくおしゃれな雑誌の方にインタビュー受けさせてもらったことがあって、

00:06:19.670 --> 00:06:21.790
その方にもこういうような話をしたら、

00:06:21.830 --> 00:06:28.530
やっぱその方も一時期一群じゃないものを身につけたり買ってたことがあって、

00:06:28.610 --> 00:06:30.970
その時に自分を見失ったっておっしゃったんですよ。

00:06:31.730 --> 00:06:39.250
で、改めて自分にとって何が一番好きかを見直したみたいな。

00:06:39.250 --> 00:06:42.090
で、そのことによって自分を取り戻しましたって言ってて、

00:06:42.610 --> 00:06:44.690
ものすごいおしゃれな方なんですよ、ぱっと見。

00:06:45.110 --> 00:06:51.810
そんな人でもやっぱりちょっとでも自分のセンスとちょっと外れたものとかを身につけたりとか置いてると、

00:06:51.990 --> 00:06:55.330
そうなっちゃうんだって思って、いかに大事か。

00:06:55.610 --> 00:06:55.910
なるほど。

00:06:57.450 --> 00:07:03.250
なんかお話聞いてると感覚の部分ってところがものすごいこう。

00:07:03.290 --> 00:07:03.910
感覚ですね。

00:07:05.210 --> 00:07:06.410
なんか重視してる?

00:07:06.490 --> 00:07:07.150
スピってますね。

00:07:07.150 --> 00:07:09.170
僕もそういうタイプなので、

00:07:09.610 --> 00:07:15.650
すごくさっきおっしゃってた夕方にっていうタイミングも含めて、

00:07:16.050 --> 00:07:20.890
これだって思う感じっていうのはわかるなって思って聞いてたんですけど、

00:07:21.290 --> 00:07:24.950
その感覚はずっと昔から感覚派だなって思います?自分のことは。

00:07:25.210 --> 00:07:26.770
思います。めちゃくちゃ思います。

00:07:28.450 --> 00:07:30.070
自覚したのっていつぐらいですか?

00:07:30.870 --> 00:07:32.870
でも結構早いかも。

00:07:33.010 --> 00:07:34.610
もう幼稚園というかというのも、

00:07:34.610 --> 00:07:38.030
自分の感覚に合わないとものすごく不調になる。

00:07:38.350 --> 00:07:39.170
逆に言うと。

00:07:39.490 --> 00:07:41.930
そこで分かったかもしれないです。

00:07:42.330 --> 00:07:46.810
なんか自分に合わない人や物とか場所にいると、

00:07:47.190 --> 00:07:48.970
もう本当に調子が悪いみたいな。

00:07:49.170 --> 00:07:53.410
なんなら具合も悪いみたいな感じになるなっていうのを、

00:07:53.470 --> 00:07:56.350
割ともう小さい時から自覚していて。

00:07:56.810 --> 00:08:00.210
でも小さい時は合わないものは分かるんだけど、

00:08:00.210 --> 00:08:05.190
合うものがなんかいまいちバシッと分かんないっていうのがあったんですよ。

00:08:05.390 --> 00:08:06.970
その漫画とかはすごく好きだけど、

00:08:08.190 --> 00:08:10.250
好きだし合ってるってのは分かるんですけど、

00:08:10.370 --> 00:08:13.250
なんか私はここにいればとても、

00:08:13.670 --> 00:08:14.410
なんて言ったらいいんだろう。

00:08:14.630 --> 00:08:18.310
合うの、自分には合うのってなんかはっきり分かってなかった。

00:08:18.570 --> 00:08:20.930
なんか合うものはなんとなくで、

00:08:21.990 --> 00:08:23.210
なんか求めていて、

00:08:23.630 --> 00:08:26.670
合わないものは結構はっきり拒絶していたみたいな。

00:08:26.670 --> 00:08:30.610
今はそれがどっちもはっきりと分かる。

00:08:30.730 --> 00:08:33.830
これは自分に合う、これは自分に合わないっていうのがはっきり分かるんで、

00:08:34.630 --> 00:08:36.750
なのでめちゃくちゃ断捨離しやすいですよね。

00:08:36.770 --> 00:08:37.310
樋口 なるほど。

00:08:37.590 --> 00:08:39.350
それはもう減っていく中で、

00:08:39.450 --> 00:08:42.550
年を越えていく中でその感覚を磨いていったというか、

00:08:43.350 --> 00:08:44.750
合わないものははっきり分かったけど、

00:08:44.970 --> 00:08:47.010
合うもの探しのところの感覚磨きが、

00:08:48.030 --> 00:08:50.350
年々性格になってるなってことですよね。

00:08:50.350 --> 00:08:54.750
深井 あとはたまに一見合うと思いきや、

00:08:54.890 --> 00:08:58.970
全然合わなかったっていうのもやっぱりたまに出てくるんですよね。

00:08:59.210 --> 00:09:02.810
そういう時に、合うものも一緒に見直す。

00:09:04.210 --> 00:09:07.150
そうですね、合わないものとぶち当たった時は、

00:09:07.570 --> 00:09:10.830
同時に私はこっちが合うなっていう、

00:09:10.930 --> 00:09:14.010
そのいいものの方も必ず見直す。

00:09:14.070 --> 00:09:17.010
樋口 自分が変化してる可能性があるからってことですよね。

00:09:17.490 --> 00:09:18.950
今まで合うと思ってたものが、

00:09:20.170 --> 00:09:23.230
これは自分、今はそうじゃないんだみたいな。

00:09:23.370 --> 00:09:28.470
深井 とか、あとは一見合うふりをして近づくものもあるなみたいな。

00:09:28.470 --> 00:09:29.390
樋口 なるほど。

00:09:29.590 --> 00:09:34.170
深井 そこはやっぱり自分でも自分のこと分かってなかったなってことにもなるんですけど、

00:09:35.030 --> 00:09:39.170
どんどんもう解像度を上げていく、自分に対してって感じですかね。

00:09:39.490 --> 00:09:42.910
樋口 そうか、幼稚園の時じゃあ嫌だったものって何だったんですか?

00:09:43.110 --> 00:09:44.770
これちょっと合わないなみたいな。

00:09:44.770 --> 00:09:45.830
深井 習い事。

00:09:47.390 --> 00:09:48.750
なんかね、たぶんあれって、

00:09:49.690 --> 00:09:51.770
あの時の時代もあるんだと思うんですけど、

00:09:51.970 --> 00:09:54.830
たぶんバーブルの終わりかけなのかちょっと分かんないけど、

00:09:55.570 --> 00:09:59.430
なんか親がとにかく私にいろんな習い事をさせたんですよ。

00:09:59.850 --> 00:10:01.390
例えばクラシックバレエとか、

00:10:02.110 --> 00:10:05.930
でピアノ、集字、ソロ版、お絵かき教室ってあって、

00:10:06.070 --> 00:10:10.170
私はこの中でお絵かき教室のみが楽しかったんです。

00:10:10.170 --> 00:10:15.090
その他もう一切、もう1ミリも楽しくなくって、本当に。

00:10:15.470 --> 00:10:17.550
樋口 部屋も出てますね。

00:10:17.570 --> 00:10:18.730
深井 そう、1ミリも楽しくなくって、

00:10:19.030 --> 00:10:22.830
なのに一番楽しかったお絵かき教室が閉鎖されちゃったんですよ。

00:10:23.530 --> 00:10:25.790
一番最初に早々になくなっちゃって、

00:10:26.370 --> 00:10:31.930
でそっから、私なんか結構自分の意見を昔言えないタイプで小さい時、

00:10:32.450 --> 00:10:35.770
で親に本当私これやりたくないってことを言えなくって、

00:10:36.370 --> 00:10:38.950
でバレエも集字もソロ版もずっと続けてたんですけど、

00:10:38.950 --> 00:10:40.630
もう本当につまんなくって、

00:10:40.790 --> 00:10:44.870
でもうその時から唯一楽しかったのってお絵かき教室だなって思ってて。

00:10:45.530 --> 00:10:48.210
樋口 そっか、一気に苦手なことがわかったんですね。

00:10:48.350 --> 00:10:50.770
それ習い事をさせられてることは嫌なんですか?

00:10:51.210 --> 00:10:52.730
深井 もう全部。

00:10:53.330 --> 00:10:54.670
樋口 そのシステムから何から。

00:10:54.670 --> 00:10:55.990
深井 何もかも。

00:10:57.030 --> 00:11:00.150
でもお絵かき教室はすごく楽しかったですね。

00:11:00.230 --> 00:11:03.850
だからそれで言うとシステムじゃないのかも、やってる内容がかもしれないです。

00:11:03.850 --> 00:11:07.070
樋口 絵が好きっていうのがわかったから、

00:11:07.490 --> 00:11:09.070
失っておことによってってことなんですかね。

00:11:09.790 --> 00:11:12.590
そのお絵かき教室閉鎖されていよいよ、

00:11:12.670 --> 00:11:14.530
そっかその前から気づいてるんですもんね。

00:11:14.530 --> 00:11:15.290
深井 気づいてる。

00:11:15.330 --> 00:11:17.530
ただ絵は家でも描けるじゃないですか。

00:11:17.610 --> 00:11:18.110
樋口 描けますね。

00:11:18.170 --> 00:11:21.410
深井 だからあんまり失った感はなかったんですけど、

00:11:21.610 --> 00:11:24.910
でもなんか結構すごく寂しかったんですよね、

00:11:25.030 --> 00:11:26.450
あのお絵かき教室なくなっちゃったこと。

00:11:26.630 --> 00:11:30.450
でお絵かき教室なくなっちゃって寂しいってことも親に何か言えなかったし、

00:11:31.110 --> 00:11:32.730
であとは家で描けるから、

00:11:33.270 --> 00:11:34.810
なくなったけどあるみたいな、

00:11:34.870 --> 00:11:36.610
なくなったけどなくなってないみたいな感じで、

00:11:36.610 --> 00:11:41.850
あんまりそこに特に言うことでもないかなってその時思っちゃったんですよ。

00:11:41.850 --> 00:11:45.690
樋口 変化とは思わなくてもいいっていう思い方をするってことですよね。

00:11:47.410 --> 00:11:49.890
それで、ずっとそれ以外の習い方続けるんですか?

00:11:50.470 --> 00:11:55.110
深井 なんか割と早々に辞めたんですけど結局。

00:11:56.130 --> 00:11:57.870
でも1,2年はやってたかな。

00:11:58.990 --> 00:12:01.170
でもその晩はちょっと微妙に楽しかったかも。

00:12:02.190 --> 00:12:03.070
樋口 今思い返したら。

00:12:03.070 --> 00:12:04.010
深井 その晩はなんかちょっと楽しかった。

00:12:04.130 --> 00:12:05.550
暗算早くなりましたしね。

00:12:06.190 --> 00:12:06.990
樋口 そっかそっか。

00:12:07.170 --> 00:12:08.550
深井 終始もちょっと楽しかった。

00:12:08.970 --> 00:12:10.890
やっぱ書くっていうのが好きなもん。

00:12:11.090 --> 00:12:12.930
樋口 シンプルにね。

00:12:13.570 --> 00:12:14.410
そっかそっか。

00:12:14.490 --> 00:12:19.130
その辞めるタイミングとかは例えば学校、小学校が違和感上がるとかって感じってことですか?

00:12:19.330 --> 00:12:21.750
深井 とかなんか終始とか、

00:12:22.150 --> 00:12:28.650
終始はずっと気持ち的には続けても楽しい楽しくないと言うと続けてもよかったんですけど、

00:12:29.550 --> 00:12:32.430
なんか別にここ突き詰めなくてもいいなって思ったんですよね。

00:12:33.010 --> 00:12:34.610
樋口 自分がやりながらってことですね。

00:12:34.610 --> 00:12:37.830
深井 ある程度もう分かったみたいな感じになっちゃって。

00:12:38.650 --> 00:12:44.770
で、その晩ももうある程度暗算早くなったし、いっかみたいな感じですね。

00:12:45.610 --> 00:12:49.090
で、バレーは、バレーとピアノはもう本当にやりたくなくなって辞めました。

00:12:49.170 --> 00:12:50.390
もう辞めたいって言って。

00:12:50.470 --> 00:12:51.070
樋口 ああ、それ話して。

00:12:51.190 --> 00:12:51.670
深井 話して。

00:12:51.750 --> 00:12:56.370
樋口 それはさっきおっしゃってた、昔は言い出せなかったっていうタイプだったけど、

00:12:56.790 --> 00:12:59.990
言えるタイプになったってことですか?どこから。

00:12:59.990 --> 00:13:05.090
深井 でも、いやー、案外今でも言えなくって、すごい遠慮しちゃうんですよ。

00:13:05.290 --> 00:13:11.690
遠慮しちゃうのと、なんかね、でもこの優しさは本当にもう誰のためにもならない。

00:13:11.790 --> 00:13:14.990
自分のためにもならないし、相手のためにもならないんですけど、

00:13:15.930 --> 00:13:18.770
よく言うと優しすぎる。自分に言うなって感じだけど。

00:13:19.230 --> 00:13:20.390
でも本当にそうで。

00:13:20.430 --> 00:13:21.410
樋口 すごく、はい。

00:13:21.590 --> 00:13:25.550
深井 で、悪く言うと遠慮しすぎなのかな。

00:13:26.070 --> 00:13:32.110
ただ、やっぱね、私はこれこれこう思うからこれが嫌なんだよねとか言うのって、

00:13:33.110 --> 00:13:36.970
やっぱ相手のためにも本当になるなっていうのを本当につくづく最近思いますね。

00:13:37.050 --> 00:13:41.850
自分もすっきりするし、やっぱり相手もああそうだったんだってことになるし、

00:13:42.230 --> 00:13:43.370
次に繋がるじゃないですか。

00:13:43.530 --> 00:13:47.190
樋口 なるほど。それ、伝え方を得た感じなんですか?

00:13:47.270 --> 00:13:48.830
深井 ああ、そうかもしれないですね。

00:13:49.570 --> 00:13:54.950
で、もちろん角が立たないように伝えるっていうのとかもあるし、

00:13:56.470 --> 00:13:59.790
うーん、でもね、やっぱ結局言えなかったっていうのは、

00:14:00.610 --> 00:14:05.050
まあ今優しいなって言葉使いましたけど、結局勇気がなかったなと思います。

00:14:05.510 --> 00:14:05.590
樋口 そういうの。

00:14:05.590 --> 00:14:09.470
深井 そういう勇気。やっぱ相手傷つくじゃないですか、普通に。

00:14:09.530 --> 00:14:14.970
例えば何かを断るときに、これこれこういう理由で私はそれには答えられないとか、

00:14:15.090 --> 00:14:16.790
私はこれは嫌ですっていうときって、

00:14:17.130 --> 00:14:23.250
まあ少なからずどんなジャンルでも相手は一瞬、ああ、ダメなんだって傷つくじゃないですか。

00:14:23.250 --> 00:14:29.310
で、それがなんか想像できちゃうから、なんかね、相手を傷つける勇気がなかった。

00:14:29.890 --> 00:14:36.190
でも、やってみて思ったのは、その一瞬はその人傷つくんだけど、その一時は。

00:14:36.270 --> 00:14:45.270
でも、なんか伝えずに拒絶する方が多分傷つくと思うんですよね、相手って。

00:14:45.270 --> 00:14:46.810
樋口 結果的にモットーってことですよね。

00:14:46.870 --> 00:14:47.650
深井 そうって思いました。

00:14:47.650 --> 00:14:56.050
樋口 その伝え方みたいなのを自分がある意味得たというかは、最近っておっしゃってましたけど。

00:14:56.250 --> 00:15:00.490
深井 最近やっともう遠慮しないってことを決めて。

00:15:00.730 --> 00:15:02.430
樋口 まあそれは何かあったんですか。

00:15:02.750 --> 00:15:04.430
深井 そうですね。

00:15:04.490 --> 00:15:07.670
樋口 まあ本当僕プライベートな話で全然あれなんですけど。

00:15:07.670 --> 00:15:25.970
深井 まあでもそうですね。なんかもう誤魔化して、誤魔化すことはできないっていうのと、あとまあいい歳なので、もう誤魔化して離れたりとか、誤魔化して断るっていうのをもうやめようって思って。

00:15:27.590 --> 00:15:34.830
特にその時はっきりとした、伝えられるものがあるんだったら、もう伝えようって決めました。

00:15:34.950 --> 00:15:42.990
でもこれね多分ね遅いと思う、そうなるの。なので本当にね、皆さんはもう、これできる人って早くからちゃんとできるんですよ。

00:15:43.610 --> 00:15:46.430
樋口 さっきおっしゃった断捨離に近いのかもしれないですね。

00:15:46.450 --> 00:15:46.770
深井 近いです。本当に近い。

00:15:46.770 --> 00:15:54.550
樋口 自分に合ってると思ってたこの方法が、あれこれ合わないのかもしれないみたいなことを自覚したってことなんですかね。

00:15:54.550 --> 00:16:02.510
深井 私は合わないって分かりつつ、なあなあにして受け入れちゃってたなとか。これははっきり言って私は本当に未熟だったと思います。

00:16:03.370 --> 00:16:10.130
本当やっぱできる人ってできるんで、もっと早い段階でね。だからそういう人って本当すごいなって思うし、そうなんですよ。

00:16:10.410 --> 00:16:22.810
なのでね、そういった未熟さをあるので、そういったことを日々も、私もなんていうか気づいて、気づいた時にはもう成長できるならちゃんとしてってことをして。

00:16:22.810 --> 00:16:24.730
樋口 その勇気は必要ですよね。

00:16:24.730 --> 00:16:27.670
深井 勇気は必要です。もっと何をするにも結局勇気なんですよね。

00:16:27.830 --> 00:16:38.130
樋口 なるほど。だからすごく自分が今お話聞きながら、もうすごく重なる部分があって、やっぱ人に言わないで生きてきたというか。

00:16:38.210 --> 00:16:39.150
深井 そうなんだ。

00:16:39.170 --> 00:16:43.090
樋口 嫌なことあっても、ちょっと離れたりとか。

00:16:43.390 --> 00:16:44.170
深井 言わずにね。

00:16:44.190 --> 00:16:48.770
樋口 解釈変えるかみたいな形で結構自分の中で紹介してたんですけど。

00:16:49.050 --> 00:16:50.290
深井 解釈変えるかってどういうこと?

00:16:50.290 --> 00:17:04.290
樋口 何かがあった時に、その事象に対してもう一個離れてみて、この人は今つらいんだろうなーとか。だからこんなこと言っちゃうんだよなーって思って許すとか。

00:17:04.510 --> 00:17:11.850
深井 それもでも大事ですよ。それまた大人、それできるのはすごく大人だと思います。それはすごく大事だと思います。

00:17:13.290 --> 00:17:24.030
樋口 でもやっぱり首を締めてる部分もあって、やっぱ自分の方も疲れたりするときに、確かにその使い分けは必要だよなーとかお話聞きながらちょっと思ってて。

00:17:24.030 --> 00:17:49.420
樋口 先生自身が作品作るごとに、なんていうんですかね、たぶん小屋目の時からジェネリックロマンスまでのこの間の中で、こう作品の中でキャラクターも含めてずっと問いかけてる感じはあるんですかね。

00:17:49.620 --> 00:17:59.540
これ今どうなんだろう、心情として彼らが話してることとか、やることってやっぱり傷つくことってあるじゃないですか。

00:18:00.120 --> 00:18:17.140
だからやっぱり小屋目もジェネリックロマンスもちゃんと傷つくというか、そこの傷つくまでの話というか、ちょっとテキストがわかんないですけど、その時に感じたこともあったりするんですかね。

00:18:17.140 --> 00:18:40.400
深井 ありますね。もう私は漫画、私の漫画はもう日記のようなものだと思っていて、でまぁ小屋目は17歳のあきらちゃんなんで、その自分が17歳の時に感じたことも、なんかその過ぎ去った何かそういったことも、ことを一番メインに書いてる気持ちはあったんですけど、

00:18:40.400 --> 00:18:56.960
でも書いてる時に自分の身の回りに起こって、で自分が感じたこともそのままそのあきらちゃんに変換して書いたりってこともありましたし、店長に変換してってこともあったし。

00:18:56.960 --> 00:19:19.900
ただなんか、これはなんで自分でもそうですね、できるのかよくわからないけど、かといって私の言葉をまんま言わせてるっていうふうにはならないんですよね。なんかちゃんとそのキャラクターを通してそのことを書くようにはちゃんとしているんですよね。

00:19:20.280 --> 00:19:44.340
樋口 それはある意味、自分とは別人格のその人間たちが自分の今感じたことをどう出力するかをその答えが決まってないというか、投げ込んでどうなるんだみたいなところで答えを模索してるというか、自分の今の現状なんですかねっていうのを鏡みたいにして確認してる感じなんですかね。

00:19:44.860 --> 00:20:08.940
深井 そうですね。店長とかも自分とは違う人格だけど、やっぱり私が書いてるので少なからず私の人格は全部のキャラクターに入ってると思うんですよ。そうした時に多分思うのは、私が日々悩んだり気づいたりすることってすごく特別なことでは決してなくて、きっと普遍的なことだと思うんですよ。

00:20:08.940 --> 00:20:32.560
深井 本当は嫌だけど、なあなあにして受け入れちゃってるなってことって、私だけに特別起こることじゃなくて、みんな起こることじゃないですか。すごく悩みとしては、悩みや出来事としてはとてもありきたりなことなんですよね。それを私の人格のまま出すってなったら、今こうやってお話ししてるような言葉になるけど、そこをあきらちゃんを通して、じゃあそのことを言ってみようってなると、

00:20:33.100 --> 00:20:56.840
例えばあきらちゃんが友達が傷つけられて、その傷つけた男をパンチで殴るっていうシーンがあるんですけど、私だったらパンチしませんよ。そこで多分言葉で言うと思うんですよね。でも、もし友達が目の前で傷つけられたっていうのを見たら、私だったらきっと言葉で相手に対してちょっとって言うけど、あきらちゃんだったらどうするかなってなった時にパンチだったんですよ。

00:20:56.840 --> 00:20:57.920
ヤンヤン パンチでしたね。

00:20:57.980 --> 00:21:08.300
あきら そんな感じで多分、キャラに落とし込んでいるキャラを通して、このキャラだったらこういうことが起こったらどうするかなって思って。

00:21:09.720 --> 00:21:12.420
ヤンヤン どうするかなって思ってパンチするなって思いました。

00:21:12.700 --> 00:21:23.080
樋口 なるほど。面白いな。なんかその繰り返しがまた先生の内面を作っていってるみたいな感じなんですかね。こんなことしたなみたいな。

00:21:23.080 --> 00:21:49.720
あきら でもなんかそれあります。なんか今キャラと私はあくまでも別ですって言いつつ、なんかちょっとシンクロしちゃうとこあるんですよね。それが他の人から見たらどうか知らないけど、でも担当さん今日も一緒に来てくれましたけど、担当さんがクーロン始めてから、クーロンの主人公の名前が鯨井さんって言うんですけど、

00:21:50.220 --> 00:22:13.020
私のことを鯨井さんって呼び間違えた。そんなことってある?って思うんですけど。なんか最近はないけど、大熊さんから見て初期の頃は鯨井さんはまんま私だったらしいです。でも私は変わらず、もちろん私が描いてるから私っぽいところはありつつ、でもあくまで鯨井さんで私は私って分けてるつもりだったんですけど、

00:22:14.320 --> 00:22:23.680
大熊さんからしたらすごく被る部分があったみたいですね。

00:22:24.940 --> 00:22:33.140
それはどんどん連載していく中で、僕が循環してるイメージなのかなって話聞いてたんですよ。

00:22:33.540 --> 00:22:42.620
同化してるところから一個離れて内面を共有してぐるぐる回ってるような感じなのかなって。 私もそっちだと思ってるんですけど。

00:22:43.220 --> 00:22:55.540
今回のクーロンとかの。 でもそれはね、循環しつつたまにすごく近づいて、でもたまにちょっとすごく離れて俯瞰してみれてみたいな、なんかそれはもうバラバラかもですね。

00:22:55.540 --> 00:23:02.200
惑星みたいな感じ。 惑星みたいな、そうですね、こうぐーって回って。 周期が違うから、シンクロしてしまう時もあったり。

00:23:02.900 --> 00:23:07.480
それは作家さんによってそういう同じようなタイプの人もいれば、やっぱ違う人もいると思います。

00:23:08.940 --> 00:23:18.740
自分を描くタイプの人と他人を描くタイプの人って大きく2つに分かれた時にいるらしくて、それで言うと私は多分自分を描くタイプよりなんでしょうね。

00:23:18.740 --> 00:23:22.020
でもそこを行き来してる感じってことですよね、きっと。

00:23:22.640 --> 00:23:24.780
ちょっと離れたり近づいたりって感じですね。

00:23:24.900 --> 00:23:44.820
面白いな。それは、ちょっと幼少期の話に戻りますけど、絵を描いたりするとか、自分のことを知るっていう作業の中で、絵とか漫画とか、もしくは物語を作るとか、そういうものが自然と絡んでいったりしたんですかね。

00:23:45.560 --> 00:23:56.760
例えば思春期とか、20代入ってとか、漫画家として活動する前かもしれないですけど、そんなことは意識せずに。

00:23:58.280 --> 00:24:04.760
自分を知るために漫画や絵を描くっていう気持ちって、意識って全然してなくて。

00:24:06.340 --> 00:24:23.660
なんなら、恋やめを描く前って、連載を撮る前は読み切りのネームをひたすら書いて担当さんに見せるんですけど、当時の担当さんに、あなたのいいところは日記のように漫画を描くところだって言われたんでしょう。

00:24:23.660 --> 00:24:29.560
そこで私、初めて意識して、本当だってなって。

00:24:29.960 --> 00:24:44.580
プラス、漫画を日記のように描くことによって、その時自分が感じてること、今自分が何に一番イライラしてるかとか、それこそ何に一番ときめいてるかとかが、分かるし、なんて言ったらいいんだろう。

00:24:45.980 --> 00:24:48.420
今一番自分の中で熱いものですよね。

00:24:48.620 --> 00:24:54.080
例えばその時、ものすごく頭に来ることがあったら、それが今一番自分の中でホット。

00:24:55.300 --> 00:25:01.660
自分の中で今一番ホットなものを作品に描くことが、一番上手くいくってことにその時気づいたんですよ。

00:25:02.000 --> 00:25:04.660
本当その時の当時の担当さん様々なんですけど。

00:25:05.940 --> 00:25:13.400
そこからちょっと私、漫画の描き方が変わったというか、意識するようになりました。

00:25:13.540 --> 00:25:16.740
自分は日記のように漫画を描いてるんだって。

00:25:17.360 --> 00:25:31.800
自分らしさとか、自分がより一層自分らしくあるためには、漫画を描くっていうのってとても重要なんだっていうのが、そこで初めて結構つながっていって。

00:25:31.800 --> 00:25:41.680
で、そのことを言われる前にその当時の担当さんに、もうあなたは何で漫画を描いてるかとか全く分かってないってすごい言われて。

00:25:42.220 --> 00:25:46.720
結構その人って名物編集者さんだったんですけど。

00:25:47.400 --> 00:25:51.960
言われて、もう漫画を描くとはどういうことかっていうのが何にも分かってないとか言われたし。

00:25:52.540 --> 00:25:54.200
それを言われても私は分かんなかったし。

00:25:54.620 --> 00:25:59.220
でもその後、日記を描くように描いてるところがとてもいいところだよって言われて。

00:26:00.720 --> 00:26:05.580
なるほど、なんかだんだん分かってきたみたいな感じでしたね。

00:26:05.940 --> 00:26:09.620
なるほど。面白い。そっか。

00:26:09.940 --> 00:26:14.220
そこからさっき言ってたような、合う合わないみたいなところの回答度も上がっていったって感じ。

00:26:14.300 --> 00:26:16.560
どんどんどんどん上がっていったし。

00:26:17.500 --> 00:26:23.220
やっぱなんかその人に日記のようにっていうことを言われてから、ちょっとそういうのを意識するようになったし。

00:26:23.220 --> 00:26:30.220
その時自分が何を感じてこの話を今描きたいって思ってるのかなっていうのは意識するようになったし。

00:26:30.380 --> 00:26:37.980
そうすると、やっぱより一層その敏感になってくるというか、その感じ方が嫌なこととかいいことに対して。

00:26:38.500 --> 00:26:42.200
で、どんどんどんどん回答度が上がっていってっていうのがあるんですけど。

00:26:42.920 --> 00:26:46.220
でもなんか、うーん、なんて言ったらいいか。

00:26:47.300 --> 00:26:48.740
年齢関係ないんですよね。

00:26:49.200 --> 00:26:50.860
今私40なんですけど。

00:26:51.820 --> 00:26:57.860
40になったからといって、じゃあ感じることが少なくなったかなっていうとそうでもなくて。

00:26:58.340 --> 00:27:05.160
これってもう10代の時にやるべきことだよねってことを今なってやってることもあるし。

00:27:05.880 --> 00:27:08.100
多分これって一生続くんだろうなって思います。

00:27:08.720 --> 00:27:16.760
多分これって漫画家に限らず、ものづくりしたり表現している人全部に言えるんじゃないかなって思います。

00:27:19.160 --> 00:27:25.560
その一言をもらうまでっていうところは、なんとなく自分の中で合う合わないと思うのがあったわけじゃないですか。

00:27:25.880 --> 00:27:29.220
その時に合うなって思った共通点とかあったりするんですか?

00:27:29.740 --> 00:27:37.580
共通点は、その言葉をもらうまでは、確かに私はなぜ自分が漫画を描くかってことは全く分かってなかったなって思って。

00:27:38.040 --> 00:27:40.540
じゃあ今までそれまではどうやって漫画を描いてたかっていうと、

00:27:40.540 --> 00:27:46.020
ほんと単なる好み。こういうキャラが好きだから、こういう話が好きだから描きたい。

00:27:46.160 --> 00:27:47.520
でもそれはすごく大事なんですよ。

00:27:48.020 --> 00:27:54.440
なぜならこういうのが好きっていうのはもちろんトキメキでもあり、でもそれは好きだからなんですよね。

00:27:54.880 --> 00:27:59.560
でもそれだけで描いちゃうとやっぱり側だけみたいな。

00:27:59.840 --> 00:28:01.660
なぞってるような感じになっちゃうんですね。

00:28:03.660 --> 00:28:17.860
昔自分が好きだった、あの漫画好きだった、私もあんなのを描きたいっていう側だけをなぞって、それっぽい話をなんとなくまとめて、はいみたいな。

00:28:17.940 --> 00:28:21.760
ちょっと器用貧乏なところがあるんで、それでまとまっちゃうところがあるんですよ。

00:28:21.760 --> 00:28:24.040
うまくできちゃうところもあってってことですね。

00:28:24.120 --> 00:28:28.600
それでもうやっぱデビューもして、そこから何作か読み切りも乗ったんだけど、

00:28:29.000 --> 00:28:39.420
でもその担当さんに出会った時に、今までの漫画は面白いって言われたんですけど、でもやっぱもう一段階いかないとねみたいなところで、

00:28:40.100 --> 00:28:45.740
何もわかってないって言われて。あんなに褒めてくれたのに何もわかってないって言われて。

00:28:45.880 --> 00:28:46.960
そこまではね。

00:28:46.980 --> 00:28:47.960
全員否定みたいな。

00:28:49.420 --> 00:28:53.760
でもなんかそれで恋やめにつながるっていうか。

00:28:53.760 --> 00:28:56.500
でまたその担当さんじゃないんでしょうね。恋やめは。

00:28:56.640 --> 00:29:03.000
でもその担当さんを通ったことが私の中ではめちゃくちゃ大事だった。

00:29:03.000 --> 00:29:03.800
転機やったってことですね。

00:29:03.800 --> 00:29:15.900
転機でした。すごい腹も立ったし、なんでって思ったけど、でもものすごく大事でしたし、そういう日記のようにっていういい言葉すごくもらったし。

00:29:16.760 --> 00:29:18.520
後から聞いてきたってことですもんね。

00:29:18.520 --> 00:29:19.240
後から聞いてきます。

00:29:19.260 --> 00:29:22.320
当時はもうなんでこんなこと言うんだろうぐらいまで。

00:29:22.320 --> 00:29:23.600
はあ?みたいな。

00:29:23.780 --> 00:29:24.480
思っちゃいますもんね。

00:29:24.540 --> 00:29:26.160
でもわかるけどみたいな。

00:29:26.880 --> 00:29:30.460
その人もはっきりなんて言ったらいいかなみたいな感じで。

00:29:30.700 --> 00:29:35.220
はっきり言葉に出せないけど、それこそ感覚でわかってよみたいな感じだったんですよ。

00:29:36.400 --> 00:29:40.780
それがさっき言ってた日記って言葉が一番そこに近い言葉だったんですね。

00:29:42.220 --> 00:29:42.860
なるほどな。

00:29:42.860 --> 00:29:44.900
はあ、そうか。

00:29:45.360 --> 00:29:49.600
それで、なんかこれも別のインタビューでお話したの見たんですけど、

00:29:49.880 --> 00:29:58.620
こいやめ自体はもともとすごい最初期に書いてた作品がベースになってるっておっしゃってると思うんですけど、

00:29:59.260 --> 00:30:11.400
ある意味それは下手から、もちろん側のものも全部含めて、再結集していろんな技術とか考え方含めて、もともと最初にあったものをグッて押し上げた感じなんですかね。

00:30:11.400 --> 00:30:15.680
確かにそうかもしれません。今初めてああって思ったけど、

00:30:17.560 --> 00:30:26.880
こいやめのベースになった読み切りがあって、それは発表されてない、発表してない作品なんですよ。

00:30:27.320 --> 00:30:32.140
実はとある章に出して、何時までは残ったっていうやつなんですけど。

00:30:32.140 --> 00:30:40.640
でもそれってまさに私が好みのものを詰め込んで、だけど好みのものを詰め込んだだけのもの。

00:30:41.160 --> 00:30:52.840
雰囲気はあるし、ぽいし、それなりに一個まとまってはいるんだけど、でもなんか一つどころか一つ二つ三つ四つ足りないよねって感じがあって。

00:30:52.840 --> 00:31:04.060
その足りないっていうのが多分スパルタ担当さんだった人の言うところの、なぜあなたが漫画を書くってことを意識しろみたいなところだったと思います。

00:31:04.220 --> 00:31:08.540
もうなんかあれが、そのベースになったのはほんとただの側だった。

00:31:09.160 --> 00:31:12.860
ほんと外見だけが綺麗なだけみたいな感じで。

00:31:12.860 --> 00:31:22.300
で、こういう目はスパルタの人から別の担当さんなんですけど、でもその人とも結構じっくり、

00:31:22.400 --> 00:31:30.680
一体君にはどういった表現が合うんだろうねとか、もう結構一からじゅんぐりに探っていこうみたいなのをやってくれた人だったんですよ。

00:31:31.160 --> 00:31:38.580
で、自分でもそれをもうほんとそうだな、さすがにもうここまで連載ネームが通らないとなったら、本当に向き合わなきゃってなって。

00:31:38.580 --> 00:31:44.680
で、あとはなぜ自分は漫画を書くんだっていう風に、こんな堅苦しくは考えない方がいいです。

00:31:44.800 --> 00:31:51.660
今もしこれを聞いてる連載ネームに苦しんでる新人さんがいたら、そんな風に堅苦しく考えない方がいいです。

00:31:52.080 --> 00:31:54.840
そうするともっとぐるぐるしちゃうんで。

00:31:55.180 --> 00:32:04.000
それよりももっと、だからやっぱり今自分の、過去でもいいから、自分の中で一番ホットな感情ですよね。

00:32:04.000 --> 00:32:15.000
ホットな感情とか、ホットな感情、ホットなトピック何?って考えた時に、それを相手にどうやって伝えたいか。

00:32:15.900 --> 00:32:23.220
ってことは、その側がいいっていうのは伝え方はものすごい綺麗なんだけど、伝える中身って何なの?ってなった時に、

00:32:24.180 --> 00:32:30.120
すごいここでワクワクしたとか、熱が吹き込まれた作品が濃いやめってことなんですね。

00:32:31.300 --> 00:32:37.380
だからそうなんですよ。側と中身が一致したら、もうそれは相乗効果でとびきり良いものができるんですよね。

00:32:37.880 --> 00:32:48.700
濃いやめの場合は、ねえねえさ45歳の男の男性と17歳の女の子とか、そういう側のところはできてたわけなんですよ。

00:32:49.000 --> 00:32:57.480
でも中身がなくて、でもその時に私が、こういった何て言うんですかね。

00:32:57.480 --> 00:33:07.940
挫折して、今はこのぬくぬくと優しい世界にいるけど、自分はそこから勇気を持って飛び出して、やっぱり自分と向き合わなきゃいけないとか、

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そういったもの、そういったことだ。言いたいのは。とか思った時に、自然と一致するんですよ。

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無理しなくても、自然と自分がやりたい側の部分、自分が描きたいもの、側の部分と中身が一致するんですよ。

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それはずっとある意味探し続けてるし、手を動かし続けてるからってのもやっぱあるってことですよね。

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それもあるとは思います。

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ゆっくりゆっくり重なっていくみたいな。

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インタビュー前半はここまで。後半は次回更新いたします。

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ハッシュタグコミックアトラスでぜひ感想をお待ちしています。

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チャンネル登録してお待ちください。

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次回更新もお楽しみに。
