WEBVTT

00:00:00.000 --> 00:00:03.200
FMヨコハマ、podcast。

00:00:05.670 --> 00:00:15.690
ノーロブです。コミックアトラス、映像機には手を出すな、の著者、大童澄瞳先生のインタビュー、後編です。ぜひお聴きください。

00:00:16.810 --> 00:00:18.050
ビオトーブは楽しいですか?

00:00:19.170 --> 00:00:32.110
楽しいですね。基本的に何もしなくてもいいというか、手は入れなさいというか、人間の手が入ることを否定しないということだと思うんですけど、

00:00:33.850 --> 00:00:43.310
僕的にはあまり手を入れなくていい。雑草が生えててもそこは生き物の住みかね、みたいな捉え方もあるわけで、

00:00:43.310 --> 00:00:51.830
そういうところでは気軽に自然化させることができて、やっぱり自分が作った環境に何か来てくれるっていうのはすごく嬉しいですよね。

00:00:54.070 --> 00:00:57.410
ハエですね。ハエがめちゃくちゃすごいって思います。

00:00:57.930 --> 00:01:03.650
ハエってハエじゃないですか。害虫の代表格ですよね。

00:01:04.530 --> 00:01:09.810
こんなことをハエにね、というのもありますけど、そのイメージはやっぱり強いですね。

00:01:09.810 --> 00:01:22.230
でも自分たちが知っている、普通の人が知っているハエの種類って、お風呂場とか流し場にいるチョウバエっていうハートマークみたいなハエと、

00:01:22.610 --> 00:01:33.970
ショウジョウバエとギンバエみたいな3つだったんですけど、僕もその口だったんですけど、池に来るハエって水面にいるんですよ。

00:01:34.090 --> 00:01:35.010
水面にいるんですか。

00:01:35.450 --> 00:01:46.550
水面にいて、なんか調べてみたらミギワバエっていうハエでモオクってるんですよ。水面に浮かんでるモオクってるらしくて。

00:01:47.130 --> 00:01:55.330
ミギワバエって、ミギワって何?って水の際のことなんですよね。水の際のハエ、あ、そうなんだみたいな。

00:01:56.130 --> 00:02:01.010
それで調べてみたら、石油バエっていうハエがいるらしくて。

00:02:01.770 --> 00:02:12.030
それは天然の石油が噴出してる湖、石油の湖みたいなのって自然にあるんですね。

00:02:12.530 --> 00:02:19.030
そこに生きてて、しかもそのミギワバエの幼虫は石油の中にいるんですよ。

00:02:19.030 --> 00:02:20.250
え、そうなんだ。

00:02:22.470 --> 00:02:24.890
そんなことって可能なの?ってなるじゃないですか。

00:02:26.330 --> 00:02:29.790
そうなると、ハエヤバくね?ってなるよね。

00:02:31.230 --> 00:02:43.630
最近、つい1,2週間くらい前かな、ツイッターで知ったんですけど、カマバエっていうハエがいて、ミギワバエの一種らしいんですけど、カマキリみたいなカマがあるんですよ。

00:02:43.690 --> 00:02:44.350
ハエにですか?

00:02:44.350 --> 00:02:58.510
ハエに。虫って6脚じゃないですか。6本足があって、でもカマキリって4本足プラスカマみたいな動きしてるんですね。

00:02:59.130 --> 00:03:07.250
そのカマバエもそれなんですよ。4本足で前足2本がカマになってるっていう。

00:03:08.350 --> 00:03:15.350
面白いのが、そのカマの構造とかが本当にカマキリと全く一緒なんですよね。

00:03:16.590 --> 00:03:19.830
でもカマキリとは全然縁もゆかりもない物なんですよ。

00:03:20.830 --> 00:03:29.630
そういう似た構造なのに別の生き物とか別の種類みたいなので、修練進化っていう言葉で説明される。

00:03:29.710 --> 00:03:30.590
修練進化?

00:03:31.930 --> 00:03:39.910
修練ってそこに収束していくみたいな、そういう形になっていくみたいな言葉で。

00:03:40.050 --> 00:03:49.350
例えばモグラの手の形とオケラの手の形が一緒みたいなのも、モグラは哺乳類だし、オケラは虫。

00:03:49.710 --> 00:03:56.230
でも手の形よりかなり似てるみたいなのも進化の過程でやっぱりそういう形になっていくんだよみたいな。

00:03:56.290 --> 00:03:59.310
そういう、ハエ面白いみたいな。

00:03:59.310 --> 00:04:14.590
面白い、確かに。正体をちゃんと知ることによって、その生物とか印象で何か害虫っぽいかもと思ったものが知っていけば知っていくほど、ちゃんと虫として見れるし。

00:04:15.050 --> 00:04:25.710
そうなんですよね。これがめちゃくちゃ面白くて、池にやっぱりアメンボが来ると、「お、アメンボ来たじゃん!」って思うし、ハエが来たら、「なんだ、ハエかよ!」って。

00:04:27.630 --> 00:04:35.010
それは僕も学者ではないし、生き物好きとは言っても一般の意気を出ないような生き物好きだったので。

00:04:36.070 --> 00:04:43.190
そうなってたんですけど、名前を知った途端に開けるものがあるっていうのが、それがめちゃくちゃ面白くて。

00:04:43.270 --> 00:04:49.350
しかもその経験って幼少期にしたことがあって、なんか変な鳥飛んでるなっていう。

00:04:49.890 --> 00:04:53.230
なんか、あの鳥空中で生死してね、みたいなのを。

00:04:54.390 --> 00:04:59.490
で、それをおばあちゃんに聞いたら、「あれはヒオドリだよ。」って教えてもらったんですね。

00:04:59.730 --> 00:05:11.810
で、ヒオドリって本当にポピュラーな鳥で、スズメ、ハト、ヒオドリみたいなぐらいどこにでもいるんですけど、それ名前聞いた途端、どこにでもいるようになったんですよ。

00:05:12.610 --> 00:05:12.970
なるほど。

00:05:13.650 --> 00:05:21.150
名前を知ることで初めてその生き物を認知できるという、世界にヒオドリが満ち溢れる瞬間が来るっていう。

00:05:22.430 --> 00:05:32.610
本当に名前を知るのヤベーみたいな経験を小学生の頃にしてて、それがまた蘇ってくるっていう。

00:05:33.410 --> 00:05:36.990
そうか。名前をつけるも名前を知るも。

00:05:37.390 --> 00:05:41.510
名前というものがとんでもないパワーを持っていると。

00:05:42.390 --> 00:05:57.130
そうです。人間にとってどれだけその概念とかその種、その対象を認知する上で、名前ってどれだけ重要なのかっていうことですよね。

00:05:59.050 --> 00:06:01.270
はあ、面白い。

00:06:03.230 --> 00:06:08.850
それは人とか、もちろん漫画で言うとキャラクターの背景だったりとか。

00:06:10.350 --> 00:06:15.830
例えば作品の中ではコンテストで大人たちと対立が起こるじゃないですか、震災の。

00:06:15.890 --> 00:06:16.470
起こりますね。

00:06:16.790 --> 00:06:29.190
その時に大人たちの背景を知ったりすると、なぜ今こんな言葉を使っているのかとか、なんかその共感っていうよりは理解はできるというか。

00:06:29.810 --> 00:06:52.730
最後に彼らがカウンターで若返った姿で、またこの熱を持って話してるシーンで、なんか彼らのことをただの役割、悪の対象とかじゃなくて、ある意味大人の権限じゃなく、彼らもクリエイターだったし若者だった。

00:06:53.110 --> 00:07:01.530
で、今またその熱が伝わっている、一つの個体であるっていうのをすごい感じて、僕はすごい嬉しかったんですよ。

00:07:02.490 --> 00:07:05.350
悪にされなくてよかったというか、彼らが。

00:07:07.330 --> 00:07:21.130
僕もあれはやっぱり、描いてる途中で、やっぱりわかりやすくしないとダメかなと思って、悪の対象みたいなのを描こうかなと思ったんですけど、どうしてもその人たちは突き放したくないというか、絶対この人たちを救わなきゃというか。

00:07:21.750 --> 00:07:33.610
そういう人たちにもちゃんと思いを馳せて、この人たちがなんでそうなってるのか考えてくれっていう気持ちが強くて、描きましたね。

00:07:33.610 --> 00:07:58.270
でもそれは、そういう風なところに収束していく、その大人たちがなぜこうなったかみたいなことを、ここからでもまだちゃんと不誠実な人間ではなく誠実な人間になってくれるみたいなことを描く前の第7巻の時点で、こういうステレオタイプの悪い大人みたいなのを描き始めたんだ、もう読まねえわっていう人もいたんで。

00:07:58.270 --> 00:07:59.810
へー、なるほど。

00:08:00.390 --> 00:08:11.050
伝われないこともある、それもしょうがないみたいな。そういうこととか、自分にとって不利益になっても、まあまあまあみたいな。

00:08:11.070 --> 00:08:12.690
我慢する時間も必要だっていう。

00:08:14.450 --> 00:08:16.910
そうですね、いろんな人いるわっていう。

00:08:16.910 --> 00:08:35.910
確かにそうか。今先生が最初に話してた感動したそういう人たちに向かって自分はこれからの人生、その姿になっていきたいなって気持ちも強いって感じなんですかね。その学者さんみたいに、ある意味フラットに。

00:08:35.910 --> 00:09:04.970
やっぱりフラットにはなっていたいですよね。やっぱり悪い大人にはなりたくないというか、まあそれも概念ですけど、そういう存在にはなるべくならないようにっていうのと、あとは、そうですね、若いうちにそういう視点になりたくないっていうのもありますよね。

00:09:09.410 --> 00:09:30.310
そういう存在になる素質って、老人の否定とか、老人だから頭が堅いみたいな、こいつはもう時代から振り落とされた人間だみたいなジャッジをしてしまう若者って、

00:09:31.110 --> 00:09:45.530
そういう時代に取り残された人間になりやすくねえかみたいな、そのまんまの老人に対する偏見強めてったらやばくねえかみたいなのもあるので。

00:09:45.570 --> 00:09:48.210
そのまま下に行きますもんね。年齢になったら。

00:09:49.210 --> 00:09:53.790
そうなんですよね。自分の番が来るだけで終わるぞみたいなのもあるので。

00:09:54.330 --> 00:10:01.570
その危機感っていうのは感じたんですか?自分で。もしかすると自分もそうなってしまう可能性があるかもしれないっていうのは。

00:10:02.470 --> 00:10:09.810
危機感としては未知だからですね。やっぱり自分が老人になるっていうのは本当に未知なことで、

00:10:09.810 --> 00:10:22.130
今までいろんな、僕は結構周りに老人が多い環境で育ってきて、おじいちゃんおばあちゃんも近所にいたし、

00:10:22.730 --> 00:10:33.150
大叔父とか石井ばあちゃんとか2人もいたし、いろんなところで老人の手伝いとか昔話聞いて面白いなと思って生きてきて、

00:10:33.150 --> 00:10:41.390
でもあんまりそこが自分と繋がらないというか、自分のそういう今の経験が昔話になるってあんまりイメージできないまま。

00:10:44.070 --> 00:10:48.590
例えば最新のガジェットとかに興味をなくしていく自分とか、

00:10:51.670 --> 00:11:00.630
例えばゲームソフトのシリーズの最新版が出た時に、もう出たの?みたいな気持ちになるんかみたいな。

00:11:01.850 --> 00:11:09.190
昔は1本PSで次のシリーズが出る前にめちゃくちゃ時間かかったじゃないですか。

00:11:11.070 --> 00:11:19.310
しかもコロコロコミックとかで応募者全員プレゼントみたいなフェイブレードとか注文してから、

00:11:19.310 --> 00:11:25.650
家に届くまでに1ヶ月なんですけど、2年半ぐらい解散ではかかってるんで。

00:11:26.790 --> 00:11:33.790
そういう感じじゃなくなっていくってどういうことなのっていう、やっぱり知らないんですよね。

00:11:34.050 --> 00:11:41.130
だから全然大人になったりおじいさんになっていったりとかした時にどうなのっていうのと、

00:11:41.830 --> 00:11:52.670
自分の世代だと、例えば本当に社会を大きく変えるようなムーブメントが今起きてるのは全然大丈夫というか、

00:11:53.190 --> 00:12:04.970
LGBTQっていう言葉がすごい普及して、みんながそれについてどういう感情を抱いてようがその言葉は知ってるよってなってきて、

00:12:06.590 --> 00:12:16.850
それで多くの人がそれに心を動かされたりとか、自分の生きやすさがいろいろ変わってきたりとかするところに、

00:12:16.990 --> 00:12:33.310
自分はいいねって思えたりとかした時にする流れがあっても、やっぱりそういう中で昔の人はそれがタブーだった世代の可能性もあるんですよね。

00:12:34.110 --> 00:12:41.630
タブーだった世代の人は、お前はもうダメな人間だって突き放すこともできない。

00:12:43.030 --> 00:12:45.390
自分がそうなるかもしれないみたいな。

00:12:46.510 --> 00:12:59.790
そのタブーだったのは、それは社会がそうさせたのであって、その人の意識が変わることはないけど、何とか穏やかにその人にも伝えていきたいみたいなことに、

00:13:00.530 --> 00:13:08.790
自分のファンが来た時に、果たして周りの迷惑をかけない人間になれる自信はあるかみたいな。

00:13:11.730 --> 00:13:20.390
ちゃんと考えなきゃいけない。自分には差別意識はないと思いたいけど、そうならないとはいけないしとか。

00:13:21.730 --> 00:13:25.090
自分の意見も含めて難しいですよね。

00:13:25.750 --> 00:13:33.410
それが正しいから全員そっちにチューニングしろっていうのもやっぱり難しい。

00:13:35.190 --> 00:13:45.010
自分の中の信じたくない側面みたいなのが現れるかもしれない。ちゃんと警戒しなきゃみたいな。

00:13:48.980 --> 00:13:51.600
自由感みたいなところがある。

00:13:56.930 --> 00:14:10.270
作品を僕は見させてもらってて、好きなことやりたいことっていうのをやっていくことが、もしかすると大きい意味では抵抗になってるんじゃないかみたいな。

00:14:10.590 --> 00:14:15.050
うまく言ってないですけど、なんかそんな風に感じていくんですよね。

00:14:17.030 --> 00:14:33.850
例えば、「これは良くないぞ!」って直で言うより、やりたいこと、好きなこと、熱を持ってできることをやることによって、その行動とかを見て人が動かされるとか、自分で考えるようになるってことはあるなって思うんです。

00:14:34.890 --> 00:14:38.870
自発的に考える。それぞれの人が。

00:14:41.010 --> 00:14:41.410
そうですね。

00:14:42.650 --> 00:14:47.250
アプリケーションのツールとして、やっぱり言葉とはまた違いますよね。

00:14:49.070 --> 00:14:55.510
受け取った相手に考えさせる余地を与えるものだなとは、すごく思いますね。

00:14:57.830 --> 00:15:13.150
中でキャラクターたちが行っていることは、それの連続な気がしていて、金森氏、水崎氏、浅草氏の主要な3人がそれぞれ夢中なものが違っているんだけど、

00:15:14.190 --> 00:15:25.870
彼女らが作っていったりするものの中で、お互いにそこを吸収し合っているというか、説明している部分もあると思うんですけど、

00:15:27.590 --> 00:15:37.510
だからこれが必要なんだとか、だからこう変わった方がいいのかなとかっていうきっかけを、行動からもらい合っているような感覚があるんですよね。

00:15:41.320 --> 00:15:51.420
例えば演出に気づくとか、ストーリーって分かりやすく伝えるんだって話のときに、気づいてしまって、自分の中に取り込んで、

00:15:53.000 --> 00:16:02.540
こうした方がいいのかもしれない、みたいな可能性を手繰り寄せていくみたいな、それを連続している印象があるんですよね。

00:16:03.360 --> 00:16:12.300
なるほど、なるほど。確かにその、おのおのがやったことを自分で解釈しているっていう感じですよね。

00:16:13.320 --> 00:16:21.720
結局自分で気づいていくっていうことの方が結構多くて、説得されてどうこうっていうシーンって結構少ないというか、

00:16:21.720 --> 00:16:33.580
金森氏が浅草氏を説得したのは、お前がいいと思わなかったらこの作品はご作になるっていう、そのぐらいで、

00:16:34.380 --> 00:16:46.860
でもそれも自分がいいと思ってるのを考えろっていう促しなので、同じことっちゃ同じことを自分で気づけって言ってるようなものなので、そこも同じなのかな。

00:16:46.860 --> 00:17:01.600
お互いに説得することってあんまりないですかね。最初の制作する上でスケジュールとかを加味して、みたいなことになってくると多少違いますけど、

00:17:02.980 --> 00:17:09.800
そういうとこでは本当に理屈が必要になってきますけど。

00:17:10.880 --> 00:17:22.440
先生自身はこれまでの人生の中で、誰かに言われてやるとか、もちろん自分が誰かに言ってやってもらうより、気づいてもらうっていうきっかけを作った方が、

00:17:24.460 --> 00:17:28.080
もしくは行動したことがあったけど誰か変わったのかっていうのはあったんですか。

00:17:29.940 --> 00:17:38.420
僕が人に話すときは、最終的には自分で決めてくれって思うんですけど、

00:17:39.720 --> 00:17:48.400
僕が何か言われるときには、私を説得してくれればそれでいいよって思うっていうか、

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本当にすべては言われ方だと思ってて。

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納得できるかどうかって、その理屈で納得できるかどうかっていう。

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例えば、あなたはこのゲーム買いなさいみたいな時に、なぜ買うべきかみたいな。

00:18:07.440 --> 00:18:11.200
このゲームは面白いからとかでは私は納得しないんですけど、

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このゲームは絶対あなたにとって面白くないゲームだけど、

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これをやったお前は変わるみたいなことで、

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あ、そうなの?みたいな。

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これをやった後のお前を見たいって言われたら、じゃあやるよ。

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僕を説得できるかどうかでしかないみたいな。

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そこに自分はあんまり必要ないというか、

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それをちゃんとすべてを合わせて面白がれる環境を作ってくれるかどうかみたいなことが影響したりするので、

00:18:52.360 --> 00:18:55.140
結局、でもそうか言ってることは同じなのかな。

00:18:55.460 --> 00:18:58.380
自分が納得できる形にしてくれればみたいな。

00:18:58.500 --> 00:19:02.120
流されることはないとも言えますよね、裏を返せば。

00:19:03.040 --> 00:19:06.380
みんながやってるからやらなきゃいけないかなとか、

00:19:07.460 --> 00:19:16.620
みんなの話題についていきたいからちょっと辛いけどやっとこうかなみたいなのはほぼなくて、

00:19:17.240 --> 00:19:24.700
だからこの映画面白いよって、すごい流行ってるよって言われてる映画がたくさんありますけど、

00:19:25.780 --> 00:19:30.220
ほとんど見てない。ほとんど見てなかったりしますし、

00:19:30.220 --> 00:19:36.840
SNSでもすごい話題になった映画を、これだけ話題になっているなら見てみるかと思って見て、

00:19:37.060 --> 00:19:40.460
別に面白くないなってなっちゃったりとかして、

00:19:41.400 --> 00:19:43.800
それで悩んだ時期もすごいあって、

00:19:44.980 --> 00:19:50.100
この面白さが分からない、というかこの面白さをみんなと共有できないっていうのは、

00:19:50.640 --> 00:19:54.100
悪いことだとは思わないけど異常ではあると。

00:19:54.240 --> 00:19:56.900
普通ではないのは明らかだから、

00:19:57.780 --> 00:20:02.580
こんな状態で自分は漫画を描けるのかみたいなことになるんですよね。

00:20:02.680 --> 00:20:06.500
だからすごい困ったりした時期もあるんですけど、

00:20:06.760 --> 00:20:16.200
そこに現れるのは、でも自分を納得させられる漫画は描いてるじゃんってことは、

00:20:17.160 --> 00:20:21.880
一人二人は自分と同じような人間はいるはずだから、

00:20:21.880 --> 00:20:29.940
そういう人たちを救うための漫画はこの漫画しかないはずじゃん、とはなるので。

00:20:32.660 --> 00:20:36.620
先生の作品のキャラ、特に主要の3人っていうのは、

00:20:37.500 --> 00:20:42.020
先生自身が分身したようなキャラの印象があって、

00:20:42.760 --> 00:20:50.500
逆にその3人が先生の中に今いて、いろんなことを話す基準だったりしてます?

00:20:50.880 --> 00:20:53.880
自分のコントロールしてたものだったはずが、

00:20:54.860 --> 00:20:58.040
キャラクター自身が一つ勝手に動き出す。

00:20:58.860 --> 00:21:03.900
もしくは、もっと先の話かもしれないけど、精神に進んでいて、

00:21:04.220 --> 00:21:08.880
その3人がテンション上がるのかどうかで判断するとか、あったりするんですかね?

00:21:15.800 --> 00:21:18.780
表現の仕方はわかんないですけど、

00:21:19.720 --> 00:21:24.280
浅草氏が幸せならそれでいいってツイートしたことがあって。

00:21:29.360 --> 00:21:32.620
それかはとは思いますね。

00:21:35.000 --> 00:21:38.280
確かに自分の分身だとは思ってるんですけど、

00:21:39.220 --> 00:21:41.940
インナーチャイルドっていう言葉があって、

00:21:42.060 --> 00:21:48.020
自分の中に飼っている子供っていうことかな。

00:21:49.560 --> 00:21:55.920
幼少期の自分とかをすごく愛おしく思ったりすることはあるんですけど、

00:21:56.780 --> 00:22:06.810
それに近い感覚で浅草氏が不幸せの目にあって欲しくないっていうのをしてて、

00:22:06.810 --> 00:22:13.290
こんなことをしてていいのかみたいな浅草氏に申し訳なくないかみたいなのは、

00:22:15.230 --> 00:22:17.070
まあ、ありますよね。

00:22:20.450 --> 00:22:24.310
こういう話をするときに、

00:22:24.410 --> 00:22:29.810
これって質問者に、今で言えばノルウォームさんに、

00:22:30.610 --> 00:22:34.170
誘導されて自分は答えてないかみたいなことも、

00:22:34.170 --> 00:22:37.030
すごいさっきネタ認知の話じゃないですけど、

00:22:37.430 --> 00:22:38.910
考えながらなんですけど、

00:22:39.450 --> 00:22:43.710
でもそれでもその瞬間はそう思ってるんで、

00:22:43.850 --> 00:22:47.190
今も確かに言われてみればそうだなと思ってるんで、

00:22:48.190 --> 00:22:51.570
そうなんだろうなっていう感じですよね。

00:22:52.170 --> 00:22:58.010
自分もできるだけ誘導しないようにしなきゃっていつも思いながらインタビューをしてて、

00:22:58.010 --> 00:23:06.190
どうしても自分が捉えた世界で先生の作品とか人生っていうのを解釈してしまってる部分があって、

00:23:06.950 --> 00:23:11.670
いつもいつもこの収録終わったとかに、あれ誘導してなかったかなとかいうふうに考えちゃうんですよ。

00:23:11.950 --> 00:23:15.610
それはね、お互いですね。本当にお互いだと思いますね。

00:23:15.950 --> 00:23:19.890
コミュニケーションは相互のものなので、一方通行はないので、

00:23:20.570 --> 00:23:25.030
その時言われたらああそうかもって思うのも人間の常だし、

00:23:25.030 --> 00:23:29.070
やっぱり観測者効果じゃないですけど、

00:23:30.350 --> 00:23:35.690
観察したりとか、対話することで与える影響は無視できないので、

00:23:36.310 --> 00:23:39.890
それもいいんじゃないですかねみたいな、僕の意見ですけど。

00:23:41.550 --> 00:23:50.970
自分の中では、こういう対談とかインタビューに対して誠実でいるためには、

00:23:50.970 --> 00:24:00.870
なるべく自分自身も流れに抗う踏ん張りみたいなものはしなきゃいけないと思って受けますし、

00:24:01.250 --> 00:24:05.870
自分で答えながらも自分のことを常にチェックしてるっていうのはありますけど、

00:24:07.110 --> 00:24:13.390
そういうところで自分が今まであんまり意識してなかったことを言われてハッとするっていうのは、

00:24:13.390 --> 00:24:16.050
経験として間違ってるわけじゃないので、

00:24:18.410 --> 00:24:24.290
そういう浅草市のために漫画を描いているところがあるかもって今は思いますね。

00:24:26.750 --> 00:24:30.690
それでも描き始めの時とは全く心境が違いますよねきっと。

00:24:31.970 --> 00:24:35.810
そうですね、より強く愛着が湧いてるっていうのはありますね。

00:24:36.670 --> 00:24:38.290
大切にしよう。

00:24:38.750 --> 00:24:43.430
でもぬいぐるみにも愛着湧くので。

00:24:45.430 --> 00:24:47.110
うさぎのぬいぐるみが。

00:24:47.270 --> 00:24:49.170
そうですね、ありますし。

00:24:49.230 --> 00:24:55.130
人間のすごいところは、はやぶさとかそういう明らかなメカにもね。

00:24:56.330 --> 00:25:03.930
宇宙に飛ばすメカにまで人格を生きてるのが人間のやり方。

00:25:04.570 --> 00:25:08.510
生き方というか、そういうもんだなと思いました。

00:25:21.830 --> 00:25:25.770
今ちょうど僕8巻まで読ましてもらってて。

00:25:25.810 --> 00:25:26.830
そうですね、8巻まで出てます。

00:25:27.330 --> 00:25:34.390
物語がもう一つ大きな山場に来そうな瞬間なのかなと思っていて。

00:25:35.350 --> 00:25:42.970
終わりとは言わないですけど、一段落つけに行くのかなってちょっと想像しちゃったんですけど、

00:25:42.970 --> 00:25:45.850
それは想定をしてるんですか?

00:25:48.470 --> 00:25:52.310
そうですね、それも気になるところなんですよね。

00:25:54.130 --> 00:25:55.610
ご自身でもね。

00:25:59.810 --> 00:26:07.370
例えば宮崎さんとか宮崎駿監督とかで、トトロとかに言及してるんですよね。

00:26:07.490 --> 00:26:10.570
あの子どうなってるんですか?みたいなことだったのかな。

00:26:10.570 --> 00:26:13.250
質問があったのかな?ちょっとあんまりわからないですけど。

00:26:13.530 --> 00:26:17.870
トトロのサツキとメイの今みたいなもの。

00:26:18.210 --> 00:26:23.250
自分の中ではすっかり成長してますみたいなことを言ってたかな。

00:26:23.910 --> 00:26:26.730
とにかく扱いについて言及してって。

00:26:26.930 --> 00:26:32.750
そういうのを読んだことがあって、話し作る人ってそうなんかな?みたいな。

00:26:32.790 --> 00:26:36.050
他人事ですけど、そういうことを思ったりとかしたので。

00:26:36.050 --> 00:26:40.630
自分の中でどうなっていくんだろうっていうのはありますよね。

00:26:41.810 --> 00:26:46.210
例えば映像研の最終刊が出ましたと。

00:26:46.770 --> 00:26:57.150
そうなった時に終わりなのかっていうと、別に全てその世界が真っさらに消え去ったわけでは多分ない。

00:26:57.730 --> 00:27:00.990
自分の中ではそうのはずですし。

00:27:00.990 --> 00:27:09.090
自分が好きな漫画も、完結を迎えた作品はいくつかありますけど、読者としてはどうなのか。

00:27:10.690 --> 00:27:15.070
全てが終わったわけではなさそうだ。

00:27:16.210 --> 00:27:20.690
だから自分がそういうタイミングを迎えたときにどうなるんだろうっていうのは、

00:27:21.150 --> 00:27:25.890
全てが終わったとはならないだろうなと予測はしてますけど、どうでしょう?って。

00:27:26.310 --> 00:27:27.710
そこも気になるところですと。

00:27:27.890 --> 00:27:28.750
気になるところです。

00:27:28.750 --> 00:27:30.950
自分を観察するものとしてはですね。

00:27:34.810 --> 00:27:41.670
読んでると、これもしかして次で一つくぐりつけるのか?みたいな。

00:27:41.730 --> 00:27:45.370
いうふうな心境になっちゃったというか。

00:27:46.310 --> 00:27:50.230
一番の大テーマである最初のところに戻っていくというか。

00:27:51.150 --> 00:27:52.590
王道のパターンですね。

00:27:52.970 --> 00:27:54.370
ワクワクはさせられますけどね。

00:27:57.110 --> 00:28:05.250
僕のこの第8巻までの展開っていうのは、第3週の時点かな。

00:28:05.410 --> 00:28:08.810
そのあたりで考えてたことなんですね。

00:28:09.450 --> 00:28:14.610
映像研がいろんな外部の勢力と戦って、

00:28:15.830 --> 00:28:20.870
校内とかでもものすごいトタバタやって、

00:28:22.650 --> 00:28:24.850
落ち着くっていう展開。

00:28:25.830 --> 00:28:28.390
ソアンデとの対立みたいなものも、

00:28:28.910 --> 00:28:33.990
ソアンデが何を考えてるのか、この学校とは何なのかみたいなものを書くっていうのは、

00:28:34.090 --> 00:28:36.550
第3週あたりで考えて、

00:28:36.990 --> 00:28:41.350
ふと思いついて急いでメールに大量の文章書いて、

00:28:41.350 --> 00:28:45.630
この展開で考えてますって担当編集者に送ったのが、

00:28:46.310 --> 00:28:51.630
初代編集者で、今で3人目の担当編集者のことなんですけど、

00:28:51.790 --> 00:28:55.030
そこまで時間かかったなっていう感じで。

00:28:55.250 --> 00:28:59.110
じゃあ、これは別にネタバレでもなんでもないですけど、

00:28:59.530 --> 00:29:05.470
映像研でまだ書いてないこといくつあるのっていうと、

00:29:05.470 --> 00:29:10.930
千葉浜高校とか、千葉浜島、この湖の謎とか、

00:29:11.410 --> 00:29:12.930
時計塔の謎。

00:29:13.570 --> 00:29:18.390
千葉浜高校の周辺にある九号兵器の跡とは何か。

00:29:18.790 --> 00:29:23.530
なんで千葉浜高校の地下にはガスプラントがあるのかとか、

00:29:23.810 --> 00:29:28.030
大昔の戦車が湖の底に沈んでるらしい。

00:29:28.690 --> 00:29:33.270
それをどうやら生徒会は引き上げて使ってるみたいなこととか。

00:29:34.350 --> 00:29:37.570
その辺何にも明かしてないんで。

00:29:37.670 --> 00:29:40.230
そっか。楽しみっすね。

00:29:40.230 --> 00:29:43.310
なるべく書き上げたいと思ってるんですよ。

00:29:44.890 --> 00:29:46.310
あの世界のことを。

00:29:46.710 --> 00:29:53.010
とはいえ、全ての謎が解けるのもリアルではないと思ってるので、

00:29:53.190 --> 00:29:58.870
最近は謎は謎のままのパターンあるのとは思ってるんですけど、

00:29:59.570 --> 00:30:05.730
その辺の設定もかなり書き上げたい気持ちはありますね。

00:30:05.770 --> 00:30:10.710
しかも最初、映像研みたいなこういう作品で、

00:30:11.470 --> 00:30:16.730
劇中劇みたいな形でいろんなアニメみたいなの描写してきたの。

00:30:17.170 --> 00:30:20.930
そんなでかいオブロスキー広げたのはなぜかっていうと、

00:30:22.370 --> 00:30:27.030
僕は本当に漫画家になる予定もなかったタイプの人間なので、

00:30:27.850 --> 00:30:31.330
この作品で全て終わる可能性あるぞと思って、

00:30:32.210 --> 00:30:38.510
それだったら映像研の中で描きたいもの全部描けちゃうような土台作っちゃえっていうとこから始まってるんですよ。

00:30:40.790 --> 00:30:44.130
浅草市がめちゃくちゃ作品名に慣れつくやつあるじゃないですか。

00:30:44.690 --> 00:30:45.270
ありますあります。

00:30:45.550 --> 00:30:47.010
あの科学に近いってことですよね。

00:30:47.510 --> 00:30:51.770
そうですね。だから浅草市が描いたっていうことにすれば、

00:30:51.850 --> 00:30:54.390
短編漫画いくらでも描けるんですよ、映像研だから。

00:30:55.310 --> 00:30:58.890
まあそういう根端でもある。

00:31:02.070 --> 00:31:05.610
だから、あんまりこういうことするかしないかわからないですけど、

00:31:06.010 --> 00:31:14.130
僕がこれから連載するか、新しく連載始めるか、あるいは短編集を書くかとかそういうのはわからないですけど、

00:31:14.390 --> 00:31:20.790
そういうのもこれは作者名に玄関大原住と作者浅草みたいな、

00:31:20.790 --> 00:31:24.650
そこで鳴るパフォーマンスもなくはない。

00:31:25.010 --> 00:31:26.430
それで売れるんだろう、それをやる。

00:31:28.210 --> 00:31:29.830
金も練習いただきますね、ほんとね。

00:31:30.770 --> 00:31:36.530
なるほどな。そしたら大原先生は漫画家になって楽しいですか?

00:31:37.090 --> 00:31:41.270
いやー、楽な仕事だなとは思いますね。

00:31:42.090 --> 00:31:43.410
楽な仕事だと思う?

00:31:43.970 --> 00:31:45.990
相当大変なんですけど、

00:31:45.990 --> 00:31:53.010
僕絶対ネクタイ締めて電車乗ってっていう日々絶対遅れないので、

00:31:53.850 --> 00:31:58.990
本当に倒れちゃうなっていうのは分かったので、

00:32:00.010 --> 00:32:03.550
これは自分にとっては転職に近い。

00:32:03.610 --> 00:32:06.990
もちろんもっといろんな仕事あると思うんで、

00:32:07.230 --> 00:32:14.330
デザイナーとかになったり、あるいは大工さんになったりとかだったら、

00:32:14.330 --> 00:32:16.650
そういうネクタイ締める必要はないし、

00:32:17.690 --> 00:32:24.930
社会に対する反発心からネクタイ締めて背広着て大工やってるかもしれないですけど。

00:32:28.590 --> 00:32:31.070
分かんないですけど、今のところは、

00:32:31.170 --> 00:32:36.090
いやーこれは多分自分にとっては楽な仕事だよって思いながら、

00:32:36.530 --> 00:32:40.170
たまに休みもらったりしながらやってますね。

00:32:40.810 --> 00:32:43.690
楽しいっていう気持ちもあるんですかね?

00:32:44.630 --> 00:32:48.530
楽っていうことは適性があるってことですよね。

00:32:49.010 --> 00:32:49.370
そうですね。

00:32:49.750 --> 00:32:53.170
自分の性質に対して適性がある。

00:32:53.830 --> 00:32:59.450
そこにワクワクするとか、そういうものはあるんですか?

00:33:04.980 --> 00:33:05.940
ありますね。

00:33:07.060 --> 00:33:11.460
やっぱり満足感がちょいちょい襲ってくるっていう。

00:33:13.320 --> 00:33:16.140
作家にも本当にいろんな種類いるなと思ってて、

00:33:16.300 --> 00:33:18.180
絵を描くのがめちゃくちゃ楽しいとか、

00:33:19.500 --> 00:33:24.140
ネーム描くのが一番楽しいみたいなことを言ってる漫画家の方いっぱいいて、

00:33:24.700 --> 00:33:27.760
わー俺はそんなんじゃねーなーみたいなこと思ったりするんですけど、

00:33:27.760 --> 00:33:30.260
そういう中でも、

00:33:30.940 --> 00:33:33.100
例えばある作家さんが、

00:33:33.660 --> 00:33:37.060
ロボットとか描けないから自分は、

00:33:37.100 --> 00:33:41.600
だからこういう風な形でアイディアを取り入れて作ってるんだよとか、

00:33:42.160 --> 00:33:45.980
自転車って描くの難しいじゃんみたいなことを話してて、

00:33:46.320 --> 00:33:48.480
じゃあ俺はそれ描いてやるよみたいな。

00:33:49.880 --> 00:33:53.160
そういうので、どうだみたいな。

00:33:54.500 --> 00:33:56.920
あとはもう読者を騙すっていう。

00:33:58.420 --> 00:33:59.840
ちょっと快感で。

00:34:00.320 --> 00:34:02.640
例えば作中で、

00:34:03.620 --> 00:34:08.860
実在するような車を盗聴させたりとかすることもあるんですけど、

00:34:09.560 --> 00:34:11.720
一方で難関だった。

00:34:12.140 --> 00:34:15.340
浅草市が道歩いてる時に、

00:34:15.560 --> 00:34:21.800
オーセルっていうメーカーのレグっていうピックアップトラックをメインにして、

00:34:21.800 --> 00:34:24.720
オーセルのレグだみたいなこと言ってるんですけど、

00:34:25.100 --> 00:34:27.800
そんなメーカーも車両も存在しないんですよ。

00:34:28.040 --> 00:34:32.300
それでツイッターでちょっと見てると、

00:34:32.420 --> 00:34:35.000
なんか必死に調べたけど全然出てこないこの車。

00:34:36.060 --> 00:34:37.160
しめしめ見せない。

00:34:38.140 --> 00:34:39.280
騙されたなみたいな。

00:34:39.460 --> 00:34:44.660
そんなありそうな名前を考えるの大変だったんだっていう。

00:34:47.020 --> 00:34:48.920
その世界は存在してますしね。

00:34:49.660 --> 00:34:50.860
作品世界があるから。

00:34:50.860 --> 00:34:53.980
そこだったらオーセルのレグはあると。

00:34:54.960 --> 00:35:00.440
そういうのをやったりしてる時に、よしよしみたいな。

00:35:03.120 --> 00:35:05.420
なるほどな。ニヤニヤしながらやってんですね。

00:35:06.640 --> 00:35:13.700
そういうニヤニヤがちゃんと仕事をしている中で出てくるっていうのは、

00:35:14.440 --> 00:35:17.860
やっぱり楽しさとか幸せがあるなって思う。

00:35:19.880 --> 00:35:21.460
確かにですね。

00:35:24.080 --> 00:35:30.680
ナウシカの危機の時代に読む、風語りのナウシカ。

00:35:32.000 --> 00:35:35.860
そこの中でナウシカの世界では、

00:35:36.960 --> 00:35:42.720
飛行船のことを船と呼ぶんだみたいな話があって、

00:35:42.720 --> 00:35:46.800
それはあの世界だと不快があって、三の意味があってっていう、

00:35:47.540 --> 00:35:51.620
陸路での交通手段がないんだっていう話がすごくびっくりして、

00:35:52.820 --> 00:35:54.820
そういうことかって思ったんですよ。

00:35:56.800 --> 00:35:58.940
その世界をリアルに捉えるっていうのは、

00:36:00.320 --> 00:36:03.800
言葉一つを選ぶにしても、

00:36:06.260 --> 00:36:11.160
言葉一つを選ぶだけでこんなに見え方が変わるみたいな。

00:36:11.160 --> 00:36:14.680
感動したんですよね。本当だみたいな。

00:36:15.660 --> 00:36:18.940
そうなんですよね。ナウシカの世界では、

00:36:19.740 --> 00:36:25.480
大陸の中で国を分断しているのが、

00:36:25.500 --> 00:36:31.540
深いという巨大な森で、そこは人間は車では絶対通れないし、

00:36:32.780 --> 00:36:38.680
海は三の海で、船では多分どうやら行けないらしい、ボートですね。

00:36:38.680 --> 00:36:43.940
っていうことは、空路がメインになると。

00:36:44.040 --> 00:36:48.840
そうなった時に、そういう巨大な飛行艇みたいなものが、

00:36:49.080 --> 00:36:54.900
どう呼ばれるかっていうと、船に置き換わるっていうような、

00:36:54.980 --> 00:37:00.760
飛行機っていうよりは、これは船が転じて作られたものみたいな、

00:37:01.360 --> 00:37:03.600
そういうニュアンスですよね。

00:37:03.600 --> 00:37:11.520
それはすごい、自分の価値観すら結構揺らされる発見で、

00:37:12.200 --> 00:37:17.240
でもそうなってくると、実はこの作品の中にも、

00:37:17.460 --> 00:37:19.380
細かくあったりするのかなと思って。

00:37:21.460 --> 00:37:24.260
そのインタビューの中では、ちょっとカマキーの話されたと思うんですよ。

00:37:24.900 --> 00:37:28.960
その面白さっていうのは、さっきの二谷にも近いものでもあるよなと思って、

00:37:28.960 --> 00:37:35.880
実在感みたいなのをしっかり出すものでもあんだなって感じたんですよね。

00:37:36.140 --> 00:37:36.980
他にあったりするんですか?

00:37:37.280 --> 00:37:41.900
いや、どうあったかな。でも、名前で言うと何かあったかな。

00:37:41.960 --> 00:37:43.780
何か書いたような気もするんですけど。

00:37:45.620 --> 00:37:50.540
そういうの本当に細かすぎて覚えてないことが多いですけどね。

00:37:51.100 --> 00:37:58.360
やっぱりSFの根底ってものをどういう視点で見るかでもあるかなと思ったりしてるので。

00:38:00.680 --> 00:38:05.140
その映像研でいうと2050年代の話っていうことにしてるんですけど、

00:38:05.520 --> 00:38:12.900
あんまりそこまで見た感じ、現代と変わりないような感じで書いてるのは、

00:38:13.420 --> 00:38:17.740
今からというとせいぜい25年後とかですよね。

00:38:18.340 --> 00:38:23.560
25年後、そこまで変わんないだろうみたいな気持ちがあるので。

00:38:24.980 --> 00:38:29.920
例えば攻殻機動隊とか見てるとあれ2030年代の話っていうんですけど、

00:38:31.060 --> 00:38:35.640
あと数年で電脳化がそこまで発達するかどうか。

00:38:38.800 --> 00:38:44.140
ただ、攻殻機動隊の場合は第三次世界大戦があって、

00:38:44.480 --> 00:38:48.960
それによる開発競争的なものが起きて、

00:38:48.960 --> 00:38:56.800
それで電脳化とかそういう技術が飛躍的に進歩したっていう背景の設定があるので、

00:38:57.000 --> 00:39:01.940
それは全然作品の中で大きな文字を書いてないと思うし、

00:39:02.380 --> 00:39:10.080
だいたい攻殻機動隊に対して矛盾点みたいなことを指摘することは不可能なので、

00:39:11.460 --> 00:39:13.280
欄外に全部書いてある。

00:39:15.360 --> 00:39:18.240
ここではこう書いているが、実際はこう並んでいる。

00:39:18.940 --> 00:39:23.800
欄外に書き込まれている漫画なので、結構難しいですけど。

00:39:24.720 --> 00:39:28.240
そんなことを考えながら書いたりしてて、

00:39:28.560 --> 00:39:31.920
そういうところに本当に違う世界の話だったら、

00:39:32.120 --> 00:39:34.460
虫の名前とかも違うんじゃないのみたいな。

00:39:34.520 --> 00:39:38.640
カマキリってカマの部分がピックアップされるけど、

00:39:38.640 --> 00:39:44.520
カマキリの胸の形の部分を見ると、明らかホコみたいな形してるぞみたいな。

00:39:44.980 --> 00:39:47.480
それは僕が見た印象だったんですけど、

00:39:47.580 --> 00:39:49.600
じゃあこれホコムシにしちゃえみたいな。

00:39:51.540 --> 00:39:58.140
もしかしたら映像系の世界ではカマを持った生物っていうのが結構多い可能性はあるんですよね。

00:39:58.340 --> 00:40:02.080
カマっていうものが特徴にならないとか、

00:40:02.080 --> 00:40:09.600
そのせいで胸の形がホコみたいな形してるっていう方が注目されている可能性もあるんですよ。

00:40:09.680 --> 00:40:12.000
まあその辺もあたしはあんまりわかってないですけど。

00:40:13.300 --> 00:40:14.100
なるほどな。

00:40:15.160 --> 00:40:21.040
地続きなのに、未来の話であるこの映像系の世界に対して、

00:40:21.520 --> 00:40:25.620
自分がまたより実在感を持てたというか、その話が。

00:40:26.880 --> 00:40:29.520
だからなんだなっていう、この世界は。

00:40:29.520 --> 00:40:39.600
でもあれですね、ツイッターが買収されちゃったんで、ツイートが買収されない世界でしたもんね。

00:40:39.820 --> 00:40:47.000
僕もそのことは、映像系の中でツイッターは遊びじゃねえっていうセリフを書いた時に、

00:40:47.280 --> 00:40:51.240
ツイッターがいつまで持つかなって思い出したんですよ。

00:40:52.660 --> 00:40:58.820
それ自体は面白くて、今までも未来の話を書いてるけど、

00:40:58.820 --> 00:41:04.800
電話はプッシュフォンですらない、ダイヤル式の電話みたいなことがあったりとか、

00:41:05.300 --> 00:41:13.060
例えばウルトラマンでも、コンピューター室はこういうテープみたいなのがぐるぐる回ってて、

00:41:13.660 --> 00:41:20.160
いろんなランプが光ってるような、そういう世界として描かれてて、

00:41:20.300 --> 00:41:22.920
あれは未来の話ではないと思いますけど、

00:41:22.920 --> 00:41:30.500
そういう未来っぽい描写みたいな、最先端の描写みたいなものもどんどん変わっていくし、

00:41:31.340 --> 00:41:40.220
昔の漫画を読んでると、ナウイっていう言葉が、ギャグではなくナウイっていう言葉が出てきたりするっていうのを、

00:41:40.240 --> 00:41:45.060
やっぱりこういうの面白いよなと思って読んでた口なので、

00:41:45.920 --> 00:41:57.740
ここでTwitterっていう固有の名前を、そういうサービスの名前を使うことがどう出るかなと思って入ったので、

00:41:58.480 --> 00:42:06.080
早とは思いませんけど、あれ書いてから突然エピューになるのは早いのかと思いましたけど。

00:42:06.900 --> 00:42:11.240
そうですね、それも楽しみの一つではありますよね。

00:42:11.240 --> 00:42:16.520
出てくるものの、それはニヤニヤ感に繋がっていく気もするんですよね。

00:42:16.640 --> 00:42:22.240
こっち側がまだ次はニヤニヤできるっていうか、こっちの世界と世界観がずれたみたいな。

00:42:22.280 --> 00:42:25.060
そうですね、ブッキと捉えてもいいですね。

00:42:25.480 --> 00:42:30.120
しかもそのTwitter、XがTwitterに戻らない。

00:42:30.840 --> 00:42:31.480
確かに。

00:42:31.480 --> 00:42:32.440
言い切れないので。

00:42:32.620 --> 00:42:33.360
確かに。

00:42:34.360 --> 00:42:39.760
それもおもろいな。Twitter戻っちゃったがあったら、いよいよニヤニヤしますね。

00:42:41.300 --> 00:42:43.680
戻ってきたわけですね。

00:42:45.000 --> 00:42:49.500
なるほど、すごい楽しく今日はお話聞かせてもらいました。

00:42:51.020 --> 00:42:57.140
最後、宿題的にここに行ってみなさいというロケ地があれば教えてください。

00:42:57.340 --> 00:43:00.200
ロケ地、ここに行ってみなさい、そうですね。

00:43:01.680 --> 00:43:07.260
もしかして行ってるっていうのもありますけど、いくつ話してもいいですか?

00:43:07.280 --> 00:43:07.740
もちろんです。

00:43:07.740 --> 00:43:10.980
江ノ島とか結構好きなんです。

00:43:11.460 --> 00:43:12.320
江ノ島。

00:43:13.460 --> 00:43:22.200
江ノ島ってすごい道細くて急斜面なんですけど、結構上の方まで人住んでるんですよね。

00:43:22.700 --> 00:43:23.320
そうなんだ。

00:43:24.660 --> 00:43:32.480
ここで暮らしてるんだみたいな、ここで代々住んできた人いるんだって思うと、

00:43:33.740 --> 00:43:41.400
すごくそこの生活とか思いを馳せたりすることもあるし、

00:43:42.160 --> 00:43:47.260
結構裏側の磯の方とか見るとボロボロとずれてる。

00:43:48.020 --> 00:43:49.420
江ノ島いつまで待つんだ。

00:43:50.200 --> 00:43:51.520
江ノ島自体がね。

00:43:53.880 --> 00:44:01.780
ちょっと面白いし、結構インスピレーション受けられる場所。

00:44:04.380 --> 00:44:06.620
あとは、あともう一個あるのは、

00:44:10.140 --> 00:44:16.050
生命の星地球博物館の方にあるんですけど、

00:44:16.810 --> 00:44:21.590
ここはね、結構僕は幼少期に行って、

00:44:22.410 --> 00:44:22.990
箱根?

00:44:23.430 --> 00:44:24.490
はい、箱根に。

00:44:25.570 --> 00:44:31.910
ここは、自分の一番身近な博物館だと思う。

00:44:32.290 --> 00:44:36.190
運命かもしれない。

00:44:36.370 --> 00:44:39.430
ここは小学生の時にやってましたし。

00:44:41.910 --> 00:44:45.870
その博物館は先生のどんな存在だったんですか?

00:44:47.570 --> 00:44:51.230
やっぱり古生物に触れる場所で、

00:44:51.390 --> 00:44:55.710
なんかすげえでけえかっけえみたいな場所ですよ。

00:44:57.270 --> 00:44:59.110
なんか入ってすぐのところに、

00:44:59.310 --> 00:45:04.290
大昔の魚の骨がされてるんですけど、

00:45:04.790 --> 00:45:06.870
くそでかいし、骨ですよ。

00:45:09.370 --> 00:45:11.970
俺、本当にお気に入りになった、

00:45:12.670 --> 00:45:16.550
大昔の生き物はこれかもしれないですね。

00:45:16.650 --> 00:45:20.510
僕は、全然恐竜とか車とか電車とか、

00:45:20.610 --> 00:45:22.890
全然通らないで生きてきたんですけど。

00:45:23.950 --> 00:45:26.170
アンパンマンさえも全然通ってないんですけど、

00:45:27.970 --> 00:45:30.630
これはすごい好きですね。

00:45:31.330 --> 00:45:32.710
ちょっと行ってみます。

00:45:34.010 --> 00:45:35.670
気になりますね。

00:45:36.230 --> 00:45:38.010
実物見るまでは調べずに行きます。

00:45:39.570 --> 00:45:40.210
これか。

00:45:41.490 --> 00:45:42.770
その喜びを感じてる、ちょっと。

00:45:43.730 --> 00:45:44.290
ありがとうございます。

00:45:45.190 --> 00:45:47.270
その宿題ちょっとやってきますので。

00:45:48.790 --> 00:45:52.350
今日はですね、本当にお時間くださってありがとうございます。

00:45:53.310 --> 00:45:53.750
ありがとうございました。

00:45:54.610 --> 00:45:55.430
楽しかったです。

00:45:57.450 --> 00:46:01.810
本当に今回結構今まで話してない話が多かったので、

00:46:02.530 --> 00:46:03.450
有益でした。

00:46:03.510 --> 00:46:04.750
良かったです。

00:46:05.810 --> 00:46:08.710
ということで、今日のゲストは大原住人先生でした。

00:46:08.950 --> 00:46:09.150
ありがとうございました。

00:46:09.870 --> 00:46:10.310
ありがとうございました。
