WEBVTT

00:00:00.000 --> 00:00:01.560
FMヨコハマ

00:00:02.320 --> 00:00:03.120
podcast

00:00:04.460 --> 00:00:08.500
ヤンヤン FMヨコハマコミックアトラス 今週も引き続き

00:00:08.500 --> 00:00:14.020
電子書籍サイトブックライブの書店員 すず木さんと喋っていきます。よろしくお願いします。

00:00:14.160 --> 00:00:15.580
すず木 よろしくお願いします。

00:00:15.920 --> 00:00:19.580
ヤンヤン 読みの違い読書会いかがでした?

00:00:20.260 --> 00:00:23.580
すず木 いやー、白熱しましたね。めちゃくちゃ楽しかったです。

00:00:23.580 --> 00:00:25.440
ヤンヤン 止まんなかったですね。

00:00:25.440 --> 00:00:37.100
ヤンヤン その勢いのまま今日は、もう年に、改めてね、年に2000冊の漫画を読むプロ書店員 すず木さんが、いかにこの漫画好きになったかというか。

00:00:37.740 --> 00:00:43.100
だって年に2000冊なんてありえないですよ。そうなんですよ。

00:00:43.440 --> 00:00:46.900
すず木 何を読んでたのか、自分もわかんなくなる時ありますからね。

00:00:47.300 --> 00:00:53.700
ヤンヤン 記録してるじゃないですか。仕事的に。こうレビュー書いたりとか、おすすめレコメント書くから、何とか覚えてるけど。

00:00:53.700 --> 00:01:00.720
ヤンヤン そうですよね。そのすず木さんが、いかにして漫画好きになったのかというか。

00:01:01.040 --> 00:01:06.000
このコミックアトラスのコーナーでもあるんですよ。人生を変えた漫画っていうコーナーがあって。

00:01:06.720 --> 00:01:14.800
その人の原点とか、ターニングポイントになった作品みたいなのを送ってもらったり、ご紹介するっていうコーナーがあるんですけど。

00:01:15.940 --> 00:01:22.900
今回すず木さんのそのターニングポイント、原点になった漫画聞きたいなと思って、教えてもらってもいいですか?

00:01:22.900 --> 00:01:26.500
すず木 はい。もう悩みまくりまして。

00:01:26.680 --> 00:01:29.260
ヤンヤン 悩みますよね。だってめっちゃありますもんね。

00:01:29.300 --> 00:01:34.460
すず木 そうなんですよ。人生は漫画からいろいろ教えてもらってきてるので。

00:01:34.840 --> 00:01:36.540
ヤンヤン 同志がいました。ここに。

00:01:37.360 --> 00:01:39.820
ヤンヤン ですよね。そうなんですよ。

00:01:39.920 --> 00:01:50.380
すず木 そこで、いざ原点というか、本当に自分のコアを作った作品としてあげるなら、

00:01:50.380 --> 00:01:57.100
この作品を外せないなというのが、クランプ先生の東京バビロン。

00:01:57.260 --> 00:02:01.080
ヤンヤン 東京バビロン。実は僕、読んだことなくて。

00:02:01.400 --> 00:02:06.600
すず木 これ結構ね、クランプ先生の中でも初期の作品のほうになるんですけど、

00:02:07.120 --> 00:02:13.260
おんみおじの話で、双子の男の子と女の子と、

00:02:13.940 --> 00:02:16.580
すばる君という主人公がいるんですけど、

00:02:17.140 --> 00:02:31.460
おんみおじのすばる君を好きな敵対関係に所属している桜塚森清志郎という男性のオカルトホラー漫画みたいな感じなんですけど。

00:02:32.300 --> 00:02:33.400
ヤンヤン 面白そうですね。

00:02:35.100 --> 00:02:40.500
すず木 そうなんですよ。この作品でめちゃくちゃ熱く語っちゃうんですけど、大丈夫ですか?

00:02:40.500 --> 00:02:43.940
ヤンヤン 全然大丈夫です。もうその受け方しかないわけです。逆に言うと。

00:02:44.340 --> 00:02:52.320
すず木 いやもう本当にこれ、結構90年代に書かれた作品なので、時代設定としてはちょっと古いんですね。

00:02:52.760 --> 00:03:05.520
やっぱバブル期とかなので、そういう描写とか、あとは結構社会問題とかを取り入れて書かれてるんで、当時ダイヤルQ2みたいなのが流行ってたんですよ。

00:03:05.520 --> 00:03:11.960
で、そういう女子高生がそういうのに対応して問題になったりとか。

00:03:12.440 --> 00:03:14.340
ヤンヤン いつの間にもありますね、社会問題そういうね。

00:03:14.340 --> 00:03:23.860
すず木 そうなんですよ。あとは老人問題みたいなのがちょうど騒がれてきた時で、二世帯とかで住んでた時にご老人をちょっとこう。

00:03:23.860 --> 00:03:25.260
ヤンヤン クランプスね、そんな感じの。

00:03:25.320 --> 00:03:31.420
すず木 そうなんですよ。社会派の話も書かれていて、結構重いんです、話としては。

00:03:32.140 --> 00:03:37.740
なんですけど、私これを読んだのがたぶん10代とかだったんですね。

00:03:38.220 --> 00:03:41.480
で、小学生ぐらいの時だったと思うんですけど。

00:03:41.480 --> 00:03:44.200
ヤンヤン なるほど、小5、小6ぐらいですか、きっと。

00:03:44.260 --> 00:03:59.700
すず木 そうですね。で、それまでって小学生なんで、やっぱ先生とか大人の言うことが正しいって思って育ってきたら、この漫画読んだらそういうことじゃないと。

00:04:01.280 --> 00:04:11.060
本当に今までそれまで読んでた作品、漫画とかって、悪い、絶対的な悪いやつがいて、それを倒すみたいな。

00:04:11.240 --> 00:04:11.980
ヤンヤン 完全強悪。

00:04:12.120 --> 00:04:25.520
すず木 そうです。で、その悪いやつも実はいいところがあるよねみたいな。矢印的には強悪から優しさみたいな方向性なのが、この東京バビロンに関しては、もう悪いことするのは普通の人。

00:04:25.520 --> 00:04:28.360
ヤンヤン で、そうなんです。

00:04:28.620 --> 00:04:33.720
樋口 なるほど、普通の社会で生活を慰んでる人間が、あれ悪いことしてないっていう。

00:04:33.740 --> 00:04:39.960
すず木 そうそうなんです。で、しかも、その悪いことをする状況は誰にでも訪れると。

00:04:40.120 --> 00:04:45.620
樋口 ああ、それ小学生からすると相当、え?ってなりますよね。

00:04:45.620 --> 00:04:58.280
すず木 衝撃的で、もう正義というのが立場が変われば正義も変わるよっていうのとか、正しさっていうのは本当に立場によって変わるっていうのを。

00:04:58.280 --> 00:05:00.060
樋口 確かに一方向じゃないよと。

00:05:00.080 --> 00:05:00.680
すず木 そうなんです。

00:05:00.820 --> 00:05:05.460
樋口 小学校の時なんかね、もうおっしゃる通り、悪役は悪役の活行してましたもんね。

00:05:05.480 --> 00:05:06.200
すず木 そうなんですよ。

00:05:06.700 --> 00:05:09.380
樋口 で、悪だよね、この人たちって言えたけど。

00:05:09.380 --> 00:05:11.000
すず木 そう、もう問題のようで倒すっていう。

00:05:11.680 --> 00:05:14.580
樋口 それがあれ複雑じゃないと、この世界ってと。

00:05:14.580 --> 00:05:36.580
すず木 人間は平等じゃないっていうのがはっきり書かれていて、平等なんかないし、その優劣はつくものだ。その中でどうしていくんだみたいなことが、小学生からすると今までの価値観が根底から180度変わってしまって。

00:05:36.580 --> 00:05:43.600
すず木 もう私のこの中二病と反抗期はここからスタートしました。

00:05:43.840 --> 00:05:44.520
樋口 始まった。

00:05:44.620 --> 00:05:46.400
すず木 クランプ先生のゴーです。

00:05:46.400 --> 00:05:50.800
樋口 しかもクランプ先生の絵もとってもかっこいいじゃないですか。

00:05:50.960 --> 00:05:54.600
樋口 そうなると中二病心には一番フィットしますよね。

00:05:54.680 --> 00:06:00.380
すず木 そうなんです。もうファッションもかっこよかったんで、もうめちゃくちゃ影響されましたね。

00:06:00.380 --> 00:06:07.580
樋口 キャラのセリフとか立ち振る舞いとかも含めて、もう全部がぶっ刺さったんですね。

00:06:07.600 --> 00:06:10.380
すず木 ぶっ刺さりましたね。やばかったです、もう。

00:06:11.600 --> 00:06:18.880
樋口 そっから小学校の時に読み始めて、そしたら中高生はもうずっと東京ガビロンが根底にあった感じなんですか?

00:06:19.020 --> 00:06:26.580
すず木 もうそうですね、そっから世の中を斜めに見るっていうことを覚えて、もう常に斜めに。

00:06:27.060 --> 00:06:29.320
樋口 厄介な学生だな、マジで先生からすると。

00:06:29.320 --> 00:06:30.660
すず木 そうなんですよ。

00:06:30.800 --> 00:06:34.060
樋口 先生もこういう感じでしょ?みたいな感じで見るわけじゃないですか。

00:06:34.320 --> 00:06:40.720
こんなこと言ってるけど、あんたも別にこうしてるだろうし、ってことはあなたのことは別に入ってきませんと。

00:06:40.980 --> 00:06:43.360
すず木 そうです。別にいいですよね、みたいな。

00:06:43.560 --> 00:06:45.880
樋口 じゃあ私もこうしますよ、みたいな。

00:06:45.880 --> 00:06:47.740
すず木 そう、私には私のこれがあるんで、みたいな。

00:06:47.740 --> 00:06:52.520
樋口 大人の階段を登らせてくれた作品なんですね。

00:06:52.540 --> 00:06:53.860
すず木 そうですね。強制的にガンって上がって。

00:06:53.860 --> 00:06:57.760
樋口 そういうことですよね。でもその中で言うと好きなキャラとか出るじゃないですか。

00:06:57.760 --> 00:06:57.820
すず木 はい。

00:06:58.100 --> 00:07:01.240
樋口 ある意味、指針となるキャラみたいな。

00:07:01.240 --> 00:07:05.140
すず木 いやもう、清志郎さんっていうキャラクターがいるんですけど。

00:07:05.140 --> 00:07:05.620
樋口 敵のほうの。

00:07:05.640 --> 00:07:11.400
すず木 敵のほうなんですけど、この作品ってすばる君は男の子なんですね。清志郎さんも男性なんですね。

00:07:11.920 --> 00:07:20.120
で、清志郎さんはすばる君のこと好きって言っていて、当時今みたいにBL、ボーイズラブというのがなかった時代なので。

00:07:20.120 --> 00:07:25.340
樋口 その一般的じゃなかったですよね。そういう表現あるけど、なんかちょっとざわつき言ってるというかみんな。

00:07:25.340 --> 00:07:27.740
すず木 そうそうそう。ちょっと禁断、タブーみたいな。

00:07:27.740 --> 00:07:29.120
樋口 なんかね。

00:07:29.260 --> 00:07:31.040
すず木 それが当たり前に描かれていて。

00:07:31.060 --> 00:07:33.140
樋口 はいはいはいはい。違和感なくね。

00:07:33.140 --> 00:07:35.880
すず木 はい。そういう考えがあってもいいじゃないみたいな。

00:07:35.880 --> 00:07:36.340
樋口 うーん。

00:07:36.400 --> 00:07:43.520
すず木 あったんで。そこも衝撃だったですし、そういう清志郎さんもかっこよかったですし。

00:07:43.520 --> 00:07:43.920
樋口 うん。

00:07:44.140 --> 00:07:44.960
すず木 いやもう。

00:07:45.100 --> 00:07:47.100
樋口 清志郎さんどのタイプのキャラなんですか?

00:07:47.260 --> 00:07:51.360
すず木 えーとですね、常にスーツを着ていて、眼鏡をかけている。

00:07:51.360 --> 00:07:59.040
樋口 やっぱりそんな気がした。なんかクランプ先生のそういう、どっちかというとこう、利路聖人の人というか冷静なタイプですか?

00:07:59.060 --> 00:08:00.040
すず木 冷静なタイプですね。

00:08:00.260 --> 00:08:01.360
樋口 魅力的ですよね。

00:08:01.460 --> 00:08:01.560
すず木 ね。

00:08:01.700 --> 00:08:02.520
樋口 あの人の核。

00:08:02.680 --> 00:08:03.020
すず木 はい。

00:08:03.340 --> 00:08:04.020
樋口 あのカタカタの核。

00:08:04.200 --> 00:08:05.100
すず木 そうなんです。ちょっと冷たい。

00:08:05.100 --> 00:08:06.100
樋口 あのカタカタの核。

00:08:06.220 --> 00:08:09.380
すず木 けど笑顔がちょっと嘘っぽいみたいな。

00:08:09.420 --> 00:08:10.620
樋口 アハハハハハ。

00:08:10.620 --> 00:08:12.540
すず木 裏がありそうなキャラクター。

00:08:13.060 --> 00:08:15.760
樋口 ヘキが漏れてますね、それも。

00:08:15.760 --> 00:08:18.840
すず木 前回のね、あれから外に出てますね。

00:08:18.860 --> 00:08:21.480
樋口 漏れてますね。やっぱスーツってかっこいいっすもんね。

00:08:21.480 --> 00:08:22.320
すず木 そうなんですよ。

00:08:22.340 --> 00:08:30.760
樋口 ミシッと決めて。東京ワビロンを読んでから、それこそ価値観も変わったじゃないですか、斜めになった。

00:08:30.960 --> 00:08:36.040
でもそれこそ、漫画自体を一気に読み始める感じになるんですかね。

00:08:36.040 --> 00:08:50.320
すず木 あ、もうその以前も漫画は読んでたんですけど、そこから結構こう90年代オカルトが流行った時代で、このオカルト漫画みたいなのにどっぷりそこからハマっていくんですね。

00:08:50.320 --> 00:08:54.460
樋口 そっか。オカルトって言うと、まあちょっといろんな種類あるじゃないですか。

00:08:54.500 --> 00:08:54.620
すず木 はい。

00:08:54.720 --> 00:08:57.800
樋口 まあ霊的なものもあるから都市伝説もあるし。

00:08:57.820 --> 00:08:58.200
すず木 ありますね。

00:08:58.560 --> 00:09:01.800
樋口 そのどの、全方位っすか。

00:09:01.800 --> 00:09:09.840
すず木 妖怪も行くし、陰陽師も行くし、というなら九尺王とかにも行きましたし。

00:09:10.060 --> 00:09:11.280
樋口 ほんと全方位っすね。

00:09:11.300 --> 00:09:12.720
すず木 古典、勉強しようみたいな。

00:09:12.740 --> 00:09:16.740
樋口 その世界にこうギュッと心掴まれたってことですね。

00:09:16.740 --> 00:09:19.880
すず木 そうですね。闇描くのかっこいいみたいな。

00:09:19.880 --> 00:09:22.940
樋口 東京ワビロンは何巻まであるんですか、全?

00:09:23.120 --> 00:09:27.340
すず木 これはですね、今電子だと3巻、全3巻ですね。

00:09:27.460 --> 00:09:28.020
樋口 なるほど。

00:09:28.020 --> 00:09:37.920
すず木 この作品、実はこの後にXっていうクランプ先生の作品があるんですけど、そこに流れが続いていくんですね。

00:09:38.120 --> 00:09:42.820
樋口 大好物です。別作品の世界線が一緒のやつ。

00:09:42.860 --> 00:09:43.300
すず木 そうです。

00:09:43.860 --> 00:09:45.060
樋口 マルチバース的な話。

00:09:46.400 --> 00:09:58.000
すず木 クランプの作品読まれ…

00:09:58.680 --> 00:10:01.960
すず木 翼にも出てきてますよ。東京ワビロンのキャラクター。

00:10:02.120 --> 00:10:04.640
樋口 マジで?読みてー。

00:10:04.940 --> 00:10:07.220
すず木 読み返していただくと出てきますから。

00:10:07.220 --> 00:10:10.400
樋口 クランプ先生の世界は結構リンクしてるんですね。

00:10:10.460 --> 00:10:12.800
すず木 そうなんですよ。全部世界が繋がってるんで。

00:10:12.800 --> 00:10:18.140
樋口 やべー。読みてー。翼も読み返したいですね。

00:10:18.280 --> 00:10:20.860
すず木 翼はもうそれの総決算みたいな感じですからね。

00:10:20.860 --> 00:10:25.220
樋口 そうなんですね。そういうことなんだ。僕、総決算を読んでたんですね。

00:10:25.220 --> 00:10:26.840
すず木 そうです。ぜひ過去を読んでください。

00:10:26.840 --> 00:10:36.940
樋口 それこそ僕、中人の時に翼出会って読み始めて、こんなにくすぐられることないってくらいくすぐられて、ちゃんと闇も書いていって。

00:10:37.280 --> 00:10:41.020
最初はワイワイしてるじゃないですか。こうなっちゃうの?って。

00:10:41.520 --> 00:10:45.280
すず木 そう、結構途中から絶望感がすごいんですよね。

00:10:45.300 --> 00:10:54.440
樋口 そうですよね。読み直したいな。でもその翼を読み直す楽しみもある意味、東京ワビロンの読み方はもっと来るってことですよね。

00:10:54.440 --> 00:10:55.480
すず木 そうです。もうぜひ。

00:10:55.600 --> 00:11:03.960
樋口 え?ちょっとそう思うと、なんか、ちょっと待って。すっごい遠くの記憶。翼っていろんな世界は渡りますよね。

00:11:03.960 --> 00:11:04.820
すず木 はい。渡りますね。

00:11:04.900 --> 00:11:05.840
樋口 そん中に出てきてるってこと?

00:11:06.000 --> 00:11:06.520
すず木 そうです。

00:11:06.620 --> 00:11:07.920
樋口 あいやー。

00:11:08.460 --> 00:11:10.880
すず木 結構出てきてます。

00:11:10.900 --> 00:11:14.100
樋口 ちょっと待って。

00:11:14.360 --> 00:11:16.240
すず木 え?ヒント、ヒント言いましょうか。

00:11:16.340 --> 00:11:22.700
樋口 ダメです。もうこれ以上喋ると、もう東京ワビロンクランプ先生会になるんで。

00:11:23.020 --> 00:11:24.280
すず木 そうですね。

00:11:24.280 --> 00:11:29.860
樋口 ということでね、1曲すず木さんここで曲聴きたいと思うんですが。

00:11:29.860 --> 00:11:49.780
すず木 東京ワビロンにちなみまして、実は東京ワビロンアニメ化もされたことがあるんですけど、その中でも主題歌歌っていて、主人公スバル君とキャラクターが本当に私リンクしてるなと思う歌手の方で、松岡秀明さんのデジャブを聴きください。

00:11:49.780 --> 00:11:56.580
樋口 送りしたのは松岡秀明でデジャブでした。いやーいいですね。

00:11:56.700 --> 00:11:57.200
すず木 いいですね。

00:11:57.860 --> 00:12:04.800
樋口 うれしいですね。このやっぱその漫画にちなんだ選曲みたいな感じがまたこうグッときますね。

00:12:04.900 --> 00:12:07.860
すず木 いやーなんかこの曲を流せる日が来るとは思いませんでした。

00:12:08.780 --> 00:12:10.520
樋口 夢叶ったということで。

00:12:10.520 --> 00:12:11.440
すず木 夢叶いましたね。

00:12:11.520 --> 00:12:18.040
樋口 いやでもまんまと僕はもうこれ東京ワビロン読むし、なんならこのクランプ先生作品を渡り歩く。

00:12:18.940 --> 00:12:20.240
もうもうちびになってます。

00:12:20.520 --> 00:12:20.820
すず木 ぜひ。

00:12:21.520 --> 00:12:24.240
樋口 そのあいやーっていうわけわかんないリアクションしましたもん。

00:12:24.920 --> 00:12:29.800
そのあんまり出てこないタイプの。恥ずかしいリアクションしてましたけど。

00:12:30.900 --> 00:12:36.840
なんでねちょっとこんな感じですず木さんに聞いていきたいんですけど、もう一作品聞いてもいいですか。

00:12:37.140 --> 00:12:47.480
すず木 そうですねもう一作品迷うのが、人生の私の教訓になっているセリフが出てくる作品が。

00:12:47.480 --> 00:12:49.620
樋口 いいですね。大好物です。

00:12:50.500 --> 00:12:55.640
すず木 成田美奈子先生のアレクサンドライトという作品ですね。

00:12:55.800 --> 00:12:57.940
樋口 成田美奈子先生アレクサンドライト。

00:12:58.140 --> 00:13:13.520
すず木 成田美奈子先生あの今も新作書かれていて、このアレクサンドライトという作品はサイファーという作品があってそのスピンオフ的な話なんですけども。

00:13:13.520 --> 00:13:27.980
物語はニューヨーク在住のアレクという大学生が友達のジェイクとか恋人のアンブロシアと一緒に大学生活を送るっていう日常を描いた作品なんですけど。

00:13:29.900 --> 00:13:36.200
ニューヨーク在住の大学生のライフスタイルってそれ自体がもうちょっとかっこいいじゃないですか。

00:13:37.180 --> 00:13:39.720
樋口 やりてえ。そうなりてえ。

00:13:39.720 --> 00:13:46.140
すず木 なんかちょっとロードバイクでドレッドヘアーの主人公がマジシャーみたいな走ってるみたいな。

00:13:46.140 --> 00:13:50.360
樋口 かっこいいな。ニューヨークってロードバイクってね最高の気分ですもんね。

00:13:50.440 --> 00:13:52.340
すず木 なんかおしゃれみたいな。

00:13:52.500 --> 00:13:54.060
樋口 憧れる生活だ。

00:13:54.060 --> 00:14:04.780
すず木 この主人公のアレクが結構実の父と行き分かれというか実の父に会ったことがない。

00:14:05.160 --> 00:14:12.640
お母さんは再婚されて新しい育ての父がいるっていう環境でちょっと育ての父とうまくいっている。

00:14:13.880 --> 00:14:15.700
なので自分ちょっと自信がない。

00:14:16.800 --> 00:14:23.720
ですけど他から見ればすごく魅力的だししっかりしてる。

00:14:25.740 --> 00:14:30.760
もう柔道と空手もアメリカ人なんですけど柔道と空手も帯持ってる。

00:14:30.880 --> 00:14:31.240
樋口 強い。

00:14:31.280 --> 00:14:32.020
すず木 強いんですよ。

00:14:32.060 --> 00:14:36.540
樋口 周りから見れば君欲しいもんないだろうし全部かなってるじゃん。

00:14:36.600 --> 00:14:42.320
すず木 そう顔も綺麗だしめっちゃ頭もいい大学に行ってるしモデルもやってる。

00:14:42.320 --> 00:14:48.580
樋口 絶対そう思った。おしゃれだろうし。ほんとみんなが羨むものは全部持ってるように見える。

00:14:48.580 --> 00:14:51.340
すず木 見える。けれども本人はそういう自信がない。

00:14:52.580 --> 00:15:08.200
なんですけどいろいろ物語が進んでいく中でこのアレクが自分がモデルをやってた時にふとした空手をね肩を披露した写真がたまたま広告で使われてたと。

00:15:08.200 --> 00:15:18.280
自分はそれ意識せずに撮られていた写真で。それを客観的に見てこいつすごいじゃんって自分と気づかずに思うんですよ。

00:15:18.540 --> 00:15:18.880
樋口 なるほど。

00:15:19.180 --> 00:15:36.960
すず木 その時に自分だって気づいて客観的に他人と思って自分を見る経験滅多にないなっていうところで初めて自分自身の魅力というかあれに気づくんですよ。

00:15:36.960 --> 00:15:37.680
樋口 なるほど。

00:15:38.680 --> 00:15:55.380
すず木 結構このなんか弱い自分からの成長っていうのも書かれてますし、あと一番好きなのがこの行き別れになった父親と再会するシーンがあるんですけどそのお父さんっていうのが

00:15:56.460 --> 00:16:08.600
お母さんと付き合ってたときにギリシャでクーデターがあってその政治活動というか活動家の方なのでアメリカからギリシャに行ってしまったんですね。

00:16:08.960 --> 00:16:11.360
そこから戻ってこなかったんですけど。

00:16:11.580 --> 00:16:12.420
樋口 だから行き別れてるんだ。

00:16:12.420 --> 00:16:20.040
すず木 そうなんです。お母さんはそのまま歩くんですけどお父さんは子供がいたことを知らないまま

00:16:20.040 --> 00:16:21.360
樋口 そっか活動してるから。

00:16:21.360 --> 00:16:42.180
すず木 行ってしまってっていう父親と大学生の時に再会したときにお父さんがごめんねっていう別に君のことを何かしたわけじゃなくて本当に知らなかったし本当に君に対して申し訳ないしできることはするよみたいな話をするんですけど

00:16:43.140 --> 00:16:48.360
その時に言ったのがどんなに真剣に出した答えでもやっぱり後悔すると。

00:16:50.700 --> 00:16:58.480
人間先のことはわからないから後悔することも絶対起こりうるんだよっていうセリフを言うんですね。

00:16:59.060 --> 00:17:01.040
いやもうそれってすごいなと思って。

00:17:01.240 --> 00:17:02.100
樋口 お父さんが言ってるんですか。

00:17:02.100 --> 00:17:02.980
すず木 お父さんが言ってるんです。

00:17:03.780 --> 00:17:13.540
自分はその時は最良の選択だと思ってやってたけど今思えば君が子供として生まれているし最良じゃなかったかもしれない。

00:17:13.840 --> 00:17:16.100
樋口 今これ出会って話してると。

00:17:16.660 --> 00:17:18.780
すず木 もう一つの人生があったかもしれない。

00:17:18.920 --> 00:17:24.640
樋口 この瞬間までそんな人生を考えてなかったけど君と出会ってそれは変わったんだよと。

00:17:24.780 --> 00:17:26.440
最良の選択があったんだっていう。

00:17:29.280 --> 00:17:32.860
いつ頃年代で言うと何歳ぐらいの時?すず木さんが何歳の時?

00:17:33.080 --> 00:17:34.900
すず木 これも高校生ぐらいだったと思います。

00:17:36.680 --> 00:17:51.880
本当に高校進学とかで迷う時期でどうしようと思った時にどっちを選んでもどうせ後悔するならどっちを選んでもいいじゃんと思って。

00:17:52.780 --> 00:18:03.320
とにかく選んだことを全力でやるしかないんだなっていうことをその時にこの作品のこのセリフから学びましたね。

00:18:04.980 --> 00:18:06.540
樋口 最高っすね。

00:18:07.140 --> 00:18:15.020
たしかアレックのキャラクターも当時高校生とかにとってはすごく近しいじゃないですか。

00:18:15.420 --> 00:18:19.600
もちろんかっこいいけど自分自身ってどう思っちゃいいんだっけみたいな。

00:18:20.200 --> 00:18:26.960
その時にある意味メタ認知というか自分を他人として捉えたらこう見えるなみたいなことをヒントと教えてくれて。

00:18:26.960 --> 00:18:37.040
しかも最終的に選択肢を後悔するよっていう教訓みたいなのまで渡されてそれはめっちゃ入ってきますね。

00:18:37.240 --> 00:18:41.560
そうなんです。本当に人生の指針がここに詰まっていて。

00:18:41.980 --> 00:18:46.220
それはどうですか。この歳を重ねていく中でたまに思い出したりします?

00:18:46.520 --> 00:18:51.980
思い出しますね。本当に後悔はするんですよ。

00:18:54.080 --> 00:19:01.040
逆に言うとその時から経って経って経って本当に後悔するわっていうことを実感するんですよね。

00:19:01.180 --> 00:19:06.820
あの時こうしていたらみたいなことは後悔とまではいかないですけど、

00:19:07.340 --> 00:19:13.060
あの時こうしてたら違う未来があったかもなみたいなのはすごく考えるし、

00:19:13.580 --> 00:19:19.320
あの時もっとこうしとけばよかったとか反省を私めちゃくちゃしてしまうタイプなので。

00:19:19.320 --> 00:19:26.500
たぶん今日これここで話してても家帰ったらもっとうまく話せたなみたいな。

00:19:26.780 --> 00:19:27.180
なるほど。

00:19:27.780 --> 00:19:35.220
反省してしまう方なんですけど、いやでもそれって今全力でやってるならいいんだなっていう。

00:19:38.300 --> 00:19:42.500
それおもろいですよね。18、17、8の時ですよねきっと。

00:19:42.600 --> 00:19:42.940
そうですね。

00:19:42.940 --> 00:19:49.600
ちょうど高校生の時、でもそれがどんどん何度も何度も反省する言葉になったってことですよね。

00:19:50.720 --> 00:19:56.460
アレクの、その後アレクとお父さんどうなるんだろう。関係は。

00:19:57.240 --> 00:20:04.800
でも育ての父は育ての父で、ちょっといざこざがあったけどアレクのことが好きだったってのもわかるんですよ。

00:20:05.820 --> 00:20:09.740
ちょっと親子関係も複雑なんですけど修復されて。

00:20:11.400 --> 00:20:13.600
伝え方が難しいからってことですよね。

00:20:14.320 --> 00:20:15.620
不器用なお父さんだったんです。

00:20:15.660 --> 00:20:18.120
やっぱり読み返します?そのアレクサンドライトは。

00:20:18.240 --> 00:20:24.640
読み返しますね。割とライフスタイル本に近いところも楽しみ方もできるので。

00:20:24.680 --> 00:20:27.480
なるほどなるほど。かっこいいなとかって話もありつつ。

00:20:28.300 --> 00:20:30.680
でも油断したらとんでもない言葉が入ってくるとか。

00:20:30.720 --> 00:20:31.240
入ってくるし。

00:20:32.980 --> 00:20:33.620
すごいな。

00:20:35.260 --> 00:20:43.600
でも最初の東京バビロンで今回アレクサンドライトって聞いていく中で、かなり鈴木さんの人間味が見えてくる感じしますね。

00:20:43.740 --> 00:20:47.280
本当ですか。だいぶ中二病をこじらせてる感じですけど。

00:20:47.320 --> 00:20:54.740
でも生き方に影響の仕方が、やっぱりこう、名言されてるというか言葉で。

00:20:55.020 --> 00:20:59.840
そうですね。強く生きるがテーマかもしれないですね。

00:20:59.840 --> 00:21:06.000
強く生きる。それにやっぱり漫画ってものはかなり影響してた。

00:21:06.440 --> 00:21:09.140
もうすべての糧になってる気がする。

00:21:09.280 --> 00:21:13.880
すべての糧になってる。ちょっとね、どっちも読みたいです。

00:21:15.100 --> 00:21:16.220
電子で読めますんで。

00:21:16.840 --> 00:21:17.740
電子で読める?

00:21:18.300 --> 00:21:21.260
ブックライブで絶賛配信中ですので。

00:21:21.640 --> 00:21:23.640
ブックライブってサイトで全部読めるんですか?

00:21:23.800 --> 00:21:24.280
読めます。

00:21:26.370 --> 00:21:32.350
詳しくは皆さん、概要欄にURLがあるので、ブックライブでぜひ。

00:21:33.150 --> 00:21:39.750
グランプフ先生、東京画美論、アレクサンドライト、成田美奈子先生。

00:21:40.390 --> 00:21:42.070
こちらをチェックしてもらって。

00:21:42.270 --> 00:21:42.810
チェックしてください。

00:21:42.930 --> 00:21:44.370
決して宣伝ではございません。

00:21:44.790 --> 00:21:48.870
ただ皆さんが一番スムースに読める方法をお伝えしてます。

00:21:49.110 --> 00:21:49.590
お伝えしています。

00:21:50.170 --> 00:21:50.890
それだけですから。

00:21:52.470 --> 00:21:54.530
最後の鈴木さん、いいですか?

00:21:55.910 --> 00:22:00.070
人生が詰まったというか、漫画紹介してもらったんで、

00:22:00.510 --> 00:22:02.790
一曲流してほしいなと思うんですけど、曲紹介お願いします。

00:22:03.770 --> 00:22:08.670
私の人生を懸けて好きなアーティストから一曲、

00:22:09.110 --> 00:22:11.010
爆竹、鼓動です。

00:22:12.670 --> 00:22:17.190
2週連続出演してもらいましたが、いかがでしょうか?

00:22:17.530 --> 00:22:19.650
めちゃくちゃ楽しかったですね。

00:22:19.650 --> 00:22:21.870
漫画の話止まらないですね。

00:22:22.130 --> 00:22:22.730
止まらないですよね。

00:22:23.170 --> 00:22:28.070
意外とこういう漫画の話をできる場所がないですよね。

00:22:28.150 --> 00:22:30.490
そうなんですよ。なかなかないんですよ。

00:22:30.870 --> 00:22:34.410
ネット上じゃ難しい、この熱量の交換というか。

00:22:34.850 --> 00:22:35.230
そうですね。

00:22:35.670 --> 00:22:39.010
対話をしながら話せるっていうのがめっちゃ楽しいですね。

00:22:39.130 --> 00:22:40.770
嬉しいですね、これは。

00:22:41.110 --> 00:22:42.930
今後とも鈴木さんお願いしますよ。

00:22:43.110 --> 00:22:43.890
いいんですか?

00:22:43.910 --> 00:22:45.250
喋っていきましょうよ、一緒に。

00:22:45.390 --> 00:22:46.990
ぜひぜひお願いしたいです。

00:22:46.990 --> 00:22:49.270
都度都度ね、これどうすかとか言って。

00:22:49.750 --> 00:22:51.170
話しましょうとか言って。

00:22:51.690 --> 00:22:52.570
召喚してください。

00:22:52.710 --> 00:22:54.510
召喚します。今後ともよろしくお願いします。

00:22:54.710 --> 00:22:55.390
よろしくお願いします。
