#63 月の地震の話
2021-08-16 08:00

#63 月の地震の話

毎週月曜日は、月にまつわるお話をする「月の日」🌝ということで、今日は月の地震(月震)のお話です。

月にも地震って起きるんだ〜!
寺薗淳也さんの「夜ふかしするほど面白い月の話」を読んで知って、キュレーションしてみました。

過去の月のお話はこちらです🌝

月とセラビの自己紹介
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/2-e12psl0


月と夢の話
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/23-e13uisn


月の裏側について語りました
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/26-e145ttc


月の絶景、虹の入江🌈
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/31-e14dvhs


月の語源とティコ
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/38-e14phb6


月曜日は「月の日」
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/42-e14upra


月と出産の関係
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/49-e157thf


月の海の名付け親
https://anchor.fm/cest.la.vie.t/episodes/56-e15ja7k



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月乃セラビの宇宙で一番小さなニュース、始まりました。
この番組は、遥か宇宙の天の川銀河に浮かぶ青い地球に棲む、
月乃セラビの毎日のちっちゃなニュースを、日記のように残していくポッドキャストです。
今日は月曜日ということで、毎週月曜日は月にまつわるお話をしていますが、
先日読んだテラトノジュンヤさんの
夜更かしするほど面白い月の話、という本の中で初めて知った月の地震についてお話しようと思います。
月に地震の震、震えるという字を書いて、月震と読むそうなんですけれども、
地球で起きるのが地震、英語で言うとEarthquakeですよね。
これが研究者の間でMoonquakeという言葉ができて、それを日本語訳にして月震という言葉ができたそうです。
ちなみにEarthquakeのEarthは地球ではなくて、大地とか地面という意味だそうです。
1969年、今から52年前にアポロ11号が人類で初めて月面着陸をしたというお話は、
このポッドキャストの第23回月と夢の話という中でお話ししたんですが、
その時にアポロ11号は月面に地震計を設置したんですね。
そのことで月にも地殻変動が起こっているということがわかったそうなんです。
この地震計は太陽電池を動力源としていたんですけど、
保温カバーをつけていなかったので1ヶ月で運用ができなくなってしまったそうなんです。
それからアポロ12号が月面に行った時、あと14号、15号、16号も新たに地震計を設置したそうなんですね。
そして1977年、今から47年前までの8年10ヶ月、月面での地震の観測が行われて、
1万2558回の月震が記録されたそうです。
この月震は大きく5つに分類されています。
まず一つ目は震発月震といって、深いところで発生している地震です。
これはですね、深さ800kmから1100kmで起こっていると推定されているそうなんですけど、
この月震のマグニチュードは1から2程度と小さいそうなんです。
いくつかの決まった震源で発生して、その震源のほとんどが月の表側、月が地球に向いている側にあるそうなんですね。
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その発生頻度とか規模の変動が月の光転周期や表動といって、月の簡単に言うと振動運動の周期に従っているので、
地球や太陽からの聴石が原因で起こっていると考えられているそうです。
聴石というのは簡単に言うと月と地球の引っ張り合いのことだそうです。
2つ目は旋発月震といって、先ほどの旋発月震よりも浅いところで起きる月震です。
これはマグニチュード3とか4くらいのやや大きめの月震になります。
発生数がアポロ計画で観測された月震のうち28回と非常に少ないので、どのようなメカニズムで起きているのか不明な点が多いそうで、
本を読んだりネットで調べてみたんですけど、総括すると約300キロより浅いところで起きている月震を旋発月震というふうに呼んでいるみたいです。
そして3番目が隕石衝突による月震です。
今までの観測で隕石衝突というのは1700回くらいあったみたいで、月の表面での衝突になるので、
表層での散乱、塵乱れると書いて散乱の影響が他の月震に比べて顕著だそうです。
そしてね、これはすごく面白かったんですけど、衝突点の分布が月全体に広がっているそうなんですけど、
隕石がぶつかった場所がかなり接近したいくつかのまとまりになっているので、流星群との関連があるのではないかと言われているそうです。
そして4つ目が熱月震です。
月は皆さんご存知の通り、昼と夜の温度差がとても大きいです。
以前26回目のこのポッドキャストでも話しました、月の裏側についてお話した時に、
アメリカの月探査機ルナーリコネサンソービターが月の表面の温度を測定したら、
月の赤道付近の温度が昼間は平均117℃、夜間はマイナス178℃ということで、寒暖差が約300℃もあるそうなんです。
月の表面にある岩石が熱膨張と熱収縮を繰り返した結果、破壊される時の振動が熱月震と呼ばれています。
月の地震計で記録された月震の大部分を占めるそうで、
月面で温度差が生じる時に熱月震は起こるので、月の朝だったり夕方に発生するそうです。
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そして最後5つ目の月震は人工月震です。
アポロ計画で爆薬や不要になったロケットのブースターだったり着陸船を月面に衝突させることで、
人工的に月震を起こすという実験が11回行われました。
月震によって月の内部構造を知ることができるそうで、
月の表側でしかまだ実験ができていないそうなんです。
皆さんもご存知だと思いますが、
アポロ13号が月に行く途中で酸素タンクが爆発して月に到着できなかったと言われているんですが、
唯一月でした仕事があって、
それはロケットのブースターを月に落下させて月震を起こしたという仕事だそうです。
この月震はアポロ12号が設置した月震計で記録されて、
月の内部構造を知るのに役立ったそうなんですね。
月は表と裏、地球から見える側と見えない側で、
地形だったり地殻の厚さが明らかに異なっているそうなんです。
この違いは月マントルの深いところまで泳んでいるのか、
まだ分かっていないそうなんですが、
月の裏側にも地震計を設置することができたら明らかになるかもしれません。
月の研究をしてくださっている方にはあまり大きな声では言えないんですが、
私は月が大好きなので人工的に決心を起こして月が傷つかないから少し心配です。
ではでは、今日も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
また明日もアップしますね。
お楽しみに。バイバイ。
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