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月乃セラビの宇宙で一番小さなニュース始まりました。
この番組は、遥か宇宙の天の川銀河に浮かぶ青い地球に棲む、
月乃セラビの毎日のちっちゃなニュースを、日記のように音声で残していくポッドキャストです。
月の写真家、月乃セラビが自分自身と向き合うために始めたものです。
お時間が許す方はどうぞお付き合いください。
はい、今日はですね、あることがきっかけで13年前の自分の日記を読み返したくなって、
以前利用していたミクシーというサービスをログインしてみて、探し出した日記についてお話をしようと思います。
その日記は2008年の8月に富士山に登ったっていう日記なんですね。
私のお友達と妹の3人で初めて富士山に登ったんですが、
その日はバスで5号目まで行ったんですけど、天気は晴れたり曇ったりしていて、
途中に若雨が降って虹が出たっていう風に書いていて、
これは完全に忘れてたんですが、写真を貼っていたので、あ、そうだったなーって思い出しましたね。
あとは植物の写真をいろいろ撮ってたみたいで、
ホタルブクロとかヤマブキショウマ、ハクサンシャクナゲ、ゴニウリの写真をこれも貼っていて、
当時は植物の名前全然わからなくて、ただ鉱山植物って日記に書いてたんですけど、
今はグーグルレンズでスマホをかざすだけで植物の名前がわかるので便利になりましたよね。
それで7号目まで登って山小屋で一泊したんですね。
そこで夜7時には寝て朝4時に起きたって書いてました。
日記には書いてなかったんですけど、カレーを食べたっていうのをめっちゃ覚えてますね。
私は結構身長派というか心肺症っていうのかな、
次の日に頂上まで登るっていうのがあったので早めに寝たんですけど、
意外と夜更かししてる人とかお酒飲んでる人とかもいたりっていうのも思い出しましたね。
次の日の朝4時半に五雷坊を拝んで7号目から登り始めたんですけど、
それから岩場が続いていて空気も薄くなって疲れやすくてすごい息が上がるんですよ。
途中で血中酸素濃度を計測してスプレー缶の酸素を吸いながら頂上を目指しましたね。
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気圧が低いのでお菓子の袋がパンパンになってたり、
8号目から9号目は疲れがピークで予定よりかなり遅れて頂上に着いたのを覚えてます。
そしてね、下山を始めて少し経った時に突然ゲリラ豪雨が降ってきたんです。
7号目の山小屋に避難して雨が止むのをずっと待っていて、
雨が止んだ間に急いで下山したんです。
川がない富士山に幅5メートルぐらいの泥水が滝のように流れてたり、
雷が横からとか下から落ちてくるんです。
雨もひどかったし氷も降ってきたり、でも逃げる場所がなくて、
今考えたら雷に打たれて死んでてもおかしくないぐらい無謀なことをしたんですよね。
その時の日記には水道の蛇口をひねれば水が出るのとか、息を吸えば空気があったり、
お金を払えば物を買えるっていうのが富士山では当たり前じゃないんだなって気づいたって書いてました。
私がなんでこの日記を読み返したくなったかというと、
最近ドハマリしているポッドキャストがあって、
超相対性理論っていう株式会社学びデザインの原木ひろゆきさんと、
株式会社コテンの深井龍之介さんと、
タクラムの渡辺幸太郎さんの3人で、
世の中のいろんな事象を具体と抽象を行き来しながら、
いろんな目線で世界を相対化して読み解くっていうポッドキャスト番組があって、
この番組の中で渡辺さんが座右の銘として紹介されていた言葉がすごく心に刺さりまして、
その言葉が三浦梅園という江戸時代のお医者さんで思想家で哲学者の方の言葉なんですが、
枯れ木に花咲くに驚くより、生木に花咲くに驚けという言葉なんですね。
意味は枯れた木に花が咲いたら誰もがその奇跡的な生命力に感動する。
だけど日常の中に奇跡は宿っていて、
季節が巡って生きている木に花が咲くという生命にむしろ驚くべきだという意味なんですよね。
これがすごくいい言葉だなって思ったのと同時に、
自分自身がいつも当たり前のように感じていることに驚かなくなっているような気がして、
目の前にあることが当たり前じゃなくてありがたいことなんだって気づかせてもらった富士山の思い出にもう一度触れたいなというか、
そこからまた何か学びたいなと思ってこの日記を探してみました。
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富士山の下山の話の続きなんですが、
日が暮れてしまって樹海が整備されたような森の中を通っていた時に、
道がわからずに迷いそうになりました。
偶然出会った方のおかげで無事下山できたんですが、
その方は自衛隊員の女性で一人で富士山に登っていた方なんですね。
その方が足元を照らして道を案内してくれたので、
私たちは無事に生きて下山できたんですが、
その方を私の両親は神様と呼んでいます。
今このことを思い出しても、
今目の前にあるものは当たり前じゃなくてありがたいことなんだっていう気持ちになりました。
さっきお話しした三浦梅園さんのもう一つ素敵な言葉があったので、
それを最後に紹介したいと思います。
知識というものは、それが学習者の心に同化し、
かつその人の性質に現れる時にのみ真の知識となる、という言葉です。
本質を理解して習慣になり、再現性のある実践ができてこそ知識を得た、
学んだと言えるってことだと思います。
ではでは最後まで聞いてくださりありがとうございました。
また明日もアップしますね。楽しみに。バイバイ。