真羅怪談 53 線路 (心霊体験)
いまから話すこの話は、俺ことシンラが以前、怪談朗読シリーズ4スーパークリーンルームで語った工場に勤めていた頃の話だ
諸君は、真冬の福岡県を体験した事があるだろうか?
九州と言えば南国、さぞ暖かい冬を過ごすのだろうと、考える方も多いらしいが
現実は全くそうではない
雪も積もるし、氷点下の日も多い
霜柱も立つし、水溜りは凍る
自動車の窓ガラスもしかり
と、南国というイメージは、微塵も感じられない冬が訪れる
あの日は、そう
一月の下旬、この冬1番の寒波が押し寄せた極寒の日だった
その日は夜勤のシフトだった
夜の20時から、朝の8時まで12時間
仕事についていた
その日も何のトラブルもなく
無事1日の勤務を終えようとしていた
数回ある休憩だが、朝方の5時に最後の休憩がある
俺は、ふとタバコを切らしていたのに気が付いた
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17:33
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