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暮らしを支え、心に寄り添うbotanic life moments、神戸のアトリエよりお送りします。

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こんにちは、botanical therapist ayakaです。今回はイベント参加回、音声配信プラットフォームLISTENでのオンライン企画イベント「森っぽい話をしよう」に参加しています。

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テーマは、優しく自然とつながれる、おすすめの本3選ということでお送りしていきます。

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「森は海の恋人」という言葉、聞かれたことありますでしょうか?

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宮城県気仙沼の牡蠣漁師さん、畠山重篤さんが始められた、海を守るために山に木を植える運動のスローガンとなった言葉です。

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その素敵な思いが詰まった本を3冊ご紹介します。

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1冊目は『漁師さんの森づくり、森は海の恋人』。

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こちらは児童書となっていて、フリガナも漢字についている、とても読みやすい本なんですけれども、

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漁師である畠山さんが実際に悩みながら、周りの方たちを巻き込んで山を豊かにされていったという実際のストーリーなんですよね。

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とても面白かったのが、この森は海の恋人っていうスローガン、とても素敵ですよね。

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でもこのスローガンに至るまでの、紆余曲折というかエピソードもしっかりと収められていて、

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どうやら最初は「わかめも牡蠣も森の恵み」というものだったみたいなんですね。

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お仲間さんたちからは、わかりやすいけどイマイチだねみたいな声がたくさんあって、すごく悩んだみたいなエピソードも収められていて、

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とても経緯がわかる楽しい本でした。

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児童書って本当にわかりやすくて好きなんですよね。絵もイラストもたくさんあるし、写真も挟まれていたりして、

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難しい専門書を手に取るのって、なかなかハードルが高かったりするんですけれど、

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まずはこういったすごく親しみやすいジャンルの方からコンセプトに触れるっていうのはとてもいいんじゃないかなと感じました。

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余談なんですけれど、この畠山重篤さん、以前NHKの朝の連続テレビ小説、朝ドラで、

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『おかえりモネ』というお話のモデルとなった方らしいんですね。

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私そのことを知らずに見ていたんですけれども、つい最近モデルとなったのが畠山さんだということを知って、なるほどととても感動しました。

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この本の中に、「人の心に木を植える」という言葉が出てくるんですけれども、

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この言葉が私とっても好きで、ずっとね覚えているんですね。

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他の著書も読んでみたいなと思って、何冊か図書館で借りたり自分で購入したりして読んでいます。

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2冊目は、『山に木を植えました』

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こちらは絵本ですね。先ほどご紹介した漁師さんの森作り、森は海の恋人という本の絵を描かれたスギヤマカナヨさんが作られた絵本です。

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この絵本とっても可愛いんですよね。

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葉っぱとか海の生き物たちとか、ちょうどいい細かさで描かれているなあっていうのが印象です。

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可愛らしさとリアルさが上手にミックスされている素敵な絵本で、

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ちょっとね仕掛け絵本ぽくなっていたりして、ページを次々めくるのが楽しい本です。

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なので難しく感じるかもしれない、色んな用語もスーッと入ってくる。

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例えばフルボ酸と鉄が出会うとすぐに仲良くなり、フルボ酸鉄になるっていう表現とかね。

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フルボ酸鉄っていうのはプランクトンとか植物にとって微妙栄養素って呼ばれる栄養にあたるものなんですよね。

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こういうとなんかとっても専門的でちょっと敬遠しがちな方もいらっしゃるかもしれないんですけど、

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絵本みたいなシンプルでわかりやすい形だとすんなり入ってくるのが不思議だなあと思います。

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なので腐葉土のこととかもとってもわかりやすく解説されていますので、

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大人も子どもも自然界の循環を学ぶのにとっても良い作品なのではないかなと思います。

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3冊目『にんげんばかり そばをたべるのは ずるいよ』

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この本は畠山重篤さんのお孫さんである凪さんが小学1年生の時に書かれた作文が元になっているそうです。

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お子さんならではのストレートな表現に胸をギュッと掴まれたような感覚になりました。

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イラストもとっても可愛いんですよね。

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絵は凪さんのおばにあたる白幡美晴さんが描かれたもので、

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こちらの白幡さんはハンコイラストレーターさんでもあるそうで、

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消しゴムハンコをパーツにイラストを作成されているそうなんですね。

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そのシルエットもとっても味わい深くてですね、

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自然の営みを静かに映し出す美しい絵が私はとっても素敵だなと思いました。

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巻末にはおじいさまである重篤さんのエッセイも載せられていますので、

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とても読みごたえのある絵本作品となっています。

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もう一冊ご紹介したい本がありまして、

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『牡蠣の森と生きる「森は海の恋人」の30年』という本です。

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こちらの本は語り下ろし形式という形で、

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畠山重篤さんの半生と環境運動を描いた聞き書きの自伝だそうなんですが、

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後半には雑誌や新聞に寄稿されたエッセイなどが載っています。

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この本の中で畠山さんが、巨大な津波によって、

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水も火も押し寄せ、生き物の気配が消えた海辺のことを

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「沈黙の海」とおっしゃっていたんですね。

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この表現に私はとってもゾッとしたというか、

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レイチェル・カーソンの『沈黙の春』という作品があるんですけれど、

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そちらの方を海になぞらえてなさった表現だと思うんですが、

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海も陸も一緒なんだ、と。命はつながっているというメッセージをね、

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痛烈に感じまして再確認させていただいたというか、

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とても心に残っている文章です。

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別の雑誌のインタビュー記事を拝見したんですけれども、

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「誰かが声を上げないといつまでも良くならない。

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何かをやらなければという衝動で木を植え始めた」ということだったんですけれども、

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そのアクションが色んな出会いにつながって、

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そして科学的なデータにもつながっていくという、

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一連の時間の流れ、歩いてこられた軌跡みたいなのをすごく感じまして、

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やっぱり草の根運動じゃないですけど、

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ボトムアップの下の方から湧き上がってくるエネルギーの大きな力、

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尊さみたいなのを感じてとても感動しました。

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生態系のバランスってすごいですよね。

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増えすぎてしまったら自然と淘汰されて、少なくなったりなくなったりしていきますし、

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なんていうか、自然界の営みを見てたり触れたりすると、

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人間の驕りに気づかされるっていうかね。何でもコントロールできるような気になってますけど、

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そういう自然界の大きさとかエネルギーの強さに触れるたびに、

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やっぱり圧倒されたり立ち尽くしたりとかして、

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でもそれを受け入れてまた新しく始めるっていう、

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その繰り返しが生きるっていうことなのかもしれないなとしみじみ感じたりします。

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日本ってね、国土の3分の2が森林ということなんですけれど、

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そういうのもあって、日本に暮らしている方っていうのは、

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自然というのは支配するものというよりもむしろ、

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共に生きる、一緒に生きる、共生していく存在なんじゃないかなって思うんですよね。

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私たち人間よりはるかに長く生きる植物とか、自然界のものもありますし、

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やっぱり圧倒的な存在なんですよね。

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森は海の恋人っていう言葉をキーワードに今回は何冊か本をご紹介させていただきました。

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この言葉を、世界中の誰もがこの言葉のエッセンスとか目指す世界を

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当たり前のように知っているっていう世の中、社会になればいいなって。

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一人一人が自分ごととして身の回りとか世界中の環境問題に意識を向けたり、

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具体的なアクションを起こしたりしていくことが当たり前の世の中になればいいなと改めて思いました。

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私、本との出会いって必然だと思っているんですよね。

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偶然手に取った本とか目に入った本、誰かから教えてもらった本とかっていうのは、

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今必要だからとか今の気持ちとか自分にフィットする本だから出会ったんだなと思ったりするんですよね。

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今日ご紹介した何冊かもアンテナにぴぴっと引っかかった方がいらっしゃったら、

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ぜひ手に取ってご覧になっていただけると嬉しいです。

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他、心が豊かになるような、持続可能な暮らしを考えるきっかけとなるような

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おすすめの本やサイトなどがもしあれば、ぜひ教えてください。

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お便りお待ちしています。

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では、Botanic Life Momentsまた次回お会いしましょう。

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ここまではボタニカルセラピストayakaがお送りしました。

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植物たちの癒しの素敵な瞬間がたくさん訪れますように。
