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📚『ライオンのおやつ』― 最後の時間に灯る、小さな幸せ
2026-02-10 10:53

📚『ライオンのおやつ』― 最後の時間に灯る、小さな幸せ

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人生の最後を過ごす場所で、
「もう一度食べたいおやつ」をリクエストできるとしたら——。

今回ご紹介するのは
小川糸『ライオンのおやつ』(ポプラ社)

余命を告げられた主人公・雫が選んだのは、瀬戸内の島のホスピス。
そこでは毎週日曜日、入居者が“思い出のおやつ”をリクエストできる
あたたかな時間が流れていました。

「死」に向き合う物語なのに、不思議と悲しみだけでは終わらない。
読み進めるうちに気づかされるのは、
死を見つめることは、生を見つめることでもあるということ。

✔ 受け入れた“つもり”の気持ちの苦しさ
✔ 感情を消すのではなく、その気持ちと一緒にいるということ
✔ タイトルに込められた「ライオン」の意味

手を止めながら、自分の人生を振り返りながら読みたくなる一冊です。

静かに、でも確かに心に残る物語。
あなたなら、最後にどんなおやつをリクエストしますか?

📖 紹介した本
ライオンのおやつ
著:小川糸
出版社:ポプラ社

📮 感想・メッセージお待ちしています
📷Instagram → @yome.ta🎙 Directed by → @zr250b
Spotifyのエピソード欄からもコメントできます🎧

📚 ご紹介する1冊が、あなたの暮らしの1ページになりますように。

🎧 Books Radio “yometa”
This episode: “The Lion’s Snack” 🍪🦁

If you could request one last favorite treat
at the place where you spend the end of your life —
what would you choose?

Today we’re featuring
The Lion’s Snack by Ito Ogawa (Poplar Publishing)

After being told she doesn’t have long to live, the protagonist Shizuku chooses to spend her remaining days at a hospice on a small island in the Seto Inland Sea.
There, every Sunday, residents can request a nostalgic snack they wish to taste one more time — a gentle ritual filled with memory and care.

Even though this story faces death, it never feels overwhelmed by sorrow.
Instead, it quietly reminds us that
to face death is also to face life.

In this episode, we reflect on:

✔ The hidden pain of pretending we’ve “accepted” something
✔ The idea that acceptance may mean staying with our feelings, not erasing them
✔ The meaning behind the word “lion” in the title

This is a book you don’t race through —
you pause, you breathe, and you look back on your own life along the way.
one of those books that arrives at just the right moment.

A gentle, lingering story for the heart.
If it were you… what snack would you ask for?


📖 Book Introduced
The Lion’s Snack
Author: Ito Ogawa
Publisher: Poplar Publishing

📮 We’d love to hear your thoughts
📷Instagram → ⁠@yome.ta⁠🎙 Directed by → ⁠@zr250b
You can also leave comments in the Spotify episode section 🎧

📚 May this book become a small, meaningful page in your life.

感想

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00:00
人生の最後を過ごす場所で、おやつのリクエストができるとしたら、
books radio yometa、お相手はブックアテンダントのKanaです。
皆様、今日もラジオのページを開いてくださりありがとうございます。
こんにちは。はい、ということでね、あっという間でしたね。
2026年の最初の月、1月、終わりましたね。
早い。あったっけって感じですね。
いや、楽しい思い出はいっぱいあって、お出かけしたり、いろんなことして過ごしたんですけど、
1月あっという間でしたね。ほんとね。
で、今年はその1月、初っ端からね、最初からお別れを経験した年になりました。
ただ、実を言うと、books yometaのね、実店舗で、
2021年から1年半お世話になったレンタルスペースカシマスさんが、長い長い歴史に幕を閉じられました。
純粋なアパートとしての歴史を合わせると、50年くらいの歴史のあるアパートでした。
そのレンタルスペースカシマスさんの7号室に、お花屋さんのソエルさんと私はね、シェアショップをしてたんですよね。
で、その思い出がたくさんある7号室にて、取り壊しが決まったので、1月31日に最後のイベントに参加してきました。
ご来店くださった皆様、本当にありがとうございました。
終わりは寂しいけど、やり切ったっていう、清々しい気持ちにもなれました。
本当にね、最後の最後、1月28日から1月31日までラストイベントされてたんですけど、
その最後の最後の1月31日に参加させてもらいました。
だから、やり切ったって気持ちももちろんあるけど、やっぱ寂しいなって感じですね。
何事も始まりが終わる、あれば終わりもある。
今日はね、そんな終わりについて向き合わせてくれる一冊ご紹介します。
はい、ということで、今日ご紹介するのは、ライオンのおやつ小川糸町ポプラ社刊です。
03:04
裏拍子のあらすじを引用します。
2020年本屋大賞ノミネート作品。
余命を告げられたしずくは、残りの日々を瀬戸内の島のホスピシで過ごすことに決めた。
そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできるおやつの時間があった。
毎日をもっと大切にしたくなる物語。
懐かしい、これもう2020年なんですね。
最近だと思ってたんですけど、6年前か、ちょっとびっくり。
この年ね、2020年の本屋大賞2位でしたよね。
それまでは知ってたんですけど、私はまだ読んでなくて、その当時は。
実は私、この余命っていうのがもう分かりきっている物語が苦手だったんですよ、ちょっと。
なんでかっていうと、誰かが亡くなるのが確定してたら、悲しくて読み進めながら、
この人亡くなるのか、みたいな感じで、ずっとその事実を絶対迎えてしまう結末みたいなのが頭の隅にあるのがちょっと苦手で。
でもこの物語はホスピスが舞台なので、登場人物の半分以上がもう間もなく人生を終えられる方々なんですよね。
だけど、もう苦手分野かもって思ったんですけど、不思議なことにそこにはあまりこう悲壮感がないのがこの物語が印象的でした。
で、なんでなのかなっていうふうに考えてみたら、主人公の雫と一緒に段々向き合っていくことができたからかなっていうふうに思いました。
死に向き合うことっていうのは、生に向き合うことなんだな、生きるっていうことに向き合うことなんだな、同じなんだなっていうふうに気づかせてもらいました。
その死について考えるっていうことは、今生きてるっていうことなのかな、みたいなね。
で、夢中で読み進めていくっていうより、私はこう結構手を止め止めしながら、なんか雫が人生を回想するときに、自分もね自分の人生を振り返りながら読んだ本でした。
で、一つこの本を読んで気づいたことが、受け入れたつもりっていうのが受け入れてないっていうことよりもずっとずっと苦しいっていうことでした。
雫がね、もう余命があるあと1ヶ月で自分は死んでしまうっていうのを受け入れてたみたいなね、強がりで気丈に振る舞ってた。
けど本当は受け入れてないんだ、死が怖いんだみたいなねシーンがあって、その時に気づかせてもらったところだったんですけど、私もねよくやりがちなんですよ。
こう受け入れたつもりね、大人ぶったりいい人ぶったりして受け入れたつもりになって。
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あとで本当は受け入れてないから大爆発しちゃったり落ち込んだりみたいなね。
そこで思ったのが、受け入れられないならどうしたらいいのかなみたいなね。
まず思ったのは、その受け入れられない感情とか受け入れられない出来事みたいなのを飽きるまで感じるということだったんですよ。
もうその感情を飽き飽きするぐらい味わってみるみたいなね。
でシュミレーションしてみたんですけど、いやこれ無理だなって、私しつこい性格もしてるから飽きない多分。
その事実が変わったりしないと飽きないかな。
その考えただけではその受け入れたつもりが飽きないなっていうふうに思ったんですよね多分。
またさらにこの本を読み進めていって気づいたのが、
いやこの受け入れるっていうことは感情をなくしたり飽きるまで感じるとかいうことではなくて、
その受け入れられないっていう気持ちと一緒にいることなのかもしれないっていうふうに思いました。
そう思ってしまう自分とかそう感じる自分を許してその感情と一緒にいる。
もう受け入れるじゃないけど、一緒にその受け入れられない感情と一緒にいることが受け入れるっていうことなのかもしれないっていうことを学んだ一冊でした。
そして印象的っていうか、そうなんだ私この表現めっちゃ好きだなと思ったのが、
この本のタイトルにあるライオンのおやつのね、ライオンの意味を知った時でした。
安心して食べたり寝てるみたいなね、そこをぜひ読んでほしいんですけど、
なるほどなるほどっていうふうに思いました。ちょっと分かりにくくて申し訳ないんですけど、
このライオンのおやつの文庫本版の147ページを読むと分かります。
だからライオンなんだってね。
もしそれに共感した方がいたらメッセージいただけると嬉しいです。
ここいいよねみたいな感じでね。
ということで今日ご紹介したのは、ライオンのおやつ小川糸町ポプラ社館でした。
ということでね、この本先週ご紹介した長沢オリゴに引き続き、
本の名前じゃなくて長沢オリゴって言っちゃってますが、
これもね、またまたこのラジオのディレクターの久保内さんからお勧めしていただいた本でした。
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なのでね、私はね、2026年1月年始からずっと久保内さんセレクションの本を読んだ月でした。
お勧めされた時に、それがライオンのおやつはホスピスでの話だっていうふうに聞いて、
私はね、ちょっとまた言うんですけど、人が亡くなるのが確定している物語が若干苦手目なのでどうしようって思ったんですけど、
結果言うと本当に今読めてよかったです。
お勧めされる本っていうのはタイミングとかね内容とか含めて今このご縁があったり、
まさに今がね読む時なんだなっていうふうに思えるものが多い気がします。
今年もね、いろんなお勧めを素直に聞いていこうと思いますので、
皆さんもお勧めがありましたら、お勧めの理由を添えてぜひぜひメッセージください。
はい、ということでBook3Dを読めたエンディングです。
私、ブックアテンダントのKanaなんですが、インスタグラムでも本の紹介しています。
読めたyome.taで探してみてください。
フォローやいいねもしていただけると嬉しいです。
番組の感想やメッセージも送ってくださいね。
Spotifyの概要欄からもコメント受け付けてます。
あなたからのメッセージお待ちしています。
それではBook3Dを読めた。
次回もお楽しみに。
ご紹介する一冊があなたの暮らしの1ページになりますように。
10:53

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