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#521⑦ SCP-6500 - 避けえないもの
2026-09-17 21:48

#521⑦ SCP-6500 - 避けえないもの

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紹介SCP/Tale


タイトル: SCP-6500 - 避けえないもの

原語版タイトル: SCP-6500 - Inevitable

訳者: YS_GPCR

原語版作者: Aethris, Anonymous, DarkStuff, Grigori Karpin, HarryBlank, Placeholder McD, S D Locke

ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-6500

原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-6500

ライセンス: CC BY-SA 3.0

作成年: 2022

原語版作成年: 2021


SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3


©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/


BGMタイトル: Farewell

作者: H.Lang

作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile459.html

DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play19024.html


1・5・9・13・

17・21・25・29日更新予定


#SCP #SCP財団 #podcast


【活動まとめ】 https://lit.link/azekura

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サマリー

SCP-6500は、物語の力によって歪められた世界で、主人公イバニエスと仲間たちが避けられない運命に立ち向かう物語です。彼らは「導きの刃」と呼ばれるアーティファクトを手に入れ、世界の修復を試みますが、仲間を失い、イバニエス自身も行方不明になるなど、多くの犠牲を払います。物語は、プレイヤーとゲームマスターが協力して物語を紡ぐTRPGの「ナラティブ」という概念に触れつつ、世界の運命を左右する選択の重要性を描いています。

避けられない道
非意図
黒い蝋燭が7本立っています。
50フィートも行かないうちに、イバニエスは玉座のままで引き返したい、という
図書館で司書がかけた呪いよりも、揺らめく炎に画が引き寄せられるよりも強い、強烈な衝動を感じた。
引き返さないと。
プレースホルダーは彼女を押さえつけるための動きは示さなかった。
自分の力を認識していた。
できないよ。これは進むことしかできない道なんだ。
彼は暗い色の縮れた紙を両手で書き上げた。
僕らは君をここから連れ出さないとならない。
ケンもね。君は主人公で、オコリーと僕は…
違うわ。
イバニエスは制した。
オコリーと僕は脇役でしかない。
彼は反論するように両手を挙げた。
これが真実なんだ。
イバニエスは彼を叩きたい衝動を過労してこらえた。
彼女は通ってきた通路を指し示した。
私に空想科学を語るのはやめにして。
私の仲間が…仲間が…
助けなくてはあそこで死ぬなよ。
彼は悲しげにかぶりを振った。
違うよ。君が助けようと助けないと彼女は死ぬ。
問題は全員かどうかだ。
イバニエスは手を拳の形に握った。
あなたにもこの道がどこに続くかわからないでしょ。
あなたは私を行き止まりに導いているだけよ。
その間にウドは…
彼女が瞬きすると怒りの涙があふれた。
何にもならずに死ぬわ。
プレースホルダーは険しく眉を潜め、
ナラティブ検出器を指で叩いた。
これがどこに向かうのか、僕にはわかっている。
アラガッダは非意図の境界にある。
次元間の空虚だ。
空間の間の空間。
僕の理論が正しければ、魔法の崩壊とともに
そこは純粋な刑事帳となったのさ。
著者の領域というわけだ。
イバニエスは瞬きした。
あなたの理論が正しければの話でしょ。
彼はうなずいた。
スロースピッドを出発する前、
オコリーとこのことについて話した。
ここでは、世界がナラティブの力に侵され過ぎた結果、
ループに囚われる危険が常にある。
彼はため息をついた。
もしそれが発生したら、限界を超えた事態を起こすことに同意した。
彼女は自分の心が落ち着いてくるのを感じた。
限界を超えた事態を起こす。
彼は打ちひしがれたように見えた。
もう一つのナラティブボックスをチェックして、
著者を引き込み、ありがちなスケールの最後の音を弾く。
彼女の鋭い視線が彼にそれを言わせた。
つまりは、
彼は、
大きな見せ場、犠牲、
という言葉を飲み込んだのだ。
一瞬の間、
彼女は光る剣で彼の心臓を貫くことを恐れた。
一瞬の間、
彼女は彼を光る黒い床石に叩きつけることを考えた。
一瞬の間、
彼女は我を忘れることを考え、
それから彼女の心臓は喉まで跳ね、
目も眩むような光が刃から放たれた。
これは犠牲なんかじゃないわ。
彼女は彼の鼻の下に剣を突きつけた。
これは、
次回への引きよ、
ロウソクで区切られています。
灰色の現実
最初は、トンネルの終わりに光があるように見えた。
それから、
それは実際には光も闇も欠如しているのだということがあらわになった。
ただ、塗りたくられたような灰色がうごめき、
あらゆる明瞭さと色を奪っていた。
彼女らは不明瞭な霧の中を走り、
イバニアスはちらりと後ろを振り返った。
かけがえのない数秒の間、
そこにはまだ空虚があり、
ウドオコリーの不明な運命の音のないメモリアルとなっていた。
しかしすぐに、何らかの不在すらも残らなくなった。
彼女らの足は厚いカーペットの上に着地し、
鮮やかなメープル材のパネルに飾られた星明かりのギャラリーに埃の雲を立てた。
これは現実じゃない。
前方を見つめたプレースホルダーが言った。
格子窓の向こうに炎が燃えており、
突然の飛誕が十分な力で、
彼女らは空虚な空を見つめながら、
トゲの生えたイラクサの迷宮を走っていた。
輪縄が空から垂れ下がり、
縄の先では形の見えない人影が揺れていた。
僕らは層を抜けている。
空想科学者が短く言った。
移動し続けるんだ。
彼女らは煙がかったフェンスに区切られた道を下っていた。
死んだ目をした死体たちが彼女らが通ると振り返った。
ラッパが高く鳴り響き、
何か大きなものが霧の中を動いていた。
もう少しだ。
明らかに息を切らしたプレースホルダーが喘ぐように言った。
彼女らは再び無の広がりの中を落下していた。
そして彼女は突然ベールの向こうで何かが彼女を観察していることに気づいた。
僕がどうしてプレースホルダー、
間に合わせの大役と呼ばれるのか言ってなかったな。
プレースホルダーが言った。
彼の目は目の前の空虚を見ながら見開かれていった。
僕は何かの注意を引いた。
そしてそれは僕を呪ったんだ。
彼女らは黒いベルベットのカーテンに標本台の上の蝶のように留められた。
ケージ状の質量が彼女らの上をうごめき、手を伸ばして、
僕らはこの間に僕らの呪いについていくらか学んだよ。
聖筆の吠え声、
七重の砕けた鎖、
非人間的な口を開けた顔が彼女らの後ろに競り上がり、
第四の壁の向こうからの叫びと、
そしてこのページの序盤に読んだボートとかのところですかね、
のマークが出てます。
黒い三日月とその横に小さい星。
最後の章ですね、このページ。
緊急プランの発動
カラキョイ村、トルコ共和国。
彼女らは座り心地の悪い木製の信者席の両端に座り、
白いローブを着た人影が説教団の上に浮かぶのを見ていた。
そのローブは見えない風によりはためいていた。
終わりの終わりは近い。
あれは何だったの?
彼女には彼女の自身の声が平坦で空虚で別人のもののように聞こえた。
著者が私たちのところに来たっていうこと?
あれは政府ガードだ。
ナラティブ変動検出器の動かない針を見ながらプレースホルダーが呟いた。
作者への最後の手段。
いざという時のための。
使うとは思わなかった緊急プランさ。
彼は疲れ切った息を吐いた。
87を出発する前に僕が生活圏へと設置した。
イバニエスは彼をちらりと見た。
なぜ誰にも言わなかったの?
過労してそれを言える程度に疲れ切っていた。
彼女の目の中の火を感じ取り、彼は恐る恐る答えた。
あれが僕らを見つけるとは思わなかった。
デウスXマキナがいるとは思わなかった。
ルールには従わなくてはならないからね。
彼女は刃を見た。
I will not fade。私は消えない。
磨いた青銅のように鈍く輝いていた。
彼女はかぶりを振った。
うるさい音ね。
彼女は立ち上がり両開きの扉を開けに向かった。
見せつけるかのように場の空気を無視しながら。
ルールは私に従うのよ。今からね。
ログ終了。メイン文書に戻り関連項目を閲覧する。
導きの刃と失われた仲間
はい、やっと一旦ここが終わりましたね。
どういうことなのかはもう一回ちょっと寝かしておこうかしら。
次へ次へって読んでいた方がどっかで繋がりそうな気がするので。
で、戻る。戻っ…戻ってない。ん?戻ってるのかこれ。
あ、ここでイバニアス主人の話してたっけ。
いや、え、これ読んでない気がするな。読んでないな多分。
あ、なるほど。えっとですね。今まで読んでいたカードが選択できなくなってます。暗くなってる。
で、新しくレポートホイが追加されてます。
これを読んで次回からは次魔術師のカードをアクセスしていきましょうか。
追加されたホイを読んでいきます。
A.異常なアーティファクトの獲得
B.その起源の真実の発見
C.現状を部分的に回復させるためにそれが有用かどうかを確認する
であった。この結果、SCP-6500-αソード
The Leading Edge 導きの刃を獲得した。
このアーティファクトはその装備者の内的な力を反映し、奇跡論的および物語的エネルギーに変換し、衰退した異常な光景や生物を再活性化し、それらの物語の数性を回復することができる。
サイト4-3の応用隠蔽学主任のウドウコリー博士は、この作戦中、敵対的かつ極度に危険なアラガッダシで失われ、KIAと推測された。
KIAなんでしょうね。注釈も特にないです。
SCP-6500-αソードの装備者、サイト4-3の追跡・鎮圧主任デルフィナ・イバニエスは続いて、優れた主人公ポテンシャルを持つ人物により構成された機動部隊を編成した。
これらの人物は、サイト8-7の空想科学者、プレースホルダーマクドクトラート博士により童貞された。
イバニエス主人とMTFデルタ6500マジカルミステリーツアーは、可能ならばSCP-6500によるダメージを修復するため、それぞれの財団サイト及び財団に有効的な様々な異常な地点に配属された。
極地的影響はさらに激しくなる一方で、世界的、生還、次元間での影響も一般に、ランダムではあるが目撃されてきている。
回復例を、意図的で望ましいものから、非意図的で望ましくない、そしてこれまでに見られていないものまで例示した。
SCP-5923 カラキョイの生きている村は、その住人から心霊エネルギーを収奪することはなくなり、満足して冬眠状態に戻った。
SCP-179 ミハリバンを自称する存在は生き返り、現在は指を地球へ向けている。
SCP-2922-C コルベニクと呼ばれる死後の世界へのあらゆるコンタクトは、機器の開始時に失われた。しかし再度アクセス可能になっている。
GOI-α19 かつてSCP-6500の機器に取り組んできた多数の蛇の手の魔術師は再活性化され、財団の力を削ぐ一連の活動を再開している。
SCP-1762 野生のSCP-1762-1の実例が一体報告されている。確認は延期されている。
SCP-6500-α-ソードは異常な機能を完全に喪失したアノマリーのほとんどを回復することはできないことが確認されている。
デルタ-6500による放浪者の図書館に支援のために入り込む試みは無条件に拒否された。
あらがったに帰還する試みはなされていない。その理由の詳細は解説されるべきではない。
SCP-6500-α-ソードがそれぞれの装備者から引き出せる力の量は決まっており、その後はその装備者の手では不活性になることが観察されている。
したがってイバニエス主任はこのアーティファクトの使用をデルタ-6500のメンバー全員の間でローテーションすることに決定している。
不活性化寸前の異常な地点及び実態ごとに、その機能を再開及び続行するために必要とされる秘術的な力の種類が異なるため、彼らそれぞれに固有の主人公プロファイルが活用されている。
このような活動を一週間続けた結果、十分に訓練され、多様性があり、これらの活動を無期限に実施できる任務部隊であることが証明できたとし、
イバニエス主任は当該アーティファクトをマクドクトラートに渡し、彼を部隊の一時的なリーダーに指名した。
彼女はイギリスのヨークシャー州にあるサイト91に駐在する研究者であるオコリー博士の両親への聴聞のための休暇を要請し、認可された。
オコリー両博士はサイト91で過ごす間、イバニエス主任には特に異常は見られなかったと報告している。
しかしながら、表向きはデルタ6500での任務を続けるために彼女がロンドンに戻った際、銃武装してロンドン島に入場するのが目撃されている。
その時点で彼女は行方不明となっており、痕跡は発見されていない。
監督者資格証明を入力。
ナラティブTRPGとオリカルコスコデックス
我は再生の著者。炎に、水に、そして空気と地に、剣をされ我は立つ。
されど真実の知られる時に、汝の道を選べ。
これ戦死の説明もっかい見たかったな。もう魔術師、僧侶、盗賊の項目しか残ってないですね。
戦死の時なんて書いてたっけな。
あの剣そのものが6500の1個なんですね。
6500機器の初期。6500機器ってのがなんのことだ?
マジカルミステリーツは、本来ならば、可能ならば、6500によるダメージを修復するため。
このアーティファクトは、その装備者の内的な力を反映し、奇跡論的および物語的エネルギーに変換し、衰退した異常な光景や生物を再活性化し、物語の数性を回復することができる。
なんかナラティブ、ナラティブって言ってましたね。
TRPGよくやってるんですけど私。
ナラティブっていう、ナラティブTRPGっていう、一種のカテゴリ、種類、ジャンルみたいなのがあって。
TRPGにおけるナラティブっていうのは、結構そのプレイヤーもゲームマスターも話し合いながら物語をある程度コントロールできるようなもの。
物語を紡ぐ系の、台数を振ってこの数字が出たからこうだね、じゃなくて、この先どうしようか、じゃあこういうのどう?ああいいね、みたいな感じの展開の仕方をナラティブTRPG。
だと私は理解しているんですけど。
間違ってたらすみませんですが、そんな感じって言われてもなぁ。
ちょっとまた違う使い方なのかな、ここのナラティブは。
導きの刃。
やっぱりだから主人公補正がどうこうみたいな認識であってそうではありますよね。
剣を持った人、主人公が望むような形になっていくというか。
荒廃した街がこう復活していくみたいなイメージなのかなと思いますが。
次回、汝の道を選べ魔術師を読んでいきます。
オリカルコスコデックスを手に入れろ。
膨大な魔法エネルギーを宿し、その使用者に潜在的には世界規模の祈祷と儀式を可能にさせる神秘のアーティファクト。
コデックスを用いた奇跡の働きは、SCP-6500の影響を完全に止め、そして逆転することを可能にするだろう。
ではまた次回。お疲れ様です。
21:48

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