タイトル: Level 653 N - "いつかの幼少期"
著者: Hori ta
作成年: 2025
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-653-n
©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com
BGMタイトル: Folklore
作者: shimtone
作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile295.html
DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play15759.html
3・8・11・19・24・27日更新予定
【活動まとめ】 https://lit.link/azekura
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Level 653 N 危険度2 空間信頼性不安定 実体信頼性中立
Level 653 N とは、バックルームにおける 653 N番目の階層である。
概要
Level 653 N は、営業時間を終えた宿泊施設内のキッズスペースと、隣り合わせに広がる虚無の暗闇が縦方向に再現なく引き延ばされたような空間である。
階層到達時、必ず視界に入る滑り台やボールプールといった優遇の存在に加え、どこか寒酸としていて不気味な雰囲気も相まって、階層内を探索しているうちに、
子供の頃に遊び場に来ていて、遊ぶのに夢中になっているうちに時間が経ち、ふと気がつくと、いつの間にか同伴していた両親がそばにおらず、自分一人だけ取り残されたような感覚などと形容されるような孤独感を抱く暴露者も多い。
レベル653Nでは、天井に取り付けられた空調設備が程よく機能しているため、気温・湿度の2点に関して言えば、階層内は比較的過ごしやすい環境となっている。
しかし、その一方で、この階層は食料などの物資に乏しく、脱出がやや困難であることから、これといった理由もなしにこの階層へ到達することは基本的に推奨されない。
なお、空調設備のほか、天井にはLED照明やガラス製の天窓なども取り付けられているが、階層外は夜なのか、こういった光源は一切機能しておらず、これらに代わって暴露者の視界を明るく保つのは、向こうの方からシャッター越しに差し込んでくる蛍光灯の人工的な白色光のみである。
ただし、キッズスペースから離れるにつれて、この光も少しずつ減っていくため、脱出を試みるならば視界の悪化を経験するのは避けられない。
この対策として、懐中電灯などの光源を階層内へ持ち込むことが望ましい。
この階層へ移動した暴露者は、まず最初にキッズスペースと呼ばれる空間を訪れることになる。
キッズスペース。レベル653Nの青い横島模様が入った壁側のブロッククッションに囲われた一区画。通称キッズスペースには常に一定の遊具が存在している。
具体的に言えば、手前には滑り台やボールプールが、その奥には動物をかたどったブロッククッションや絵本棚などが配置されている。
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カラフルなプラスチックボールで満たされたボールプールは、見かけによらない深さを有しており、一度潜ると戻れなくなってしまう可能性を考慮すれば、そもそも入らないのが無難だろう。
なお、滑り台はサイズが小さいことに目をつむれば問題なく利用可能であるが、本棚に収められている絵本に関しては、まるで変態ガナと漢字をチグハグに組み合わせたようとも形容される不明な言語で書かれているため、内容を楽しむこと、ましてや理解することは困難を極める。
このキッズスペースを背にした時、右手に広がっている空間とは金属製のシャッターで隔てられており、シャッターの向こう側には青い筐体の自販機が等間隔で数台配置されてあるのが確認できる。
しかし、その空間とはかなりの間隔が空いているため、シャッターの隙間から手を伸ばしても筐体には届かず、大抵の場合、自販機を利用するにはいたらない。
もし、運良くシャッター越しに利用できれば、取り出し口から現実世界由来の飲料を調達できるとされている。
ちなみに、シャッターを隔てた先の廊下はいくつかの分岐を含んでいるが、奥へと続く通路には必ず、宴会場、休憩所、卓球台、マッサージマシンあります、といった張り紙が傍らにされてある。
しかしながら、そこからは利用者の声は愚か、ピンポン玉が卓球台の上で跳ねる音や、マッサージマシンの稼働音、といった些細な物音さえ聞こえてくることはないという。
キッズスペースを背にすると、正面方向には空白とした何もない空間と、そこに居座る真っ暗闇が、部屋の片端を無理やり引き伸ばしたかのように、遥か彼方まで果てしなく広がっている。
暗闇が覆い隠しているものは、木目調パネルが敷き詰められたフローリングと真っ白な壁。
やや低く設けられた天井の他には何もなく、多くの優遇があるキッズスペースとは対照的に虚無な様相を呈している。
レベル653Nからの脱出方法については、これまでに多種多様なものが報告されてきたが、中でもとりわけ信頼性が高く確立された脱出方法は、暗闇に向かって進み続ける、というものである。
そのため、脱出を試みる際はキッズスペースを後にして、この暗闇へ向かうことが推奨されている。
暗闇へ向かう途中、左手に見える真っ白な壁は、暗闇と接しつつどこまでも広がっており、壁にはおおむね10メートル大きにロッカールームと呼ばれる小規模な空間が洞窟のように設けられている。
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ロッカールーム。奥行き数メートルほどの空間である。狭いスペースであることに加え薄暗く、埃が宙に舞っていることから快適な空間であるとは言い難い。
突き当たりの壁には5段の梯子が立て掛けられているが、前述した通りこの階層の天井は低いため、これは必要性に今一つ欠けており、また階層外へ持ち出そうにも地獣を言うに超える大きな住家となるため、その場から動かす価値はないと言える。
裏刈りでは、両側の壁に沿って収納ボックスがぎっちりと敷き詰められている。
見たところどれも貴重品ロッカーのようだが、世常機能がないどころか肝心の収納物を隠す蓋すら取り外されて存在していない。
そのため、貴重品ロッカーにしては小学校の靴箱さながらにオープンな構造と化している。
なお、ロッカーの中には時折ストラップ、キーフォルダー付きの鍵やスマートフォンなどの端末機器、現実世界の効果が入った革製の長財布といった有用な物品が入っていることがあり、
中でも鍵については所持したまま過ごしていて、偶然到達した他の階層の乗り物、家屋に対して使用したところなぜか解除することができた、という事例があるため、放浪者の間で非常に重宝されている。
キッズスペースのそばに併設されていることから、施設の利用者が使用するための貴重品ロッカーであった、と考えられるが、収納ボックスの長年にわたって放置されているようなその様相が、肝心の利用者は階層内のどこにも存在しない、ということを如実に物語っている。
自分の後方へ流れていくロッカールームを横目に見ながら、まっすぐほのぐらい廊下を歩いていく。キッズスペースを後にしてから数十メートルも歩けば、ますます視界が暗闇で覆われていき、すぐに続行が難しくなってしまうだろう。
暗闇
大きな口を開けて放浪者を待ち構えている暗闇は、放浪者がその奥へと歩みを進めるごとに、暗い色の絵の具を塗り重ねたかのように自身の色をより一層濃くしていくが、そうでなくとも最初から暗闇は深淵を思わせる暗戒色をしている。
また、後述する実態を避けつつ、暗闇の中を進めば進むほど空調設備の冷房が過剰になっていき、海藻内の気温は薄ら寒く感じるほどにまで変化する。
そうして視界が著しく悪化した時点で、最終的に放浪者は探索の中断を余儀なくされる。
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一旦明かりのあるところまで戻ろうとして放浪者が後ろを振り返ると、そこにはテレビの明かりが浮かんでおり、いつの間にか自分がレベル83Nに迷い込んでいることに気付く。
この海藻移動は放浪者が向こう側の壁に到達するよりも前に発生するため、放浪者が通路の終端に行き着くことは決してないとされる。
というより、向こう側に壁があるのかどうかすらも現時点では検証不可能となっている。
確認されている限り、当海藻に生息する唯一の実体であり、海藻内には複数体存在している。
外見はその名の通り首のない子供のようで、その肌は青白くうっすらと透けて見える。
また、その上から緑色や紫色に光るもやのようなものを全身にまとっているため、実体はぼんやりと発光しており、
暗闇の中を探索する際は実体が潜んでいないかよく観察していれば、ある程度は実体との接触を避けることができる。
なお、実体に光を当てようとする試みは実体に届く一歩手前で光量が急激に減衰していき失敗に終わるため、実体を照らすことはかなわない。
実体は基本的に暗がりに身を潜めており、放浪者がある程度まで接近すると急にその姿を現すという習性があるようで、何も知らない放浪者を驚かすことが多々ある。
そして、そのまま実体群は放浪者を無視し、キッズスペースに向かって一斉に駆けていく。
もしその通り道の上に放浪者がいた場合でも、構わず放浪者を転ばせて前進を続けることが知られている。
実際、足元に向かってきた実体に転ばされた勢いで、そのまま床に頭から外れ落ちたとの報告が複数件上がっているが、
いずれも比較的安全であるレベル28Nやレベル38N、レベル87Nといった階層に到達しているため、この点を加味しても実体はさほど脅威ではないとされている。
しかし、足元に注意を向けておいて損はないだろう。
放浪者に邪魔をされなかったとしても、実体は目的地であろうキッズスペースにたどり着く寸前で、付近の光を浴び、溶け込むように空中へ無散してしまう。
その様子は、成仏と放浪者に捉えられることも多く、この実体はカメラに映らない性質を持つことからもしばしば放浪者に幽霊のようと形容されている。
しかし、成仏のイメージとは真逆に実体は苦しそうな様子で、一部の放浪者には生き延びようと必死にもがき抗っているようにも見えたという。
12:05
美行
青い横島模様の壁に貼られたプラカードでは、「キッズ限定ボールプール。大人の方はご遠慮ください。」と強調されている一方で、実際には大人子供関係なく施設を利用することができる。
また、縦看板の注意書きに、「ここでの飲食はご遠慮ください。」と書かれている点についても同様である。
レベル653Nは長期滞在者に一定の精神影響を及ぼす可能性がある。
これは成人済みの放浪者に多く起こるようで、その症状はこの階層で過ごした記憶が現在だけでなく、過去の思い出の中にも気づかぬ間に挿入されていくという内容である。
これは幼少期に空いたいくつかの小さな空白が埋まっていくような感覚と表現されることがあり、
この精神影響の存在がこの階層のキッズスペースを妙に懐かしく感じさせる原因であるとも考えられている。
徐々に進行していく症状に強烈な違和感を覚えて激しい拒絶反応を見せる者もいれば、
すんなりと受け入れてありもしない記憶にしばし思いを馳せる者もいる、という。
レベル400Nの屋外園庭で動物を模したようなスプリング遊具にまたがって遊んでいると、
いつしかレベル653Nに到達して、キッズスペース内に転がっているキリンを肩取ったブロッククッションにまたがっている。
レベル403Nでホテル支配人というクレジット表記がなされた掲示物を見つけて、
その付近にある通路を通ると突然に自身の後方でシャッターが下がり、
レベル653Nのキッズスペースに迷い込んでしまったことを知る。
レベル500Nで子供から遊びに誘われた際、その誘いに乗るとレベル653Nへ到達することがある。
階層からの出方
レベル653Nでキッズスペースを離れて暗闇に向かい、視界の悪化で続行不可能になるまで進み続けて、そこで振り返ると、
いつの間にかレベル83Nのテレビの正面で立ち尽くしている。
なお、その際、レベル83Nに到達せずに、レベル240Nの路上に到達したという報告も少数ながら確認されている。
いずれもレベル83N到達経験者による報告である。
実態に転ばされてそのまま床をすり抜け、レベル28Nやレベル38N、レベル87Nなどの比較的安全な階層へ到達することがある。
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フェンスの途切れ目を覆い隠すように存在しているカーテンを見つけて、それをめくったところ、
その先が例外的にレベル199Nの細長い廊下や、レベル0.1Nの開けた場所へ通じていた、という報告例が存在する。
キッズスペースでボールプールに潜っていったところ、だんだんと呼吸が困難になっていき、息をしようと浮上すると、
レベル30Nの部屋の中でプラスチックボールの山に埋もれながら、中から顔を出していた、という報告例が存在する。
キッズスペース付近をしばらくうろついていると、突然シャッターが上がり、天井照明が眩しく光ったかと思うと、いつの間にか階層から脱出している。
主な到達先はレベル105Nの大理石の通路が交差している地点である。
キッズスペースでボールプールに潜っていったところ、だんだんと呼吸が困難になっていき、息をしようと浮上すると、いつの間にか天井照明が眩しく光ったかと思う。
ボールプールには、オートナの方は注意書きでご遠慮ください。
右上に太陽のかわいい絵や音符の絵などが貼り付けられている。
そのすぐ下にボールプールがありますね。
ピンクと青色の枠に囲まれて、黄色、青、緑、赤のボールがいっぱい入っています。
その少し奥にキリンのクッションや絵本、小さい滑り台、その上に飲食注意の貼り紙が貼っています。
ここでの飲食はご遠慮ください。
ノーフードオアドリンクと書いています。
普通のキッズルームという感じですね。
ロッカールーム。
画像はロッカールームの突き当たり。
ところ変わってって感じですね。
全然キッズルームの延長線上にあるとは思えないような船頭とか、
一昔前の小中学校の靴箱とかそういう印象ですね。
説明で読んだ通り、もう蓋する部分が一切ない。
開け放たれている感じなので。
木でできているロッカーなので古い感じがありますね、個人的に。
奥にキャタツ、梯子がありますが、
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重くてまともに使えないし、高さもそんなないし、みたいなことを言っていました。
どこだっけ?
5段の梯子が掛けられているが、
この階層の天井は低いため必要性に今一つ欠けており、
階層外を持ち出そうにも重い。めっちゃ重いから動かす価値はない。
画像はこの2枚だけっぽいです。
子供かな?首のない子供がボールプールの方に行って、
行くんだけど光で無参しちゃう。
まるで幽霊が成仏する時のようだ。
でも苦しんでいる。
どうなんでしょうね。
成仏が気持ちいいじゃないけど、これでやっと行けるんだ、みたいな
穏やかな描写のものももちろんありますし、
それが多分ね、普通の人っていうとあれですけど、
一般的な大多数が感じる成仏のイメージでしょうか。
苦しむ成仏の仕方も何かで見た気がするんですよね。
漫画だか映画だか忘れましたけど。
めちゃめちゃ苦しみながら幽霊が成仏していく描写をどこかで見た気がするんで、
どっちなんだろうなってとこですね。
もしそのちゃんと天国に行ってない、何かしらの消化をされている、
私たちが想像する幽霊の成仏ではない処理が行われているんだとしたら、
このボールプールが疑似絵みたいな役割を示しているっていうことですよね。
首のない、頭部のない子供たちの幽霊をおびき出すものになっている。
逆に苦しんで消えちゃうっていうのが本当に成仏的な要素なんだとしたら、
どうなんでしょうね。
頭部がないで取り残されるような感覚を覚えるとか言っていたので、
最近はあんまり見かけなくなりましたけどニュースとかで、
車の中にお子さんを一人残してパチンコに行ったり買い物に行ったりとかで熱中症になったりみたいな
お話はちょいちょい以前はありましたけど、
そんな感覚なのかな。
ボールプールで遊んでもらっている間にご両親だったり保護者の方が忘れてしまって、
そんなことあるのかと思いますけど、私個人としては。
実際に事例としてはあるので、忘れられてしまった子供たち、
あるいはちょっと目を離したときに誘拐されてしまった子供たち。
21:04
だから楽しい思い出がここで最後になっている。
ボールプールが最後の楽しい思い出になっている子供たちの無念なのかなっていうような印象もありますね。
で、階層を暗い暗闇を迷っている中、ボールプールを見つけた子供たちはわーって、
あの時の思い出の場所だみたいな。
あそこに戻ればきっとまた保護者の人が見つけてくれるみたいな。
パパママがいるっていうふうに思って駆けつけているのかっていうとこですね。
ではレベル653N、5日の幼少期でした。
ではまた次回お疲れ様です。
21:53
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