1. 音声広告実験隊
  2. EP.30 最新調査を基にポッド..
2023-12-25 11:03

EP.30 最新調査を基にポッドキャスト広告の方向性についてまとめてみた

「音声広告実験隊」は、音声広告に関わる様々な実験・検証を行い、音声広告の現在・未来について考えていく番組になります。聞き流しているだけでデジタル音声広告の現状や活用可能性をなんとなく把握できる、そんな番組を目指しています。毎週月曜更新。
デジタル音声広告に関わるご質問やご依頼、番組へのご意見・ご簡素についてお気軽にご連絡ください。

HP:https://audiostart.jp/contact
Mail:info@robotstart.co.jp


【参考記事・リンク】
Audiostart News / Pew Research Center「アメリカの人気上位のポッドキャスト動向レポート」、人気ジャンルは「トゥルークライム」
https://audiostart.info/2023/11/02/pew-research/

Audiostart News / eMarketerレポート「米国のポッドキャストの1日平均聴取時間は51分に増加」
https://audiostart.info/2023/11/02/emarketer-report/

Audiostart News / Cumulus Mediaが米国ポッドキャストレポート2023秋を発表、配信プラットフォームよりも番組自体の魅力が重要
https://audiostart.info/2023/12/08/cumulus-media-podcast-download-fall-2023/

Audiostart News / ニールセン米国消費者調査レポート「 5人に1人が、より多くのポッドキャストを聴く予定」
https://audiostart.info/2023/12/18/nielsen-2023-consumer-survey-report/

Audiostart News / radikoが音声広告情報をまとめたビジネスサイト「radiko for business」を開設
https://audiostart.info/2023/12/08/radiko-for-business/

Audiostart News / Audacyがポッドキャスト広告のブランドセーフティーとブランドスータビリティーのレポートを発表
https://audiostart.info/2023/11/09/audacy-brand-safety/

サマリー

このエピソードでは、アメリカのポッドキャスト広告市場の動向についてまとめられています。広告の形や番組の長さなど、ポッドキャストの方向性に関する情報が提供されています。

アメリカのポッドキャスト広告の動向
音声広告実験隊、今回もロボットスタートの中の人1名と外の人1名でお送りします。
今日は最終週なので、1ヶ月のニュースをまとめる回ですかね。
はい、そうなりますね。
そういえば前回、アメリカではポッドキャスト広告の標準的な型が徐々に固まってきたってお話があったじゃないですか。
うん、市場もかなり大きくなってきましたし、医療企業も増えてますからね。そういった傾向はあるかと思います。
例えばテレビとかでも番組の長さとか広告の形、ある人、あと見る人の視聴パターンもある程度決まってるかと思いますけど、ポッドキャストもそうなりつつあるって感じですかね。
まだ完全に固まってるとまでは言いませんけど、防爆の方向性だけでもわかると、いろいろ考えやすくなるんじゃないかなとも思ってます。
確かにそうですね。その部分がわかってくると、もう少し業界の全体像が深める感じもします。
じゃあそれでは、ここ1ヶ月のニュースの中で、米国におけるポッドキャストの型というか方向性について、今回まとめてみたいと思います。
ぜひよろしくお願いします。
まずね、リスナーに好まれる番組の長さについて。これはね、Pure Research Centerさんがレポートした発表結果になるんですけど。
確かに広告以前に、まずは番組がリスナーさんに受け入れられる必要がありますよね。
ちなみに何分ぐらいの番組が好まれてるというふうに思うんですか?
この番組が大体毎回10分から15分くらいだと思うんですけど、正直万人に受け入れられてるとは言えないと思うんですよね。
それ多分ね、長さじゃなくてテーマの影響が大きいんじゃないかなっていうのをちょっと思っちゃいますけどね。
ですよ。ありがとな。長さの可能性もあると思う。
一応ね、その点も考慮させていただいて。
そういう意味ではやっぱりもう少し長い方がいいかなと考えまして、30分くらいじゃないでしょうか。
幅が広い回答になってたんですけど、20分から60分の番組を好まれるリスナーが73%を占めているっていうことでした。
20分から60分ですか。
うん。
少し長いよ。
そうな気もしますが、それだけ生活に溶け込んでるっていう感じなんでしょうかね。
はい。あとね、ちょっと別の統計になりますけど、eマーケターさんっていうところが発表した最新のね、ポッドキャストレポートを見ると、リスナーの1日あたりの聴取時間っていうのはね、51分ってされてますね。
なので1日1から2番組は聞いてるようなイメージになるかと思いますね。
起きてる時間の5%くらいを占めてる感じなんですね。
うん。
で、2021年時点では1日に44分っていうことだったんで、成長率自体はね、増加してる傾向はあるんですけど、引き続きね、とはいっても拡大傾向にあるといった形になってます。
うーん。で、1番組20分ですとか60分っていう話があったと思いますけど、この中にどれくらいの広告が入ってるんでしょうか。
うん。
えーとね、広告を入れるね、適正な数っていうのはね、キムラスメディアさんとシグナルヒルインサイスさんが共同で、
でね、行った米国ポッドキャストレポート2023年秋の中で、たまたままとめられてましたね。
ほうほうほう。これ当然ですけど、番組の長さによっても異なりますよね。
ポッドキャストの番組の長さについて
うん。もちろんそうですね。でね、統計は30分番組と60分番組に分かれていて、30分番組の場合は2.6本、で、60分番組では3.8本が適正というふうにされてましたね。
お。
35分に1本くらいが適切なイメージですかね。
うん。そうですね。で、これはね、2017年くらいから、まあ統計をとってるみたいなんですけど、微増はしているけど、まあ大きくはね、変わってないので、多分この辺りで安定してるのかなっていう感じがしますね。
あー、そうなると、リスナーが1日51分平均聞いてるとすると、まあ1日3、4本くらいの広告に接してる感じですかね。
うん。
なんか、他の広告に関しては?
うん。
広告と比べると少ない気もしますけど。
はい。あの、確かにね、YouTubeとか見ると、再生した瞬間に2本くらいね、連続で広告流れることとかありますよね。
はいはいはい。
で、テレビとか見てても、まあかなりね、広告の本数流れますよね。それに比べるとね。
この点はどう捉えたらいいんでしょうか。
そうですね。これもね、ちょっとニールセンさんが、2023年米国消費者調査レポートっていうのを発表したときに載ってたんですけどね。
うん。
メディアごとの広告量についてどう思うかっていうね、質問をしてるんですね。で、この回答っていうのがね、多分参考になるかなというふうに思います。
おー、かなりドストレートな質問な気もしますけど、どんな答えだったんでしょうか。
うん。これね、映像系のメディアは、のきなみ25から40%の視聴者が、広告の数が多すぎるっていうふうに回答したんですね。
うんうん。
で、それに対して、ポッドキャストの広告が多すぎるって回答したのが、11%ということでね。
うん。
比べると圧倒的に低い結果だったんですね。
まあ、確かに今までの情報からすると、まあ、それはそうでしょうねって感じもしますけど、でももしかしたらニールセンさんがこのポッドキャスト推しっていう可能性はありませんか。
いやいや、ニールセンさんっていうのは、立場上ね、あらゆる広告の発行しだと思いますし、今回の統計もポッドキャストにフォーカスを当てたレポートではなかったんで、さまざまな広告媒体に焦点を当てた統計の中で、ポッドキャスト広告も扱ってた。
そういうことなので、そういった恣意性はないんじゃないかなというふうに思います。
こういうことは、他の広告媒体と比較すると、伸びしろがあるっていう見方もできますよね。
うん。鋭いですね。
残りね、89%のリスナーは、ポッドキャストの広告量に関しては適正か、もしくは少ないっていうふうに回答してるんですね。
少なくとも、現在出稿されている広告は高い確率で需要されているとも考えられますので、この現状はね、前抜きな状況ではないかなというふうに思います。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
うん。
広告の数とメディアごとの比較
うん。
ちなみに今までってアメリカの話だったと思うんですけど、日本に関わるポッドキャスト広告のデータですとか、そういう情報って最近ないんでしょうか?
うんとね、ポッドキャスト広告っていうところよりはもうちょっと枠組みの広い話になっちゃうんですけど、音声広告領域として、
最近ラジコさんがビジネスサイトを開設して
そこで情報を少しまとめられてるっていうのがあります
その中で感染徴収率の高さであったり
信頼性とかブランドセーフティとかブランドリフトを中心に
ラジコ広告の強みっていうのを説明されてます
メインのポイントはポッドキャストとかなり似てる感じがしますが
やはりこのあたりの広告主さんが期待するものは
あんま国を超えても変わらないってことですかね
ちなみに広告業界でやっぱ想像以上に
ブランドセーフティっていうキーワードを重視されるんですね
特に音声広告ってブランディングが中心的に使われるので
広告を売ってブランドイメージが下がるなんてことになったら
もともともないですからね
それだけは避けたいっていう意味で
変な番組に広告出すのは嫌だって当然思いますよね
言われてみるとそうですね
大田氏さんというところが発表した調査を見てもですね
ポッドキャストは番組のジャンルに問わず
リスナーの80%以上が広告に耳を傾け
語彙的な反応を示すっていうのがあったんで
音声広告とかポッドキャスト広告の
強調すべき特徴だというふうに見えると思うんですよね
しかしこの点に関しては
広告のクリエイティブの内容も影響してくるかと思うんですけれども
うんうん
クリエイティブに関する
データですとか調査って最近ありますか
たまったらねあったんですけど
キュメラスメディアさんがね
統計その点にも触れていて
クリエイティブについてはね
やや難易度の高い結果っていうのが示されてるんですね
難易度が高いって何ですか
質問としてリスナーに
どんな広告を聞きたいですかっていうふうに問いかけたんですね
ほうほうほう
すると71%のリスナーが
面白い広告クリエイティブを聞きたいし
でね72%は実際に
そういう風に聞いてるんですよね
どんな広告を聞いたことがあるっていうふうに回答したんですね
つまりは面白いクリエイティブを作ってくれっていうことですか
そうです
いやそれはハードルが高いですね
そうですよね
しかしさすがにこれ
どんな広告を聞きたいかっていう
質問の仕方にも問題があるんじゃないでしょうか
そうですよね言われてみるとね
簡単に絞られますよね
つまんない広告を聞きたいって言う人いないですもんね
そうですね
例えば私もその周りに
どんな話聞きたいですかって尋ねたら
多分それなりの確率で
面白い話聞きたいって来る気もするんですよね
一方で
最近はねやっぱり面白いものは拡散されるって流れもね
あると思うので
その点含めるとやっぱりね
重要な要素なんだなというふうに思いますね
確かに拡散性まで考慮すると
そうなりますよね
これってでも
ポッドキャスト広告に限らず
どんな広告媒体でもね
クリエイティブってのは広告効果に影響を与えるってことかと思いますね
なるほど
なるほど
なるほど
ということで
一区切りついたかと思うので
今日はこの辺りにしましょうか
はい
ちなみに年末年始は
この番組はどうされますか
そうですね
2週間ほど充電期間とさせていただいて
次回は1月15日に更新させていただければなというふうに思います
なるほど
少し時間が空くので
その間に業界のことを勉強しておくようにします
うん
テキストメディアのね
オーディオスタート
に関しては
この期間もね
メモしい情報があればもちろん
更新をしていきますので
そちらもね
活用していただければなというふうに思います
かしこまりました
それでは
本日もお聞きいただきありがとうございました
ありがとうございました
また来年もよろしくお願いいたします
よろしくお願いいたします
音声広告に興味のある方
音声広告についてもっと知りたい方
こんな検証をお願いしたいという方がいれば
概要欄に書いてください
リンクよりお気軽にご連絡ください
それではまた
11:03

コメント

スクロール