00:11
歌うことが大好きなリスナーのみなさん、こんばんは。 現役ラジオパーソナリティでボイストレーナーのアトリ・ユエです。
今週は学びの週ということで、月曜日の今日は、数ある中の名曲をじっくり観察し、歌詞の奥にあるストーリーを紐解いていく音楽観察の回です。
今日ピックアップする曲は、あいみょんさんの愛の花です。
この曲を聴いていると、なんだか胸の奥がギュッとなって、温かい涙が滲んでくるような、そんな感覚になりませんか?
普段私のボイトレでは、歌に感情を乗せる技術をお伝えしているんですが、今日はまさにその感情がまっすぐ聞き手に届く秘密を、プロの視点で紐解いていきます。
歌に感情を乗せるというと、多くの人がやりがちなのは、自分の感情を歌にぶつけてしまうという行為です。
でもね、あいみょんさんの愛の花を、YouTubeでもなんでもいいんですが、聴いてみてほしいんですけど、
彼女はね、多くの曲で決して感情を大げさにぶつけてはいないのに、胸を打つ歌を届けてくれるんですよね。
で、それって歌い方にポイントがあって、言葉の輪郭がはっきりしている、そして癖のないクリアな声を出している、というとこなんですね。
どれだけ素晴らしい感情を持っていても、言葉の形というものがぼやけてしまっていたり、声自体がこもっているような、濁っているような感じになっていたりすると、その感情はリスナーにしっかりと届けることはできません。
たとえるなら、言葉の輪郭というものは、絵でいくとキャンバス、そして私のレッスンでお伝えしている感情をのせるという部分は、そのキャンバスの上にのせる絵の具のことです。
言葉の輪郭をしっかりと作るには、言葉の頭を立てて、そしてクリアな声で言葉の輪郭、キャンバスをピシッと整えてあげることが大事です。
入りのね、言葉足らずの愛を、愛をあなたへっていうフレーズがあるんですけど、この歌詞で言葉の輪郭をきちんと立ててほしいところは、母音と言われるあいうえおの部分なんですよね。
03:00
それの頭の部分。言葉足らずの愛を、愛をあなたへ。
歌ってみると、
言葉足らずの愛を、愛をあなたへ。
私は決して今を、今を憎んではいない。
というふうに言葉の頭をピンポイントで立てていくと、その言葉の輪郭というのはキャンバス土台となって、感情という絵の具をのせてきれいな色にすることができるんですよね。
だからこそ聞く人それぞれの胸の中で感情が大きく揺さぶられて温かくきれいな涙に変わっていくんですよね。
はい、では今日の音楽観察のまとめです。
歌に感情が乗らない、歌うとなんだか自己満足っぽくなってしまうというようなお悩みの方は、感情を込めようとする前に、まず言葉の頭を丁寧に立てて輪郭をくっきり届けることを意識してみてください。
土台が整うだけで、あなたが本来持っている感情が何倍もクリアに相手に伝わるようになりますよ。
言葉の輪郭を作れるようになりたい、自分の歌をプロの視点で分析してほしいという方は、ココナラであなた専用のラジオをお届けするラジトレを展開中です。
あなたの歌を言葉のプロである私がアドバイスしますので、概要欄からぜひチェックしてみてくださいね。
今日お話しした感情を届けるために必要なクリアな声と言葉の輪郭。
あさって水曜日の放送では、このポイントを意識して私が愛の花を歌います。
言葉の輪郭をはっきりさせるとどんな歌になるのか、実際にお手本をお届けしていきますので、ぜひ聴いてくださいね。
ランウィズファン。アトリのラジオで歌うことを学びながら楽しみましょう。
それではまた次回のレッスンでお会いしましょう。
お相手はアトリゆえでした。バイバイ。