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2024-11-25 20:14

居なくなったナイトサファリ【time coordinate: 2024.11】

みなさんは、ナイトサファリに行ったこと、ありますか?

今回は、シンガポールのナイトサファリで出会った「ワラビー放し飼いゾーン」と、「野生動物」のお話をします!


この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、

現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、

今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボ


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サマリー

シンガポールのナイトサファリは、夜の園内で動物たちの生態を観察できる特別な体験を提供しています。トラムでのツアーでは、珍しい動物や夜行性の姿を楽しむことができ、その後は徒歩で動物たちに近づくことができます。このエピソードでは、ナイトサファリでの体験を通じて野生動物の存在について再考され、特に共生動物と野生動物の違いや人間も生態系の一部であるという視点が考察されます。

ナイトサファリの魅力
皆さんこんにちは、あっちゃんです。 皆さんはナイトサファリ行ったことありますか?
暗く寝静まった夜の動物園で、 動物たちの夜の顔を覗きながら、
昼間の動物園では感じられない、 動物たちの日々を生きている暮らしの様子を
飼いまみることができる、そんなイメージがあるかもしれません。 今回はそんなナイトサファリにまつわるエピソードをお話ししていきます。
少し前なんですが、 シンガポールのナイトサファリに行ったことがあるんですよ。
チャンギ国際空港っていう、どでかい空港がシンガポールにありまして、 そこから北に向かうと
シンガポール動物園という、これもまたとても大きな動物園があります。 その中のですね、一つのエリアがナイトサファリという形になっています。
そもそもナイトサファリって何なの?という話なんですけど、 ざっくり言うとオープニングの中でも少しお話をしましたが、
夜の動物園を歩いて、 動物たちの夜の姿を楽しむような場所になっています。
このシンガポールのナイトサファリでは、 歩いて園内を回るのはもちろんのこと、
SLの客車みたいなトラムと呼ばれる連結された車に乗って、 象やトラをはじめとし、日本では見られない
熱帯雨林の動物たちや、 絶滅危機に瀕しているような動物たちも見ることができます。
当時ナイトサファリに到着をして、 サファリトラムアドベンチャーというツアーに参加をしたんですね。
トラムの乗車場所はすごく長い列だったんですけど、 イメージとしてはディズニーランドとか大きなアトラクション施設で、
ジャングルクルーズみたいなアトラクションあるじゃないですか。 そこの待機場所と結構似ている雰囲気があって、
夜のジャングルの中で、焚火が光々と照らされている 木の家みたいな雰囲気があって、
とてもワクワクしました。 列にですね、30分ぐらいですかね。
並んだところで、いざ乗車の番が来ました。 最初はですね、やはりそういった明るい待機場所にいたこともあって、
だんだんと暗くなっていく周囲の様子に全然目が慣れなくて、 なんか森の中走ってるっぽいけど、なんか見えんなーみたいな状態から、
暗闇の中、熱帯雨林のような 環境をですね、走っていきました。
やはりトラムに乗っていると、風がこう前から来るので、 熱帯地域であるシンガポールであっても、涼しく感じることができました。
そして空気自体もですね、少し湿っぽい感じがするんですけども、 時折日本でも感じるような、夜の虫の鳴き声も聞こえてきまして、
トラムの上にですね、スピーカーがあるんですけども、 英語で遭遇する動物たちの説明が流れていきます。
このツアーなんですけども、いわゆるアスファルトの道路が真ん中走っていって、 くねくねと進んでいくんですけども、
その両サイドに動物たちが順番に現れていくというような形になっておりまして、 完全に仕切られている空間を遠くから見るような場所と、
道路とつながる形で柵がなく動物たちがいるような場所、2つございました。 そして順番に月明かりぐらいの照明の中で、
動物の姿が見えてくるわけですけども、ハイエナとかライオンとか、 サイ、シカ、
スイギュウ、バクというような東南アジアっぽい動物たち、 なかなか日本でもお目にかかれない動物たちというものを順番に見ることができました。
このツアーの中で一番良かったのが、やはりゾウでして、 最後の方に現れたんですけども、めちゃくちゃ高い木の上からぶら下がっている食べ物ですね。
ゾウが鼻で取ってパオーンと鳴くようなシーンを見ることができまして、 いや、なんかすげーいいなーってなりましたね。
動物たちの自由な姿
そんな形でトラムを使ったツアーが終わった後、実際に徒歩で園内のほうの動物たちを見に行きました。
様々な絶滅器具種が展示されている動物園だったんですけども、 個人的に一番印象的だったのが、
今回のサムネにもありますけども、ワラビー放し飼いゾーンというのがありました。 薄明かりの夜の公園の一本道みたいな
道を歩いていくと、図上にですね、 日本語でワラビー放し飼いゾーンと書かれた鉄格子が現れまして、
そちらの扉を開けていきますと、 ちょっと笑っちゃったんですけども、
扉を抜けた先のS字のような通路に左右にスロープがついていまして、 そこにいきなり黒い塊がありました。
その黒い塊がワラビーだったわけなんですよね。 ワラビーってそもそも何なのかという話を一応補足しておくと、
まあ要するにカンガルーの小さい版みたいな動物ですね。 カンガルー科に属しているので、本当にカンガルーの仲間ではあるんですけど、
カンガルーにあるようなクソでかい足じゃなくて、本当に足も小さくて尻尾も短いです。 本当にカンガルーをもう少しデフォルメ化したと言いますか、
可愛らしいような形にしたような感じで、 しゃがんで両手でわしゃわしゃしたくなるような可愛らしさがあります。
そんなワラビーなんですが、 スロープの本当に近くですぐ足元で草を食ってるわけですね。
サクとかもなく、全然逃げる気配もなく、我々の方に目を向けるわけもなく、 ただ黙々と夜中なのに草を食べてるというところに、なんというか笑えると言いますか、
ナイトサファリらしくない感じがありました。 しばらくしゃがんでその様子を近くで見てたんですけども、
本当にマイペースな感じで草を食べ続けてて、 いやなんか可愛いなぁと思って見ていました。
本当はもっと熱帯雨林でいろんな動物がいたりっていうのはあるんですが、 一旦割愛させていただきまして、
結論としてナイトサファリはすごく楽しめましたね。 夜の動物園でしか見られない夜行性動物の様子であったり、
暗いからこそ際立つ動物の存在感。 直前まで何が次に見えてくるのかわからないワクワク感みたいな、
夜ならではの動物園の楽しみ方。 こちらができたなと思っています。
ぜひですねシンガポールに行く機会があれば行っていただきたい。 観光地の一つだなというところでお勧めしたいなと思います。
さてそんなナイトサファリなんですけども、 夜に夜行生物を楽しめるということは、
十分な餌があったり、安全がきちんと確保されていたり、 建物や展示がきちんとメンテナンスされていたり、
動物たちへの影響がきちんと考慮されているというわけですよね。 楽しむことができた反面、そういった施設の努力というところによって
成り立っているというところは、 ナイトサファリを鑑賞していて感じました。
動物にとっては営業時間が長いわけですから、 動物から見た人間模様も人味違って見えてるんじゃないかなと思いました。
なぜか夜になると昼間よりもたくさんの人間が自分たちのところにやってきて、 覗き込んできたりとか、
歩けばいいのにわざわざでっかい車に乗って僕らの様子を覗きに来たりとか、 やたら首を振って何かを探していたりとか、
そろりそろりと怯えながら歩いてくる様子であったりとか、 動物から見てもなんだか人間の様子が滑稽に映ってるようにも感じるんじゃないかなと思いました。
そんな中で他にも感じたこととして、 普通の動物園よりも仕切りがなかったりとか、
半野生と言いますか、自然に近い形で展示されているということもあって、 動物たちが自由に歩き回ってるようなエリアもあったりするわけですけど、
動物たちって脱走しようって思わないんですかね。 もちろん脱走しないようにある程度説は作られていると思うんですけど、
仮に人間がいなくなった時に、 動物たちはこのナイトサファリから脱走を考えるのかなーというところは少し思いました。
仮に僕らがナイトサファリに人間という動物として 展示されていたとして、
まあ管理している宇宙人的な上位存在がいなくなった時に、 脱走するのかなーって少し考えました。
もちろん餌が急にもらえなくなったりした時には、 ちょっと不安になる気がしていて、
1日ぐらいは我慢するのかな、2、3日ぐらいは我慢するのかなって考えてみたりするんですけど、
やはり外に出るのはちょっと怖いけれど、ご飯がないなら生きるために、 自分たちが普段展示という形で
存在しているエリアから探索のために脱走したりとかするのかなーっていうのは少し考えたりしますね。
でもこれって外の世界というものを知っていて、 観測する立場を経験しているから、
そう考えるのかなとも思いました。 僕らが動物園で動物を見るという立場にあったからこそ、
外の方が過酷でない環境であるということを知ってますので、 外に逃げる、
なんとかして生きようという考えになるかもしれませんが、 もし自分が
その動物園のエリアの中で生まれて、 生活をしているような形で生きてきた場合には、
野生動物とは何か
外には出ないのかもしれないなぁとか少し考えました。 もともと自然に近い形で天井されている動物たちとしては、
そもそも外なんてなくて、今いる場所が一番暮らしやすい となっている可能性もあるかもしれませんから、
脱走するのかなぁと思いましたけど、案外脱走せずにずっといるんじゃないかな というのは思ったりしていました。
もう一つ思ったんですけど、 野生動物って一体何なんでしょうね。
皆さんは野生動物と聞いて、思い浮かぶ動物とか、 野生動物が住んでいる場所として思いつく場所ってありますか?
皆さんも浮かび上がることが多いかもしれませんが、 アフリカとか、南米アマゾンのジャングルといった
とてつもない広いエリアで 生きている動物を想像するという人もいれば、
家の近くにたまに現れる 狸や狐みたいなものを想像する人もいるかもしれません。
自分の中で野生動物というものを考えたときに、 正直まだ野生動物には出会ったことないんじゃないかな
って思ってるんですよね。
動物園とかペットショップ、 地域猫みたいなものは
保護動物といいますか 人間の管理下に置かれているので
野生動物ではないと思うんですけど 近所の公園に住んでいる
鳥といった動物であったり 地方の田んぼでたまに見かけられる動物たち
そしてたまに里山に降りてくるクマとかイノシシ そういった動物ですら
実は野生動物と言えるものではないんじゃないかなと ふと思いました。
僕の中ではそういった動物は 野生動物というよりは
共生動物 共に生きると書いて
共生動物という風な扱いなんじゃないかなと ふと思ったんですよね。
本当の意味で野生動物というふうに言えるのは 人間によって開拓されていないところで
人間の関与なく生きている動物たちに 限られるんじゃないかなってふと思いました。
だから人間によって開拓をされてしまった この地球で野生動物というふうに呼べるものは
ほとんどいないんじゃないかなと思うんですよね。 例えば先ほど例に出しましたが
公園で見られる動物たち 場所によってはリスとかもいるかもしれませんが
こういった場所の動物たちというのは 人間が人工的に作った
公園という環境に存在していますので 野生動物とは言いにくいでしょうし
もっとでかい話で言うと 環境保護区なんてものもあるじゃないですか
それも結局 人間が保護をして環境を変えないように
もしくはこれまでの環境通りに行こうとしているわけですから 人間の関与があるわけですよね
そういった意味では環境保護区の中の動物たちも ある意味では野生動物ではないというふうに言えちゃうんじゃないかなと
ナイトサファリの体験
いうと思いました 一方で
この考え方自体も 僕のおごりだなというふうにも
考えています 我々だって捉え方次第では
野生動物と言っていいんじゃないかなとも思うんですよね
鳥ガスを作ったり ビーバーがダムを作ったり
アリが地中にでっかいコロニーを作っている っていうのと同様に
我々も木やコンクリートで住処を作り ダムを作って生活の糧としたり
自然の中で生きているわけですから 我々も野生動物というものの一つなんじゃないかなと思いました
そうなると最初の定義と違って 我々も野生動物ですから
強制動物と呼んでいたものもすべて野生動物というふうにしてもいいのかなとも 思いました
ナイトサファリという話に少し戻りますが そのような形で我々も野生動物というふうな整理をしていいのであれば
我々人間もそのナイトサファリの展示されている 動物の一員として捉えてもいいわけですので
他の 園内にいる動物たちにとっては
人間という野生生物の生態を知るということもできる 場所の一つなのかなと思いました
そう考えるとワラビーたちにとって ワラビー話しがいゾーンというものも実は人間話しがいゾーンでもあるというふうに
捉えられそうかなと思いました 残念ながら
事実としては 人間はそのナイトサファリから自由に脱走する特権があるというところはありますが
ナイトサファリの中で人間を含む様々な野生生物が これからも穏やかに暮らしていけるといいなぁというふうに感じましたので
これからも長くナイトサファリが続いたらいいなというふうに思った
2024年11月の現在人でした ということでエンディングです
今回はナイトサファリの体験談 ワラビー話しがいゾーンの面白さ
その中で感じた野生生物という存在の定義について 再考してみるというお話をしてみました
いかがだったでしょうか このシンガポールのナイトサファリですが本当に楽しかったので
もしシンガポールに行く機会がある方はぜひ行ってみてください 気づけば
12月も目前ということで急に寒くなってきました 今年も残り1ヶ月ということで
今年の仕上げの時期に入ってきているところです ぜひ残りの2024年もいい1になるように楽しんでいきましょう
番組では感想をお待ちしています x のハッシュタグエコー3000までお寄せください
では今回はここまでです 現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう
じゃねっ
20:14

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