何?
増物種ですよね。
巨大宇宙人。宇宙人でもない。巨大ロボ。
ロボ。神。
神。
何と言っていいかわからない。スケールが大きすぎてね。
っていうのがいて、彼らが人類を作ったみたいな設定なんですね。
マーベルユニ、このエターナルズのコミックス的には。
はいはいはい。
で、エターナルズっていうものも作り出して、人間の発展をおかげからサポートしてたんだよというような壮大な世界観で。
だからこそ、マーベルユニバースと食い合わせが悪かったってね。
なるほど。
本魔門の増物種が、本当の増物種が出てきて、神に近しい存在が世界を作っているってなっちゃうと、
マーベル世界にいる神のたつせがなくなるというか。
そうそうそうそう。
じゃあお前ら何なんだよってなっちゃいますもんね。
うん。あともう、何て言うんだろう。歪症化してしまうもんね。
他のヒーローたちやミュータントとかが。
存在が圧倒的すぎてね。
だから、MCUに組み込もうとした?そんなようなことが書かれてましたね。
ハルクを出したんだけど、それは現実でできたものだとか、実はロボットだったとか。
なんかそういうような感じで、マーベルユニバースと繋がってんだが繋がってないんだがっていう感じで、
ジャック・カービィが作った時は、曖昧な感じにしてたんですが、今回、映画ではMCUの世界観の中にガッチリ組み込まれ。
ちょっと設定は変わってたけどね。
はいはい。
紹介する公約アメコミの方でもMCUにちゃんと組み込まれてましたね。
そうですね。
そういうわけで、スケールが大きすぎて、ちょっと持て余されてたのがこのエターナルズ。
でもまだそういうものすごくでかいスケールの物語がある、世界観があるっていうのがエターナルズ。
ひいてはジャック・カービィの想像した物語の魅力ではありますね。
神々の戦いみたいなところは確かにありますもんね。
私これ注釈書を読んで初めて知ったんですけど、エターナルズデビューしたのが1970年代、26年かな。
当時流行していた、古代に地球にやってきた宇宙人が生命体を作り出したんだ、文化を伝えたんだ、みたいなのの影響下で生まれたみたいなことが書いてありましたよね。
聞いたことありますね。宇宙人が人類の進化を促した。
いいよね、こういうオカルト。
あれでは70年代で有名なのだと、これ確か注釈でも書いてあったけど、エイリッヒ・フォンデニゲンの未来の記憶っていう本ですよね。
マヤの古代文明の石棺、石の棺の上に宇宙飛行士の絵が描いてあると。
つまり、かつて地球には宇宙人が来ていたんだ、みたいなやつとかも70年代に流行ったやつだし。
しないよ。
椅子から立ち上がることができませんでした。
でもその映画終わった後に、周りの席の人が話してたんですけど、もうわけわからんわって。
へー。
その人はどうやらMCUをあんまり熱心に見てこなかったと。
はいはいはい。
とびとびに見てるから、わけわからんわって言ってて。
確かになって。
なんかMCUがアメコミに似てきたなと思うんですよね。
なるほど。
なんかMCU自身の歴史がどんどんどんどん積み重なっていくにつれて、
そのMCU的な設定というか文法みたいなものがあるじゃないですか。
そういうのに馴染みがない人は、
結局例えば、映画終わった後の意味深なシーンとか見て、あれなんだろうとは思わないじゃないですか。
そうだね。
MCUずっと見てる人。
そうだね。
はいはい、こういうのね。
はいはいで終わるけど、たぶん久しぶりに見た人とか初めて見た人は、
あれなんだろうなんだろう、胸にしこりが残るみたいな感じで、
ある種のわけのわからんさに繋がっているのかなと思って。
そうかそうか。
確かにね、シリーズものの定めかもね。
回数重ねるごとにどんどんどんどん設定が複雑になり、
過去シリーズのオマージュとかを出せば出すほど新規のお客は悩むっていうね。
あれは何だったんだろう。
アメコミも定期的にリセットや若返りを図って苦労してますもんね。
そうだよね。
MCUももう10年…
何年だっけ?
10何年?20年近いんじゃない?
やってますもんね。
その息についに達してしまったんですね。
これどう解決していくかってやっぱりどんなコンテンツでも抱える問題かもしれないですよね。
そうだね。
でも、私エンドゲーム見た時に、アベンジャーズって何?って言ってた人いたから。
見る前に。
あーなるほど。
もうやるなーと思って。
確かに。
どんな映画でもそれが初体験の人はきっといるもんね。
だから我々のスタンスとしてはさ、アメコミはどこから読んでもいいんだとか。
そうだね、MCUも。
どこから見てもいいんじゃない?
どこから見てもいいんです。
どうせ誰も見てる人もわかってないから。
そうそう、今回のお話は特にそうじゃないですか?
別にMCUの世界観について、サノスがどうとか、指パッチンがどうとか。
そうか。
ムムってなるかもしれないけど。
あとはいいよね。面白いと思うところから見ていけば。
そうですね。
きっとどこが面白いシーンもあるし。
今回冒頭が結構パンチ効いてましたよね。
いやーびっくりしたわ。正直かなりびっくりしたわ。
我々はさ、一応セレスティアルが知ってるからさ。
命を生み出している存在がセレスティアルだぐらいは知識としてはあったから。
そういうふうに冒頭に説明とか入るのかな?どうなるんだろうな?とか思っていたら
まさかの文字で説明。
スターウォーズシステムみたいな。
そもそもの始まりとはみたいな。
あれありだったらさ、何でもありだよね。
あの、DCのジャスティスリーグの話をするときにさ、ソースウォールとかトータリティーとかさ、
だから、理解できる部分も多かったですよね。
それはやっぱり、神に挑むにあたって、そういう人間誰しもが考えてしまう。
自分という子と、世界の大いなるルールとの戦いのテーマがあるから、そういう設定にしたのかなと思って。
なるほどね。
神々という巨大なものの戦いと言うと、我々が普段の日常生活を社会の中で直面するようなある種の課題、巨大なルールとの戦いを重ね合わせている。
なるほどね。
だから、めちゃくちゃ面白かったわ、今回。
だから共感しやすいし、単なる神々の戦いには終わっていないとか。
そうそうそうそう。
なるほどね。
めっちゃいい感想じゃないですか。
最高でした。
もう今日これ入れたんでもういい。
なんか好きなシーンとか好きなキャラとかありました?
そんないい感想などで言うのは恥ずかしいんですけど、一番好きなシーンはクソデカセレスティアルですよね。
デカかったですね。
デカすぎだろっていうぐらいデカかったのがマジで最高でした。
いやーデカかったですね。
なんか我々、なんだっけ、マーベルレガシーの時にセレスティアルが空から降ってくるっていうくだりあったじゃないですか。
あったあった。
あれでも相当デカかったけどね。
相当デカかったけど、まあでもまあまちぐらいのサイズ。
ちょいまちぐらいのね。
今回はね、惑星規模でしたからね。
地球の、だってまあそうだよね、地球の中に種が1つあるわけだからね。
やっぱサイズ感がね。
正サイズでしたね。
あのデカさ見た時に、この映画なんて素晴らしい映画なんだ。
やっぱ巨大なものを見ると人間ね、つい見上げてしまうっていうのがよく見ますし。
あの良さはありましたね。
本当ね、めちゃくちゃデカかったね。
っていうのはまああるんですけど。
あとはまあやっぱりキャラクターですかね。
好きなキャラクターみたいな分で、マードンソク私大好きなんで。
ギルガメッシュ。
ギルガメッシュですよ。
ファイナルファンタジーで有名な。
元ネタそこじゃないけどね。
完全パワータイプのキャラクターとして大活躍してましたけど。
やっぱそのキャラクター、それぞれのエターナルズのメンバー、それぞれの個性が能力と合わせて描かれていくっていうのが。
正直僕はエターナルズ9人か。9人だよね。
キャラとしてはかなり多くて、まあ煩雑になりかねないと思うんですけど。
その個人個人の悩みとか、あるいは能力の差によって個性みたいなものを描き分けてて。
そういう意味を見合ったというか、混乱せずに見られるようにしててすごいなって思いましたね。
そうだね。この人は能力のこういう性格の人っていうか。
そうそうそうそう。9人ってだってちょっとしたアベンジャーズより多いっていうんですけどね。
なんだちょっとしたアベンジャーズって。
なんかこうメンバー増減するじゃん、アベンジャーズって。
ちょっとしたタイプのアベンジャーズより多いぐらいだから。
初期のアベンジャーズでね、多いからね。
それを1本の2時間3時間の映画で描ききってるから、誰も知らないキャラクターなのに。
76年に最初のジャック・カービィが作って、これ出たのいつだっけ?
2006年ですね。
30年後ぐらいにリブートした。
語り直し。
2003シーズンということになっているみたいですね。
物語のスタート時点では、エターナルズの人々はみんな記憶を失って、自分のことを人間だと思って過ごしていたという設定ですね。
そこにお前は実はエターナルズだったんだと呼びかける人が現れる。
いいよね。
ヒーローのオリジンっていろいろあるじゃないですか。
ヒーローになるならどういうオリジンがいいかなって。
だいたいこの自分の記憶を失ったヒーローだったパターンは、一度は妄想する部分ではありますよね。
何がいいって、自分が昔ヒーローで記憶を失ったパターンだと、自分が努力する必要は全然ないっていうところが、すでにヒーローだから最高にいいなって思う。
スペース・コブラも確かそういう話だよね。
コブラそういう話でしたね。
スペース・コブラも確か記憶を失ってサラリーマンか何かやってたんだけど、実はっていう。
夢の中でね、宇宙海賊になってね。
そうそうそう。
って思ってたら、実は本当に宇宙海賊だったっていうね。
人間社会に生きる我々としては共感しやすいオリジンかもしれません。
まあ、自分と地続きな妄想しやすい設定かもしれないですね。
ストーリー自体は映画に比べるとやや単純なのかなと思っていて、
エターナルズと怪物のディビアンズとの戦いを一つのテーマにしている作品ですよね。
つまりディビアンズの戦いの中で仲間が必要なので、エターナルズを一人ずつ増やしていこうといったお話になっております。
コミックスの場合ですと、ディビアンズの目的はセレスティアルを蘇らせることなんですよね。
この地球では、地球の中にセレスティアル、ドリーミングセレスティアルと呼ばれる、
かつて地球にやってきてそのまま眠りについたセレスティアルがいると。
こいつを起こすことによって、ディビアンズは自分たちの世の中が作れるんじゃないかという風に考えて、
何とかこれを蘇らせよう、起こそうとする。
それに対してエターナルズが何とか阻止しようとする。
ところが、エターナルズにはなんと裏切り者が実はいた。
そうですね。
結果、うまくいかなかったといったようなお話が入っていくわけなんですけど、
この裏切り者、驚くべきことにスプライトですね。
さっき言ったからね。
これやっぱりすごくいいさやなしだなって思うんですけど、このエターナルズ。
今回のコミックス版のエターナルズも一つの人間参加を描いてるなと思って。
そうですか。
スプライトが何で裏切ったのかっていうと、
彼は映画と同じように男の子なんですよね。
そうですね。映画と違って。
なんで彼が裏切ったかっていうと、
100万年、今回のエターナルズは100万年前から活動してるそうなんで、相当だよね。
現人を改造して作ったのがエターナルズだという。
現人を改造して作られたらしい。
その100万年間ずっと子供の姿だったと。
もう疲れた。
大人になって、つまり人間として成長して、
リスペクトを得たり、愛情を得たり、そういうことをしたいんだと。
それを望みを叶えるためには、セレスティアルの力が必要なので、エターナルズを裏切ると。
いった動機で彼は裏切ることになるんですけど、
彼がでも、なぜ今人間になろうとしたのかっていうと、
それは現代という時代が、幻覚をみんなが楽しむ時代なんだと。
彼の能力ってイリュージョンじゃないですか。
この100年間で、人類全体が幻覚を楽しむようになってきた。
この100年間、人は無数の幻覚を紡ぎ、偽りの記憶を共有してきた。
ということが一つの理由として、人間になろうとするんですよね。
つまり、人間の技術革新を見ていく中で、スプライトは、
あ、俺も人間やっぱりなりたいなっていうふうに思うようになってくる。
というところで、すごく人間との距離感の近さを感じるし、
彼が今何をやっているかというと、アイドルをやっているんですよね。
アイドルをやってますね。Tインの。
Tインのアイドル。愛されたい。人間から愛されたい。だからアイドルをやってる。
というところも、すごく人間臭さを感じて、魅力的なキャラクターだなって思うんですよね。
エターナルズって、オリジンが70年代のいわゆるオカルト的な、
古代宇宙人によって生み出された神々みたいな存在じゃないですか。
すごく上にある存在を一気に人間のレベルに落とし込んだというか、
共感しやすいキャラクターに読み換えていってて、面白いなと思いましたね。
物語の展開として、すごくエターナルズの力強さ、凄さみたいなのを示しつつ、
彼らが抱える家族の問題とか、あるいは恋愛の悩みとか、そういうものを織り交ぜていく。
例えば、水をワインに変えるとか、死者を蘇らせるとか、いかにも神あるあるですよね。
聞いたことのある奇跡をいろんなことを起こして、すごいパワーがあるんだって示しつつも、
でもそういう人たちが仕事で人間関係を悩んだり、大人になりたいと願ったり、
そういうすごく人間的な姿も描いていて、これは魅力だなと思いましたね。
私、ヒーローコミックスで何がいいかって、一般市民の姿が描かれるヒーローコミックスが好きなんですよね。
ダークナイト・リターンズのインタビューとかもそうなんですけど、
ハンマーバキューのインタビューでもいいんですけど、ヒーローじゃない普通の人たちがどう思うかどう活躍するかによって、
アメコミの面白さって、私自身は決まってくる。
例えばウォッチメンとかもそうですよね。
新聞売りがウォッチメンだと一番いいと個人的に思うんですけど。
そういう意味では、このエターナルズも人間の良さみたいなものを描いている。
神に等しい存在でもやっぱり人間には憧れを抱くし、逆に人間的な悩みを抱えている。
象徴的だなと思うのが、この作品が描かれた時代って、マーベルコミックスも現実の一部ですから、
実際にヒーローの登録法、シビル・ウォーの時期ですよね。
そうですね。めちゃくちゃアイアンマンがエターナルズに対して、
どっちにつくんだと登録するのかしないのかって言ってきますね。
シビル・ウォーを読んでいなくてあまり詳しく知らないんですけど、
ヒーローを登録しろよみたいな感じですよね。しないと活動できないよ。
そういうことそういうこと。
その時にエターナルズが説得されるんですよね。お前らはどっちにつくんだと。
登録するのかしないのかって言われる時に、そんなことはくだらんと。
つまり彼らは100万年間も生きてきてるから。
長い歴史を見て、
時を超越する我々は帝国の攻防を数多見てきた。
どちらが遊びを独占するか。
二手に分かれた子供らが言い争っておるが、さてどちらについたものか。
お主ならどうする。
めっちゃ煽るんですよ。
神っぽいこと言うな。
そう、めっちゃ神っぽいと思うんだけど、
でも同時にこれって、
エターナルズがなぜヒーローの登録をどうでもいいかって言うと、
彼らは人間の歴史を知ってるからですよね。
人間の歴史の積み重ねを知ってるから、
今現在のヒーローの問題なんていうのはどうでもいいことなんだと言える。
つまり一般市民の、一般市民じゃないな。
人間という社会が積み重ねしてきた歴史を知ってるから、
そういうことをくだらないと言えるんだと。
これって70年代のエターナルズを更新してると思ってて、
古代の宇宙人が作り出した神々から、
結局古代のさ、個人的な話しかけるかもしれないけど、
オカルトの中でも古代宇宙人が地球にやってきた系のオカルトって問題点あると思ってて、
それは人間の歴史の軽視だと思うんですよ。
あー、なるほど。
70年代のジャック・カーヴィー版を言うわけじゃないんですけど、
例えば、マヤの古代文明の石化に宇宙飛行士が乗ってたって言うけど、
あれ実際は90度回転させた絵を見せてるから、宇宙飛行士っぽく見えるだけで、
あれ本当は死者の国に戦を描いた絵なんですよね。
それを、あるいは水晶のドクロもそうですよね。
大パーツなんだって言うけど、調査してみると、
結局人の手によってダイヤモンドを使った加工がされてるとか、
あるいは、どこで作られたかもある程度わかってるらしくて、
ドイツの村で作られたらしいんですけど、どこだっけな、ちょっと忘れちゃったけど。