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2020-12-01 09:34

オリジナル小説「サンタさんってホントにいるの?」

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オリジナル小説「サンタさんているの?」
#クリスマスの話 #ホラー #声劇 #2n2nのおはなし会 #朗読 #オリジナル小説

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『サンタを信じている』すずちゃんが『サンタを信じていない』ひじりくんにサンタクロースを見せるために、夜部屋中に罠を張りました。そしたら……
この作品のイメージは赤いサンタと黒いサンタです。
ブロックは踏むと痛いです。
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00:07
サンタさんってホントにいるの?
今日は待ちに待ったクリスマスイブ。
すずちゃんとひじりくんのお家は、12月の初めからツリーを飾って、この日を待っていました。
夜は家族みんなで楽しくごちそうを食べました。
あとはサンタクロースがくれるプレゼントを待つだけ。
え?お兄ちゃん、サンタさんはいつ来るかな?
すずちゃんはワクワクしながらひじりくんに聞きました。
バカじゃねえな!サンタなんているわけないじゃん!
ひじりくんはサンタクロースを信じていないようです。
いるもん!前に来たときサンタさんに手紙書いたら、お返事きたもん!
サンタなんかいるはずないだろ?
二人は小声で言い合っています。
いいもん!お兄ちゃんがそう言うなら、すず、サンタさん捕まえる!
そう言って、おもちゃを部屋中にばらまくことにしました。
それから、おもちゃの剣を枕の隣に置きました。
しばらくすると、すずちゃんとひじりくんはスッと寝てしまいました。
ヒーッ、二人の部屋に誰かがやってきました。
よし、二人とも寝ているな。
それは、とっても痩せているサンタクロース。
部屋の中へ、そーっと足音を立てないように進んでいきますが、
たくさんのおもちゃが散らばっていました。
シャーン!サンタさんが罠に引っかかった!
すずちゃんはベッドから飛び降りて、おもちゃの剣を思い切り振りかぶります。
サンタクロースは倒れてしまいました。
シャン!シャン!シャン!
同時に、どこからか鈴の音が聞こえてきます。
すずちゃんはその音には気がつかず、電気をつけてひじりくんに声をかけました。
お兄ちゃん!サンタさんやっぱりいたよ!
部屋の真ん中には、サンタクロースのような衣装を着たおじいさんがいました。
03:05
うわー!本当に捕まえたのか!
ひじりくんはそう言って、おじいさんのひげや顔を引っ張ります。
しかし、すずちゃんはあることに気がつきました。
あれ?このサンタさん、赤色じゃなくて黒色の服を着ているよ。
危ないから、パパとママを呼びに行こう!
ひじりくんはそう言って、すずちゃんの手を引いて部屋を出ようとしました。
しかし、扉が開きません。
びっくりして、二人は何度も何度もドアノブを動かします。
悪い子はどこだ!
サンタクロースらしきおじいさんは、とてもとても低い声で言いました。
二人はびっくりして大声で叫びました。
パパ!ママ!
サンタクロースのようなおじいさんは、叫ぶ二人に近づいてきました。
ひじりくんは宿題をやっていないのに、やったって嘘をついたことがあるね。
すずちゃんはおもちゃを片付けずに、外に遊びに行ったことがあるね。
そして二人とも、お父さんやお母さんのお手伝いをしなかったこともあったし、
お友達と喧嘩をしても謝れなかったことがあるね。
知っていたかい?
そんな悪い子には、サンタクロースは来ないんだよ。
ゆっくり、ゆっくりと、
サンタクロースのようなおじいさんは言いました。
お前なんてあっち行け!
ひじりくんとすずちゃんは、怖がりながらもおじいさんに言います。
二人の言葉を聞かず、サンタクロースのようなおじいさんは、
二人と笑いながら言いました。
私の仕事はね、悪い子をおしおきの国に連れて行くことなのさ。
おじいさんは、真っ黒な大きな袋をどこからか出します。
袋の中は、もぞもぞと動き、
助けて、ごめんなさい、と小さな声が聞こえました。
06:06
それを見たすずちゃんは、とうとう泣き出してしまいます。
ひじりくんも泣きそうになりながら、すずちゃんを守るために、
必死に立ち向かいました。
もう悪い子にならない!
宿題もちゃんとやる!
友達と仲良く遊ぶ!
お手伝いもやるから!
だから、すずを泣かすな!
ひじりくんは叫びました。
ごめんなさい、もうしないから!
すずちゃんも泣きながら叫びます。
シャンシャンシャン
どこからか、すずの音が聞こえます。
ほうほうほう
メーリークリスマス!
優しい声が響き渡り、
時計の針が反対に回りました。
キーン
二人の部屋に、誰かがやってきました。
よし、二人とも寝ているな。
それは、とっても痩せているサンタクロース。
部屋の中へ、そーっと足音を立てないように進んでいきますが、
たくさんのおもちゃが散らばっていました。
バキッ!
危ない危ない!
二人が起きてしまう!
サンタクロースは、もっと慎重に部屋を歩きます。
そーっとそーっと足音を立てずに、
二人の枕元に行き、プレゼントを置きました。
よし、できた!
メリークリスマス!
そう言って、サンタクロースは部屋を出ていきました。
ひじり、すず、あさよ、起きなさい!
ひじりくんとすずちゃんは、お母さんの声で目を覚まします。
部屋の中は、昨日の夜に出したおもちゃがそのまま。
はっ!
枕元にあったプレゼントを見て、二人は大喜び。
プレゼントを持つと、ひらりと紙が落ちてきました。
サンタさんの手紙がある!
すずちゃんはワクワクしながら、その手紙を読みました。
ひじりくん、すずちゃんへ。
09:02
今年はちゃんとごめんなさいをしたから、プレゼントを送るね。
でも、来年も悪い子だったら、おしよきの国に連れて行かれるよ。
いい子にしてるんだよ。
メリークリスマス!
サンタクロースより、おしまい!
09:34

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