1. 聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ
  2. 2021年全米プロ優勝!フィル・..
2021-05-26 08:50

2021年全米プロ優勝!フィル・ミケルソンから学ぶ飛距離の極意

ご質問はInstagram、TwitterのDMで受け付けております。こちらから→ https://linktr.ee/hasetetsu
00:04
Michael Hasegawaの聴くだけでゴルフが上手くなるラジオ。この放送は、ゴルフ上達センター&ゴルフの提供でお送りいたします。
さて、全米プロ優勝者決まりましたね。ミケルソンが50歳で優勝する。こんなこと誰が想像できたでしょうか。
本当にすごいですね。当然技術もさることながら、飛距離もですね。最終日はケプカー選手と同じ組で回っていたと思うんですけれども。
ケプカー選手は本当に負けないですよね。当然平均取るとケプカー選手も飛んでいると思うんですけれども。本当に引き劣らないような形ですね。ボールも飛んでいると。初速が180マイルぐらい出ていますから。半端ないですね。すごいです。
パッと見ですけど、パターとかもですね。単純にL字じゃないですか。僕が今現役の時にL字パターを使っていてね。僕ら現役の時はジャンボ沢木さんが前世でIMG5っていうね、もうすごい名機みたいなパターがあって。
そのL字パターを、僕本物は使えなかったんで。高いんですね。高かったんで。使えなかったんで。自分で作ってL字パターやってたりするんですけど。これだけテクノロジーがあったとして、いろんなパター開発されてますけれども、結局ああいうシンプルなパターで優勝するっていう。
本当に僕としては嬉しいというか、本当に驚きでもありますし、本当に嬉しいですね。アメリカの試合でアメリカ人が勝つって国内的にもすごい盛り上がってたと思いますし。素晴らしい1週間でした。
ミケルソンから学ぶことっていっぱいあると思うんですけれども、今日はその話をしていきたいなと思っておりまして、ミケルソンといえばヒンジ&ホールドの形がしっかりできているということなんですよ。
ミケルソン自身もヒンジ&ホールドを教えないコーチはコーチではないというふうに明言してるんですね。ちょっとそのニュアンスなんで多少違うかもしれないんですけれども、そのぐらいのことを言ってます。
ヒンジ&ホールドというのは、ミケルソンは左利きなんで左右逆なんですけれども、今日の説明は右利きのプレイヤーを想定して話をするんですけれども、ヒンジ&ホールドというのはバックスイングで右手首が後側に折れる動き、このヒンジですね。
03:02
ヒンジの状態を作ってそれを保った状態でボールを打ちましょうということなんですよね。これをヒンジ&ホールドと言ったりするんですけれども、明言されているというのもあるし、ご自身もそれを実践されているということなんですよね。
見ていただくとわかると思うんですけれども、パターとかもヒンジ&ホールドがしっかりできている。右利きの人で言うと左手首がほとんど真っ直ぐな状態でインパクトする。パターからショットまで全部そうなってますよね。
パターに関しては賛否両論ありますね。要するにミケルソンほど、ヒンジ&ホールドを強くするとハンドファーストが強くなりますよね。ハンドファーストが強くなるとインパクトの時のロフトが結構立ってきます。
このインパクトロフトが立ってしまうと転がりが悪くなる。ボールが跳ねやすくなる要因でもあるので、あまりロフトが立ちすぎるのが良くないと言ったりするんですけれども、ミケルソンのパターはロフトがそもそも7度ぐらい。一般的には3度から4度ぐらいのパターロフトになると思うんですけれども、ミケルソンのパターはそもそも7度ぐらいのロフトが付いているので、ハンドファーストにしてもちょうどいいロフトでインパクトロフトで打てるというような設計になってます。
ただ、このハンドファーストで打つというのをパターから実践しているということなんですよね。最近ではブライソン・デ・シャンボー選手というのは、ちょっとこの中尺を左の腕に押し付けるような形にして、ワンレバー、左の肩からパターの先まで一直線の状態でパターを打ったりしてますよね。
でもやっぱり基本はね、ゴルフスイングのインパクトの基本というのは基本的にはこのリストの使い方になるわけですよね。やっぱりね、手首が逆に折れて、要はハンドレートに当たってですね、上手な選手というのはね、もう見たことがないわけですよね。
これはやっぱり、プロとアマチュア、アマチュアの方にはめちゃくちゃこういう方が多いと思うんですけど、プロではもうほとんどいないということになりますね。そのぐらいやっぱりこのインパクトの時の手首の形、右打ちの方にとってはフラット、リフト、リストという形で最近言ったりしてますけれども、その状態で打てているというのがあるんですね。
ですので、ここね、ハンドファーストでみんな打ちたいとかね、ボール所属、さっきの飛距離の部分においてもですね、ちょっと話を前後しておいてちょっとまとまってないんですけども、例えばボールを飛ばそうと思っている人はハンドファーストで打てていない傾向があるんですよ。
やっぱりね、飛ばそうと思う人は手先でクラブヘッドを走らせようとするので、やっぱりハンドファーストではなくてハンドレイトで当たってしまうためにやっぱりボールが飛ばないということになるんですよね。
06:00
ですので、ここはですね、ボールが飛ばなくてもいいクラブでハンドファーストをどんどん習得して体感しながら習得していくような練習法がいいと思うんですよね。
そこでパターの練習ですよね。パターをしっかりとこのヒンチ&ホールドした状態でパターの練習をするということはまずはお勧めしてみたいと思います。
これ実際のパッティングに取り入れなくてもいいと思うんですけれども、パターだったらできると思うんですよ。
パターができたら今度はアプローチに取り入れてみるというような形で、アプローチで打とうとするとパターのようなストロークをするわけにはいかないので、ちょっと違う使い方になってくると思うんですけれども、
まずは飛ばさなくてもいいショットからしっかりハンドファーストで打っていくというのは、ショットでちょっと練習してもハンドファーストで打てないという方にとってはかなりいい練習になると思います。
やっぱり飛ばそうと思わないことが大事なわけですよ。結局それが飛んでくるわけですよね。
さっきのヘッドスピードの話になりますけど、ケプカー選手の飛距離を取らないような飛距離が出てたという話に戻りますけれども、ヘッドスピードが速いだけだと飛ばないわけですよ。
ボール初速が180マイル出るということは当然ヘッドスピードも速いんですけれども、やっぱりしっかりディロフトというか、ハンドファーストが強く当たった状態で当たるのでインパクトが当たった時に当たり負けしないので前にビキッと出てくれる、初速が出てくれるということだと思いますので、
同じヘッドスピードでもロフトがつきすぎてしまうとか、そういうようなインパクトをしてしまうとやはり飛距離が出ないということになりますので、ミケルソン選手は効率よくボールを飛ばしているなという印象なわけですよね。
ですので、僕がいつも言っている50歳でも60歳でも70歳でも飛距離というのはまだまだ伸びる要素ってあるんだよということを実践というか証明してくれた優勝になったと思います。
ぜひこの優勝を機にアマチャンの方もまだまだ飛距離を諦めないでどんどんボールを飛ばしていけるように練習していただければなと思います。
私もこの辺りを動画にしながらわかりやすくこの辺りを解説していきたいなと思っておりますので、マイケルゴルフTVの方もご覧いただければと思います。
それではまた明日このラジオでお会いしましょう。
それでは行ってらっしゃい。
08:50

コメント

スクロール