2024-09-06 14:11

EP.332 【NO系サプリ】シトルリン、アルギニンについて医学的に解説します【筋肉、勃起、血管拡張】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=hcT-gyj6Fkw
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はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、シトルリン、アルギニンについて解説させていただきたいと思います。
シトルリン、アルギニンというと、サプリも販売されているし、あるいはエナジードリンクとか、あと筋トレ前のプレワークドリンクとか、何かにもアルギニンが含まれてたりとかするわけであって、
いろんな用途、いろんな目的でシトルリン、アルギニンを摂取することになるわけなんですけど、
これどういうものかというと、例えば僕シトルリンのサプリを摂取しておりまして、このDHCのものを使っているわけであって、
これ案件でも何でもないんですけど、たまたまこれがまあまあ安くて、それなりに良い商品で自分の体にも合っているかなと思ってこれを摂取しているわけなんですけど、
じゃあね、シトルリンって何かというと、主にキュウリとかスイカとかメロンとか、あとニンニクとかにも含まれているんですけど、
主にウリカの野菜とか果物などに含まれているアミノ酸なんですよね。
このシトルリンってアミノ酸なんですけど、タンパク質の抗生成分として利用されるっていうものではなくて、
有利アミノ酸として体内に留まることで、さまざまな重要な役割を果たしているっていうアミノ酸なわけです。
同じ作用があると血管を拡張させたり、血流の改善をさせたりとか、あとは神経伝達物質、神経伝達を補助する役割をしたりとかですね、そういうものがあって、
あとは重要な役割としてはアンモニアの下毒作用というものがあるんですね。
これがメインの役割なんですけど、あともう一つメインの役割としてはNO、一酸化窒素を発生させて、
血管を拡張させる、血流を改善させるというのがあるんですけど、この一つアンモニアの下毒作用なんですけど、
これは皆さん学校で習ったことあると思うんですけど、肝臓に尿素回路、オルニチン回路と呼ばれる回路がありまして、
これはアンモニアを尿素に変えて、下毒して尿素に変えて排泄させるというシステム、そういう回路なんですね。
というのはタンパク質を摂取しますよね。タンパク質の中には窒素Nが含まれているわけです。
なのでタンパク質を摂取するとアンモニアが発生してしまうわけなんですけど、それが体臭の原因になったりとか、
あるいはそれ以外の有害な作用というものがあるわけであって、アンモニアが体の中に溜まってしまうと良くないわけですね。
なので肝臓のオルニチン回路でアンモニアを下毒してくれると。
このオルニチン回路にシトルリンというものが重要な役割を果たすと、
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なのでシトルリンをしっかり摂取すると体内に溜まったアンモニアを効率よく尿素に変えて排泄させてくれると、そういう下毒作用があるわけです。
なので筋トレなり、あと有酸素運動なり、激しい運動なんかをしますと体内にアンモニアが溜まってしまうわけです。
アンモニアの濃度が上がってしまって、そのままにすると有害な作用をもたらすわけなので、
エネルギーの酸性のプロレスにも障害があるわけですね。筋肉が疲労してしまうわけなので、
このシトルリンを摂取することによってオルニチン回路を活性化させて、アンモニアを下毒して尿素に変えてくれる、それによって排泄させてくれるという役割を果たすわけです。
そのシトルリンというのは腎臓などの組織でアルギニンに変換されるんですね。
シトルリンとアルギニンというのは、シトルリンがアルギニンになって、アルギニンがまたシトルリンになってというふうに回転しているわけなんですけど、
アルギニンがシトルリンに変換されるその時にNO、一酸化窒素が発生するわけですね。
発生した一酸化窒素というのは体内に放出されて、それによって血管が拡張すると血流が良くなる、血流の向上というプラスの作用があるわけです。
なのでよくNO系サプリというのは、そういう意味でシトルリン、アルギニンがNO系サプリになるわけなんですね。
そのNO、一酸化窒素というのは免疫システムの調節とか、あと神経伝達物質としての機能もあるわけなので、人体においていろいろプラスの作用があるわけです。
あとそれ以外にもシトルリンというのは血液中のコレステロール値の改善をしてくれるという良い作用もあります。
前玉コレステロールと言われているHDLを上げて、あとは悪玉コレステロールと言われているLDLを抑制するということをしてくれます。
あとはシトルリンの摂取によってアンモニアを排泄させるとか、尿素に変えるとか、あるいは血管を拡張させるということで運動機能の向上とか筋力アップとか、
あとは成長ホルモンを分泌させる効果とか、様々なプラスの効果があるわけであって、その中に勃起機能の改善というプラスの作用もあるわけですね。
やっぱり血管を拡張させることによって勃起不全の人、EDの人の機能不全を改善させると、そういうプラスの作用もあるわけです。
それがシトルリンなんですけど、アルギニンというものもあるわけですよね。
シトルリンは腎臓などでアルギニンになって、アルギニンがシトルリンになって、その過程で1酸化窒素が放出されるわけなんですけど、
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シトルリンとアルギニン、それぞれサプリがあるわけなんですけど、どっちを摂取すればいいかって言うと、僕は主にシトルリンを摂取すべきだと思います。
できればシトルリンプラスちょっとアルギニンも摂ってあげると、よりプラスの効果があります。
これ何でかって言いますと、アルギニンというのはシトルリンに比べて摂取した後、腸での吸収率が悪いんですよね。
なのでシトルリンをメインで摂取した方が腸の吸収が良くて、血液中の濃度も効率的に上げてあげるということができるわけですよね。
あとはアルギニンというのはアルカリ性なんですね。シトルリンは中性なんです。
なのでアルギニンってアルカリ性なので、大量に摂取すると胃とか腸の粘膜がちょっとやられてしまったり、胃もたれしたりというのがあるわけなので、
シトルリンをメインで摂取した方が良いわけで、
あとアルギニンというのは肝臓で分解されやすいんですね。
あとは血管内、血液中でも分解されやすいんです。
なのでアルギニンをメインで摂取しても、吸収も悪いし、吸収された後の効果も短いということになってしまうので、
それに比べてシトルリンが吸収されやすいし、肝臓でも代謝されにくいということなので、
ただ、じゃあシトルリンばっかり摂ればいいかというと、そうでもないです。
シトルリンばっかり摂ってもいいんですけど、研究データによりますと、
シトルリン単体で摂取するより、シトルリンとアルギニンを同時に摂取する方が血液中のアルギニンの濃度が効率的に上がって、
それで血流改善効果がよりあるというデータがあるわけなので、
なのでシトルリン単体で摂ってもいいんですけど、できればシトルリンとアルギニンをセットで摂った方がいい。
どれぐらいの割合で摂ればいいかというと、これいろんな説があるんですけど、
シトルリンアルギニン1対1で摂ってもいいし、あるいはシトルリンメインで摂って、アルギニンもちょっとプラスで摂るというぐらいでいいわけで、
結局アルギニンというのは吸収効率が悪い、あと代謝されやすい、
あとアルカリ性で粘膜が荒れてしまう、胃もたれがするという悪い作用があるわけなので、
胃腸が悪い人はシトルリンだけで摂ってもいいんですけど、
例えばこのDHCだと1日摂取目安が3粒なんですけど、3カプセル摂取してシトルリンが825mg、アルギニンが150mgなんですね。
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なのでシトルリンがメインでアルギニンもちょっと含まれていると、
僕はこれ摂取して特別胃もたれとかしないんで、これを好んで使っているわけで、その辺の値段も高くなくて、
ただAmazonとかで調べてもアルギニンやシトルリンの差引っていろいろ出ていますので、いろいろ試して自分に合うものを使っていただければいいかなと思います。
じゃあシトルリン1日どれくらい摂取すればいいのかというと、大体1日800mg摂取するというのが推奨されていますね。
なのでこれ3粒でシトルリンが825mg摂取できて、それプラスアルギニンも150mg摂取できるので、
これ1日3粒ぐらい取っておけばいいかなと思って僕は摂取していますね。
じゃあそのシトルリン1日800mgをリアルフードで摂取するとどれくらいのものをどれくらい食べないといけないかというと、
スイカだと7分の1個、これぐらいだったら食べれるかなと思います。
メロンだと1.3個、キュウリだと56.5本なんですよね。
なので結構メロンとかキュウリでしっかりシトルリン800mg摂取するって大変なので、
なのでサプリを摂取するのがいいかなと思います。
じゃあどういうタイミングでシトルリンのサプリを摂取すればいいかというと、
筋トレとか運動する人なんかは効率を上げるんだったら、
運動する大体1時間ぐらい前に摂取するのがいいと言われてますね。
というのはシトルリン摂取してそれが吸収されて、
その効果によって血管が拡張して血流が良くなってという効果が出るまで、
大体30分、60分、90分ぐらいで起こっていくんですね、徐々にね。
なので大体運動する、筋トレだったら筋トレする1時間ぐらい前に摂取するのがいいでしょうと。
なのでプレワークドリンクっていうのはカフェインが入っていたりとかね、
アルギニンとかNOKが入っているわけなので、
大体運動する1時間ぐらい前にやるのがいいですね。
カフェインも効果が出てくるまで30分から1時間ぐらいかかるわけなのでね、という感じですね。
あとは結構このシトルリンのサプリをですね、EDの改善目的とか精力増強の措置系の目的で摂取する男性って言うんですね。
精力増強とか勃起機能を改善するためのサプリにもシトルリンが含まれていたり、
それ以外にアエンとかマカとかトンカットアリとかが含まれているというものがあるわけであって、
なのでですね、こういう研究データがあるんですけれど、
ED治療薬ってあるじゃないですか、バイアグラとかレビトラとかシアリス、あれは十分な効果が出るわけなんですけど、
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ED治療薬を単体で摂取するよりも、シトルリンを摂取してED治療薬を摂取すると、
より勃起機能の改善がするというデータがあります。
もちろんシトルリンだけを摂取してED治療薬を摂取しなくても、EDの改善効果はある程度見込めるわけです。
なので、ED治療目的とか勃起機能改善目的でシトルリンのサプリを摂取するんだったら、
ED治療薬と同時に摂取するというのもアリなんですけど、
できればシトルリン自体は毎日継続して摂取することによって血管を拡張させて血流を良くしてコレステロールを改善させてというプラスの作用があるので、
毎日摂取していただくのが良いですね。
毎日シトルリンのサプリを摂取して、必要な時にED治療薬を飲むというのが良いんじゃないかなと思います。
あとは世の中にはペニス増大サプリというインティキっぽいサプリメントが販売されているわけなんですけれど、
そのペニス増大サプリって大体メインの成分がシトルリンなんですね。
シトルリンを摂取してペニスが増大するかというと、これも微妙であって血管を拡張させるという作用があるわけですよ。
血流を良くさせるという作用があるんですよ。
ペニスの血流が悪くて小さくなっている人なんかは、血管が拡張して血流が良くなって、
半勃起状態の時間が長くなったりすると大きくなったような感じがするんですね。
それ以外にもペニスのコラゲンの造成作用というデータもあるんですけど、
現実的にはシトルリンを摂取することによって本当にペニスが大きくなるということは、
復帰しやすくなるというのはあるんですけど、復帰した時の大きさは変わらないだろうと言われております。
ご理解いただけましたでしょうか。ご視聴ありがとうございました。
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