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AIの無駄な指示と壊れた設定を、/doctor prompt-auditで一掃
2026-09-29 04:07

AIの無駄な指示と壊れた設定を、/doctor prompt-auditで一掃

【目次】

オープニング

AIが毎回読み込む指示

無駄な指示と公式の目安

/doctor prompt-auditで監査

実際に試した結果

修正は計画してPRごとに

まとめ

エンディング


今回の内容の解説記事

⁠https://hataracraft.com/articles/doctor-prompt-audit


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サマリー

Claude CodeやCodeXなどのAIエージェントでは、Agents.MDやスキル、プラグインの説明が毎回読み込まれ、不要な記述や未使用スキルがコンテキストを消費する。公式ドキュメントの目安や、指示を1行ずつ精査する考え方を紹介したうえで、Claude Codeの「/doctor prompt-audit」コマンドを説明する。このコマンドはClaude Code Ver2.1.283から利用でき、不要・矛盾した指示や未使用スキルの説明を監査・修正する。実際の環境では壊れたClaude Codeの呼び出し、未使用スキル5つとプラグイン1つ、約500トークンの浪費、Agents.MDの約18%削減、計23箇所の修正が見つかった。修正量が多かったため、調査結果を文書化し、PR単位に分割して順番に対応した。

AIエージェントの指示ファイルが生む無駄
こんにちは、超実践AI論のたいちです。 今回は、クロードコードの
doctor prompt-auditコマンドで、AIの壊れた設定と、無駄な指示をきれいにする、というテーマでお話しします。
クロードコードやCodeXなどのAIエージェントを使うと、 agents.mdなどのAIの指示ファイル、作業ごとのエージェントスキルの説明、
スキルやツールを組み合わせたプラグインの説明部分が毎回読み込まれます。
全く使っていないスキルも、存在するだけで、この説明文の読み込みに、毎回コンテキストを消費しています。
コンテキストとは、AIの記憶領域のことです。
このスキルの説明文に与えられたコンテキストの枠は、全体の1%までです。
1%を超えると、あふれた分は勝手に削られます。
つまり、使わないスキルがいっぱいあると、スキルの説明文の一部が省略され、
AIが作業に応じた適切なスキルを選べなくなるかもしれないということです。
また、スキルの説明文以外にも、
Agents.MDやスキル本体に無駄な指示や矛盾した指示があると、
AIがミスをする原因になったり、トークンを浪費したりします。
公式目安とdoctor prompt-auditの概要
クロードコードの公式ドキュメントでは、
Agents.MDやスキルの指示について、
1行ずつ、これを消したらクロードは間違えるか、という観点で精査すべきだと書いています。
また、Agents.MDの目安は1ファイル200行未満です。
でも、自分のプロジェクトのAgents.MDやスキルについて、
すべての内容を精査し、
1行ずつAIにとって必要な指示化を考えるのは手間がかかりすぎます。
そこで役立つのが、クロードコードで最近リリースされた
ドクタープロンプトオーディットコマンドです。
このコマンドは、9月25日にリリースされた
クロードコードのVer2.1.283から利用可能です。
スラッシュドクタープロンプトオーディットと打つだけで、
先ほど話したクロードコードにとって不要な指示や、
矛盾している内容、使われていないスキルの無駄な説明文などを
まとめて監査して直してくれます。
実環境で見つかった壊れた設定と浪費
僕も普段からAgents.MDやスキルはこまめに操縦していますが、
このドクタープロンプトオーディットコマンドを試してみました。
すると、僕の環境にはクロードコードが4つ入っていて、
ターミナルでクロードと打ったときは、
壊れて起動しないバージョンが先に呼ばれるようになっていました。
いつもクロードコードはアプリから使っているので、
全く気づきませんでした。
でも、CodeXがクロードを呼ぶときは、
毎回この壊れた版を読んで、
自分で正しいものに解決してから作業をしていたようです。
さらに、インストールしてから1回も使っていないスキルが5つと
プラグインが1つあって、
新しい会話をするたびに約500トークンを無駄にしていました。
そして、agents.md からも無駄な指示を約18%削り、
スキルやドキュメントからも、
古くなった記述や重複、矛盾した記載などを
合わせて23箇所も直してくれました。
修正をPR単位で進める方法
僕の場合、この Dr.promptaudit コマンドの修正箇所は
かなり大量にあったので、1回に直すのはやめました。
まずは、調査結果に対して、調査結果をドキュメントにまとめ、
ドキュメントには AI エージェントが対応しやすい
PR 分割計画を含めてと指示しました。
PR とはざっくり言うと作業単位のことです。
そして、この計画を基に PR 一つ分ずつ
AI に指示をして対応していってもらいました。
導入のすすめと相談案内
あなたのプロジェクトにも、今の性能の AI モデルには
不要な指示や矛盾した内容、重複などがおそらくあると思います。
ぜひ、クロードコードのバージョンを 2.1.283 以上に上げて、
スラッシュ Dr.promptaudit コマンドを試してみてください。
プロジェクト全体がすっきりして、
AI エージェントの動きは良くなり、
無駄なトークン浪費も抑えられるはずです。
概要欄にも今回の内容を解説した記事を貼っておきます。
最後に一つお知らせです。
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それでは今日はこの辺で。
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