00:05
スピーカー 1
三角なんですって。 自分は自分の体の一番頂点だと思い込んでいる。
スピーカー 2
そう。 でも、それを今咎めようと思ったんだけど、よく考えたら
スピーカー 1
馬に乗ってる人間みたいなもんだよね。
スピーカー 2
この体を操縦している人間。
スピーカー 1
乗っかってる意志みたいな。 何をするか決めてるじゃん。
これはもう完全に三角、黒三角でいいんじゃない。
スピーカー 2
なるほど。 体は馬だと。
非品という感じですよね。 じゃあ、心というか事故というのが馬の方にあるって言う。
感情みたいな。 その辺はどうなんだろうな。その辺曖昧だよね。
スピーカー 1
主観としてはその感情も思考も全部事故に含まれてるよね。
包括されてるよね。 黒三角ね。
スピーカー 2
ままならないんじゃなかったっけ。
スピーカー 1
ままならないけども、 全然コントロールできないのが感情よ。
スピーカー 2
でもそのコントロールできなさ感も含めて、
俺が思ってるんじゃないよ。世の人はそれを事故だと。
スピーカー 1
世の人はね。 世の人は全ての感情に責任を持っている。
スピーカー 2
そうそう。そんな感じなんじゃないかな。
で問題は、現実は多分点なので、
三角と点の認識のズレが面白いって言ってるんですよ。
スピーカー 1
やっぱりズレがあるってことは、
スピーカー 2
そのズレを含めて、そのズレが面白い。
会話をするとするじゃないですか。
そうするとみんな代表だと思って約束をするよね。
スピーカー 1
でも実は、体が言うことを聞かないってことはよくあるよね。
スピーカー 2
よくあるね。
03:02
スピーカー 2
それは間違いの原因を起こすね。
スピーカー 1
約束を破ったりするわけでしょ。
そうだね。
スピーカー 2
任せてください!とか言っちゃうわけ。
うーん、やっときます。
スピーカー 1
うちの社員を総動員にしてやっておく。
でも社員は全員辞めてしまった。
スピーカー 2
お腹が痛いとか言い出すわけ。
うんこ言ってる間にタイムアップが来ると。
スピーカー 1
どどどどうしようってなって、すすすいませんって謝るのも自分なんよね。
その人は客観的に見ると、嘘ついてるように見えるよね。
そうだね。
スピーカー 2
嘘の仕組みが今解明されたよ。
そうなんだ。
スピーカー 1
代表がハッタリを言ったら嘘になるんですね。
スピーカー 2
そうですね。
2ヶ月間でロシアの基地を落としますって言ったんでしょ?
スピーカー 1
無茶だったと。そういう感じですよ。
嘘と無茶がちょっと違うね。でも支配としては一緒か。
最初から相手を騙す気の嘘と、仕方なく嘘になってしまう目測の誤りがあるよね。
たとえば2ヶ月で要塞を落とすという、最初の意気込みを言ったとしよう。
意気込み。
でも途中でこれは無理だなと思う。
で、もう一回聞かれたときに、どうなったか。
言ったと、もう少し併力をいただければ、いけます。って言うんだよね。
それならまだいいよ。
スピーカー 2
いやいけますって言い続けちゃう人もなかなかいる。
いるね。
スピーカー 1
人の前段階っていうのがあるじゃん。
スピーカー 2
あるかもね。
最初から人を騙すのが目的でっていう人はまあ少ないよね。
それがこの三角と剣のずれから生じる幅が嘘の厳選なんじゃないかな。
嘘の厳選がそれなの?なんで?
なんでそのずれが嘘になるの?
出来もしないことを言ってしまう。
06:00
スピーカー 2
天は出来もしないことは言わないの?
スピーカー 1
天はね、言わない。
スピーカー 2
天だから。天だから。
スピーカー 1
いや、よくわからないんだけど。天ってなんな?
天は揺れ動く感情みたいなものです。
だから揺れ動くのが仕事なんです。
スピーカー 2
上に行ったら喜び、下に行ったら悲しくなるだけっていう。
スピーカー 1
じゃあその予想したり進路を決めたりするのはなんな?
やっぱり黒三角がいるんですよ。
それは自分じゃない。
黒三角?
自分じゃない。それこそ。
黒三角はね、自分とも言えそうだね。
スピーカー 2
揺れ動いてる方はまあなんかうざいなぐらいじゃない?どっちかと言うと。
スピーカー 1
というわけで、黒三角が事故ということになっちゃいそうですね。このまま行くと。
なるほど。
と思ったんよね。この放送を始める前に思っちゃったんだよね、俺は。
逆転満塁ホームランをしないといけないんじゃないですか?
そうなんだよ。
逆転満塁ホームランできますか?あなた。
いや、できると言えばできよう。
さあ、はったりをかましました。後2話引きません。
スピーカー 2
これが嘘の始まりよ。
スピーカー 1
さあさあさあさあ!
嘘の始まりでいいのかな。いいので言うね。
スピーカー 2
つまり黒三角も幻想なんですね。
スピーカー 1
そうだね、全体的にね。
黒三角っていうのを一時的に作り出してるものが、店内。
ん?黒三角を一時的に作り出してる?
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
へー、その都度?
誰かと喋るとき、初めて。代表として。
じゃあ今からゲームしよっかなっていうときも?
スピーカー 2
それはなんとなくフラッと考えてる。
スピーカー 1
あんまり代表とかじゃないわけ?
責任を持たなくていいからね。
スピーカー 2
じゃあ明日キャンプに行こう。
スピーカー 1
行くと決めた後に、そのスケジュールを遂行するってなると、ちょっと黒三角っぽさが出てくる。
スピーカー 2
まあね、人呼んだりね。
09:02
スピーカー 2
一人に行くとしても、「何時に行って?」みたいな。
スピーカー 1
ただ何時に行くというのさえも、全部気持ちだけで決めたなら、
それは黒三角は必要ない。
批品に近いわけ?
批品に近い。
批品の定義が違うんつわ。
批品の定義は、黒三角あってのその部下っていう。
結局、黒三角がないと批品は別に何もない。
スピーカー 2
なるほど。
点が黒三角を作ったら批品も現れると。
なるほどね。
スピーカー 1
なにを喋ってんだお前らっていう会話になってるけど大丈夫?
もっと行こう。
これはね、俺が喋ってるんじゃなくて、黒三角が喋ってるよね。
そうだね。
責任はない。
スピーカー 2
ないね。
スピーカー 1
でも、責任はないよっていう態度っていうのは良くない。
社会的にはね。
わざわざ代表を作っておいてよ、自分で。
そしてこうやって偉そうに相手に語りかけておいてよ。
いや、それ俺じゃないっす。
スピーカー 2
責任はないっす。
養老たけしかよ。
スピーカー 1
なので、点のまま会話する技術っていうのは必要なんじゃないですか。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
難しいんじゃない?でもそれは。
なんで?
点のまま会話なんて、目的がないといけないんじゃないですか。
それがゼロラジオです。
会話には。
なるほど。
ぜひゼロラジオも聴いてね。
スピーカー 2
ゼロー。
スピーカー 1
ということで、バイバーイ。