桑田の眼とは
【シン野球トーク】 BaseBallCafe べかふぇ、7月25日以来のポッドキャストのアップとなります。
皆さんはご無沙汰しております。
はい、ということでですね、収録しておりますのは、2024年の8月13日になっております。
ジャイアンズとしましては、ヘルナンデスがケラで離脱ということになっておりまして、
この話もしないといけないとは思ってるんですけども、そちらの方は、
ジャイアンズキャスト8月号でおしゃべりしたいというふうに思いますので、何卒ご容赦ください。
今回はですね、以前からおしゃべりしたいと思っていた内容でお届けしたいかなというふうに思っておりまして、
一人しゃべりでございます。
もしよろしければ、聞いていただけたというふうに思います。
2024年の今年からですね、読売系のスポーツ新聞では、【桑田の眼】というコラムの特集があるんですね。
ここまで数話ほどアップされておりまして、それをちょっとまとめて皆さんにご紹介できたらいいかなというふうに思っての回でございます。
よろしくお願いします。
久しぶりの一人しゃべり会です。
はい、ということでですね、【桑田の眼】と申しました。
現在、2024年、桑田真澄さん、巨人では背番号18番をつけてエース角としてね、先発ローテーションを守ってたんですけれども、
この桑田さん現在56歳ということでございまして、今二軍の監督してるんですね。
この二軍のお話をですね、桑田さんが報知新聞のコラムで語ってくださってございます。
はい、これまとめておりますので、ぜひ聞いてやってください。
桑田真澄、56歳。PL学園高校出身。KKコンビでおなじみ。高校給仕でございました。
ジャイアンス入団後、背番号18番をつけてエースとして活躍いたしました。
CPB2さんが442等番で173勝しましたね。
プロ引退後は早田大学、大学院へ入りまして、2010年には最優秀論文賞、同時に理論派の野球解説者としてテレビなどでも活躍いたしました。
また東大特別コーチ、独立リーグのチームのコーチなどを経まして、2021年から巨人のコーチ陣にファン待望の入学となりました。
2024年からは二軍監督といったお仕事をされてらっしゃいます。
はい、ということで今年の春先からですね、スポーツ報知の方で桑田の目というコラムがやってございまして、現在ここまで第4回まで掲載されております。
じゃあこれを一個ずつ紐解いてまいりますね。
第1回は4月の9日でございました。
二軍の役割について語ってくださってございます。
二軍の役割は供給調整育成の3つ。
春先から調子が悪くて一軍に出れなかった秋広選手ですね。
秋広選手に対してはデータハンスタッフと科学的なアプローチでスイングを解析しているんですという風に語ってくださってございます。
秋広選手も現在8月時点でもなかなか一軍にお出ましという形にはなっておりません。
結構重傷なのかなという風に感じているんですけどもね。
続いてティマについても言及されていらっしゃいますね。
超打力という持ち味を消すことなく低めのボール玉に手を出さない占球眼を現在磨いておりますと語っていらっしゃいますね。
はい、ティマ選手現在育成契約ですね。
来年に期待しましょうね。
はい、それから戸田選手、ピッチャーですね。
課題を持ってブルペン入ってます。
あと挨拶も含めた内面に変化を感じるようにもなってきましたと語ってくださってございます。
かつてですね、野村克也・ヤクルト監督が森西武監督にですね、清原の人間形成についてちくりと言及したことがありましたけれども、
戸田選手は一歩一歩大人になってきているというような話に乗ってございましたね。
5月の14日、第2回のコラムを見てみますとですね、
二軍の役割をより明確に明かします。
4月半ばまでは供給と育成の比重が供給級対育成1だったんですって。
5月からは育成の比重を少し重くしておりました。
主に選手個々の長所を伸ばしていく練習に取り組んでおりますと。
テーマは一点をしぶとく取る、そして一点を粘り強く守り抜くというようなコンセプトで、
二軍の運営をしているといった風に感じることができます。
二軍の役割と選手の育成
そして2名の選手にスポットを当ててご紹介されていらっしゃいますね。
これは5月の話です。
まず浅野選手。長打力と足の速さの潜在能力はずば抜けているが、
大学社会人からの入団の他の選手と比べると野球能に劣る。
野球能育成を重点的に取り組んでいますという風に言ってらっしゃいました。
確かにね、めっちゃ飛ばすし足も速いんですよね。
この5月時点で浅野選手のもっかのライバルでいうと、
萩生だったり岡田だったり佐々木だったりこの辺りだったと思うんですけれどもね、
この辺とはまだちょっと差があるなというような風に映ったそうでございますね。
現在8月13日付けでは一軍に合流しております。
そして2024年のシーズンの頭からですね、ソフトバンクフォークスから加入の船越選手。
こちらにも言及しておりますね。
船越、武器は足です。
これを生かすために三振ポップフライを減らし、
あらゆる方法で出塁することができる選手に育て上げていきたいです。
ブラストという測定器を使ってスイングを数値化しまして、
スイングが投球の軌道に重なる割合を示すオンプレーン率に着目しておりまして、
インパクト率の向上を目指しております。
ここまで30%だったものが70%まで向上しておるところでございますよ。
加えて鈴木孝博二軍コーチと二人三脚で総類スキルの向上を磨いているといった現状だそうでございますね。
先ほどちょっと申し上げましたブラストですね。
ブラストについてちょっとご説明しておきましょう。
ブラスト、BLASTと書きます。
水の射精の打撃用測定器器でございます。
バットのグリップに装着してスイングすることで、
打球速度や角度、推定飛距離、スイングスピード、オンプレーン率など、
最大13項目の数値化を可能にしている機械でございますね。
オンプレーンとはミートポイントの長さ、率が高いほどミートできているというような数値だそうでございますよ。
これが5月の14日第2回の記事に載っておりました。
続いて6月25日第3回の記事を見てみます。
ミニキャンプの導入についてといった項目がございまして、
6月下旬からは戦力供給7対育成3といった割合で二軍の運営を行います。
育成の目的とは次世代のチームの大黒柱になる選手の輩出、
これをメインに二軍にいる選手を育成していくといった話でした。
そして今年の二軍での取り組みについて、
ミニキャンプというものがありますというのを告白してくださいました。
状態がなかなか上がらない選手を実戦から遠ざけ自分を見つめ直すのが目的というように語ってございます。
ミニキャンプの導入
早期の結果を求める選手の焦りに対してあえてゲームに出さない時間を作り、
自分と向き合わせ、上昇のきっかけをつかませるのが目的ということでございます。
4月には近藤大輔、オリックスから加入した新戦力ですね。
あとK鈴木、こちらも去年オリックスからの加入に戦力です。
菊地、4月にはこの3選手をミニキャンプさせたということになっているんです。
あと5月、5月はマスダリ、6月にはガイア州岡田、それから郡、この辺もミニキャンプさせました。
同時に一軍の主戦力でありました坂本駿、なかなかプレーに制裁を書いておりまして、
2軍落ちを経験しておりますが坂本選手もミニキャンプをさせたといったような記事がございますね。
なんだっけな、アンコンシャスバイアスなんていうのが言葉があるそうでございまして、
自分はこうだ、この練習が正しいという思い込みが殻を破れない原因になっているのではなかろうか。
自分に問いかけ、自分を客観的に数、的確に理解し、
これまでの自分に満足せず積極的にチャレンジしてほしいというように語っていらっしゃいました。
またこの時期にですね、右肩痛から体勢が鈍んで実戦当番、実戦に復帰した頃でございまして、
現在8月ではバリバリの苦労さえやってますけども、この体勢、
新人時代には力が通用することが難しくなるまで突っ走れ、思いっきりやれってことですね、
これと伝えたそうでございますが、3年目となる今年はより良い体の使い方を追求しようと、
桑田監督は体制に提案したそうでございます。
より効率的なピッチングフォームを完成させ、1試当番あたりの体への負担を減らすことができれば、
無理なく長く選手として活躍できる今の時期を有意義に使って将来につなげてもらいたいと、
桑田さんは語っていらっしゃいました。
確かに今シーズンはヒールアップと言われる時フォーム、
伊藤祐介選手の成長と活躍
彼は右ピッチャーですので、右足が軸となるんですけども、
1年目からずっとつま先立ちになってから、体を上昇させて、
それから体を落としていって、横からサイドスローからの豪速球を投げ込むというピッチングフォームでしたけれども、
このヒールアップをやめてベタ足になりました。
これによって僕はコントロールが改善されたんじゃないかという感じでまして、
ただ今までしなかった動きだったので体にも無理があったのかな、
怪我もありましてね、しばらく二軍で調整をしておりましたけれども、
現在は大変立派な頼りがいのあるクローザーとして活躍してくだすでございますね。
続いていきましょう。第4回です。7月26日に掲載でございました。
二軍前半戦終了時点で41勝36敗、5つの引き分けでターンを迎えた巨人二軍。
そもそも貯金3が目標だったが、結果的に5個の貯金を残すことができたそうでございます。
我々が取り組んでいることは必ず花が咲き実が成る。
継続してコツコツやっていこうとコーチ時期に呼びかけており、
先週コーチ陣がチームの方針を理解し日々挑んでおります。
二軍クローザー伊藤祐介27歳は、2021年にトミージョン手術を受けました。
今年の7月に再度支配化契約となりまして、
結果とプロセスの両方が大事と伝えてきた。
3球でワンボール2ストライクと追い込む集中力と勝負玉を決める技術力、
この2つを両立できれば一軍でも通用すると困らないぞといったような教えでですね、
伊藤選手をコーチングいたしまして、現在伊藤祐介選手は一軍で活躍しておりますね。
選手の成長を感じる一方、プロ入り後も児童的な姿勢が抜けない選手が見受けられる。
いかにプロ野球の世界に身を置いていても、児童的に上手くなるなんていうことはあり得ません。
桑田さんは一人でも多くの選手に仮説と検証、目標から逆算する思考、自分を変える勇気、これを根付かせたいと考えてらっしゃいます。
個々の課題はあるもののチーム全体としては非常に好調と言えるし、
後半戦も一軍への戦力供給と調整、チームの勝利、選手育成というビジョンの達成に向けて挑戦を続けていきたいという言葉で、
第4回の桑田の目のコラムを結んでございます。
チームの選手の循環とジャイアンツの強さ
ということでございましてですね、なかなか以前からもジャイアンズは若手が育ちにくいだとか、
せっかく育ってきた選手に対して助っ人外国人だとか、FAで獲得した選手で蓋をするなんてことをよく言われたものですけれども、
桑田さんも同じように感じてられたんじゃないかな。
現役の時もですね、プロ野球のチームたるものですね、ドライバーだけではゴルフ勝てないでしょっていうような言葉を残したことがありました、現役の時にね。
確かにあの時1番から8番まで全員呼ばんばったみたいなチーム作りもありましたけれども、
そういうことに関してね、あまり桑田さんはよく思ってなかったと思うんです。
で、おそらく2軍あるいは3軍からの配給できるような、1軍で通用できるような選手っていうのをより多く供給することによって、
そういったチームの選手の循環、選手の入れ替えとか循環とか、こういったものをスムーズにしていくことによって、
強いジャイアンスが永年的に継続されていくんじゃないかなといった考えのもとの言葉だったと感じます。
科学的な目線、医療的にもスポーツ技術的にも科学的な目線を入る中ですね、
1番ふさわしいものをチョイスして育成に、あるいはリハビリに、選手のために尽くしている桑田さんの言葉がぐっと胸に刺さりました。
かつてはこのスポーツホーチのコラムっていうのは、菅野選手がエースの品格だったかな、エースのなんとかっていうコラムをやってて、
その年は2021年か2年くらいだったと記憶してるんですけども、年間で6,7回くらい掲載された、いうようなコーナーだと思いますので、
8月時点では、現在第4回まで掲載されてございますのでね、この後おそらくもう1回か2回くらい、
桑田の目の連載あると思いますので、それも楽しみにしたいかなというふうに思います。
さあ、ということでございまして、ベースボールカフェ、べカフェ、久しぶりの一人喋りでございました。
現在鋭意ゲスト募集をかけているところでございまして、8月13日現在では2件のオファーメールを出しておりますので、
まとまり次第ですね、8月中にもう2本くらい音源をアップしたいと考えておりますので、ぜひ楽しみにしてやってください。
よろしくお願いします。深夜Qトーク、ベースボールカフェ、べカフェ、ザボでございました。ありがとうございました。
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