建築士、伊藤由美子のCozy Space、第86回。
いつもは、私がインタビューする側なのですが、
2022年5月の配信は、私がインタビューを受ける立場となります。
前回同様、インタビューをしてくださったのは、中江君博さんです。
今回は、ポッドキャストを初めて得たものや、
これから作っていきたい場についてのお話をお届けします。
では、早速お聴きください。
今回、ゲストの方、だいたい半分ぐらい初めましての方とか、
僕もう一個思ったのは、結構名古屋界隈の方が多いのかなと思っていて、
そこは狙ってるんですか?
全然狙ってないです。全く。
自分が今住んでいるのが愛知県なので、
どうしても名古屋近郊の方が多いというだけで、
自分の中では全然。
そこは別にたまたま。
昨年、僕が弓子さんと11月ぐらいにお会いしたときも、
そのときも横浜、いや川崎に出ちゃって、
今まで来られて、ついでに声かけられて。
って話し合ったんですけど、
今こうやって、なかなかリアルであるのが難しい時代にはなってるんですけど、
弓子さんの中では、今のところはあれなんですかね、
インタビューっていうのは全部リアルでやってる感じですか?
そうですね。今のところは全部リアルにお会いして。
お会いしての方がどこにいても馳せさんずるみたいな感じなんですか?
そうですね。別にそこら辺は北海道の人であっても沖縄の人であっても、
行ければ行っちゃえばいいかなって思ってますけどね。
ちなみにそうやってアポを取ったりとかもするじゃないですか、
そのときアポを取るときとかって、どんなふうにアポを取られるんですか?
基本的に今まではほぼ全部フェイスブックのメッセンジャー。
それはもともとつながってるとかですか?
つながってる人ももちろんいらっしゃいますけど、あれどうなんだろう。
でも基本的につながってたんですよね。
例えばきっかけは、きみさんのようにズームで出会いました。
そのときにフェイスブックでつながりました。
っていうのでつながってて、メッセンジャーでこういう番組やってるんで、
インタビューさせていただきたいっていうのを、やはりどうしてインタビューしたいかをさらっと。
もちろんね、何も興味なくていて、やっぱりお聞きするってことはないと思うから、
向こうのインタビューをさせていただいた方の時間を使わせてしまうので、
そのあたりは軽いラブレターみたいな感じですよね。
興味があるからお聞きしたいわけだから、
例えば具体的にこういうところにちょっと興味があって、
そのあたりとかもお聞きしたいみたいなことをさらっと書いて送るみたいな。
すごい私、今自分で言いながらすごい端的にスマッシュやってるなと思って、メッセンジャーで。
でもラブレターを送るってやっぱり相当覚悟がいると思うので、
そうかな。
軽い意味ではないのかなっていうふうに思って。
覚悟がいるって言うと大いさかもしれないですけど、
でもラブレターって言うとそれなりの思いを込めて送るわけだから、
もちろん軽いものではないのかなって思って、
そういう思いが相手の方に伝わってるんじゃないのかなって今、方から聞いてて思いました。
そうですね、たまたまかわかんないですけど、まだ私の場合まで16人なんで、
割りかし近いのかな。
でも今の。
初対面の人もいますけど、出ていただいた方につなげてもらった方も中にはいらっしゃるっていうのもありますけど、
たまたま本当に皆さん心よく受けていただけてるので。
そういう意味だと今のところあれですか、断られたこととか。
ないですね、今のところは。
打率10割です。
めちゃくちゃすごいですね。
わかんないですけど、なんかわかんないですけど、皆さんね本当に、
そうですね、皆さん素晴らしさの器が大きいんだと思います。
いやいや、でもそれに応えていただける、
ゆみこさんがやってることとか、そういうことに対しての結果なのかなってちょっと思いました。
そうですかね、ありがとうございます。
僕のイメージ、ゆみこさんっていろいろアクティブに動かれていて、
こうやって本業もやりながら、傍らでポートジャスやったりで、
この先やっていきたいこととかって、すごく人生を謳歌してるイメージがあるんですけど、
それって子供の時からそういう感じだったんですか?
さっき自分を生きてるってお話されていたと思うんですけど、
子供の時からそういう感じだったんですか?
たぶんね、もっとおとなしいイメージだったと思うんですよ、私。
子供の時は。
子供の時はおそらく、自分で考えると。
でもたぶん芯はあったと思うんですよ、自分の中に。
おとなしく、今もどっちかっていうと、しゃべらなきゃいけないおとなしく見られて、
見られがちなんですけど。
もっとおとなしいイメージで、仲良い子とはよくしゃべるけど、
そんなすごいクラスで目立ってるっていう感じではなく、
でも自分のたぶんやりたいことをやってたような気もしますけどね。
それに対して親がそんなに、なんでそれやるんだって、
すごい強くそんなに言われたことはない。
きっと親からのベースとして信頼してもらってるっていうような中で、
たぶん育ってこられたんじゃないかなとは思うんですけどね。
もうあれなんですか、ずっと愛知県生まれ愛知県育ちみたいな。
そうですね、私の場合はずっと愛知県ですね。
もうどっか外の県に、都道府県に住んだこととかも。
ないんですよ。
そうなんですね、ずっと。
別にそこもね、別に愛知県から出たくないって何もないんだよ、たまたま。
愛知県に住んでるってことですね。愛知県住みやすいからね。
そのあたりも改めて、今ゆみ子さんが実際現場にいて感じることとか、
教えていただきたいなと思うんですけど。
そうですね。今私、さっき言ったようにエンドヨーザーに設計をしているわけではないんですけど、
ただ過去にずっとやってきた中で、例えばインテリアコーディネーターも家作りに関わるし、
家の設計の時も関わりますよね。
それはもちろん全員の方じゃないんだけど、大きな買い物のはずなのに、
本当に自分の価値観どこにあるのかとか、
全く考えてこなくて、家を契約しちゃう人っているんですよ。
え?って思ってて、その若い時から。え?いいの?本当にって。
あとは例えば昔だと消費税が上がるから、早く建てた方がいいよとかっていうので建てちゃうとか、
あと大手住宅メーカーにいた時は、ここがどこの会社がわかんなくて確認される時もあるんですよ。
これってなんとかハウスだっけみたいな。え?と思ったりとか。
今ちょっとわかんないですよ。時代がそこからだいぶ変わってるから。
本当にいいの?ってずっと思ってたこととかがあって、
自分たちの家だよねっていうのを自分の中でずっと疑問で、
そもそもじゃあ家を作る上で自分たちはどうしたいのかっていう考える時間を持ってた方がいいよなっていう。
自分の価値観どこにあるのか、家族とどう暮らしたいのかっていうのをちゃんと擦り合わせた上で、
そこから自分が本当に新築住宅を建てたいのか、家を建てなくてもいいんじゃないか、賃貸でいいんじゃないか、都会なのか、いのかなのかとか、
そういうところが身近に考えられてて、そこからのスタートじゃないかなって思ってるところがあって、
そういった疑問から多分今にちょっとつながってるのかなっていう。
価値観とか自分がどういう家に住みたいのかとか生活ライフスタイルとかにもつながってくると思うんですけど、
それがうまくいってる人たちっていうのは、ゆみ子さんから見てても、やっぱり自分の価値観とかが明確になってるとかそういうことですか。
そうですね、やっぱり打ち合わせに来る前に、例えば自分でイメージ写真みたいなのあるじゃないですか、
例えばインテリアのとか、小物がこういうの好きとか、そういうのを一つのブックにして、
そういう写真を貼り付けてきて、私こういうの好きなのっていう人はやっぱりね、
こっちもわかるじゃないですか、こういうの好きなんだ、じゃあこういう感じがいいんだっていう大切にしてるところを抑えれるんですよ、こっちも。
そうするとやっぱりスムーズ、擦り合わせが最初にできてるので、それが全くないと、
こっちもとにかくこれがいいと思いますって提案していくしかないじゃないですか、それがはまればいいんですけど、
その中で会社員だとどうしてもお互い選び合えない担当を、基本会社から言われた担当配分で打ち合わせする。