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やわらかいほうのごたく。
養成書士応援ポッドキャスト、やわらかいほうのごたく、KAZUです。
今日は、民法第750条ですね。
夫婦の無事。夫婦は婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の死を称する。
ということで、今議論が起きてます。夫婦別姓制についてお話ししたいと思います。
朝ドラの虎に翼で、この第750条、夫婦は婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の死を称するということが、
ドラマの中でですね、主人公がちょっと意見をしたところで、こういう形になったというような描かれ方をしておりました。
教授、結構偉い先生みたいな人が出てきて、家族がバラバラになるみたいなことを言ってて、
主人公が、じゃああなたの息子が奥さんの姓を名乗ったときに、あなたの息子さんはあなたに対して愛情を全く抱かなくなるんですか、急にみたいなことを言ってたということですね。
夫婦別姓制、選択的ですね、夫婦別姓制ということが、ドラマの設定から80年近く経過して、今検討されているということで、法務省のホームページを見てみますと、
夫婦別氏制度、別氏制度ですね、別氏制度とはということで書かれています。選択的夫婦別氏制度と呼んでいます、法務省では。
現在の民法の下では、結婚に際して男性また女性のいずれかの一方が必ず氏をですね、名字を定めなければなりませんということで、現実には男性の氏を選び、
これが96%ぐらいらしいですけど、女性が氏を改める例が圧倒的多数です。女性の社会進出に伴い、介氏による職業生活上や日常生活上の不便不利益、アイデンティティ喪失など様々な不便不利益が指定されていたことを背景に、選択的夫婦別氏制度の導入を求めるという意見があります。
法務省としては、国民の理解のもとに進められるべきものと考えております。ということで、法務省のですね、世論調査の結果、令和3年度に実施したものでは、現在の制度である夫婦同性制度を維持した方が良いが27%。
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維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度は設けた方が良いが42.2%。選択的夫婦別氏制度を導入した方が良いと答えた方が28.9%になっております。
司法の判断というところで言いますと、最高裁判所大法庭では、平成27年と令和3年に2度にわたり、夫婦同氏制度が憲法に違反していないというふうに判断をしています。
最もこれらの中で、いずれも選択的夫婦別氏制度に合理性がないとまで判断したものではなく、夫婦の維持に関する制度の在り方は国会で論ぜられ、判断されるべき事柄に他ならないというふうに、国のほうに裁量を委ねているという形になっています。
ちょっと反対。僕はですね、賛成なんですけど、一つはやっぱり女性、女性というか性、苗字を変える人の変える側のですね、負担がやばいっす。通帳でしょ。
今はもう携帯とかもいろいろあるけど、通帳でしょ。免許証、パスポート、マイナンバーカードもあるし、クレジットカードとかですね。
なんか、ああそうやったって。忘れた頃にこれ変えてなかったみたいなのがあるし、しかも基本的にそういうのって行政サービスって土日休みじゃないですか。だから平日休みを取ったりして、変えに行かないといけないので、警察署行って、区役所行ってみたいなことをやらないといけなくて。
やっぱそういう負担が大きいし、その負担いらんやろっていうのが一つと、あんまりあるんですけど、3人に1人は離婚している、3組に1人は離婚しているという、今の日本の現状の中で。
じゃあ一旦変えました。手続きしました。じゃあ離婚するんで元の精鋭に戻りますって時に、また同じことを強いられる。で、またいい人ができて結婚したら、またみたいなことが起きるんですよね。
これが、しかも96%が男性の無事に変えているということなんで、基本的には女性がその被害を被ってる、めんどくさい状況を被ってるということです。
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だから、国会で議論するじゃないですか。したらもうほんとおじいちゃんみたいな人たちが、しかも男ですよね。男の人。だから1回も自分の名字を変えたことがない人たちで議論するから、そんな大した手間じゃないでしょうと。民法でそういうふうに定まってるんだからしょうがないでしょうみたいな言い方とか。
反対派の意見でびっくりするのが、家族の一体感が出ないみたいな。それは、名字が違うからとか、同じだからとかいう話とはちょっと別の次元。民法が変わったから家族の一体感が出ないっていうのは、それは違うでしょうと。
民法の法律をですよ。法律の条文を意識して生活してる人間なんてほぼいないでしょうと。今回選択制ですので、選択制夫婦別自生党なので、旦那さんの名字に変えてもいいんですよ、別に。今までどおりで。選択として変えなくてもいいんですよ。
だから、絶対変えるなみたいなことは言ってないんですよね。絶対別姓制で通せみたいなことは言ってないのに、別姓になったら別姓になったらとか、離婚されるとか家族の絆がバラバラになるっていうのは、それ同姓でも結局10年後には離婚されるんじゃねえのみたいな話、議論なんですね。
じゃあ、夫婦別自生党を導入してる別の国は家族バラバラなんですか?みたいな話ですよね。それはそれで失礼なんじゃないっていう。日本は夫婦同姓制だから家族が絆が強くて、他の国は別姓制も導入してるところもあるし、例えば一多再生とかもあるけど、
そこは家族がバラバラで、家族としての意識が薄れていてっていう感じなのかなっていう。もうね、3組に1人が離婚している時代に、現状の分析もないままに、法律が変わる、条文が変わる。
しかも婚姻に関するところで、名字、ご先祖様から引き継いだ名字、みたいなところが変わるから、大変なことだこれは、みたいなことを言ってるけど、いや、そんなにインパクトあるよ、みたいな。選択的ですよっていうのをですね、ぜひ反対してる人に伝えてあげてほしいですね。
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選択的なので、どっちでもいいんですよ。あなたがそう言うなら、同姓制にしてあげましょうでもいいし、いやいやもううちは別姓制でいきますと。めちゃくちゃどっちでもいい。これは何の不利益もないような気がしますね。
なんか、論点がずれてるなと。社会、生活上ですね、すごく不利益をこう思ってる、どちらかがその性を変えると決めた方がなってるので、不利益をこう思ってるので、そこはもう変えりゃいいじゃん。
選べるようにすりゃいいじゃんっていうだけなんですよね。選べる。別に全然あなたの名字になっていいよって人ももちろんこれからもいるだろうし、便宜上ね、もうこのままでいきましょうということでもいいと思うんですよね。
家族の絆側とか言ってるけど、僕子供の頃にすごく疑問だったのが、母方のじいちゃんばーちゃんの名字違うじゃないですか。え、なんで?なんで違うの?って聞いたことがあるんですよ、子供の頃に。
結婚したらお父さんの名字に変わったんだよっていう説明を受けるけど、変なの?って思ってたんですよね。じゃあ名字あいつら、じいちゃんばーちゃん名字違うから家族じゃないって認識するかって子供がね、認識するかと言われたら、ただの遠くの方に住んでるじいちゃんばーちゃんっていうだけじゃないですか。
自分の家族の中のカテゴリーの中の意識の中には入ってきてるので、それが今度両親の中で親の中で起こるってだけで、なんでお母さんとお父さん名字違うの?
なんか仕事で便宜帳、便宜帳って子供に言っても伝わらないけど、仕事でいろいろめんどくさいとか手続きめんどくさかったから変えただけだよ。え、じゃあ僕の名字どっちなの?どっちがいい?みたいな。お父さんの方名乗っとくかなのかわからないですけど、そんな夫婦で決めりゃいいって話じゃないですか。
外野がやんやんやんや、子供が名字が決まらない人とか、兄弟で名字が違ったら混乱するとか。そうかって僕は思うんですよね。で、まあ里親里子制度みたいなのもあるし、全く両親として入ってくるときに名字変わりました。
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じゃあ家族じゃないんですか、我々はっていう話になるので、法律の選択的夫婦別自制度を導入しようとする、まあ変更しようとする狙いと反対派が懸念してるものがめちゃくちゃずれてるなって思うんですよね。
すごく感情的というか、そこじゃねえんだよなみたいな。だからもう一回ですね、国会議員の人みんな名字変えてみたらいいのにって思うんですよね。一回変えたらもうめんどくせえってなると思うんですよ。
これめんどくせえわ、もうこれないほうがいいわみたいな。しかも今あれですよね、女性は免許証にカッコ書きで旧姓を書いたりできるんですよね。だからもう意味ないじゃんみたいな。追跡できないとか言ってたけど、書けるなら一緒やんみたいな話じゃないですか。
逆にマイナンバーカードとか絶対追跡できるよみたいな話なんで、そういう制度を作れば問題ないでしょうみたいな。選択的じゃないですか。別に必ず結婚しても夫と妻の名字を分けろ、絶対分けろって言ってるわけじゃなくて、
どっち選んでもいいよって言ってるんで、反対派の家族がバラバラになるとか、夫婦は同姓じゃないといけないんだみたいな人は、じゃあ結婚するときにうちは同姓でいこうぜって話せばいいんじゃないかなと。別姓性がいい人はうちは結婚するけど別姓で選択していいですかね。
結婚する者同士で話し合えばいいだけで、現状の絶対どっちかの性を名乗らんといかんとですよねっていう、強制的にどっちかは名字を変えないといけないっていう状態の方が変じゃないかなと思うんですよね。
よくそこは選択肢増えるで、誰も不利益をこむらないというか、反対派の人がお父さん、おじいちゃんおばあちゃんが、いやいやもううちの苗字はね、由緒正しきって言って、苗字由緒正しいとか言うけど、
江戸時代は庶民が苗字を名乗ることなんてなかったじゃないですか。明治から始まってるんだから、由緒って言ってももう、よくわからんままつけた明治になったんで、苗字名乗っていいですよみたいな感じで、その地域とかの土地柄とか、うちは実は天皇に縁があってとか武士でとか、
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適当に言ってつけた由緒ですから、明治時代から始まった150年60年ぐらいのものじゃないですか。まあまあそれにこだわってもいいんですよ。こだわってもいいけど、うちは許されんの。
同性で生きなさいみたいなことがあるかもしれないですけど、それはもう、その家族で話し合えよっていう話で、現実に不利益をこむってる人たちがすさまじい量生まれてる中で、なんでこんな反対するのかなっていう。
別に、結婚してないから家族じゃない。赤入ってないから家族じゃないっていう、もう時代でもないし、逆に赤が一緒でも、なんですか、熟練離婚じゃないけど、いつかこいつと離婚してやるって思って一緒に生活してる人たちだっているんで、
それは法律の条文とは全く関係のないところで、頑張れよっていう話であって、うまいこと家族経営やっていってくださいよっていう話であって、条文としては選択的ですからね、何回も言いますけど、
どっち選んでもいいですよと。別に夫と妻が別でもいいし、一緒になりたいなら一緒になってもいいですよっていう、選択肢を与えてるだけなんで。
現状の民法の条文にこだわって、相手の選択肢を潰そうとするのがよくわからない。自分たちは同性がいい。はい、わかりました、どうぞ。でも別姓は許されない。
なんで?ってなるんですよね。いいじゃん、向こうの家庭は別姓を選んだんだから、それでいいじゃん。家族がバラバラになる。いいじゃん、それでバラバラになったってあなたの家族には関係ないんでしょうもんっていう。バラバラならないかもしれないじゃん。向こうは納得して別姓なんだから。
なんで反対するの?っていう感じなんですよね、印象としては。何が問題なのか、反対してる人の意見聞いても、そこじゃないんじゃないの論点っていうところばっかりがピックアップされるなっていう風に思ってるので、
選択的ですので、今回の70年80年前の朝ドラの状況、家族がバラバラになる。君たちはわかっているのか?みたいなことを言ってるのが、いまだにいるんだなっていう風に、
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ドラマを見ながら、これさーって、昭和から、今令和になりましたけど、変わってないんやね、みんなの感覚。みんなの感覚っていうのも変ですけど、反対する声の大きい人たちの、変わらないんだなと。
何を懸念してくれてるの?と、朝ドラの主人公が言ってたんですけど、大きなお世話でございますと。本当にそうだなと思いますね。
夫婦別姓、別氏姓ですね。さっさとやっちゃえばいいのにと。今まで生活してて民法とか憲法とかに、あんまり意識して生きていくことないはずなのに、急に変わるってなった議論が盛り上がってきたら、
いやいや、日本が大事になるみたいなことを言い始める。でも、変わったところで、家族との付き合い方とかコミュニケーションの取り方って、法律が、民法が変わったから劇的に変わるってことはないと思うんですよね。今までそんな意識してないのに。
でもこれですごく本当に、名字を変えなきゃいけなかった人は、本当に手続き、面倒な手続きから解放されるので、本当に選択的で僕はいいんじゃないかなというふうに思ってます。
選択的なんで、さっさとやれよと。いつまで議論するんやっていうふうに逆に思っております。
行政法、つまんない話が続くと思いますので、ちょっと間に一個アサドラを見た感想ということで入れておきました。
以上、聞いてる暇があったら勉強したほうがいいよ、柔らかいほうのごたく、カズがお届けしました。
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