00:01
おはようございます、ゼロトピックです。
僕が最近激推ししているポッドキャストがあって、それがコテンラジオというポッドキャストです。
何が面白いかというと、歴史にすごい長けた株式会社コテンという会社を経営されている
2人のメンバーと1人のMCの方が、特に人のストーリーにスポットライトを当てて深掘っていくという
そういう内容なんですけど、これが長年の人の営みの普遍性を理解するとか
あとは、歴史って個人的にはすごい苦手な科目だったんですけど、その面白さに気づかせてくれたり
あるいは自分の経営スタイルの問題に内政的に気づくことができるという意味で
ものすごくいい機会をもらっているなと思っています。
その中で200本くらいポッドキャスト自体は上がっていて、それをシリーズごとにYouTubeのほうだとまとまっているので
それを追っかけて今聞いているんですけど、すごい良かったなと思うのが2つシリーズであって
1つは諸葛亮光明という、自分も好きな三国志という時代の、すごい短い時代の
諸葛亮光明の話と、後はホロコーストというか、第二次世界大戦を引き起こすきっかけとなったポーランド侵攻だったり
当時のドイツの独裁者として君臨していたヒトラーという人のストーリーを
計8回とかずつ、十何回くらいかけて追っかけていくっていうのが、すごい良かったなと思っています。
この2人の人間の名前については、たぶん誰でも知っているものだし、
あとはこの2人がどういう人だったかっていうのは、結構いろんな歴史物の本とか、あるいは漫画とかでも学ぶことができるかなと思うんですけど
結構その中でも、なかなか自分一人で読むことができないような、
あとこの全然時代が違う2人を見ていても、すごく共通する一つのことが言えるなと思って、
今日はそれをちょっと話そうかなと思いました。
その共通項って何なのかっていうと、結局人が輝くというか、人が大きな影響力を持てるかどうかっていうのは、
その人の影響力というのは、その人がどのような影響力を持てるかというと、
結局人が輝くというか、人が大きな影響力を持てるかどうかというのは、
その人の強い個性と周りの外部の環境、要は市場ですよね、が強く結びついたとき、
しかも環境というのはものすごいスピードで変わるので、
例えば20年、30年、そういうスパンはフィットがあって高い影響力を発揮できたとしても、
結局その個人の影響力というものに依存した状態だと、
その影響力の範囲というのは外部の環境の変化とともにすぐに絞んでいくというのが、
03:00
この2人の人物を見ていると透けて言えることなのかなというふうに思っています。
ちょっと2人を簡単に、僕の理解で話すと、
諸葛亮功名というのは、先ほどお話しした五感の時代の後の三国志という時代に
活躍した人で、極めて努力の人なんですよね。
ものすごい切れ物で頭も優秀で、めちゃくちゃ山にこもってずっと勉強してみたいな中で、
すごい優秀な人間だというふうに周りからも認められているんですよね。
こういう時代にそういう人材って、例えば名のある人の下に私を雇ってくれとか、
あるいは逆にオファーが来て、いろんなところに散っていくんです。
彼の周りの人間でも、その当時だと、例えば曹操あるいは袁紹という大きな勢力が周りにあって、
そういった人物の下に、俺は曹操のところに行くわとか、
俺は孫権のところに行くわみたいな形で散り散りになって、自分の身を立てていこうとする。
そういう中で彼は基本的にはひねくれ者ではないんですけど、
多分そういうところもあったと思うんですけど、安気に長えないというか、
そういう場所に行くことをよしとせずに、自分の影響力が最も大きく出せるものは何かなというのを、
やっぱり長い時間かけて探したんですよね。
そこで有名な劉備の参考の例というんですけど、
劉備が3回彼の元を訪ねて誘って、それに応えますよという形で、
劉備の、劉備玄徳という人の元に行く。
劉備というのはめちゃくちゃ戦争が弱くて、領土を取るというのはすごい下手だったんですけど、
彼には器があるというふうによく言われていて、
曹操というのは今のスタートアップでいうと、日本だとメルカリみたいなめちゃくちゃ優秀な人間だしめちゃくちゃ強い国、
しかも極めてよく考えられた国を受立して、ものすごい多くの優秀な人材も集まっている。
故に、なかなかある国ではエース級の人が、曹操の国に行くと、
エースどころか下川南波部みたいなこともあるぐらい、ものすごい人材の厚みが深くて、国として優れている。
彼自身もカリスマだし、努力家だし、ものすごい才能を持っているみたいな人なんですよね。
だけどやっぱり曹操は、ものすごい厳格な人間で、法に対してもすごく厳格だし、
自分の使命に対しても厳格なんで、弱みを見せないみたいな人間だったというふうによく言われています。
という中で劉備は全くその逆で、そもそも造りを売っているような村の人間で、
劉っていう姓が、もともと劉邦っていう漢っていう国を建てた英雄と同じだから、
俺はイケてるんだみたいなことを言っている程度の、本当に村のやさぐれたあんちゃんみたいな感じのとこからスタートするんですけど、
06:04
曹操がヒカリだとすると、劉備は闇みたいな、陰と陽みたいな関係があって、
やっぱり曹操のところにはいけないっていう人が一定出てくるんですよね。
そういう人たちが劉備のもとに集まるっていう。
だけど、やっぱりみんな古典ラジオの中では農勤って表現されてたんですけど、
やっぱり優秀な人っていうのはなかなか来なくて、
中川が国として強くなるとか、あと彼自身が流浪のための時代も長かったんで、
国を持つってこと自体がなかなかできなかった。
そういうところに最終的に3個の例を通じて諸葛亮が行くんですけど、
諸葛亮が入ってからっていうものを、
彼が天下三分の計みたいな計画をくわだてたりして、
簡単に言うと、劉備を一大勢力である曹操とか、あるいは孫権っていう三国志っていう、
3つ並び立つようなレベルまで押し上げるっていうことをしたんですよね。
その中において、彼の働き点は重大無尽で、
それこそ戦争に強いっていうだけではなくて、いわゆる祭りごとというか、
内政もしっかり見たり、人材獲得もしたりっていう、
会社経営全般を劉備から委託してやっているような状態。
一人でオールグリップしてたみたいなところがあったんですよね。
これはやっぱり諸葛亮自身が自分の身を立てたいとか、
自分の影響力をしっかり発揮したいっていう思い、
あとはそのためにずっと研鑽を積んできたっていうストイックな側面と、
あとは劉備っていう、何かができるわけではないんだけど、
多くの人を入れ込める器。
あとは逆にだらしないとか、そういう部分。
そして、義っていう曹操が経営する国で、
後っていう孫権っていう、後も名門で、曹操も割と名門手で、
義が最も当時は中華を制覇するんじゃないかっていう勢いがあった。
そこに並び立つぐらいの職に慣れたのは、
職なんて全然しょぼしょぼの国だったんですけど、
そこに並び立つっていう、アンダードックな中で這い上がってくるっていう、
その環境っていうのがすごく諸葛亮とマッチしたから、
職は伸びたっていうふうに思ってます。
というところで、劉備っていう人がいて、義5っていう周りの環境があって、
極めて強い論点をフォーカスして頑張っていかないといけないっていう、
職の環境に彼の諸葛亮の性質がマッチしたから、
すごく国としても人としても成り上がることができた。
ただ、職自体は30年ぐらいの歴史ですぐ閉じちゃうんですよねっていうのもあったりして、
そういうのが歴史の儚さだなとか思います。
対してヒトラーっていうのは、いわゆるホロコーストみたいな、
彼がしたこと自体っていうのは歴史的に肯定されるべきものではないんですけど、
09:03
彼には強烈なナショナリズム、やっぱり国への愛みたいなものと、
他国への怒りと、あと私欲が全然ないんですよね。
本当にやっぱりメッシュ方向じゃないですけど、国のためみたいなナショナリズム。
そして最後ほとんど戦略性とかスキルとか全然なくて、途中はニートなんですけど、
扇動力というか、人を煽ってその気にさせたりする力っていう、スピーチ力ですね。
っていうものが備わってて、これがドイツっていう国が置かれた環境とものすごいマッチしたっていうのが、
その後のポーランド侵攻だったり、第二次世界大戦だったり、ホロコーストだったり、
そして最後の自殺まで一貫して結びついていくっていうふうに思ってます。
ヒトラー自体は生まれた時からお母様からすごい愛を受けて愛してるっていうような表現をしていて、
父親からは大罰を受けていた。本人はアートが好きだったけど、大した努力もしない。
本当にニートで、努力もできないし、スキルみたいなものもないみたいな人だったらしいんですよね。
という状態で、彼が30歳くらい前にニートしていて、第一次世界大戦に兵として徴収されて参戦するんです。
その時に伝達兵という役割をやるんですよね。
第一次世界大戦の時ってフランスがドイツを二度と立ち直れないようにいって、
母国にするというか、多額の賠償金で国家を弱らせて、ルール工業地帯っていう主要な労働場も占領して、
それによってドイツっていうのは失業率も急増するし、自殺もすごく増えて、国として本当に沈んでいく時代。
なので国民の怒りだったりっていうものが、諸外国に向けた怒りがピークに達している時代です。
ヒトラーは伝達兵を第一次世界大戦の時に勤めていて、そこでやっぱりナショナリズムについて語りかけて、
周りの人に意思を伝えていくとか、気持ちを盛り上げて、扇動していくっていう能力を見出されるんですよね。
そこからいろいろあるんですけど、スパイとして活動したりとか、いろいろあるんですけど、
最終的に彼は民主主義っていう、ドイツは民主主義国家だった近代国家として成立していたのに、
その中で禅、要は首相から独裁権を譲り受けるっていう、まれに見るというか、ただ一人なんじゃないですかね、
という形で民主主義の中で初めて独裁っていうものが受立したのが、彼の中で起きた環境なんですよ。
その中でもやっぱりペップトークというか、人を扇動する能力がすごく高くて、
それが国民の怒りでドイツが置かれた環境ってものとめちゃくちゃフィットしたんで、
政治の能力とか才能とか戦略性みたいなものも、その後の動きを見てるとわかるんですけど、全然ないんですよ。
12:04
例えばフランスをその後占領して、外戦門前にドイツ兵が並ぶみたいなものをやった後に、
イギリスに攻めてそこで失敗したのがきっかけで、最終的にはその後ロシアの侵攻も失敗するし、
ユダヤ人迫害みたいなものも白日のものに晒されるし、最終的に失敗して最後は自殺を選ぶっていう長いになって、
時代で求められた、環境で求められたものと、たまたま彼が一つだけ持っていたスピーチ力というか、
扇動力がマッチした瞬間に大きな影響力を天から預かったような、
それが良くも悪くも彼の人生を決めたっていう。
彼自身も国のトップとしてついた時間はすごく短いし、最後はすごく寂しい最後を遂げるし、
あとはホロコーストみたいな重大な事件みたいなものについても、
彼が作った、国がやったことなんですよね。
彼がやったって言い切れない部分が結構あるなっていうふうに、
この辺りはぜひ古典ラジオさん聞いてもらえるといいなと思うんですけど、
彼も時代で求められてマッチして影響力がすごく大きくなったっていう人なんですよね。
こういう例がいともあがないというか、たくさんあるんですよね、歴史を掘っていくと。
逆にそうじゃなくて、長く政権を長期に自立したものって、
例としては完全なコープレートガバナンスを築いた器にしか起きてないんですよね。
一つは理性民っていう、大層理性民っていう、
僕がポッドキャストの初めの方で取り上げた上岸西洋っていう本の、あの時代の話だったり、
あるいは徳川政権、400年ぐらい続いた江戸幕府、
400いってないか、250とか300とか、
そういうすごい長期の政権を築けたっていうのは、
その中での腐敗っていうのはやっぱりあれど、
結局そういうガバナンスを作れたっていうことに依存するのかなっていうふうに思ってます。
こういうことが自分が創業者として何を学べるかっていうと、
やっぱ身を立てる時っていうのは、やっぱ影響力をどうやって発揮するかっていう戦いだと思うんですよね。
だからこのマーケットにどうやって自分をフィットさせていくかっていう話はすごい重要。
だけどその後、社会のインフラになっていこうと思うんだったら、
やっぱりガバナンスの効いた器を用意していかなきゃいけないっていう、
その二面性が求められるっていうのが面白い点でもあるし、
歴史から学べるところかなっていうふうに思いました。
僕自身がそんなに歴史に明るくない中でも、
コテンラジオさんを何回か聞いただけで、
この外しさが得られるというか、勉強になるものなので、
ぜひお勧めさせていただきたいなと思います。
15:01
今日はそんなところで。