2022-11-19 04:50

2021-04-21 - 鼻先を人工物で形を整えるとヤバい理由

2021-04-21 - 鼻先を人工物で形を整えるとヤバい理由

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はい、続いてのご質問です。
しろはさんからのご質問です。
いつも動画を楽しく拝見させていただいております。
私は鼻の手術を検討しているのですが、
ルフォーをした関係、どこへ行っても六難骨での手術を進められますと。
そんな時に、ふと、流鼻術、鼻を高くするやつね、
プロテーゼが使えるのに、鼻先は自家組織以外を使うことができないのかという疑問を持ちました。
厚さや硬さ、プロテーゼなら患者の要望に答えやすいのではないかと思ったのですが、
ご存知だったら教えてくださいということで、ご質問いただいています。
しろはさん、ご質問ありがとうございます。
えーとですね、これはですね、
今日の質問としてはですね、
要するに鼻先を人工のもので作れるのかどうかという話なんですけども、
この答えはですね、既に歴史的に答えが出ていまして、
鼻先までですね、やっぱり人工のもので作れた方がいいじゃんっていうので、
かつて流行ったのがL型プロテーゼですよね。
ここからここまで、プロテーゼ全部ここまで作りますと。
L型プロテーゼはやっぱりその後問題がたくさん出てしまったんですね。
アイチャージンの場合には鼻先の高さが欲しいので、
当然こうやって置いてあげたらいいじゃんっていう風になるんだけど、
だんだんだんだんプロテーゼが上がっていったりとか、
力に負けてこう曲がってしまってグニュってなったりとか、
鼻先から破れたり、鼻の中から破れて出てきたりとかっていう風な、
なんぼ組織のトラブルが起きたと。
じゃあ今、I型のプロテーゼになって、
この鼻先は自分の組織で作りましょうっていうのが大きなメインステーになってきている。
なんでなの?っていうことなんですけども、
結局ですね、実はですね、お鼻の話をするときに、
上3分の2と3分の1を分けて考えましょうっていうのをよくお話をするんですけども、
この苗字と名前みたいな話をします。
せーとなーみたいな。
この苗字のところっていうのはあんまり変わらへんのですよね。
バリエーション知れてるんですけど、
鼻先、ここ、名前の方はですね、
要は何でもありというかですね、
ものすごく動く場所なんですよ。
可変性が高い。
で、普段の生活でもこの鼻先のこの辺って覚えてる?
結構動くんですよね。
触ってるんですよ。鼻噛むのもそうやし、ぶつかるのもそうやし。
ここってあんまり当たらへんし、動かへんしね。
そもそも骨やし。
というところで、
結局その生活の中でどれぐらい動く場所なの?っていうのがポイントになってくるわけです。
人間の体ってね、基本的にはね、
めちゃめちゃ合理的にできてるんですよ。
要は歴史の中でこうあった方がいいだろうっていう風な形で
やっぱり進化してきてるっていうのがベースにあるので、
わざわざ鼻がですね、
この上の方だけが骨で、
ここだけ軟骨でできてるっていうこと自体が、
ある意味答えなんですよ。
つまりどういうことかというと、
要はここまで骨でできてしまってると折れやすかったりとかですね、
やっぱりそのスキントラブルを起こしやすいからこそ、
わざわざ鼻はですね、
この鼻先の部分だけが自分の組織も軟骨でできてるというようなことになってるわけです。
なので、手術で形を作っていってあげる場合にもですね、
この部分の考え方とこの部分の考え方っていうのを
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ちょっと分けて考えてあげないといけなくて、
この鼻先の部分っていうのはよりストレスがかかる。
ぶつかったりとか曲げられたりとか、
いろんなストレスがかかるという風な場所として、
人工のものを使わない方がいいよという風な
基本的なコンセンサスが得られているということなんですね。
一方で人類もですね、
何とかしてこの自分の組織じゃないもので鼻先を作ろうとしてですね、
溶ける糸やらですね、
溶けるプレートやらですね、
なんやったらその軟骨もですね、
人の軟骨、動物の軟骨とかいろんなものを試してきたんですけども、
ほとんど全てがですね、やはり拒絶されるというかですね、
この鼻先に自分の組織じゃない固いものを置いてしまうと
壊れてしまうというのがあるんですね。
ちなみにですね、鼻を作るのに
自分の骨で鼻先まで作るという手術も当然あるんですけど、
軟骨じゃなくて骨。
これはやっぱり骨折しやすかったりという風な問題が起きるんですね。
なので、やっぱりこの歴史の中で証明されている
この辺の柔らかさというのが
体がそれを求めているということは、
それに応じてですね、手術もですね、
合わせてあげないといけないというようなことになります。
ということで、しばさんのご質問に回答としてはですね、
やはり鼻先の部分というのはストレスが高い部分なので、
そのストレスに勝てるようにですね、
自分の組織で作ってあげた方がいいよということになってくるわけですね。
参考にしてみてください。
以上です。じゃあね。
See you.
Let's start. Let's sing.
必ず光射すから
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