1. アラサーゲイの吠えたいラジオ
  2. [咆哮NO.053]セーラームーンは..
2024-03-31 27:43

[咆哮NO.053]セーラームーンは私のバイブル

●90年代、アニメ界に改革を及ぼした二つの作品 ○漫画版とアニメ版について ●当時斬新だったセーラームーンの設定 ○無印の設定解説 ●第45話、ストーリー解説 ○物語は、最終決戦へ…!

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00:02
今日のハイライト
平たく言うてしまうと、セーラームーン以外の仲間が一人ずつ敵と相打ちになって殺されていく
吠えラジオ
あなたの、あなたの、あなたの、あなたの、あなたの、あ、間違えた!
あなただけの芸人も、東風亭ウルフです。
ハーオー!
アラサーゲイの吠えたいラジオでは、時折、番組内で強烈な暴言を吐き捨てることがございますが、
負け犬が吠えているだけでございますので、かわいそうにと憐れんであげてください。
寄り添ってあげると、多分ちょろいです。
今回はですね、セーラームーンは私のバイブルと称して、セーラームーンについて語ってしまおうと思っています。
実は、セーラームーンの話を僕の番組で取り上げるのは、今回で2回目でして、
吠えラジになる前の番組でね、セーラームーンの話をしたことがあるんですね。
なので、今回はそのエピソードのリメイク版、拡張版としてね、新たに吠えラジで話していきたいと思います。
セーラームーンといえば、世界中にファンがいるモンスターコンテンツなんですが、
なぜそんなにも世界中の人から愛されるのかということなんかをですね、僕の考察とともにお話ししていきたいと思います。
まずですね、90年代はですね、90年代前半と90年代後半にアニメ界を牽引する作品がそれぞれ一つずつありまして、
今のアニメ界にも大きく影響を及ぼしている作品でもある、その一つが美少女戦士セーラームーンなんですね。
もう一つは何だと思います?言うまでもないですね。新世紀エヴァンゲリオンですね。
これが後半にあたるものですね。前半はセーラームーン、後半は新世紀エヴァンゲリオンですね。
そのセーラームーンはいわゆる原作派とアニメ派と呼ばれるものの派閥がありまして、初回放送当時僕は2歳だったんですけど、
僕はセーラームーンのアニメを見ながら主人公であるウサギちゃんとともに成長し大きくなりました。
セーラームーンはですね、漫画版とアニメ版が同時進行で発表されて作られていたので、
基本的なストーリーやメインキャラは同じなんですけど、展開自体はもう全くの別作品になっているんですね。
漫画版というのは月間連載なので年間12話しかやらないんですよ。
でもアニメは毎週なので年間50話近くやってるんですね。
ただセーラームーンを世界的に人気なコンテンツに押し上げたのは、
この原作だけではなくアニメの影響がとても強いというふうに僕は考えています。
僕が旧アニメのセーラームーン派ということもあるんですけれども、
クリスタルエターナルコスモスの新アニメ版はですね、
クリスタルシーズン3くらいからかなり原作と旧アニメの中間を行く感じでバランスはいいんですけど、
やっぱりね旧アニメのギャグとシリアスと厚さを程よいバランスで散りばめてくる感じっていうのには、
新アニメ版はとて勝てないなというふうに僕は思っています。
話を戻してですね、セーラームーン初回放送の当時、
少女漫画に戦隊特撮物の要素を加えた作品というのは存在していなかったんですね。
03:05
だから原作者である竹内直子先生が作り出した、
守られる女の子ではない女の子像、戦う女の子像というアイディアはとても画期的だったわけなんですよ。
ほんまにね、大まかなストーリーやキャラ設定が一緒というだけで、
アニメ版は原作のベルバラみたいな目キラキラみたいな絵柄を元に、
お茶の間受けするキャラクターデザインへと変更されていますし、
内容もシリアスな展開ではなく、基本お気楽ギャグ路線へと変更されてるんですね。
なのでね、このギャグ要素が嫌だという原作派の人たちもいますし、
アニメ派の人からしたらちょっとシリアスすぎて物足りへんっていう声もあったりはする。
そうやって派閥が生まれてるんですよね。
当時の90年代の少女漫画やアニメって、
あくまでも恋愛絡みのみに終始するものが多くてですね、
女の子が悪の組織と戦うというコンテンツ自体がほとんど当時は存在していなかったんですね。
今ではね、そんなコンテンツいくらでもありますけど、当時はセーラームーンだけやったんですね。
レイヤーズとかスレイヤーズも戦う女の子たちではあるんですけれども、
別に戦隊ものの特撮感というのは薄いですからね。
セーラームーンとはまた違ったものになっていたんですよね。
新しいことをやれば必ずしも受けるというわけでもないんですよね。
もちろんこういうモンスターコンテンツを作るならば、
人と違うことをやらなければいけない、二番戦士ではいけないわけなんですけれども、
自分だけのオリジナリティは絶対的に必要なわけなんですけれども、
それだけじゃ魅力的なコンテンツというのは作り上げることはできないんですね。
ホエラジもなんか新しいことしていきたいなと、
モンスターコンテンツにしていくためにですね、
新しいことしていきたいなと思ってですね、
実はですね、他のポッドキャスターさんを巻き込んだ企画を、
覇王プロジェクトの一環として打ち出していこうという計画を練っているのでね、
それも楽しみにお待ちください。
で、いたホエラジの話とかして少し脱線してしまったんですが、
セーラームーンにはまずこれまでの恋愛のどうのこうのだけじゃない、
女の子が自分の意思を持って自分の運命を切り開くっていうね、
当時にとってはもう斬新なアイデアを持って生まれた作品なんですけれども、
それに加えてですね、素晴らしいのがですね、
個性あふれる10人のメインヒロインたちなんですね。
見た目も違えば性格も違う10人のキャラクターが繰り広げるストーリーテリング、
そしてビランズが世界征服や地球を滅ぼす理由なんかも、
ちゃんとストーリーがバックボーンが設定されていて、
それがとても素晴らしいんですね。
例えばですね、1992年の3月7日から始まった、
俗に言う無印というセーラームーンのシリーズは、
普通に言うと前世から続く恋愛関係のほつれが、
このお話の根源になってくるわけなんですね。
セーラームーンにはですね、アニメ版コミック版に加え、
もう一つRPGゲームの美少女戦士セーラームーンアナザーストーリーというのがありまして、
06:00
通称アナストで保管される内容もとても多いんですよ。
ちなみにこのアナストというゲームですね、
僕めちゃくちゃ当時好きで何十回ってやりました。
たぶん幼稚園だか小学校、幼稚園か幼稚園の時の誕生日に、
セーラームーンのゲームスーパーファミコンであったんですよ。
このアナザーストーリーというスーパーファミコンのゲームで、
当時の価格にして12,800円というね、
なんとも強気な価格なんですけれども、
これめちゃくちゃ買って当時よかったなと思ってます。
でね、セーラームーンファンの皆さんは無印と呼んだりすることの多い、
第一シーズン、ダークキングダム編2ではですね、
クイーンベリルというね、赤毛の爪の長いおばちゃんが敵として現れるんですよ。
この赤毛のおばちゃんは別にもともと悪い人だったんかと、
最初から悪い人間だったんかというとそういうわけではないんですよね。
このクイーンベリルという悪者のおばちゃんはですね、
もとはよ、もとはといえば地球の善良な預言者だったんですけれども、
地球の王子であるプリンス・エンディミオンへの
密かな恋心をクイーンメタリアという、
この無印シリーズのラスボスにつけ込まれてですね、
病み落ちしてしまった女性へという設定なんですね。
このクイーンベリルが思いを寄せるプリンス・エンディミオンという、
エンディミオン様は月のプリンセスである
プリンセス・セレニティと相似相愛なわけなんですよ。
月のプリンセスと地球の王子の恋愛をネタンデル、
ネタンデルって言ったらちょっと嫉妬してしまうんですよね。
ただまあ先ほども申し上げましたように、
地球の王子エンディミオンは月のプリンセスと相似相愛なので、
ベリルは結ばれない運命にあるわけなんですよ。
ベリルとしてはそれは面白くないんですよね。
やっぱり嫉妬してしまうんですよね。
もちろん元は善良な人間なので、
好きな人の幸せを本当は願わねばならないというのをベリルも分かっていて、
病み落ちせんようにと意志を強く持とうとする描写なんかが、
ゲーム版のアノザーストーリーではあったりするんですけど、
それも虚しくですね、好きな人が手に入らないなら、
こんな世の中滅んでしまえばいいと病み落ちしてしまうんですね。
そしてクイーンベリルは元々の預言者という立場を利用してですね、
月の住人は我々地球人をいずれ家畜や奴隷のように扱うぞと、
民衆を煽って月へと責めるんですね。
そうなる前に月の王国を滅ぼしてしまえというふうに民衆を煽っていくんですね。
結果、月の王国に責め入った民衆から、
プリンセスセレニティを守るためにプリンスエンリミオンはかばって死亡。
エンリミオンが殺されたということで、
セレニティも後追い自殺をしてしまうというのが前世のお話なんですね。
そんな結末をプリンセスのお母さんであるクイーンセレニティは悲しく思いまして、
セーラー戦士たちを最後の力で転生させることに成功するんですね。
今度は好きな人と結ばれて幸せに生きてねという願いを込めて転生させたのが、
このお話の主人公でもある月のウサギ、もといセーラームーンなんですね。
そして転生したのはプリンセスセレニティたちだけではなく、
なんとクイーンベリルも転生していたんですね。
記憶で喋ってるところも若干あるので、
アニメ版の設定とかコミック版の設定ごっちゃになってたり間違ってるよっていうところもあるかもしれないんですが、
09:02
大まかにはそんな感じのビランが世界征服を試みるといったようなお話がセーラームーン無印版でございます。
転生後のセーラームーンたちは、もちろん前世の記憶なんて最初から持ち合わせているわけがないので、
最初はギャグ要素たっぷりで物語は展開していくんですけれど、
物語が進むにつれて少しずつ前世の記憶が蘇ったりもして、
シリアスなストーリー展開がされていくというのも、
セーラームーンというアニメが人気の理由の一つなんだと僕は思ってるんですね。
今回のタイトルにもある通り、
僕今33歳とかなんですけど、
いまだにセーラームーンは僕のバイブルだと思って生きてるんですね。
地で生きてるんですね。
ウサギちゃんのような人間になりたいなと、
いまだに心の底から思ってるんですよ。
なのでこれから10人のキャラクターのうち、
内部太陽系戦士の5人の魅力についてお話をしていきます。
内部戦士を語る上で外せないエピソードというのが、
無印のセーラームーン第45話、
セーラー戦士シス、悲壮なる最終戦という回ですね。
ぜひこれ皆さん見ていただきたい。
当時にとってはかなり衝撃的な展開を繰り広げていくんですね。
平たく言うてしまうと、
セーラームーン以外の仲間が一人ずつ敵と相打ちになって殺されていくというような展開なんです。
当時90年代初期のアニメにとってはもう衝撃よ。
今のアニメやと人の生き死になんてザラになりますけど、
当時のアニメで、しかも1年かけてやってるようなアニメで、
女の子の特撮モノで仲間が殺されるなんてのはありえないわけですよ。
一人ずつ死んでいくなんてありえないわけですよ。
推しが死んでしまってショックのあまり、
次の日の幼稚園をお休みする子どもたち、
発熱してしまう子どもたちがいたとか言われるぐらいに、
当時にとってはもう衝撃的な展開を迎えていくわけなんですね。
でね、この回のえぐいところっていうのは、
序盤はいつものギャグ要素強めでニヤニヤしてみられる展開、
いつものほのぼのした可愛らしいセーラームーンのお話が始まるのに、
後半では一人ずつ殺されていくからね、
もう日常と非日常の対比がもうそれはそれはえげつないのよ。
僕を含めた小さいお友達がですね、
わぁ今週もセーラームーン始まったーっていうテンションから一人ずつ消されていくわけですからね、
え、どういうこと?私の推し死んじゃったの?っていうね、
ただ死に際というのもですね、それぞれのキャラクターの個性にフォーカスされていて、
その死に際さえも美しいというのがこのセーラームーンの見どころではあるんですね。
もうほんとね、セーラームーン全く見たことないよっていう方でも、
これからラスボスの戦いに向けて旅立つんだなーぐらいのゆるーい予備知識だけで見ていただけたらね、
当時の子どもたちの衝撃っていうのをわかってもらえると思います。
集え!精霊の力よ!
まず一人目に相打ちとなって死んでしまうのはセーラージュピターですね。
ジュピターの人柄についてざっくり解説をすると、
体が大きくてですね、力持ちなことから不良で乱暴者という噂を流されていた少女なんですね。
だからどこにおっても孤立していた女の子なんですけれども、
実は誰よりも乙女チックで優しい性格の女の子なんですね。
12:00
家事全般が得意でお嫁さん、ケーキ屋さん、花屋さんになりたいという、
もう本当にそれはそれは可愛らしい趣味の女の子なんです。
恋愛能というか惚れっぽいところがあるのもジュピターの魅力なんですけれども、
好きだった先輩にバカでっかい女は嫌いというふうに心ない言葉で振られた過去がありまして、
自分の怪力とさらに高い身長にコンプレックスを感じている女の子という設定なんですね。
ジュピターは別の中学校からの転校生という設定で、
セーラームンたちと同じ中学にやってくるんですけれども、
そこでもやはり最初は不良で乱暴者という噂のせいで孤立している中、
セーラームーンだけはジュピターの本質を早くに見抜いてあっという間に仲良くなっちゃうんですね。
そんなセーラージュピターなんですけれども、
ジュピターは電撃、雷の力を司る戦士なんですね。
そんなジュピターと相打ちになる敵というのはですね、
敵もジュピターと同じく電撃攻撃をしてくる敵なんですね。
そんな敵にですね、形勢不利な状態でもジュピターは、
私に電撃で勝負を仕掛けるとはいい度胸だねと凄むんですね。
登場時には不良っぽさを感じさせた彼女らしく、
自分が犠牲になることを覚悟したとも読み取れるセリフ、
そして電撃に電撃をぶつけるという無謀ともいえる攻撃で、
敵諸ともこの後自爆していくんです。
セーラームーンたちは14歳の中2という設定なので、
普通の女の子と同様に叶えたい夢というのがあるんですね。
ジュピターはお嫁さん、ケーキ屋さん、花屋さんになりたい。
これっぽい女の子なのでこれから素敵な恋愛をしたかったことでしょう。
でも戦士の使命を担っている以上、
そんなものを優先することはできないということをちゃんと理解しているんですね。
他の仲間をラスボスへと導くために、
ここでジュピターは敵者とも自決してしまうわけです。
次に敵と相打ちになるのはセーラーマーキュリーですね。
基本的に内部戦士っていうのは、
セーラームーンと出会う前は皆さん孤独やったわけなんですよね。
このマーキュリーというのは頭脳明石IQ300という、
とんでもとんでもハイスペックのチームセーラーガーディアンズの三望角に当たるわけなんですけれども、
マーキュリーはその頭の良さを鼻にかけている感じがして、
感じ悪いよねーなんていうふうに言われてたんでしょう。
天才が故に人から妬まれていたんですね。
そしてマーキュリーは頭のいい子なのでね、
自分がそういうふうに思われているというふうに分かっていたからですね、
自分には勉強しかないと思ってひたすら勉強に打ち込む女の子なわけなんです。
そんなマーキュリーの夢はお母さんと同じお医者さんになって、
たくさんの人の命を助けることだったんですけれども、
そんな勉強一筋のマーキュリーにも気になる男の子というのは実はいるんですよね。
ジュピターが敵と相打ちになった時もですね、
好きな人の幻覚に惑わされて敵の術中にはまってしまったわけなんですけれども、
勉強一筋だったマーキュリーにも同じように気になる男の子の幻覚が見えるんですね。
頭脳明石な彼女は敵が心の中の大事な人の姿を利用する、
気になる人のことを利用すると分かっていたので、
なんとマーキュリーはこの後に及んでですね、
私にもこんな幻覚を見ることができるのねと少し微笑むんです。
危機的状況なのにニコッとしてしまうんですよね。
自分にもそういう大切に思える人がいたんだというふうにここで気づくんですよ。
15:02
多くの人から天才がゆえいけすかない女と妬まれていたので、
あまり人との接点を持たない孤独な少女だったし、
本人もそれゆえ自分は冷たい人間であると思っていたので、
最上級の人間関係とも言える恋愛には臆病で男性を軽減していた節が元々はあるんです。
それがセーラームーンたちと出会ったことによってですね、
少しずつ自分の中で変わっていって、
自分は実はそんなに冷たい人間ではなかったんだというふうに、
ここでようやく自分の人間性に気づくことができたというシーンなんですね。
わかります?
そのことがマーキュリーにとってはとってもとっても嬉しいことだったから、
危機的状況でもあるにも関わらず思わず微笑んでしまうんですね。
その後、マーキュリーもそれまで大切に使っていた小型のスーパーコンピューターを使って、
敵の幻覚の元を断ち切ります。
もしこれから45話だけでも見てみようかなという方がいらっしゃったら、
この言い方だと勘違いされそうなので言っておくんですけど、
スーパーコンピューターを使って幻覚を断ち切るというのはですね、
コンピューターを物理的な使い方をして幻覚の元を断ち切っているんですね。
攻撃力の低いマーキュリーはスーパーコンピューターの角っこを使ってですね、
敵の未見を物理で殴るというラストなんですね。
コンピューターを使って敵の弱点を突いたりももちろんできるし、
それは分析してるんですけれど、
物理で殴るのは不意打ちだと吹き出してしまう可能性があるのでね、
なんとなくこの人は物理で殴る人なんだという風に覚えておいてください。
次に相打ちになるのはセーラービーナスですね。
セーラービーナスはですね、この当時はまだ初回登場からの日が浅いということもあってですね、
ジュピターやマーキュリーのように人間性を深掘りしたエピソードというのはやや弱いんですけれども、
ビーナスというのは他のセーラー戦士よりもセーラー戦士の経験が長いキャラクターでですね、
セーラームーンたちと合流するまではセーラーブイと名乗って警視庁の捜査に協力したりというね、
セーラー戦士みんなのリーダー的存在なんですよ、この時点では。
この後おバカキャラにどんどん転生していくんですけど、
この当時はまだリーダー的存在なんですね。
でね、もうここまででジュピターマーキュリーが死んでしまっているので、
セーラームーンのメンタルっていうのはもうすでにボロボロなんですよ。
ジュピターが亡くなってしまった時点で、もう帰ろうと。
もう幻の銀水晶あげるからもうみんなで帰ろうよって言って、
アミちゃんにぶたれたりした後なんで、もうここの時点でもうムーンのメンタルっていうのはボロボロなんですよ。
もうね、世界なんてどうでもいいんですよこの時点で。
敵が世界征服に利用するために幻の銀水晶を欲しているとか、
もうそんなこともうほんまにどうでもいいんですよ。
ただただ目の前にいるお友達ビーナスを解放してくれと、
ビーナスのことを解放してくれるんやったらもう私何でもするわというテンションなんですけれども、
そんなムーンをですね、ビーナスはね、やはり嫉妬するんですね。
そんなことしたら許さないからと気丈に叫ぶんですね。
結局セーラームーンが間違った方向に進もうとするのを、
みんなのお姉さんらしくきちんと正してリーダーとしての責任感を持ったまま敵諸とも自爆していくんですね。
ここまででジュピター、マーキュリー、ビーナスと3人がやられているので、
もう残った戦士というのはですね、セーラームーンとセーラーマーズの2人だけなわけなんです。
18:02
ここでセーラーマーズも腹をくくるんですね。
セーラームーン喧嘩ばかりしてたけど楽しかったわ。
もしもの時のために行っておかないとね、と語りかけるシーンはですね、
セーラームーンを思う心とマーズのこれからの決意を示す素晴らしいシーンとなっています。
もうセーラームーンのメンタルっていうのはもうこの時点でズタボロでもうすでに死んでしまった他の仲間が降参することを許さなかったことから、
セーラームーン自身ももうね、降参するっていう選択肢はもうなくなってるんでしょ。
ビーナスが許さないって言ってたこともわかってるし、みんなの死を無駄にしてはいけないってわかってるから、
もう降参しますとは言わないんですけど、
ならば、もう全部私一人でやっつけて帰るからマーズは先に帰っててと、
日本へと帰っててとお願いするんですけれども、
最後の敵をやっつけることができるのはセーラームーンだけであるということをね、
マーズもわかっているので、最後にセーラームーンに心配をかけまいと、
わざと明るく敵に向かっていく姿。
そこがね、もうなんともこうマーズらしいというかね、素直じゃないところ。
本当はマーズも怖いはずやのに、
明るく振る舞って心配かけまいと明るく振る舞っていくところ、
気丈に振る舞うところがね、もうなんとも意地らしくて、
もう本当マーズ大好きなんです僕。
でね、まあそうやって敵に向かっていくんですけれども、
マーズもあっけなくやられてしまうんですよ。
本当にあっけなく病でやられるんですよ。
いとも簡単にあっけなくやられてしまったセーラーマーズの姿を見て、
セーラームーンはもう完全に、
方針状態、いわゆるレイプ目になりまして、
繊維喪失してしまうんですけれども、
氷の中から炎が吹き上がることで、
マーズが生きていることをセーラームーンは悟るんですね。
ただ、氷の中から出てきたのは、
ボロボロになったマーズを抱えた敵というわけなんですね。
もう敵からしたら最後に、あとセーラームーンをやっつければ、
ミッションコンプリートなわけですから、
残るはお前だけだ言うて、
襲いかかってくようとするところをですね、
敵の触手、
自分の手前にある触手を掴んでですね、
最後の力を振り絞って、
目の前の敵をやっつけることに成功するんですね。
その後ですね、相打ちになったセーラーマーズはですね、
最後に本音を少しだけ見せてくれるんですね。
基本的にセーラーマーズは、
元祖ツンデレキャラクターと言われているようなキャラクターでして、
なので基本的には日頃は強がってるし、
本心も見せないような彼女なんですけれども、
最後の最後にですね、死に際にですね、
こんな風に死んでしまうことなら、
好きな人とキスくらいしておくべきだったと、
素直に呟くんですね。
もうね、ここまでずっと積んでおったセーラーマーズが、
唯一ポロッと本音を見せるシーンなんですね。
もうここはね、本当にね、マーズ推しの僕としてはね、
涙がポロポロッと出てきちゃうようなシーンなんですよ。
この後の戦いもですね、
地獄のような展開が待っていてですね、
セーラームーンは敵に洗脳されたエンディミオン、
言うたら恋人とね、戦わねばならんのですよ。
21:01
こんな辛いことある?って。
14歳の女の子が背負う運命にしては、
どれもこれも荷が重すぎるのよ。
結局セーラームーンは一人で、
この邪悪な敵に勝つことができなくてですね、
窮地に陥るんですけれども、
諦めかけたその時ですね、
クイーンベリルが、
お前たちがやってきたことは全て無意味だったのだ、
と言ったことによってですね、
みんなが犠牲になったことをムーンも思い出して、
最後の力を振り絞ってティアラをぶつけるんですね。
そんなこんな色々とありまして、
最終的にセーラームーンは、
プリンセスセレニティとして覚醒。
そしてクイーンメタリアとクイーンベリルは、
一緒になって覚醒というような形で、
究極の最終決戦を迎えていくわけなんですけれども、
ここのね、究極の最終決戦でね、
ムーンライト伝説が流れるんですよ。
でで、ででででででーっつって、
もうめちゃくちゃ熱いの。
お互いの攻撃をぶつけながらですね、
もう熾烈な戦いを繰り広げながら、
ベリルはプリンセスに問いかけるんですね。
なぜ、なぜそうまでして私に歯向かう。
美しきこの未来を夢見るお前も、
やがては気づくであろう。
この世界はすでに醜く汚れきっていることをと、
なぜ、こんな汚い世界をお前は守ろうと、
私に歯向かってくるんじゃと、問いかけてくるんですね。
そのプリンセスの回答というのがね、
またグッとくるんですよ。
いいえ、私信じてる。
みんなが守ろうとしたこの世界を信じてるって言うんですね。
愛でも友情でも人同士の信頼でもなくって、
セーラムーンが信じているというのは、
あくまでみんなが守ろうとした、
みんなが大好きだったこの世界が、
素晴らしいものであるという風に信じてるんですよね。
それって言い換えるならば、
みんなのことを信じてるんですよ。
自分の周りにいてくれた家族や、
他のセーラン戦士の仲間だったり、
お友達のことを、みんなのことを信じてるという風に、
言い換えることができるんですね。
その問いかけのアンサーに対して、
このクイーン・ベリルは、
もうね、バカな子娘ねって言って、
それでもこの腐り果てた世界に信じられるものなんて、
何もないんじゃ言ってね、
嘲笑ってさらに戦いを激化して、
プリンセスが不倫になっていくんですね。
そんな時にですね、
みんなとの思い出を思い出して、
この世界が素晴らしいものなんだと、
セーラムーンはもうすでに亡くなってしまった仲間へと、
思いを馳せながらですね、
最後に私に力を貸してと叫ぶんですね。
そしたらですね、
みんなの亡霊が現れてですね、
プリンセスに手を添えて、
最後に力を貸してくれるんですね。
このあたりはね、
もうとっても熱くて悲しいお話なのでね、
ぜひね、
セーラムーン見たことないよ、
世代じゃないよという方もね、
見ていただきたいところではあります。
このセーラムーンのお話というのは、
セーラムーンのキャラクターが
14歳から16歳になる3年間を、
テレビ放送は5年かけてですね、
3年のお話を描いていくんですけれども、
少しずつセーラムーンも成長していってですね、
24:00
高校生に16歳になる頃にはですね、
敵にも敵になる理由があって、
それを理解して辛かったねって言ってあげられるような、
優しい女の子へとセーラムーンは成長していくんですね。
だからセーラムーンというのは、
基本的に戦うことを選ばない主人公なんですよね。
それを負抜けと捉える方もいらっしゃるんでしょうけど、
実際にでもセーラムーンの場合は、
このビッグマザーのような敵すらも理解をしようと、
包んでしまうような大きな愛情がね、
実際にそれを実現させてしまうんですよね。
だからね、僕もそんな人になりたいなって、
33歳になった今でも、
セーラムーンをバイブルにして生きてる、
と言ったところでございます。
アラターゲイのホエパイラジオ
アラターゲイのホエパイラジオ
というわけでですね、
3月最後のホエラジオはセーラムネタで締めることにしましたが、
ホエパの皆さんお楽しみいただけましたでしょうか。
もしかしたらホエパの皆さん、
今日は東風邸が東風邸の好きなものの話をしている割には、
テンション低いなと思っている方がいらっしゃるかもしれないんですけれど、
実際はもう超興奮状態なわけです。
好きな話をして興奮しているんですけれども、
昨日ですね、
とあるイベントで笑いすぎ、叫びすぎ、
でも今日は喉がゼフ超なんですね。
興奮してる回というのはね、
興奮のあまり話がとちらかりがちなのでね、
今回のセーラムーンも、
どちらかというと完全にとちらかったなという風に思っております。
ただね、セーラムネタはね、
もっといろいろ語れるくらい知識もあるし、
本当に僕の人生において、
僕の人間形成において、
とっても大きな影響を与えてくれた作品なんですね。
もうね、セーラムーンで使われている
亡き有沢先生のサントラの魅力とかね、
フィギュアスケートを参考にして作られた変身バンクとかね、
もうとにかく素晴らしい作品なのでね、
全部で200話とか存在するんですけれど、
ぜひ見ていただきたいですよね。
特に無印、R、Sの3部作ですね。
スーパーズスターズあたりまで来るとね、
ちょっとSで大きなお友達がたくさん参入してきたことで、
薄い本とかもね、たくさん生まれてしまいましたね。
その結果、大きなお友達を追放じゃないんですけど、
小さいお友達に悪影響を及ぼさないために、
ちびムーンをメインにしてお話が進んでいくというのが
スーパーの図なんですね。
なのでね、ちょっとストーリーが幼稚化してしまったりするので、
僕が好きなのはスーパーまでの展開がすごく好きなんですけれど、
それと相反するような感じでですね、
原作版はですね、スーパーズのあたりから
厚くそしてエグいストーリーが繰り広げられていくのでね、
ぜひ興味があれば原作も読んでいただくのも良いかもしれませんね。
以上!
最後まで聞いてくださり、
また、ポッドキャストを通して私と出会ってくださり、
ありがとうございます。
この番組を通して、
ウルフは人の気持ちを明るくできるようになりたいと考えています。
きっと人生にくじけている人がいっぱいいると思うから。
この番組ではお便りを常時受け付けておりまして、
ウルフに聞いてみたいことや、
番組で取り上げてほしいトークテーマ、
代わりに吠えてもらいたいことや、
お悩みなど、
些細な内容や一言でも構いません。
27:02
この番組へのご意見やご感想なども、
併せてお待ちしておりますので、
ぜひ番組概要欄のリンクのお便りフォーム、
もしくはXの番組アカウントからDMをお願いいたします。
また、Xでは、
ハッシュタグホエラジで感想などのポストをお待ちしております。
ホエラジは全てひらがなで、
ハッシュタグホエラジですので、
間違いないようご注意ください。
最後に、もしこの番組を少しでも気に入っていただけましたら、
番組のフォロー、チャンネル登録、
レビューの高評価などよろしくお願いいたします。
では、また次回。
本日のお相手はトーフテウルフでした。
さいちぇーん。
27:43

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