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はい、今時刻は11月13日午前4時42分ですので、早朝ですね。
今外を歩きながら、この声を吹き込んでいます。
ちょっと心配なのは、歩きながらなので、雑音がどのくらい入っているか心配なんだけど、そのテストも兼ねて、この状態で話しております。
今日はちょっと早い飛行機を撮ってしまったので、早起き。とんでもなく早起きしてて。
始発の電車を乗ろうとしている関西空港に一番早く着く方法を、朝早く着くにはということで調べて、この時間に歩き始めているわけです。
ちょっとこういう状態で、今日の講演日記を収録したいなと思っていて、
こないだオタジンが僕の最初の投稿をメンションしてくれて、
オタジンありがとうと思いながら、オタジンの吹き込んだのは聞けてないんですけどね、
でもリッスンっていうのは文字起こしが読めるんだっていうことが確認できてよかったですね。
オタジンが僕のことを話題にしてくれてるなっていうのも確認して、
まず一個のオンボーディングを済ませた、そんな気持ちでおります。
それをその元の僕の最初の投稿が収録されたのが一昨日なんですけど、
昨日はちょっと投稿するタイミングがなくて、
あーまずいな、毎日投稿してもよかったのになーみたいな気持ちもお布団の中であったんですけど、
寝ようと、朝早いしね、と思ってお布団に11時過ぎに入っていて、
布団の中でちょっと考えてたことがあって、それを今日この時間の朝に早速喋っておこうと思っていて、
今日は日記っていうよりは、ちょっと今思ったこと、最近考えたことを微暴露として残すっていう感じに、
どちらかというと質問としてはなります。
私はワークショップっていう仕事をしていて、
ワークショップをデザインする、ワークショップを作るっていうのは、
僕の特技であり、一つのアイデンティティであり、そして資格でもあるしブランドでもあるみたいな、
ワークショップデザイナーって言葉が、実は知る人と知るくらいの地づけなんじゃないかな、あると思います。
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青山学院大学さんが、しばらく前からワークショップデザイナーっていう、
歩いてると草にぶつかりました。田舎なのでね。
ワークショップデザイナーという資格とか、ワークショップデザイナーっていう職業とか、
もしくはワークショップデザイナーの在り方みたいなことを探求してるカリアード先生っていう方が中心になって、
青山大学の社会情報学部だったかな、の一つの活動として、
ワークショップデザイナー育成プログラム、WSDっていうプログラムがあって、
今結構人気あるんですけどね、僕2016年にWSDを修了していて、22期なんです。
結構8年くらい前の修了生なんで、少し古い古株の修了生と言っていいんですけど、それでも22期目なんでね。
中途半端かもしれないが、修了生でもあると。
僕が前の会社を卒業して、自分の会社立ち上げるっていうタイミングで、
いろいろ新しい仕事も作っていかなきゃって思った一つとしてでもあるんですけど、
WSDに恩返ししたいなって気持ちは僕には前からあって、結構よかったんですよ。
すごいよかったんで、恩返ししたいなって気持ちも含めて、
WSDの事務局の人とやり取りしていたら、タイミングもあったみたいで、
今年度のWSDの対面で教えるコースと、オンラインで教えるコースが2つあって、
そのうちのオンラインのコースの方に講師をやりませんかっていうのをオファーをいただけて、いよいよ公演でしたね。
開学して、それのリハーサルの回と本番の回、2回のお勤めをつい先日完了して、
つい先日請求書も送り終えてということで、ひと段落した仕事があったんです。
その仕事、僕にとっては先生役ですよね。
自分がワークショップを学ぶ側では今回はなくて、教える側としてワークショップに向き合う。
しかも、結構なプレッシャーを感じるようなシチュエーションで個人的にはあったので、初めてだしね。
いい加減なことを言ってとか、中身のないことを言ってしまって、
今学んでる皆さんに迷惑かけるわけにはいかないしっていうので、結構気合が入っていたわけですけど、
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それのことをちょっと話したいなと一つ思っていて。
もう1個、掛け合わせとして話したいことが、
LEGO Serious Playっていうまた別のワークショップのプログラムの話もちょっと絡めながら話したいんですけど、
それも僕資格持っていて、たまたま昨日それのLEGOを使ったワークショップ、
LEGO Serious Playの自分が登壇する本番の仕事もたまたまあったので、
昨日布団に入ってですね、まどろんでいたときに、
頭の中でその2つが少し掛け合わさって、混ざりながら、
これ吹き込もうって思った話を今からすると。そんな流れでございます。
青岳のワークショップの、僕が担当したことは何かっていうと、繰り返しですけど、
受講生の大体大人の人たちですよね。年齢はさまざまですが、
オンラインで受けている受講生の皆さんが、自分たちで作ったオンラインの手作りのワークショップ、
時間はトータル80分だったかな。80分って長いようにも聞こえますけど、
決して長くない、すごくタイトな時間だと思うんだけど、
80分でやるワークショップで受講しに来てくれる、ワークショップ受けに来てくれるのは、
大体が修了生か現役で受けている人たちが交互に、お互いに受け合う形になっております。
僕はそれを画面オフ、ミュート状態で観察しているっていう、そういう構図になっている。
僕は設定上インビジブルになっていて、僕の姿が見えない状態で、
僕は皆さんがワークショップしている様子を、高みの見物じゃないけど、ただ見ている。
存在を消してただ見ている。そういう立て付けだったんです。
僕以外にも、自習する生徒さん、学生さん、受講生さんがたくさんいるので、
僕が見るクラスと、他の方が、僕より先輩のワークショップデザインの方が見るグループと、みたいな感じで。
先生役はこの日3人いて、3人のうちの1人が私と。
3人で終わった後、感想を話したりしながら、少しだけ擦り合わせの時間をいただきながらやったときに、
ようやく本題っぽく話せるんですけど、やったときに、僕もなるほどと思ったんですけど、
ある僕より先輩のワークショップデザイナーの方が教えてくれたことというか、
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確かになるほどと思ったことは、もっと挑戦させればいいのに。
なぜもっと参加する人たち、ワークショップに来る人たちを、なぜもっと試さないんだと。
なぜもっと困らせないんだという話をおっしゃってて、至極最もなご指摘だなと。
どういうことかっていうと、楽しいワークショップはするんですよね。
話をするとか、会話をするというか、楽しい時間を過ごすという意味では、決して全然ダメではない。
誰でも参加しやすいように、初めましての人たちがオンラインで知り合って、出会って、
何か自己解除をして、ちょっと普段しないようなテーマ設定で会話をするとか、
楽しい時間を過ごすというところは結構作れてるケースが多いんだけど、
難しいことをもっとやらせたほうがいいよねっていう、そういう声、そういう指摘ですね。
ワークショップに関してね、なるほどって僕思ったのは、
ワークショップに関して2つ矛盾するタスクがあるなって、
僕は改めてその話を受けて、フィードバックはもちろん皆さんに対しても、
その方と私2人からも結構厚くさせてもらったんですけど、
改めてワークショップの矛盾するタスクがあるなと。
それは、一つは全員の参加を保証するっていうこと。
一人も置いていかない、SDGsみたいですけど、誰一人置いていかずということが一つ。
もう一つは、その全員に普段ではできない激しいことをやらせる。
一人ではできないこと。参加者同士で協力し合うとか、クリエイティブになるとか、
ちょっと一人ではとてもではないけどできない、そういったタスクに取り組ませるっていうのが2つ目の大事なタスクで、
前者は結構皆さんできるというかやるというか、まさまになっているという感じ。
後者の方は結構皆さん苦戦しがち。
怖いことですよね、これって。
なぜかっていうと、人にプレッシャーをかけるっていうのは裏返して、自分に対してもプレッシャーをかけることになるので、
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なんていうか、怖いわけです。
だからなかなかやらないぞっていうのが今回の話の一つのポイントだったわけでございます。
レゴシリアスプレイの話にも少し絡めながらこの点、
僕も改めてこれが大事だなと思ったことをちょっと話すと、
実はこれに近い概念がレゴシリアスプレイの方のメソッドの言葉があって、
それは100-100っていう言葉なんですよね。100が2つで100-100です。
これはよくできた言葉だなと思うんですけど、
100-100と対比される概念は20-80っていう概念があって、
20-80ですね、20-80、100-100っていう言い方をするんですけど、
よくある、僕らが入るよくある会議はどんなものかっていうと、
20%の人が80%貢献するよねと、20%が発言の割合とか、発言の量とか、
その存在感とかそういったものも含めて、8割のコンテンツは2割の人に独占されている、
言葉を変えて言うと、残り8割の人は全体の2割しか貢献できない、
もったいないじゃんっていうのが20-80のニュアンス。
で、レゴシリアスプレイ、ここちょっと詳細割愛しますけど、
レゴシリアスプレイはいろんなテクニックとか、
そして道具の特性とか駆使をして、
これを100%の人が100%コミットできる状態を作るよ、
これがレゴシリアスプレイの100-100っていうことの意味です。
実はこの話を、100-100ってやっぱり大事なんです、WSDでもね。
ワークショップデザインはレゴでなくても、100-100を作るのがすごい大事だと。
で、この100-100を実は100-100じゃ足りないかもっていうのが、
ちょっと僕は今回思ったことなんですよ。
つまり100%で100%コミットするだけでは、挑戦させることにならない。
100%の人が100%コミットして、なおかつ200%頑張らせるみたいな、
100-100-200みたいなことを実はしなきゃいけない。
これがワークショップを作るときのすごい忘れられがちなポイントというか、
見落とされてしまいがちな超大事なポイントが、
実はこの最後の200っていう数字なんじゃないかっていうのが、
今僕が思っていることを気づいた、今回の経験を通じて一つ気づいた新しい発見です。
ワークショップは100-100、よくあるのは100-100は頑張って作ろうとするんだけど、
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最終的に200じゃなくて80を作らせるでしょ。
100と100と80みたいな。最後数字がちょこっと落ちちゃう。
ではなくて、100-100-200、200%チャレンジさせる。
この挑戦をすること、これを飛び越えていくことっていうのが、
ワークショップを作る人の一番大事だけど見逃されがちなチャレンジだなっていうことを、
今私は思っていて、それを昨日の夜ベッドの中で200だと思ったんですよ。
この200っていう数字を今日話しておきたいなと思っています。
難しいんだけどね。でもやっぱり困らせないといけない。
チャレンジさせないといけない。
これがワークショップをデザインする仕事のすごく一つ大切な要素だねってことを、
自分の発見としても話したところで、
電車に乗るためにこの投稿は終了したいと思います。
今駅に着きまして、始発電車にあと5分くらいで乗るところです。
ということで、言いたいことすべて言えた気がするので、ここで投稿を終了します。
言葉が時々詰まっています。