ManaのWebクリエイターカフェ。WebデザイナーでWebクリエイターボックスを運営しているManaです。
この番組では、Webコンテンツ制作で役立つ知識やノウハウ、キャリアのお話をしていきます。
今回のテーマは、イベント参加のススメ、です。
私、日頃からWeb制作の駆け出しの方、勉強中の方には、イベントとか勉強会に参加しようねっていう風にお勧めしているんですが、
今回はそんなイベントについて話していきたいと思います。
それでは、今回のゲストを紹介します。
とある会社のWeb担当のNaoyanです。
Naoyan、簡単に自己紹介お願いします。
こんにちは。XではNaoyanで活動しています。
Naokiです。制作会社には勤めていない普通の会社員として、
こういったクリエイターの皆さんと同じようにイベントに参加できることをすごく楽しんでいる1会社員です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
Naoyanとは最初に会ったのが、これもイベントだったと思うんですが、ワードキャンプだったんですかね?
たぶん、ワードキャンプの関西だったとは思うんですけど、そこで初めて会って、でも何回か参加されてたのかな?
ただ、会話できる機会はなくて、会話していただいた時にサインもらいました。
あ、そうでしたっけ?
撮ってます。
そうだったんですね。何にサインしたんだろう?
そのワードキャンプ関西で配られてたノートか何かみたいなのがあって、そこにサインしてもらいました。
そうなんですね。私登壇してないのに。
登壇してなかったですけど。
登壇者じゃないのにサインを。
書いてもらいました。ありがとうございます。
そんな思い出がありますが、最近だったら名古屋であったスタック名古屋フェスですね。
こちらにお招きいただいたような形で、ぜひ来てくださいというふうにお声掛けいただきましたので、参加してという流れだったと思うんですが、そこでもたくさんお話できて楽しかったです。
ありがとうございます。
名古屋と今日はちょっと真面目にお話をしていこうかなと思うんですが、そもそもこのウェブ業界に興味を持ったきっかけっていうのは覚えてますか?
そうですね。もともと自分は紙媒体のデザインをしていたんですけども、何社か転職はしてまして、転職する中でホテルの広報デザイナーみたいな、その時もウェブではなくて、
ホテルの広告とかパンフレットとかメニューのデザインみたいなことをするので就職したんですけども、そこでウェブ製作会社の人と自分が窓口になってやり取りすることがありまして、
そこで初めてプロの方、ウェブ製作のプロの方と仕事をすることになって、すごいなーっていう感想だったんですけど、なぜか自分が更新までやってくれというふうに言われて、すごいなーで済まなくなっちゃって。
ちょっとわけもわからず更新をいろいろしていく中で、わからないけどこれ面白いぞっていう。なんかこう自分がデザインしたものをウェブにアップしていろんな変化を見れるっていうのがすごく楽しいなと思って、そこがきっかけですね。
もっと関わりたいということで、その会社を辞めて別のウェブを触れそうなところに転職しました。
なるほど、そういうことだったんですね。紙からの出身。私も最初は紙媒体からグラフィックデザインから入り、ウェブの勉強をしてっていう形なので、確かに紙媒体だと自分がデザインしたものが形になるまで時間がかかるんですよね。
すぐに本になったりパンフレットになったりっていうわけじゃなくて、印刷する時間があるんですが、ウェブ制作だったらもうアップロードしたらすぐ誰でも見れるような状態になるので、そこのスピード感とか結構面白いですよね。
当時はテキストではなくて、結構画像を上げるような作業が多くて、それでもあんまりよくはないんですけど、修正とか更新が素早くできるので、
仮にここちょっと違うから変えてって言われたときに、紙媒体だともう一度すってしまったらもうちょっと取り返しがつかないぞっていうところが、ウェブだと担当者が変えてほしいって言ったところをパッと変えれるみたいなところも、すごいなって単純に思ってました。
それは確かにそうですね。なんかちょっとした心理ハードルみたいなのが下がりますよね。
はい、それはありました。
で、転職して今の会社は初心者の状態で入った感じなんですかね、ウェブに関しては。
そうですね。今の会社の前で一応ウェブ制作ができそうなところを選んだんですけど、基本的なところはエンジニアが全部作ってて、自分はデザイン目線でどうだっていうようなことで、いろいろ話し合ってこうすればいい、ああすればいい、例えばこうでっていうデザインを提案する立場だったので、
ウェブ制作っていうコード書いたりとか、そういうのはほぼほぼしてなくて、これだとちょっとウェブ制作とは言えるかどうかわからないなと思ったので、今の会社なんですけど、次のところに移ろうかなということで、今の会社に応募しました。
なるほど、なるほど。応募したところでは、他にもベテランの方がいらっしゃってっていう感じだったんですかね。
そうですね。もともと多分誰もいなかったところに、旧聖書のごとくすご腕デザイナーのウェブデザイナーの方がそこに就職をして、自社のサイトを劇的に変えたんですね。その変えたサイトを見て、この人に学びたいみたいなのもあって、そこに応募しました。
それで、ビフォーアフターを目の当たりにしたら、いいなって思いますよね。
全然違ってましたね。
それを見たら、ちょっと憧れますね。
はい。
で、入社して、その人と仕事ができたと。
そのつもりだったんですけど、入社してすぐに引き継ぎが始まりまして。
あれ?と。
3ヶ月もかかわってなかったと思うんですけど、引き継ぎ用のデータが用意されていて、今まで作ったのがこれなのでっていうことで渡されて、あまり吸収するような機会はなかったんですけど、
ただ、作ったデータを見るだけでもすごく勉強になるというか。
確かにありますね。
できる人のデータをただで見れるという。
確かにそれありますね。
得点はありましたから。
そうか、でも一緒に働いて、いろいろ学ぶっていうことはあまりなかったんですね。
正直あまりできなくて、やめた後に何度かやりとりをしたぐらいで、
制作に関してはほぼほぼ素人で、やらざるを得ないっていうような立場になりました。
それはちょっとしんどいですよね。
自分の中で、これでいいのかな、あれでいいのかな、みたいなのも出てくると思いますし、頼れる人いないし。
そうなんですよ。
孤独な期間があったんですね。
相当、心理的にはハードな感じでしたね。
そうなんですね。
そんな下積みがあっての今だと思うんですが、
いろんなところでハートに火がついて、
それがイベントにつながったということなんですね。
ちょっとした下積みと、最終的なきっかけみたいな感じで。
前川さんにも、この話は絶対に多くの人に聞いてもらいたいから、
イベントやれたりあるんで、登壇してねっていうような話はたぶんしたと思います。
クラップの前川さん、私もスタック名古屋フェスでお話し聞かせていただいたんですけど、
すごい会社員の目線に立った経営みたいなのをずっとされてるなっていうのは感じましたね。
働きやすそうですよね。パッと聞いただけでも。
そうですね。そこで働けている方々は本当にすごくいいなと思います。
それなりにやっぱり実力を伴っているからだと思うんですけど、
いい環境を作られているなとは思いました。
なるほど。今お話で出てきた安部さんが、
このポッドキャストでも83回、「資産となるウェブデザインとは?」っていう回で出ていただいてます。
クラップの前川さんですね、今お話で出てたんですけど、
ちょっと軽くお会いした時に、ポッドキャスト出てくださいよ、いいですよみたいな会話はあったんですけど、
そのまま話進めてなかったので、ぜひ今度はゲストに出ていただこうと思います。
お楽しみにお待ちください。
自分からも強力にプッシュしておきます。
よろしくお願いします。またお話聞けると思います。
そんなイベントをやってみての感想も聞きたくて、実際にこのスタック名古屋フェスやってみてからどうでしたか?
そうですね、そもそもやるにあたって、もともとスタック名古屋を作る前に別グループとして活動してたのがありまして、
その時は自分はどちらかというとヘルプで入ったみたいな感じなんですけど、
そこの主催をしてた人と、自分は友人なので、そこの人に手伝ってもらってイベントを開催することができたので、
もともと自分発信ではないんですよね。
イベント企画自体は持ち込みしたんですけど、
イベントをやるというもの自体はその人にいろいろ学んでやらせてもらったみたいな感じです。
ここまで話をしてて、なおやんの人脈とか込み力とかその辺があった上で、
それを土台にしてイベントだったり就職だったりその辺につながっていったのかなと思うんですけど、
やっぱりそういうつながりを大事にしてるってことですかね。
そうですね。人脈っていうとビジネス感が出るんですけど、
自分は正直友達が欲しかったっていう。
友達大事。
あとあまり年齢にはこだわってなくて、
同世代から上の人、下の人を幅広く友達が欲しかった。
それで、自分が込み力あるように今言ってますけど、実はそうではないですね。
そうですか。
これはですね、込み力があまり自信のない人にちょっと秘訣を語っちゃうとすると、
込み力があって、自分みたいな相手でも気兼ねなく話してくれる人と友達になるっていう。
確かに確かに。
友達たくさん欲しいんだったら、友達がたくさんいる人と友達になれみたいな、そういう感じですかね。
あと、こっちが込み力なくても向こうが込み力あるんだから、何とかなるんですよね。
確かに。引き出してくれたりしますもんね。
そういう相手と話せば、さっき例に挙げたねっこの阿部さんとか、クラップの前川さんも、
その人たちそのものが込み力がある。
込み力の権限にくっついていこう。
それに自分はたぶん乗っかっただけで、どちらかというとこちらの込み力ではないですね。
なるほど、確かにそれ大事ですね。
自分で無理して込み力のある人を演じるんじゃなくて、自分はこういう人だからと1回受け入れて、
自分のヘルプになってくれそうな人、込み力ある人についていこう。
これ大事ですね、確かに。
めちゃくちゃ大事です。
もちろん友達、友人として付き合いたいので、
そのリスペクトするというか、好きだという気持ちは常にあるし、
好きだという気持ちを持っている相手にしか今のところ頼んでない。
なるほど、そうですよね。
ただただこの人といったら、自分も友達増えるかもっていうメリットだけを考えるんじゃなくて、
まずその前に一緒にいて楽しいなっていうのがないと仲良くできないですもんね。
めちゃくちゃ大事です。逆にそこが最大で大事にしているとこで、
仕事の幅を広げたいとか、ビジネス的なつながりを持ちたいっていうのは全然それはありなので、
そういう方法でやられている方は非常に参考になると思うんですけど、
自分の場合はそうじゃない立場で人と関わりたいと思っていて、
逆にそれがイベントを開けるまでにつながったので、自分には合ってたかなと思います。
なるほど、そうですね。
イベントに参加っていったら、やっぱり私知り合いないんでとか、
そういうところ苦手でっていう方すごく多いんですけど、
そうやってイベントの参加を躊躇している方にはどういったメッセージを送れますか?
全く自分も同じで、今でこそイベント参加すると、
だいたい知り合いの人が何名かいたりして、
お久しぶりですっていう話できるんですけど、最初に行った頃は本当に誰もいない。
そうですよね。
ほんと懇親会も躊躇するような、こっち発信の小魅力がないんで。
なるほど。
でもとりあえずやっぱり知り合いを欲しかったので、
顔を出すだけでもいいやっていうような、気になるイベントの内容だとか、
気になる登壇者の人柄とか、そういう人に興味があるとか、
そこだけでいいと思います。
そこに参加をして、いろいろ友達を作ってまで考えちゃうと、
もうハードル上がってくるんで。
とりあえず聞きたい、イベントの内容聞きたい、登壇してる人に興味があるだけで、
顔を出すぐらいの最初のハードルの越え方をすると、
1回行くと2回行ってもいいか、2回行くとずっと行ってもいいかっていうような感じになります。
ありますね。最初の一歩目が一番難しいので、
まずは申し込んでみるっていうところから、
とりあえず行って、誰とも話さなくていいから、その場にいるっていうのは大事ってことですね。
あと、会ったイベントにずっといる必要もないと思ってて、
自分がいくつかイベントに行ってる中で、
某イベントに参加したときは、ほぼほぼ知り合いで固まってるイベントだったんですよ。
もう皆さんが何回もそのイベントに参加して、がっつりグループ出来上がってて、
もう入る隙もないぐらいの感じだったときは、
その登壇者のお話を聞いただけで、速攻帰りました。
目当てのお話を聞いてね。
なんか、居づらかったんで。
それはちょっとイベントとしてね、よくないですよね。
でも、参考になりました。
イベントを運用するには。
こういうのは避けたほうがいいなと思ったので。
新しく来た方、新規の方でも、
疎外観をなくさないと、次行こうってなりませんもんね。
そうですね。
そういったのをやられてるイベントとかも、わりとあったりして、
関陽さんとかがやられてるイベントとかは、
しなカフェ。
しなカフェさんは考えられてるなと思って。
そうなんですね。
新規の人の参加を、いかにハードルを下げるかみたいなのに、
けっこうアイデアを出されてたので、
これは参考になるなと思いました。
そうですね。
でも、いろんなイベント行かないと、そういう気づきってないですもんね。
そうですね。
本当に合わないなと思ったら、もうささっと帰ればいいですし。
それがいいですね、確かに。
変にハードル上げて、参加して、誰々とお話したいとか、あれ聞きたい、
10人と名刺交換する、最後までいる、懇親館も出て、みたいな、
そんなんだったらパンクしちゃうので、
とりあえず行くだけで、最初はそれでOKとしましょう。
例えば会社から、あそこに行ってこいって言われたんであれば、
名刺交換10枚とかっていうのは、あってもいいと思うんですけど、
個人で、まずはイベント参加したいなっていう人は、