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この番組はワクワクラジオからお送りします。
傷ついている理由
ゴミ箱に捨てて帰ればいいのに、
断られたっていう箱を大事そうにカバンに入れて家まで持って帰るんだよな。
ちょっと傷ついてるもんな、ほんでな。
なんで傷ついてるんだろうな。そんなさ、だって別にさ、何にもないやん。
喧嘩になったわけでもないし、感じ悪いことがあったわけでもないやん。
ただただタイミング合いませんすいませんっていうだけのことやのに、
だってあんな、なんか、ほんまにごめんなさいみたいな気持ちで。
いやもう起業がないんだよな。
弱いん、メンタルが弱いんやろな。
かもね。なんかある程度勇気を出して言ってるわけじゃん、そのイカヘンっていうのも。
まあそうそう、それはそうよ。
三田村さんとか僕みたいなタイプは、
そうよ。
サラッと言ってくれるタイプって、
多分そこまで気負ってないんだよね、ほんとに。
いやー、そやねんな。サラッと言うからいいんやろな。
だから別に何も思わないんだよね。
森内さんって、金曜とかってなんか予定とか入れてる感じすか?
いや、別になんすか、何もないっすけど今んとこって言われて、
いや、この間行った店でちょっといいなってとこあって、
なんか良かったら行かないかなと思ってんすけどって。
なんかそんな風になっちゃうのよ。
あー、まあまあわからなくはないけど。
だから向こうもだんだん、え、この人行ったら何の話すんのみたいな。
ちょっとそうかね。
なんかそういう誘い方になっちゃうのよ。
確かに。
飲みに誘うもそうやけど、
例えば社内で後輩の子とかを会議室に誘うとき。
会議室?
ちょっと話があって、
案件の話とか相談事とか何でもいいんすけど、
そんなさ、ほんま怒るような話とか詰めるような話は全くなくて、
普通の。
シリアスなっていうコツじゃなくて、ただのミーティングってことですよね。
そう、みたいなことをしたくて、
それがでもちょっと急に決まって今すぐちょっと話をしたいみたいな時に、
なんか俺がやると、
森淵くんちょっといい?とかになるのよ。
怖いな。
なんか、いやそう、それがやり方わからへんのよ俺。
え、でもちょっといい?って言ってしまうそうだけどな。
で、たぶんサラッと言う人は同じ、森淵くんちょっといい?っていうセリフであってもサラッとしてんのよ。
あー、トーンとかがあってこと。
そうそうそうそう。
軽く言える?言われた方も、あ、いいっすよって言える?返せる感じの。
うん。
え、それでもキャラじゃない?
それまで培ってきたその人のキャラクターな気がする。
あー、いや、もちろん絶対キャラクターはあるんやけど、
俺は最終的に行き着いたのが、
もう誰に対しても敬語っていう。
あー、わかる、わかるわ。
そう、あの、そう、あのね、敬語ってね、平和になるよね。
そうやね。考える必要がないから。
ないないない。
だからやったら、森淵さんごめんなさい、今ちょっとだけいいですか?になんねんか。
うーん、そうそう、わかる。
あのね、僕もそうしてる。
最近、年下の人にも、後輩にも割と、ずっとずっとじゃないけど、
敬語というよりも丁寧語?みたいなので喋るようにはしてる。
ある程度、年下といえど、上下関係があるといえど、
その人も割とプライドがあるわけよね。
だから、あんまり上下っていうのを言葉で表現するのも、
もうちょっと対等に扱っておくんだましみたいな雰囲気を出されることもあって。
へー、そうなんよ。
聞いてくれない的な。
自分の考え方がこうっていうのがあるんですよ。
でもそれをちょっと曲げないといけない、僕のしてほしいことに対しては。
あー、そういうことか。
そうそう。で、こうしてくんない?っていうようなことを、
僕が上から目線じゃないけど、
前輩から後輩に言うみたいなテンションで言うと、
は?ってなるんだろうね。
そう、なるほどな。内心ね。
で、肌に落ちてないから、結局、僕が要望したような形にはならなかったりするわけよ。
言葉遣いとバランス
うーん、なるほど。
これをどうしたものかと思ったときに、
そうかと、だから僕が言葉遣いだけでも、
何々さん、これをこうしてほしいんですよね、みたいな。
そういう風な話し方にすれば、言葉上対等じゃないですか。
うん、そうね。
で、あっちはあっちで、わかりましたっていう話になって、
そこでね、すごいスムーズになったっていう経験はあるんですよ。
それはあるよね、でもね。
うん、ある。
でもそれを森宇さんみたいにできる人ばかりじゃないもんね。
まあね、でも最近そういうスキルいるんじゃないと思う。
強くなってきた気がする。
あー、その発言力というか。
なんかその辺の風潮はちょっと変わってて、
よくも悪くもなんでしょうけど、変わってきて。
そうやな、そうやな。
いやまあ、いいことでもあるんでしょうね。
そうそう、いいことでもあると思う。
それはそう思うけど、年齢で上下っていうだけで、
同じフィールドで働いている同志なんだっていう風に思わないといけない
って思った方がいいんだろうなという風に思う。
まあでもこれって、森宇さんが言った相手にもプライドがあるんだから、
ちゃんと丁寧に伝える努力みたいなのを最低限人としてしようみたいなことじゃないですか。
そういうこと。
その意見をして、僕をもうちょっと対等に扱ってほしいんですよっていうのを伝えて、
森宇さんみたいに気づけて、いい関係を築けるんだったらすごく素晴らしいことだと思うけど、
なんかそのバランスを取るのもなかなか大変そうよね。
いやー、難しいよ。
後輩とか部下の人たちのプライドを優先しすぎたらしすぎたら多分良くないやん。
そう、いやそれはしたくないじゃん、僕的にも。
どちらかというと、じゃあ僕が折れてるんだな、
自分が折れないといけない分量の方が多くなってくるわけよ。
それはちょっとまた違うじゃん、話が。
違うね。
そこが難しい、そのバランスの取り方が本当に難しい。
でも気を抜いたら、そういう状況になった時もはや強くも言えないみたいな。
いや、ていうかもう、なんか最終的に自分が折れた方が楽だってなっちゃって、
もういいっすってなるもんね。
夫婦生活みたいに。
いやでも、ほんまにそう思う時がある。
あ、これ伝わんないやとか、これちょっと平行線だなみたいな時は、
もうこちらが折れますと、私がやらせていただきますと。
もうそっちの方が早いって思っちゃうね、本当に。
えーもう、あなたにはもうじゃあお願いしますってなんの?
あ、じゃあ大丈夫ですって言ってる、僕。
はー、なるほどね。
えー、それ、なるほどな。
それが、あ、やべえ、森吉さんちょっとだいぶ怒ってるってなってる人もいれば、
あ、じゃあお願いしますってなる人もいる。
強いね。
うん、強い。めっちゃ強いと思う。
あ、じゃあお願いしますは強いな。
なんかほんま、複雑化してんなと思うよ。
なんか一見飲み会の話はないけど、行きません。
こっちは行きますみたいな、オンオフみたいなのが、
はっきりと割とできやすい環境になったかと思えば、
なんかその反面、こういう複雑なやりとりが増えたというか。
あの森吉を怒らせてひょうひょうとしてられるってのはすごいな。
僕もだから、なんていうの、表面でうわーって怒らへんからさ。
あー、でもわかるやん。
大人になる
いやだから僕も大人になったんですね。きっとね。
ははははは。
ほんとに。
あー、なるほどね。
その、ごくって飲み込む演芸の速さが速くなったんだと思う。
はいはいはいはい。
温度が上がりきる前に飲み込めるようになった。
そうそうそうそうそうそう。
もうこう、あっちあっちになると自分も飲み込めないから、
ちょうど意思と肌よりちょっと熱くなったかなぐらいでもうごくってやっちゃう自分。
大人やなあ。
僕が同じく30代前半とかの時に、
上にいらっしゃった先輩とかって先輩っていう雰囲気を出される時ももちろんあったし、
まあそれは当然やと思うんですけどね。
そんな嫌な気分にはならなかったもんなあ。
要は見てはったしね、周りをね。
そうよね。だからそっか、そこが足りてないのかな。
見て、僕は見れてないのか。
あいつちょっと今大変そうやなあみたいな。
それは知ってないなあ。
それじゃないですか。
いや多分そうだ僕、それぞれが個人プレイになっているような気はする。
もうでもさあ、こんだけさあ頑張ってねえからさあ、
飲み会ぐらい誘ってくれてもよくない?
おそらく森串ぱいせんの悪口も言わなあかんからその場で。
だよねえな、そうやね。
まあだからいかんほうがいいかもね、そういうとこはね。
上の人は。