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こんにちは、わかまろの職場の人間関係がちょっと楽しくなるラジオ。
このチャンネルでは、初めて部下や後輩を担当する方に向けて、
伝わる言葉や人を動かす考え方について、そんなテーマでお話ししております。
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今日は、上司になって勘違いしちゃう人というタイトルでお話をしたいなと思います。
これは、今実際に上司の立場でない方でも、後輩など自分よりも立場的には弱いと思われがちな方がいる方、
はたまた子育て中の方も、お子さんに対する考え方として非常に大事な考えかなと思いますので、
よろしければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
上司になった途端、どんな勘違いをする人がいるのかというと、
それは、上司になった途端に相手よりも立場が上だと思ってしまう方なんですね。
これは結構あるあるなんではないでしょうか。
上司の仕事というのは、組織上でいくと部下の人たちに対して育成をしたり、指導をしたり、業務を依頼して、
みんなでチームで生産性を上げていく役割を果たしますので、確かに立場的に強くなりがちではあるんですけれども、
ただ、上司は上司という役割を担っているだけで、その役割の中で育成や指導をするだけであって、
部下の人たちは部下という役割を果たしているだけであって、上司が偉いとか立場が上とか、
組織上の役職は確かに上かもしれないけれども、立場というか人間的にその人よりも、
メンバーや部下の皆さんよりも上になったわけではないんですよね。
でも、これ結構勘違いしている人が多いんじゃないかなと思います。
なんで今日この話をしようと思ったかというと、お客さん先であからさまにメンバーの皆さん、組織上の部下の皆さんをすごく軽んじていらっしゃる方がいて、
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どんなふうに軽んじていらっしゃるかというと、
例えばこのミーティングをしている場で、向こうもこちらも役職がある人とメンバークラスの人が参加した打ち合わせだったんですけれども、
その役職者の人がですね、部下の人にすごい怒ったりチクチク言ったりするんですね。
例えば部下の方が仕事で漏れがあったときに、
いやこれもうさ、やっといてって言ったよねみたいな、また漏れてるってどういうこと?みたいな指摘を取引先である私たちの前で言うんですよ。
あとメンバーの方に意見を求めて、メンバーの方がこうだと思いますっておっしゃったときに、
自分から意見を求めたのに、はいはい、はいはい、そうなの、みたいな感じで軽くあしらったりとか。
あと極めつきには、その商談が終わった後に、私に要件で電話をくださって、上司の方から電話をくださって、
ちょっとうちの担当が本当に使えなくてすいませんみたいなことをおっしゃって、えーと思ってちょっと驚愕しましたね。
で、その上司の方は結構仕事ができる方のようで、私も割と以前からお世話になっている方ではあったんですけど、
ただあんなにこうメンバーの方を軽んじる行動をとっていては、おそらく多分チームリーダーとしては、リーダーその上司としては、
うまくいかないよねっていうのはすごく思いました。
で、これはすごく極端な例なんですけれども、ただそれでもやっぱり立場が上、立場が上というか、役職に就いただけで偉くなった。
部下より俺は、私は上なんだって力んじゃう人って意外とというか結構いるなと思っていて、
それはリーダーだったりその役職っていうプレッシャーがかかって、ちゃんとせねばって思うからかもしれないし、
あと自分の上司たち、過去の上司たちが自分、当時部下であった自分に対してそういう態度を取ってきたからかもしれないんですけども、
人と人とが仕事をする、そこにはその役職の違いとか立場の違いとか、
それぞれが尊重し合わなければ、綺麗事かもしれませんが、お互いがお互いの立場をリスペクトする。
それはもちろん部下が上司をはそうかもしれないけど、上司が部下の立場をリスペクトして、
お互いの役割を果たしていこうねって同じ目線を向かなければ、そのチームって崩壊してしまいますよね。
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私が思うのは、リーダーだからといって、ちょっと強く見せたり、強く指導したり、そういうことって必要ないなと思っていて、
リーダーっていうのは、ただそこにいるだけで良い存在感を発揮できる人だと思っていて、
相手に合わせて、相手のために適切な関わり方をする。そんなふうなマインドでいるだけで、相手からの信頼も変わってくるし、
メンバーの皆さんから信頼されれば、自ずとその仕事のパフォーマンス、上司になった自分のその仕事のパフォーマンスっていうのも全然変わってくるよなっていう風に思います。
ちょっと記念事が多めな放送になってしまったのですが、これ子育てでも言えるなって思っていて、親だから偉いっていうのはないですよね。
もちろん親の立場としてやるべきこともあるけど、子供は子供で、子供の役割と立場があって、親が教えること、伝えることが多くなるから、
親から子供に指導する場面が多くなるかもしれないけど、本当は子供から教えられることもたくさんあるし、お互いがお互いを尊重し合わないといけないんだよなっていうのはすごく思います。
なんかね、ちょっとすごく記念事で気持ち悪いなと自分でも思うのですが、でもこういうマインドってそういうマインドを持とうと思うか思わないかでだいぶ違うと思うんですよね。
なので私もまだまだできてないことが多いんですけど、役職がある、ない、そして年齢が上か下か、そして例えば親か子か、そういうのは一旦抜きにして、
どっちが偉いっていうのはない、そういう気持ちで謙虚にやっていきたいななんていうふうに思っております。ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また次回も聞いていただけると嬉しいです。