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2024-12-19 17:51

#986 ドキュメンタリーとは何なのか?〜日本と世界の違い

<今日のトピックス>

ATOMOS、「Ninja Phone」のFrame.io認定取得を発表。

→ https://jp.pronews.com/news/202412181732558066.html


<今日のメインテーマ>

  • ドキュメンタリー作品とは?
  • 日本のドキュメンタリーと言えば?
  • 今回の元ネタ動画は?


<参考動作はこちら>

→ https://youtu.be/NWisctI2ux0?si=UO5JAfHMCgaJVTtY


この番組では、神奈川県にある小さな町から機材と映像制作に関する情報を中心に毎日発信しています。


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皆さんこんにちは、ビデオアーツラボのサクです。この番組では、神奈川県にある小さな町から、映像クリエイターであるサクが、機材のニュースやカメラ情報を中心に毎日お届けしております。
12月19日、木曜日となりました。
冷え込みもすごく強くなってきて、ところによっては雪が降ったりとか、冬という形になっているんじゃないかなと思います。
日中との寒暖差も激しいので、風邪をひかないように防寒をしっかりしてお過ごしください。
本日のお話は、まずトピックスとしては、ATOMOSからNINJAPHONEというのがあるんですけれども、こちらがファームウェアのアップデートというよりは、
フレームIOという認定取得を発表したというところで、これメインテーマでもいいかなと思ったんですけれども、軽くざっくりとトピックスで扱っていきたいと思います。
それからメインテーマではですね、ドキュメンタリーって何なのかというようなお話をですね、たびたびこのPodcastでもしているんですけれども、
今回はですね、参考の動画というか引用元も少しリンクで貼らせていただいて、ドキュメンタリーって何なんだろうかっていうのを皆さんと一緒にもう一度考えていきたい。
そして日本と世界の違いみたいなところについてもですね、触れてお話をしていきたいかなというふうに思います。
はい、というわけで本日のまずはトピックスから行ってみましょう。
はい、ということで今日のトピックスはAtomos Ninja PhoneのフレームIO認定取得を発表というお話なんですけれども、
何のことやというふうに思う方いらっしゃるかもしれないんですけれども、このAtomosというですね、主にカメラのモニター兼レコーダーですね、
こういうのを取り扱っている会社になるかなと思いますけれども、そちらがですね、Ninja Phoneというような機材を発売しています。
このNinja Phoneというのは何かというとですね、iPadとかiPhoneとかに接続をしてですね、ProResとかですね、あとは10ビット収録っていうのを直接できるものになっております。
だからiPhoneをモニターとして使いつつ、映像をそこに記録するというものがこのNinja Phoneになるわけですけれども、これがですね、フレームIOというものに対応したよというところですね。
これ何がすごいかというとですね、Adobe、今買収してますけど、このフレームIOというものをAdobeが買収してですね、クラウド経由でこの映像とか動画っていうのをそのままアップロードできるというものになっておりますが、
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これをNinja Phoneも対応したよというところで、例えばNinja Phoneで撮った動画とかっていうそれをですね、データ化してクラウドにこのフレームIOに送って、
その収録した直後というか収録中でも編集ができるみたいな、だから何でしょうね、普段映像を撮って自分で編集してっていうそういうワークフローをとっている方に関してはそんなに恩恵はないんですけれども、
これがですね、チームでやっている撮影して即編集するそういうクリエイティブチームみたいな形で組んでいると、これがすごくやりやすいというところですね。
なので、収録中にすでにデータが上がってくるような形、REC止めたら上がるような形にアップロードするような形になるんでしょうけど、収録してから一回パソコンに取り込んでっていうわけではなく、
ネット経由でアップロードが済んでいて、そのまま編集に行けるという形で、しかもそれがですね、ProResとかで収録したものになっているというところで、これはかなりスムーズにいろいろなことが進むんじゃないかなというところで、
なおかつですね、このNinjaPhoneを買ってトボロクするとですね、フレームIOのプロプランっていうのが3ヶ月無料でトライアルがついてくるということなので、
NinjaPhone買えば3ヶ月だけAdobeのフレームIOっていうのは使えるという仕組みになってみたいですね。
なので、NinjaPhoneをみなさん買ってくださいみたいな形になるんじゃないかなと思うんですけれど、
これはこれで結構いいのかなと思いますよね。ちょっと私NinjaPhone使ったことないのであれなんですけれども、持っている方とかiPhoneをモニター代わりにしている方とかもいらっしゃると思うので、
このNinjaPhoneですね、ぜひもしあれば使っていただく、もしくはなければ買ってiPhoneをモニター化していくみたいな形でも結構いいんじゃないかなと思いますので、
ぜひこちら調べてみていただけるといいなというふうに思っております。
はい、というわけで本日のトピックスはAtmosのNinjaPhoneのフレームIO認定書庫発表というニュースをお届けしました。
それではメインテーマの方に移っていきましょう。
はい、ということでメインテーマですね、本日ドキュメンタリーとは何なんだっていうところ、日本と世界の違いというサブタイトルみたいなところですけれども、
ちょっとそれでお届けしていきたいかなと思いますが、
この元ネタとなった動画ですね、今回のポッドキャストの元ネタに関しては参考動画貼っておきますので、ぜひそちらから見ていただきたいんですけれども、
動画はですね、YouTubeもやられている稲穂さんという方ですね、こちらドキュメンタリー、映像作家さんなんですけれども、
ドキュメンタリーテイストを中心に活動されている映像作家さんだと私はお見受けしておりますが、
なので、この稲穂さんのですね、YouTubeのURLで、このドキュメンタリー作品を世界の舞台にどう出していくかというですね、
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岸田さんとの対談ですね、こちらをURLで貼っておきますので、ぜひ気になる方はですね、チェックしていただければと思うんですけれども、
こちらが元ネタとなっております。で、今回はドキュメンタリーとは何なのか、
ドキュメンタリー作品ってどういうものなのかっていうのを話した後に、日本のドキュメンタリーといえばどういうものが皆さん浮かびますかとか、
私はどう考えるとかっていうのを話した後に、今回の元ネタをちょっと振り返るという形で話を進めていきたいというふうに思います。
ではまずですね、このドキュメンタリー作品って何なのかっていうところを、ちょっと定義付けじゃないんですけれども、
皆さんと共有していきたいところではあるので、ここをね、まず前提としておきます。
このドキュメンタリーっていうのは、言葉を調べるとですね、虚構を用いず、実際のまま記録した性質を持つことっていうのが、
ドキュメンタリーの定義とか、言葉の定義みたいな形にはなっているかなと思います。
これドキュメンタリー映像とかってなった場合ですね、作品とかってなった場合は、事実の記録に基づいた表現物っていうのを指すのが、
ドキュメンタリーの定義かなと思います。
なので、事実の記録に基づいているというものが、ポイントであったりしますよね。
なので、嘘ではないというところですね、ここがポイントになってきます。
なので、フィクションとノンフィクションであったらですね、このノンフィクションというのがドキュメンタリーの位置付けになってくるのかなと思います。
ここを前提としてお話を進めていきますけれども、
じゃあ、日本のドキュメンタリーって何なのかっていうとですね、
大体日本でドキュメンタリーといえば、NHKっていうのが最初に出てくるのではないかと私は思っているんですよね。
というか、それ以外にやっているところが、
例えばですね、番組の中にドキュメンタリーテイストをまず出てくるっていうのはあると思います。
コーナーとしてね。
前に、今もやっているのか分からないですけど、前には波乱万丈とかっていうものは、
芸能人の歴史を振り返るみたいな形で、あれは一種のドキュメンタリー映像だったりもするのかなと思いますね。
事実に基づいているというところがあるので、映像としては演じる人が入ってきたりとか、フィクションがあったりしますけれども、
その内容としてはドキュメンタリーだけど、虚構と言われればちょっと怪しい部分ですけど、
基本的にNHKの場合は取材に行って、その取材地のお話、現地の人のお話とかっていうところと資料をまとめていくっていうテイストなので、
NHKはドキュメンタリーかなというふうに私は思っております。
で、昨今ですね、ネットフリックスだったりヤマプラだったりですね、それからHuluとかいろんな、
ティーバーとかね、ティーバーはちょっと違うか、いろんな世界の作品っていうのがスマホ1台のポケットな形で、
スマホ1台に集約されて見れるような形になってきましたよね。
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なので、いろんな世界の映像っていうのが私たちにも手軽に見ることができているわけですよね。
そんな中で、このドキュメンタリー映像っていうのが、世界のクリエイターが作った、クリエイターというか映画監督だったりが作ったドキュメンタリー映像っていうのと、
日本人が思い浮かべるドキュメンタリー映像っていうのはかなり差があるなというふうに私も思います。
これを聞いてくださっている皆さんも、ネットで見るドキュメンタリー映像っていうのと、私たちが普段ドキュメンタリーとして感じているものっていうのは、
なんか違うよね、というふうに思うこともあると思います。
やっぱり、この参考動画のお話でもあったように、
やっぱり、日本のドキュメンタリー映像っていうのは、事実に基づいて時系列を淡々と並べていくっていう、そういうテイストが結構多いのかなと思うんですよね。
だから情報合集っていうところで、こういうことがあったんです、こういうことがあったんです、その事実を出していくんですけれども、
ただそこに、この動画での対談の中では問いという言葉があったんですけれども、
この問いっていうのはあんまりないように思えるかなというところですよね。
なんですけど、世界のドキュメンタリーとかっていうのは、この問いをまず一つ置いて、それが社会的な問題なのか、個人の問題なのか、
それは別としても、その問いというものを主軸として、いろいろストーリーを展開させていくということになるのかなと思います。
なので、世界のドキュメンタリーっていうのは見せるものであって、このドキュメンタリーっていう言葉に関しては、先ほども言ったように虚構がないことですね。
それから事実に基づいた表現物であることというふうになっているので、事実に基づいていればOKなんですよね。
この事実に基づくっていうのをどういうふうに見せてもいいわけですよ。
で、これ前にビデオサロンのウェビナーですかね、山崎恵麻さんっていう方のウェビナーを聞かせていただいたときにもすごく感じたんですけれども、
やっぱりその山崎恵麻さんもドキュメンタリー監督なんですけれど、ドキュメンタリーを作るときに見せ方とストーリーとストーリーテリングっていうものですけれども、
その感情曲線とかですよね、どういうふうにみんなに感じてもらうか、この映像を見たときにどのような感情を動かしたいかとかっていうものをやっぱりしっかり構成した上で映画を作っていく、映像を作っていく。
でもそこには嘘じゃない、事実としての映像はあるっていうところですよね。
だから、時系列を淡々と述べていくドキュメンタリーってあるんだけど、世界はそうではないよというところですよね。
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山崎恵麻さんのお話のドキュメンタリーに関してはまた別でポッドキャスト撮りたいなと思ってるんですけれども、
今回のお話としては、自分の映像をいろんな世界の方に見てもらって、批評というか評価をしてもらって、いろいろアドバイス、助言だったりをくれるっていうのを岸田さんが言ってたんですけれども、
そういう場に出したら、そういうフィードバックが返ってきてすごくよかったっていうところではあるんですけど、やっぱり見せ方っていうのはすごく重要だなというふうにこの動画を見ていて思ったんですよね。
そこにはすごくいろんなヒントが私の中ではあったので、この動画気になる方はぜひ見ていただきたい。30分ぐらいの結構長い動画になるんですけれども、
ドキュメンタリー好きな方とか、あとは映像をもう少し自分の表現としての映像ですね。作品としては何なのか。
映像作品って何なのかっていうのが自分の中でまだ明確になってない方に関しては、この映像を見ていただけるだけでも十分参考になるものがあるんじゃないかなと。
本当に有料級な映像だなというふうには私は思います。
落とし所というのはですね、いろんな映像を皆さん自由に映像を撮っていってもいいんだよっていうところなんですけど、
ただやっぱり世界と戦っていくとかですね、それから人に見てもらえる映像っていうのをしっかり作りたいと思ったらですね、
やっぱりそこには何か問題提起っていうのが必要なんですよね。
だからそれが例えば、自分と同じ背景を問題提起としてもいいと思いますし、
例えば30代の男性で、これからサラリーマンを辞めて、これから何か新しいことにチャレンジしていく。
なんだけどそのチャレンジする先は、地方の町、小さな町。
ここで何か地方に住みながら、地方の再生ですよね。
地方の再生とかもやっていきつつ、そこに還元するような何か仕事を、事業を立ち上げようとしているみたいな、
そこまで細かに落とし込んだ作品っていうのを作っていく。
その問いとしては、何がサラリーマンから地方に移住して、地方で何か新しいことを始める時に、
どういうところが問題となっていくのか。
その地方で新しいことを始めるっていうところの難しさっていうのは何なのかっていうのが一つの問いだとしたら、
そこの問いを見つけ出していく、一人の男の物語みたいな形でストーリーを展開させていくという形まで落とし込めると、
作品としてはちょっと面白いものにはなるんじゃないかなと思うんですね。
そこに共感してくださった方が見てくれるというところで。
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だからこの問いを立てる重要性っていうのはターゲットを絞るという意味でかなり重要なんですよね。
そこから今度広くターゲット層を取りたいという場合は、もう少し抽象化するっていうのも必要でしょうし、
逆にファン層を増やすというような映画とか映像であれば、もっともっと絞った作品、尖った作品を作っていくみたいな形で、
自分でどんな映像を撮ってもいいんですけど、何かやっぱり伝えたいことがあって映像を撮りたいとなった時は、
その問いっていうのをやっぱり絞っていかないといけないよねというのが今回の落としどころになるかなと思います。
なのでドキュメンタリーとは何なのかっていうところの答えに関しては、事実に基づいた表現物というのがドキュメンタリーというふうにここでは定義します。
で、日本と世界の違いっていうのは、やっぱり日本というのはどっちかというとストーリーをうまく作っていく力ではないよね。
情報をうまく整理する力っていうのがあるんだけど、それは人にとっては別になくてもいい情報なわけで、
それをうまくその情報がいらないにしても見せられる、見ていられるストーリーを組むっていう、これがやっぱり苦手なところなのかなと思いますから、
これをどんどん作れるドキュメンタリー作家さんが出てきたら、日本のドキュメンタリーというのはかなり盛り上がっていくんじゃないかなというふうに思っております。
私もですね、やっぱり地域に移住してとか地方に移住して、移住っていう移住ではないんですけど、私は元々都会には別に住んでないので、
移住っていう移住ではないですけど、引っ越してきて、そこの街の方とも触れ合いつつ、
その街の良さ、街の問題とか課題っていうのを、それを記録に残していく。
で、街をもっともっとその記録映像とかを使って盛り上げていきたいというふうに思っている身なので、
どんどん作品というのをですね、YouTubeとかSNSコンテンツに上げられればなというふうに思っておりますので、
そういう仲間も増やしたいなと思いますので、ぜひ興味ある方はコメントなり何なりいただけると嬉しいなというふうに思います。
はい、というわけでちょっと落としどころないポッドキャストになりましたけれども、
今回はですね、ドキュメンタリーとは何なのかというところをもう一度整理するためのポッドキャストとさせていただきました。
この放送では、小さな街から機材や映像制作に関する情報を中心に毎日更新しております。
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それではまた、明日お見にかかりましょう。
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